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【ぐんまワンデー世界遺産パス】2021年も春夏(4~9月)に発売! 群馬県内のJR線・私鉄線に1日乗り放題! SL列車への乗車にも最適!

ノウハウ

2021年も「ぐんまワンデー世界遺産パス」が発売されます。今年も昨年同様、4月~9月の春夏に利用できます。利用可能期間が半年と長いうえに、期間中は曜日にかかわらずいつでも利用できる使い勝手の良いフリーきっぷです。群馬県内のJR線や私鉄路線の乗り鉄、世界遺産の富岡製糸場の訪問はもちろんのこと、上越線や信越線のSL列車の乗車にも最適です。

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「ぐんまワンデー世界遺産パス」とは?

「ぐんまワンデー世界遺産パス」は、JR東日本が発売する1日有効のフリーきっぷです。概要は以下の通りです。

  • 利用期間: 2021年4月1日(木)~9月30日(木)
  • 発売期間: 2021年3月22日(月)~9月30日(木)
  • 有効期間: 1日
  • 発売箇所: フリーエリア内の JR東日本の主な駅の指定席券売機、みどりの窓口、主な旅行会社
  • フリーエリア:
    • 高崎線(深谷~高崎)
    • 信越本線(高崎~横川)
    • 上越線(高崎~土合)
    • 吾妻線(渋川~大前)
    • 両毛線(新前橋~小山)
    • 八高線(群馬藤岡~高崎)
    • 上越新幹線(高崎~上毛高原)
    • 北陸新幹線(高崎~安中榛名)
    • 上信電鉄線全線
    • 上毛電気鉄道線全線
    • 群馬県内の東武鉄道線(一部栃木県内の駅を含む)
    • わたらせ渓谷鐵道線(桐生~沢入,トロッコ列車は乗車不可)
    • ジェイアールバス関東 志賀草津高原線(長野原草津口駅~草津温泉バスターミナル間)
  • きっぷの効力:
    • フリーエリア内の普通列車(快速含む)に乗り放題
    • 在来線特急・グリーン車なども特急券・グリーン券を購入すれば乗車可能
    • 東武特急りょうもう号も特急券を購入すれば乗車可能
  • 価格: 2,240円(おとな),1,120円(こども)

フリーエリアは以下のとおりです。

「ぐんまワンデー世界遺産パス」のフリーエリア(JR東日本のWebサイトより)
「ぐんまワンデー世界遺産パス」のフリーエリア(JR東日本のWebサイトより)

(出典) JR東日本 おトクなきっぷ ぐんまワンデー世界遺産パス

JR東日本が発売するフリーきっぷですが、JR線だけでなく、上信電鉄、上毛電気鉄道、東武鉄道、わたらせ渓谷鉄道などにも乗車できるおトクなきっぷ です。JR線のフリー区間もかなり広く、北側は水上・土合、西側は横川、東側は両毛線の小山までとなっていますので、JR線のみの乗車でも元がとれると思います。

また、利用可能期間内であれば、平日でも土休日でも、いつでも利用可能 です。JR東日本のエリア限定のフリーきっぷは、土休日のみ利用可能なものが多いのですが、「ぐんまワンデー世界遺産パス」は平日でも利用できます。

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「ぐんまワンデー世界遺産パス」2021年版のポイント

「ぐんまワンデー世界遺産パス」は、毎年発売される恒例のフリーきっぷです。2021年版のポイントをまとめてみます。

有効期間が春夏(4月~9月)

2018年までは「ぐんまワンデー世界遺産パス」の有効期間は夏秋(7月~12月)だったのですが、一昨年(2019年)、昨年(2020年)に続き、2021年も春夏(4月~9月)の発売になります。

これは、2020年4月~6月に群馬で開催された「群馬デスティネーションキャンペーン」にあわせたためです。2019年は「群馬プレデスティネーションキャンペーン」、2021年は「群馬アフターデスティネーションキャンペーン」にあわせて発売したために、3年連続で春夏に利用できるようになりました。

ゴールデンウィークや夏休み、9月のシルバーウィークのおでかけにも利用できますね。

2021年4月~6月は「群馬アフターデスティネーションキャンペーン」開催!

