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【ぐんまワンデー世界遺産パス】2019年は春夏に発売! 群馬県内のJR線・私鉄線に1日乗り放題! 世界遺産の富岡製糸場の訪問もおすすめです!

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2019年も「ぐんまワンデー世界遺産パス」が発売されます。毎年恒例のフリーきっぷですが、利用可能期間が長いうえに、利用期間中は曜日にかかわらずいつでも利用できる使い勝手の良いフリーきっぷです。群馬県内のJR線や私鉄路線の乗り鉄にはもちろんのこと、世界遺産の富岡製糸場の訪問にも利用できます!

昨年までは、夏秋(7月~12月)の発売でしたが、2019年は、4~6月に開催される「群馬プレデスティネーションキャンペーン」に合わせて、春夏(4月~9月)の発売となります。

※2019.01.22更新(2019年版の情報に更新)

「ぐんまワンデー世界遺産パス」とは?

「ぐんまワンデー世界遺産パス」は、JR東日本が発売する1日有効のフリーきっぷです。概要は以下の通りです。

  • 利用期間: 2019年4月1日(月)~9月30日(月)
  • 発売期間: 2019年3月22日(金)~9月30日(月)
  • 有効期間: 1日
  • 発売箇所: フリーエリア内の JR東日本の主な駅の指定席券売機、みどりの窓口、びゅうプラザ、主な旅行会社
  • フリーエリア:
    • JR線(高崎線 深谷~高崎、信越本線 高崎~横川、上越線 高崎~土合、吾妻線全線、両毛線全線、八高線 群馬藤岡~高崎、新幹線 高崎~安中榛名・上毛高原)
    • 上信電鉄線全線
    • 上毛電気鉄道線全線
    • 群馬県内の東武鉄道線(一部栃木県内の駅を含む)
    • わたらせ渓谷鐵道線(桐生~沢入,トロッコ列車は乗車不可)
    • ジェイアールバス関東 志賀草津高原線(長野原草津口駅~草津温泉バスターミナル間) ←NEW!!
  • きっぷの効力:
    • フリーエリア内の普通列車(快速含む)に乗り放題
    • 在来線特急・グリーン車なども特急券・グリーン券を購入すれば乗車可能
    • 東武特急りょうもう号も特急券を購入すれば乗車可能
  • 価格: 2,200円(おとな),1,100円(こども)

フリーエリアは以下のとおりです。

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(出典)【プレス】「ぐんまワンデー世界遺産パス」を春・夏(4月~9月)に発売します! (JR東日本高崎支社 2019年1月22日)

JR東日本が発売するフリーきっぷですが、JR線だけでなく、上信電鉄、上毛電気鉄道、わたらせ渓谷鉄道などにも乗車できるおトクなきっぷ です。JR線のフリー区間もかなり広く、北側は水上・土合、西側は横川、東側は両毛線の小山までとなっていますので、JR線のみの乗車でも元がとれると思います。

また、利用可能期間内であれば、平日でも土休日でも、いつでも利用可能 です。JR東日本のエリア限定のフリーきっぷは、土休日のみ利用可能なものが多いのですが、「ぐんまワンデー世界遺産パス」は平日でも利用できます。

注意点としては、発売箇所がフリーエリア内のJR東日本の主な駅などに限られている ことです。群馬県内の東武線もフリーエリアに含まれますが、東武線の駅では購入できませんので要注意です。フリーエリア外からくる場合には、高崎線なら深谷、宇都宮線なら小山で購入 するのがよさそうです。

詳しくは、JR東日本高崎支社のプレスリリースをご覧ください。

2019年版の変更点

「ぐんまワンデー世界遺産パス」は、毎年発売される恒例のフリーきっぷですが、2019年は、いくつか変更点があります。

有効期間が春夏(4月~9月)に変更

例年、「ぐんまワンデー世界遺産パス」の有効期間は、夏秋(7月~12月)なのですが、2019年は、春夏(4月~9月)に変更になります。

これは、2020年に群馬で開催される「群馬デスティネーションキャンペーン」の前哨戦として、2019年4~6月に「群馬プレデスティネーションキャンペーン」が開催されるためです。

www.pref.gunma.jp

この開催時期に、「ぐんまワンデー世界遺産パス」を利用できるように、有効期間を変更したということです。

フリーエリアにジェイアールバス関東 志賀草津高原線が追加

「ぐんまワンデー世界遺産パス」のフリーエリアは、主に群馬県内のJR線(新幹線含む)、私鉄路線でしたが、2019年版からは、ジェイアールバス関東 滋賀草津高原線の長野原草津口駅~草津温泉バスターミナル間が加わります。

鉄道で草津温泉を訪れるときに利用する区間のバス路線になりますので、草津温泉へ旅行される際にも「ぐんまワンデー世界遺産パス」が役に立ちそうです。

価格が100円値上げ

2018年までは、おとな2,100円、ことも1,050円でしたが、少し値上げされ、おとな2,200円、こども1,100円となりました。

ジェイアールバス関東をフリーエリアに加えた影響でしょうか…?

