上越線 高崎~水上間で週末を中心に運転されている「SLぐんまみなかみ」は、関東ではおなじみのSL列車です。家族連れ、お子様にも大人気のSL列車で、多くの乗客で賑わいます。今回、「SLぐんまみなかみ」の下り列車(高崎→水上)に乗車してきましたので、その様子をお届けします。また、指定席券の購入方法、おすすめの座席やきっぷなども紹介します。
「SLぐんまみなかみ」とは?
「SLぐんまみなかみ」は、JR東日本高崎支社が運行するSL列車です。週末を中心に、年間を通してコンスタントに運転されています。
高崎支社が運転するSL列車は、
- 「SLぐんまみなかみ」: 高崎~水上(上越線)
- 「EL/SLぐんまよこかわ」: 高崎~横川(信越本線)
の2つがあり、日によって運転される路線が異なります。
また、蒸気機関車が牽引する客車にも、旧型客車と12系客車の2種類があります。旧型客車で運転される場合には、「SLレトロぐんま水上」のように、列車名に「レトロ」が入ります。
本記事では「SLぐんまみなかみ」についてお届けします。「EL/SLぐんまよこかわ」については、以下の記事をご覧ください。
「SLぐんまみなかみ」をけん引する2機のSL「C61 20」と「D51 498」
JR東日本高崎支社は2機のSL(蒸気機関車)を保有しています。運転日によって、どちらのSLが利用されるかが変わります。
今回乗車した「SLぐんまみなかみ」をけん引していたのは、「C61 20」でした。C61の「C」は、動輪の数が3つであることを示しています。
もう一機は「D51」。蒸気機関車の代名詞的な存在で、「デゴイチ」という愛称を聞いたことのある方も多いでしょう。「D」は動輪の数が4つであることを表しています。
「C61」「D51」ともに、「テンダー式蒸気機関車」という様式で、蒸気機関車の後ろに、石炭と水を積む「テンダー車(炭水車)」が連結されています。
「SLぐんまみなかみ」の運転日・運転時刻・停車駅
「SLぐんまみなかみ」「EL/SLぐんまよこかわ」は臨時のSL列車ですので、毎日運転されているわけではありません。週末を中心に運転されています。
「SLぐんまみなかみ」の運転日
「SLぐんまみなかみ」(「EL/SLぐんまよこかわ」含む)の運転日は、以下のとおりです。カレンダーの日付をタップすると、列車名と運転時刻が表示されます。
「SLぐんまみなかみ」の運転時刻・停車駅(2024年改正ダイヤ)
「SLぐんまみなかみ」は、運転日に、高崎~水上間で1往復運転されます。運転時刻、停車駅は以下の通りです。
停車駅 | 往路↓ | 復路↑ |
---|---|---|
高崎 | 09:56発 | 17:14着 |
新前橋 |
10:10着 10:15発 |
17:02発 16:56着 |
渋川 |
10:35着 10:55発 |
16:35発 16:21着 |
沼田 |
11:26着 11:34発 |
15:52発 15:42着 |
後閑 |
11:43着 11:44発 |
15:34発 15:33着 |
水上 | 12:03着 | 15:15発 |
「SLぐんまみなかみ」の乗車方法、指定席券の購入方法、おすすめの座席ときっぷ
「SLぐんまみなかみ」は、全車指定席の快速列車として運転されます。「乗車券」、つまり、ふつうのきっぷ(Suicaも利用可)に加えて、「指定席券」(座席指定券)が必要になります。指定席券を持っていないと乗車することができません。
指定席券を事前に購入しておこう
指定席券の購入方法としては、
- 駅の窓口(みどりの窓口など)で購入
- インターネット予約サービス「えきねっと」で購入(乗車前に駅の指定席券売機で受け取る)
などがあります。
2021年6月から、インターネット予約サービス「えきねっと」でも、「SLぐんま みなかみ」などの客車列車の座席指定ができるようになりましたので、「えきねっと」での購入がおすすめです。
「えきねっと」で購入したら、乗車前に指定席券を受け取るのを忘れないようにしましょう。駅の窓口のほか、指定席券売機でも受け取ることができます。
おすすめの座席は?