2021年4月~6月には「群馬アフターデスティネーションキャンペーン」が開催されます。本番だった昨年の「群馬デスティネーションキャンペーン」(2020年4月~6月)は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、臨時列車等はほとんど運休になってしまいました。

今年の「群馬アフターデスティネーションキャンペーン」では、その分を取り返そうとしているのか、「SLぐんま」をはじめ、多くの臨時列車が運転されます。

「ぐんまワンデー世界遺産パス」を利用して群馬を訪れ、「SLぐんま」等の臨時列車に乗車する旅もよさそうですね。

詳しくは、JR東日本のニュースリリースをご確認ください。

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「ぐんまワンデー世界遺産パス」使い方のコツと注意点

「ぐんまワンデー世界遺産パス」を賢く利用するためのコツや注意点をご紹介します。

「ぐんまワンデー世界遺産パス」はどこで購入すればよいか?

「ぐんまワンデー世界遺産パス」は1日有効のフリーきっぷであるため、利用当日に購入することができます。ただし、発売箇所がフリーエリア内のJR東日本の主な駅などに限られている ことに注意が必要です。

つまり、

  • フリーエリア外から「ぐんまワンデー世界遺産パス」を利用する場合には、フリーエリア内のどこかの駅で下車して、「ぐんまワンデー世界遺産パス」を購入する必要がある
  • フリーエリア内であってもJR東日本の駅でないと購入できない(特に、東武線の駅で購入できない点は要注意!)

ということです。

フリーエリア外からやってくる場合には、どこで「ぐんまワンデー世界遺産パス」を購入するのが良いでしょうか?

  • 高崎線(東京方面)からやってくる場合には深谷駅で下車して購入
  • 宇都宮線からやってくる場合には小山駅での乗り換え時に購入
  • 上越線(越後湯沢方面)からやってくる場合には水上駅での乗り換え時に購入

列車の本数や乗り換え駅を考慮するとこんな感じでしょうか。

高崎線の場合は、エリア末端の深谷駅での購入がお得です。東京駅から乗車する場合、深谷駅までは1,340円、高崎駅までは1,980円と、640円も差があります。「ぐんまワンデー世界遺産パス」の値段が2,240円であることを考えると、640円の差は大きいですね。いったん下車して、次の列車に乗る必要があるので、少々面倒ですが。

「ぐんまワンデー世界遺産パス」はどのくらい乗ればお得なの?

「ぐんまワンデー世界遺産パス」は、フリーエリアがかなり広く、JR線以外にも、多くの私鉄路線に乗車できます。ところが、フリーエリアの図を見ていただくとわかるとおり、意外と周遊ルートが作りにくいため、基本的には、どこか一つの路線を中心に乗りに行くことになります。

そうなると、気になるのが、「ぐんまワンデー世界遺産パス」は本当にお得なのか? どれくらい乗ればお得になるのか? という点でしょう。

ということで、高崎駅・小山駅を中心に、主要区間を往復する前提で比べてみましょう。

路線区間往復運賃お得額
JR吾妻線高崎~
長野原草津口
2,340円100円
高崎~大前3,040円800円
JR上越線高崎~水上1,980円▲260円
高崎~土合2,340円10円
JR信越線高崎~横川1,020円▲1,220円
上毛電鉄高崎~下仁田2,260円20円
わたらせ
渓谷鉄道
高崎~神戸2,840円600円
小山~神戸3,460円1,200円

高崎を起点にすると、単純に往復するだけではお得にならない路線も多いのですが、東京方面から高崎線でやってくる場合、前述のように深谷駅で下車して「ぐんまワンデー世界遺産パス」を購入すれば、深谷~高崎駅間の運賃(片道510円、往復1,020円)もお得になります。

例えば、深谷~水上間では片道1,520円、往復で3,040円となり、「ぐんまワンデー世界遺産パス」を購入すれば800円も安くなります。

もちろん、途中下車をしたり、複数の路線を乗りまわったりすれば、お得になる可能性は高くなります。

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「ぐんまワンデー世界遺産パス」は「SLぐんま みなかみ」「SLぐんま よこかわ」の乗車に最適!