「ぐんまワンデー世界遺産パス」で乗りたいおすすめ路線と観光スポット

「ぐんまワンデー世界遺産パス」でぜひ乗車したいおすすめの路線と、合わせて訪ねたい観光スポットをご紹介します。

上信電鉄(富岡製糸場)

上信電鉄の電車

まずは、きっぷの名称にもなっている世界遺産「富岡製糸場」を訪問できる上信電鉄をご紹介します。

上信電鉄は、群馬県内の高崎~下仁田を結ぶ、全長33.7kmの単線電化路線です。日中時間帯はおおむね30分に1本程度は運転されていますので、それほどまたずに乗車できると思います。

世界遺産である富岡製糸場へは、上州富岡駅が最寄り駅です。高崎から約40分です。上州富岡駅から徒歩15分ほど(約1km)です。

富岡製糸場

富岡製糸場は、2014年に世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の一つに登録される前から、レンガ造りの主要建造物などが重要文化財に指定されていました。設立されたのが1872年で、当時の建物がそのまま残っています。いくつかの建物の内部は見学できるようになっています。また、敷地内全体が保存されていますので、当時の雰囲気を味わうことができる貴重な場所です。

詳しくは、富岡市のサイトをご覧ください。

www.tomioka-silk.jp

私が訪問したのは世界遺産に登録される前で、それほど観光客も多くなくゆったりと見学できましたが、今は多少混雑しているかもしれませんね。期間中は毎日使えるぐんまワンデー世界遺産パスの特徴を活かして、平日に行くのがよいかもしれませんね。

JR上越線(水上:谷川岳ロープウェイ・土合駅)

次のおすすめは上越線です。上越線は、高崎から水上、越後湯沢を経て、長岡までを結ぶ路線です。上越新幹線開通前は、関東と新潟や北陸を結ぶ大動脈でした。

上越線で途中下車したい駅としては、まずは水上駅でしょう。水上温泉が有名ですので、立ち寄り湯で温泉につかるのもよいですが、個人的なおすすめは、谷川岳ロープウェイです。水上駅から路線バスで25分ほどで、谷川岳ロープウェイのふもと側の駅「土合口駅」に到着します。土合口駅から、谷川岳ロープウェイのゴンドラに乗車すると、約15分で天神平に到着します。冬はスキー場になりますが、夏は谷川岳への登山口となります。

天神峠からの眺め

さらに、天神平からペアリフトに乗車して7分ほどで、天神峠に到着します。天神峠には展望台があり、ここからの谷川岳連峰の眺めはとても素晴らしいです。周囲360度がすべて山という感じの展望台です。天気が良ければ富士山も見えるそうですが、夏場だと難しいかもしれません。それでも、標高1500メートルを超えていますので、真夏でも涼しく、避暑にはちょうどよいと思います。天神平には比較的大きなレストランがありますし、天神峠にもカフェテラスがありますので、食事や休憩もできます。山ですので、特に夏場は、天候の急変にだけは注意が必要ですね。

谷川岳ロープウェイの詳細については、以下のサイトをご覧ください。

土合駅の階段

また、もう一つのおすすめが、トンネル駅で有名な「土合駅」 です。「日本一のもぐら駅」とも言われ、下り線のホームは、関東地方と新潟県を分ける、いわゆる上越国境の新清水トンネル内に設置されています。地上までは階段で10分程度かかります。上り線ホームは地上にあります。

この「ぐんまワンデー世界遺産パス」のフリーエリアの北限が、この土合駅です。ここから折り返そうとすると、トンネル内の下り線ホームに到着し、階段を上って上り線ホームに行く必要があります。

トンネル内は真夏でもひんやりとした空気に包まれていますので、こちらも避暑には最適かもしれませんが、階段を10分も上ったら汗だくになってしまいますね。

上越線の見どころについては、以下の記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。青春18きっぷの記事ですが、土合以南は「ぐんまワンデー世界遺産パス」でも乗車できます。

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わたらせ渓谷鉄道(神戸駅:レストラン清流、大間々駅:高津度峡)

最後は、桐生~間藤を結ぶわたらせ渓谷鉄道(通称、わ鉄)です。

その名の通り、渡良瀬川に沿って走る鉄道で、乗車して車窓を楽しむだけでもおすすめです。ですが、せっかくのフリーきっぷですので、途中下車を楽しめるポイントをご紹介します。

神戸駅のレストラン清流

まずは、神戸(ごうど)駅です。ここには、東武鉄道の旧特急車両を利用した「レストラン清流」があります。食券方式かつセルフサービスですので、どちらかというと食堂といった趣です。旧特急車両にはほとんど手が入っておらず、食事をするために大きめのテーブルが設置されている以外は、ほぼ原形のまま使われている点は注目です。

高津戸峡

次に、大間々駅にほど近い高津戸峡(たかつどきょう)を散策してみましょう。渡良瀬川の川幅が狭くなっている部分にできた渓谷で、全長はわずか500メートルほどですが、市街地にある大間々駅から、わずか徒歩5分とは思えないほど立派な渓谷です。渓谷の両側には、「はねたき橋」(歩行者専用)と「高津戸橋」という2つの橋が架かっていて、この間には遊歩道が整備されています。次の列車までの1時間ほどの間に十分散策できますので、途中下車するのにおすすめです。


以上、「ぐんまワンデー世界遺産パス」と、おすすめの路線をご紹介しました。利用可能期間が6ヵ月と長く、平日でも利用できるため、ふと思い立って汽車旅に出るときに利用したいフリーきっぷですね。もっとも、この記事でご紹介したように、群馬県内には魅力的な路線が多いので、どこに行くか迷ってしまいそうですが…。

関連記事

わたらせ渓谷鉄道については、2017年5月に訪問した際の記事を投稿していますので、よろしければご覧ください。

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上越線でもたまに臨時列車として運転される観光列車「リゾートやまどり」の記事です。

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