「SLぐんまみなかみ」は、4~6両の客車を連結して運転されます。各客車は、中央の通路を挟んで、両側に4人掛けのボックスシート(二人掛けの座席が向かい合わせになったタイプのシート)が並びます。
各客車で共通しているのは、
- 窓側がA席・D席、通路側がB席・C席
- 下り列車(高崎→水上)では、A席・B席が進行方向前向き
- 上り列車(水上→高崎)では、C席・D席が進行方向前向き
であるということです。
一方、通路を挟んで、進行方向右側か左側か、どちらのボックスがよいかは、号車によって異なります。通路を挟んだ片側が偶数番号、もう一方が奇数番号であることは共通ですが、号車によっては向きが逆になっていたりして、統一されていないのです。
ちなみに、車窓から眺められる景色としては、下り列車(高崎→水上)では、
- 進行方向右側: 赤城山(新前橋~沼田)
- 進行方向左側: 榛名山(新前橋~渋川)、利根川(渋川~水上)
となっています。(上り列車では左右逆になります)
「えきねっと」では、シートマップでの座席の指定ができます。上の画像のように、ボックス形式に対応したシートマップで好みの席を選ぶことができます。複数名で同一ボックスを選択することも可能ですので、「えきねっと」での予約をおすすめします。
「EL/SLぐんまよこかわ」のおすすめの座席については、「EL/SLぐんまよこかわ」の記事をご覧ください。
蒸気機関車らしい爆煙を体験したければ水上行きがおすすめ!
「SLぐんまみなかみ」は、高崎~水上間を1往復します。午前中に高崎から水上へ、午後に水上から高崎への列車が運転されます。
どちらに乗っても良いのですが、蒸気機関車らしい走りを体験したければ、高崎発水上行きがおすすめです。
というのも、両駅の標高が以下のようになっているためです。
- 高崎駅: 94m
- 水上駅: 442m
つまり、水上行きは勾配を登る方向へ、高崎行きは勾配を下る方向へ走ります。
蒸気機関車は、勾配を登るときに多くの石炭を燃やして、たくさんの煙を吐いて走ります。蒸気機関車らしい走りを体験したいのであれば、勾配を登る方向になる高崎発水上行きのほうがおすすめなのです。
「SLぐんまみなかみ」乗車におすすめのフリーきっぷ
「SLぐんまみなかみ」は快速列車ですので、いろいろなフリーきっぷを利用することができます。
期間が限定されますが、「青春18きっぷ」「北海道&東日本パス」が使えます。指定席券を追加すれば「青春18きっぷ」や「北海道&東日本パス」で乗車することができます。
「青春18きっぷ」については、以下のページでさまざまなコンテンツを掲載していますので、ぜひご覧ください。
「北海道&東日本パス」については、以下の記事をご覧ください。
また、JR東日本定番のフリーきっぷ「週末パス」も利用することができます。「週末パス」は土休日の2日間、南東北、関東甲信越の広い範囲が乗り放題となるフリーきっぷです。大人8,880円という価格なので、首都圏から「SLぐんまみなかみ」「EL/SLぐんまよこかわ」にだけ乗りに行くにはもったいないですが、新潟方面への旅行の途中に「SLぐんまみなかみ」に乗車するといった使い方には適しています。
「週末パス」については、以下の記事をご覧ください。
群馬県内のフリーきっぷとしては、デジタルフリーパス「ぐんまワンデーローカルパス」が定番です。群馬県内のJR線、東武線、私鉄線に1日乗り放題で大人2,370円です。こちらも期間限定ですが、最近は通年利用できるようになっています。
「SLぐんまみなかみ」の運転区間となる高崎~水上の往復だけでは元が取れませんが、首都圏などから高崎へのアクセスにも使えば、簡単に元が取れるでしょう。詳しくは、以下の記事をご覧ください。
「SLぐんまみなかみ」乗車記
それでは、「SLぐんまみなかみ」の乗車記をお届けします。SL列車への乗車だけでなく、入線時の客車とSLの連結作業や、水上到着後の転車台でのSLの回転やメンテナンス作業の見学など、乗車前後の見どころもいっぱいです。
※乗車したのは2019年7月です。記事中のダイヤは当時のものですので、現在と異なる可能性があることをご了承下さい。
高崎駅へのSL入線、客車との連結は一大イベント!