「ぐんまワンデー世界遺産パス」+指定席券で乗車できる「SLぐんま みなかみ」
「ぐんまワンデー世界遺産パス」+指定席券で乗車できる「SLぐんま みなかみ」

「ぐんまワンデー世界遺産パス」のフリーエリア内では、「SLぐんま みなかみ」(高崎~水上)、「SLぐんま よこかわ」(高崎~横川)という2つのSL列車が、週末を中心に運転されています。

「ぐんまワンデー世界遺産パス」は、これらのSL列車の乗車にも利用できます。

単純にSL列車の運転区間を往復しただけではお得になりませんが、SLの始発駅となる高崎駅へのアクセスにも利用すれば、お得になることも多いでしょう。

「SLぐんま みなかみ」の詳細については、以下の記事もご覧ください。乗車記に加えて、運転日、運転時刻、おすすめの座席なども紹介しています。

【SLぐんま みなかみ 乗車記】上越線の上り勾配を力強く走るSL列車! 高崎駅の入線から水上駅の転車台までイベントも盛りだくさん!
上越線 高崎~水上間で週末を中心に運転されている「SLぐんまみなかみ」は、関東ではおなじみのSL列車です。家族連れ、お子様にも大人気のSL列車で、多くの乗客で賑わいます。今回、「SLぐんまみなかみ」の下り列車(高崎→水上)に乗車してきましたので、その様子をお届けします。また、指定席券の購入方法、おすすめの座席やきっぷなども紹介します。
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「ぐんまワンデー世界遺産パス」で乗りたいおすすめ路線と観光スポット

「ぐんまワンデー世界遺産パス」でぜひ乗車したいおすすめの路線と、合わせて訪ねたい観光スポットをご紹介します。

上信電鉄(上州富岡駅:富岡製糸場)

上信電鉄の電車

まずは、きっぷの名称にもなっている世界遺産「富岡製糸場」を訪問できる上信電鉄をご紹介します。

上信電鉄は、群馬県内の高崎~下仁田を結ぶ、全長33.7kmの単線電化路線です。日中時間帯はおおむね30分に1本程度は運転されていますので、それほどまたずに乗車できると思います。

世界遺産である富岡製糸場へは、上州富岡駅が最寄り駅です。高崎から約40分です。上州富岡駅から徒歩15分ほど(約1km)です。

富岡製糸場

富岡製糸場は、2014年に世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の一つに登録される前から、レンガ造りの主要建造物などが重要文化財に指定されていました。設立されたのが1872年で、当時の建物がそのまま残っています。いくつかの建物の内部は見学できるようになっています。また、敷地内全体が保存されていますので、当時の雰囲気を味わうことができる貴重な場所です。

詳しくは、富岡市のサイトをご覧ください。

富岡製糸場 | しるくるとみおか 富岡市観光ホームページ
世界遺産である富岡製糸場は、明治に5年建設された、日本で最初の官営模範製糸場です。 主要建物(国宝・世界文化遺産)は、ほぼ創業当初の状態で良好に保存されています。 明治政府がつくった官営工場の中で、ほぼ完全な形で残っているのは、富岡製糸場のみです。

私が訪問したのは世界遺産に登録される前で、それほど観光客も多くなくゆったりと見学できましたが、今は多少混雑しているかもしれませんね。期間中は毎日使えるぐんまワンデー世界遺産パスの特徴を活かして、平日に行くのがよいかもしれません。

JR上越線(水上駅:谷川岳ロープウェイ、土合駅)

次のおすすめは上越線です。上越線は、高崎から水上、越後湯沢を経て、長岡までを結ぶ路線です。上越新幹線開通前は、関東と新潟や北陸を結ぶ大動脈でした。

上越線で途中下車したい駅としては、まずは水上駅でしょう。水上温泉が有名ですので、立ち寄り湯で温泉につかるのもよいですが、個人的なおすすめは、谷川岳ロープウェイです。水上駅から路線バスで25分ほどで、谷川岳ロープウェイのふもと側の駅「土合口駅」に到着します。土合口駅から、谷川岳ロープウェイのゴンドラに乗車すると、約15分で天神平に到着します。冬はスキー場になりますが、夏は谷川岳への登山口となります。

天神峠からの眺め

さらに、天神平からペアリフトに乗車して7分ほどで、天神峠に到着します。天神峠には展望台があり、ここからの谷川岳連峰の眺めはとても素晴らしいです。周囲360度がすべて山という感じの展望台です。天気が良ければ富士山も見えるそうですが、夏場だと難しいかもしれません。それでも、標高1500メートルを超えていますので、真夏でも涼しく、避暑にはちょうどよいと思います。天神平には比較的大きなレストランがありますし、天神峠にもカフェテラスがありますので、食事や休憩もできます。山ですので、特に夏場は、天候の急変にだけは注意が必要ですね。

谷川岳ロープウェイの詳細については、以下のサイトをご覧ください。

トップページ/谷川岳ロープウエー株式会社

土合駅の階段

また、もう一つのおすすめが、トンネル駅で有名な「土合駅」 です。「日本一のもぐら駅」とも言われ、下り線のホームは、関東地方と新潟県を分ける、いわゆる上越国境の新清水トンネル内に設置されています。地上までは階段で10分程度かかります。上り線ホームは地上にあります。

この「ぐんまワンデー世界遺産パス」のフリーエリアの北限が、この土合駅です。ここから折り返そうとすると、トンネル内の下り線ホームに到着し、階段を上って上り線ホームに行く必要があります。

トンネル内は真夏でもひんやりとした空気に包まれていますので、こちらも避暑には最適かもしれませんが、階段を10分も上ったら汗だくになってしまいますね。

上越線の見どころについては、以下の記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。青春18きっぷの記事ですが、土合以南は「ぐんまワンデー世界遺産パス」でも乗車できます。

青春18きっぷで上越線に日帰り旅! SLに温泉、谷川岳ロープウェイなど観光スポットもたくさんあります! ~青春18きっぷおすすめ日帰り旅2~
青春18きっぷで日帰り旅シリーズ、今回は上越線をご紹介します。上越線にはSL列車も走っていますし、沿線には水上温泉や谷川岳ロープウェイなどの観光スポットもたくさんあります。少し足を延ばせば、日本一の「もぐら駅」として有名な土合駅もあり、鉄道...

わたらせ渓谷鉄道(神戸駅:レストラン清流、大間々駅:高津度峡)

次に紹介するのは、桐生~間藤を結ぶ「わたらせ渓谷鉄道」(通称、わ鉄)です。

その名の通り、渡良瀬川に沿って走る鉄道で、乗車して車窓を楽しむだけでもおすすめです。ですが、せっかくのフリーきっぷですので、途中下車を楽しめるポイントをご紹介します。

神戸駅のレストラン清流

まずは、神戸(ごうど)駅です。ここには、東武鉄道の旧特急車両を利用した「レストラン清流」があります。食券方式かつセルフサービスですので、どちらかというと食堂といった趣です。旧特急車両にはほとんど手が入っておらず、食事をするために大きめのテーブルが設置されている以外は、ほぼ原形のまま使われている点は注目です。

「レストラン清流」の様子は、以下の訪問記をご覧ください。

古い特急車両を活用したレストラン清流がある神戸(ごうど)駅を訪問! とても雰囲気のよい駅でした ~わたらせ渓谷鉄道日帰り乗車記(2)~
大間々駅で途中下車して、高津戸峡を散策したあとは、再び普通列車に乗って神戸駅(ごうどえき)を目指します。大間々駅を探検、古いディーゼルカーが保存されています大間々駅で列車を待つ間に、駅周辺を歩き回ってみます。すぐ目に入るのが、駅ホーム...