「SLぐんまみなかみ」は高崎駅の2番ホームから発車します。
同じ2番ホームを9時27分に出る新前橋行きが出発したあと、9時40分頃、高崎駅の南側から、まずは客車が入線してきます。
そして、そのすぐあと、今度は高崎駅の北側から、蒸気機関車がバックで入線してきます。
もうこの時点でホームは乗客やSLを一目見ようとする人たちで大賑わい!
蒸気機関車と客車が連結されると、ドアが開いて乗車できるようになります。とはいえ、まだ乗車する人は少なく、SLの写真撮影や記念撮影があちこちで行われています。
発車を待つ「SLぐんまみなかみ」。SL入線から発車までは15分ほどでしょうか。その間にも、隣のホームには高崎線の普通列車が到着して、ホームには人がさらに増えます。
もっとも、このあと、「SLぐんまみなかみ」のいくつかの停車駅では、停車時間が長めにとられていて、SLの撮影や記念撮影ができるようになっていますので、乗車する方は、無理して高崎駅で記念撮影しなくてもよさそうです。
SLの撮影は新前橋駅がおすすめ!
9時56分に高崎駅を発車。ホームには見送る方々が大勢! たまたま高崎駅に居合わせたのか、SLを見に来たのか、SLに乗車されない方も多かったようです。
SLの車内は、適度な乗り具合。各ボックスに2~4名といった感じで、私が乗車した4号車では、ボックスで相席になっている人やグループはいないようですが、ほぼすべてのボックスが埋まっていたようです。
三連休の初日ということもあってか、お子様連れが多く乗車していました。ボックス席でお弁当を広げたり、窓から外を眺めたりと、楽しそうに過ごしています。SL列車は、これくらい賑やかなほうがいいですね。
11時09分、新前橋駅に到着です。ここで5分の停車時間がありますので、ホームへ降りてSLを撮影しました。
高崎駅や水上駅、それに、停車時間の長い渋川駅、沼田駅では、大勢の乗客がホームに降りて、SLと一緒に記念撮影をしていましたが、新前橋駅は、停車時間が短いためか、ホームに降りてきた人はわずかでした。
蒸気機関車を撮影したい方は、新前橋駅がおすすめです。ただし、停車時間が短いので、乗り遅れないようにご注意を。
新前橋を出発すると、車窓右側に、すそ野の広い赤城山が見えてくる...はずなのですが、この日はあいにくの曇り空。雨は降っていなかったものの、赤城山は雲のなかでした。写真上のほうの黒いのは、蒸気機関車の煙です。
同じ区間から別の日に撮影した赤城山です。山の上に入道雲が発達していましたが、晴れていれば、こんな風景が見られるはずです。
車内での飲食も「SLぐんまみなかみ」の楽しみの一つ! 車内販売も実施されています!