高津戸峡

次に、大間々駅にほど近い高津戸峡(たかつどきょう)を散策してみましょう。渡良瀬川の川幅が狭くなっている部分にできた渓谷で、全長はわずか500メートルほどですが、市街地にある大間々駅から、わずか徒歩5分とは思えないほど立派な渓谷です。渓谷の両側には、「はねたき橋」(歩行者専用)と「高津戸橋」という2つの橋が架かっていて、この間には遊歩道が整備されています。次の列車までの1時間ほどの間に十分散策できますので、途中下車するのにおすすめです。

高津戸峡の散策記は、以下の記事をご覧ください。

大間々駅で途中下車、関東の耶馬渓とも呼ばれる「高津戸峡」を散策しました! ~わたらせ渓谷鉄道日帰り乗車記(1)~
わたらせ渓谷鉄道へ日帰りの汽車旅をしてきましたので、乗車記を連載します。何か所かで途中下車して散策してきましたが、まずは、わたらせ渓谷鉄道の中心駅である大間々駅と、大間々駅から徒歩5分ほどのところにある「高津戸峡(たかつどきょう)」へ行きま...

JR信越本線(横川駅)

次は、JR信越本線の横川駅です。

現在は信越本線の終着駅となっていますが、かつては、碓氷峠を超える列車をサポートする機関車がたくさん配備されていた、賑やかな駅でした。電気機関車の連結・解結中に立ち売りされていた駅弁「峠の釜めし」はあまりにも有名です。

横川駅すぐそばにある「碓氷峠鉄道文化むら」
横川駅すぐそばにある「碓氷峠鉄道文化むら」

横川駅のすぐそばには、当時の面影を伝える「碓氷峠鉄道文化むら」があります。かつて活躍していた車両たちがところ狭しと展示されています。また、園内を走るミニSLなど、お子様連れにも楽しいアトラクションがいっぱいです。

「碓氷峠鉄道文化むら」へ行こう! 碓氷峠で活躍した車両展示、廃線跡のトロッコ乗車など楽しみは盛りだくさん!
かつて、信越本線の横川と軽井沢を結んでいた急勾配の「碓氷峠」をご存知でしょうか。北陸新幹線(当時は長野新幹線)の開業とともに廃止になってしまいましたが、横川駅の車両基地の跡地に、その歴史を伝えるテーマパーク「碓氷峠鉄道文化むら」があります。...

旧信越本線の線路を走る「トロッコ列車ライン」
旧信越本線の線路を走る「トロッコ列車ライン」

この「碓氷峠鉄道文化むら」と、2.6km先にある日帰り温泉施設「峠の湯」を結ぶトロッコ列車「トロッコ列車ライン」があります。3月~11月の土休日に5往復運転されています。

このトロッコ列車、1997年に廃止された信越本線の横川~軽井沢間の下り線の線路をそのまま利用して運転されています。横軽の現役時代に乗車したことのある方は、懐かしく感じるかもしれません。

「トロッコ列車ライン」の乗車記は以下の記事をご覧ください。

【トロッコ列車「シェルパくん」乗車記】 かつての「横軽」の線路をゆっくり走るトロッコ列車! 「峠の湯」での温泉・食事とセットでの乗車がおすすめ!
1997年に廃止された信越本線の横川~軽井沢間の一部の線路を利用して、トロッコ列車「シェルパくん」が運行されています。碓氷峠鉄道文化むらの「ぶんかむら駅」から、温泉施設、峠の湯がある「とうげのゆ駅」までの2.6km。かなりの急勾配をゆっくり...

旧信越本線の線路跡を遊歩道として整備したのが「アプトの道」です。前述の「トロッコ列車ライン」が走る線路の横、信越本線の旧上り線跡が歩道として整備されています。

「峠の湯」から先は、信越本線の旧線跡をたどります。合計10か所のトンネルがあり、鉄道遺産を眺めながらのハイキングを楽しめます。横軽の中間駅、「熊ノ平駅」の跡地まで続いています。

「アプトの道」最大の見どころ「めがね橋」(碓氷第三橋梁)
「アプトの道」最大の見どころ「めがね橋」(碓氷第三橋梁)

見どころは、この「めがね橋」(碓氷第三橋梁)です。アプトの道を歩いていくと、このめがね橋の上に出ます。下から眺めたい場合は、階段を国道まで下りましょう。

「アプトの道」の散策記は、以下の記事をご覧ください。

鉄道遺産の宝庫「アプトの道」散策記、横川駅から丸山変電所、めがね橋を経て旧熊ノ平駅まで!
かつて、横川~軽井沢間で碓氷峠を超えていた信越本線。その旧線跡の一部が「アプトの道」として整備され、遊歩道になっています。横川駅からめがね橋(碓氷第三橋梁)を経て、旧熊ノ平駅までの約6kmをハイキングしてきましたので、その様子を写真とともに...

横川駅関連の記事のまとめページです。

横川駅へ行こう! 「碓氷峠鉄道文化むら」「アプトの道」など、かつての「横軽」を今に伝える鉄道遺産の宝庫!
信越本線の横川駅。現在は、高崎からの電車が1時間に1本やってくるだけの閑散とした終着駅になっていますが、かつては、横川~軽井沢間の鉄道の難所「碓氷峠」を超えるための前線基地として重要な役割を果たしていました。そんな横川駅の周辺には、当時の様...

JR吾妻線(長野原草津口駅、小野上温泉駅、川原湯温泉駅、大前駅など)

最後に紹介するのは、JR吾妻線です。

「ぐんまワンデー世界遺産パス」なら草津温泉への路線バスにも乗車できる!
「ぐんまワンデー世界遺産パス」なら草津温泉への路線バスにも乗車できる!

吾妻線は、上越線の渋川駅から西側へ分岐し、終点の大前駅までを結ぶ路線です。沿線には、草津温泉、四万温泉などの温泉地があります。「ぐんまワンデー世界遺産パス」で訪ねて、日帰り温泉を楽しむのも良いでしょう。草津温泉へは、長野原草津口駅から路線バスでアクセスする必要がありますが、「ぐんまワンデー世界遺産パス」にはこの区間の路線バスに乗車することができます。

駅前に「小野上温泉センター(さちのゆ)」がある小野上温泉駅
駅前に「小野上温泉センター(さちのゆ)」がある小野上温泉駅

吾妻線沿線には、他にも駅から徒歩圏内に温泉がたくさんあります。駅のほとんど目の前に日帰り温泉施設「小野上温泉センター(さちのゆ)」があるのが小野上温泉駅です。

小野上温泉センター
新型コロナウイルス感染症に伴う営業時間の短縮等について 令和3年5月4日(火曜日)から群馬県内全域において、不要不急の外出自粛の要請が出されました。 これに伴い、営業時間を午前10時から午後8時(受付は午後7時30分)までに短縮させていただ...

また、川原湯温泉駅から徒歩圏内にも、川原湯温泉の温泉街があります。日帰り温泉であれば、共同浴場「王湯」がおすすめです。

共同浴場【王湯】?川原湯温泉

また、終点の大前駅を訪ねるのも良いでしょう。1日に5本しか列車がやってこない関東最果ての駅です。駅前を吾妻川が流れる以外、ほとんど何もありません。

吾妻線の乗車記と、大前駅の訪問記については、以下の記事をご覧ください。吾妻線の車窓から眺められる吾妻川についても紹介しています。

【吾妻線 乗車記】 吾妻川の谷筋に沿って進む川と温泉の路線! 終着「大前駅」は関東最果ての駅!
群馬県の渋川駅と大前駅を結ぶ「吾妻線」(あがつません)。吾妻川がつくる谷筋に沿って進む川の路線ですが、沿線には草津温泉、四万温泉などの有名温泉地があり、これらの温泉地へのアクセス路線でもあります。関東地方にありながら、終着駅の大前駅へ到達す...

以上、「ぐんまワンデー世界遺産パス」と、おすすめの路線をご紹介しました。利用可能期間が6ヵ月と長く、平日でも利用できるため、ふと思い立って旅に出るときに利用したいフリーきっぷです。もっとも、この記事でご紹介したように、群馬県内には魅力的な路線が多いので、どこに行くか迷ってしまいそうですが……。

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