さて、次の停車駅まで20分ほどありますので、ビールを開けてしまいましょう(笑) 鉄道旅行の楽しみの一つといえば、車内での飲食ですよね。
「上越線ビール」という、月夜野クラフトビールが製造して、JR東日本が販売しているビールです。「C61」「D51」という、SLの形式名を冠した2種類のビールがあります。
高崎駅構内の売店「NEWDAYS」で購入してきた「D51」ビールは、なんとペットボトル! ちょっと味気ない気もしますが、列車の中で飲んで、下車後に駅のゴミ箱に捨てられるので便利ではあります。栓抜きも不要ですし。
この「D51」は黒ビールですが、あまり黒ビール感は強くなく、コクとうま味があって、美味しいビールでした。
「SLぐんまみなかみ」では、車内販売も実施されています。今では、JR東日本エリアの車内販売からはほとんど消えてしまったホットコーヒーやアイスクリームも販売されています。
そして、車内販売のアイスクリームといえば「スジャータ」。「シンカンセンスゴイカタイアイス」として有名になったアイスクリームです。聞いたら、バニラとキャラメルの2種類があるというので、バニラを購入。客車には冷凍庫がなく、クーラーボックスに入れられていたためか、スゴイカタイという状態ではなく、すでに食べごろでした。
ボックスシートの窓側には、少し大きめのテーブルが設置されていますので、車内での飲食もOKですね。
渋川駅では21分停車! SLの横では記念撮影が大人気!
10時35分、吾妻線との分岐駅、渋川駅に到着。渋川駅では、停車駅の中で最大の21分の停車時間があります。
SLの乗客はほとんどがホームに降りて、思い思いにSLを眺めたり、写真を撮ったりしています。
SLの前では、「C6120」というSLのナンバーが入ったナンバープレートをもって、スタッフが写真を撮ってくれる記念撮影が大人気。かなりの行列になっていました。
せっかくなので、最後尾まで歩いていって客車の写真も。さすがに、ホーム最後尾は閑散としています。
「SLぐんまみなかみ」の停車中に、特急草津31号がやってきて、先に出発していきました。特急草津号の乗客も、横に止まっているSLを興味深そうに眺めています。
ついで、10時50分には、「SLぐんまみなかみ」の30分もあとに高崎駅を出発した水上行きの普通列車が到着して、先に発車していきました。「SLぐんまみなかみ」は快速列車ですが、普通列車に先を譲るわけですね。
上り勾配では爆煙! トンネルでは車内に煙も!
渋川駅を10時55分に発車。高崎~渋川間は関東平野の北端にあたり、ほぼ平坦でしたが、ここから先はいよいよ上り勾配になります。
今回、乗車していたのは4号車。蒸気機関車のすぐ後ろが5号車でしたので、先頭から2両目だったのですが、窓からはかなり煙が見えました。
ところどころにあるトンネルに入ると、窓を閉め切っていても、どこからか煤煙が入ってくるようで、少し煙くなります。
勾配のきついところでは、蒸気機関車が吐く煙も多くなり、通ってきたところに煙がたなびいているのが見えました。
進行方向左側の車窓には利根川が見えてきます。たまに、蛇行する利根川を橋梁で渡っていくため、車窓の右側からも眺めることができます。
沼田駅に到着する直前、石積みの円形の橋脚が特徴的な橋を渡りました。第五利根川橋梁というそうです。上越線には、かなり古い橋梁やトンネルが随所に残っているのですね。
沼田駅で10分停車、停車中に爆煙!
11時24分に沼田駅に到着。沼田駅でも10分の停車時間があります。
地下通路を通って、駅舎側のホームから撮影してみました。停車中にもかかわらず、黒々とした煙を噴き上げていました。ホームに出ていた乗客もびっくりして、みんな見上げているのがわかりますね。
SLの前面も良いですが、側面もまた大迫力! 近寄ると熱気を感じます。ふつうの電車とは比べ物にならないくらい大きな動輪や、その動輪につながっている主連棒や連結棒など。すごくメカメカしいのに、近くで見ているとまるで生き物に蒸気を吹いたりしています。
ということで、沼田駅での停車時間もあっという間に過ぎてしまいました。
終点、水上へラストスパート!
沼田駅を11時34分に発車。終点の水上までは、あと30分ほどです。
沼田を出ると、両側から山々が迫ってきます。利根川が削った谷筋に沿って、上り勾配を進みます。相変わらずの爆煙です。
後閑駅に11時43分に到着。停車時間はほとんどなく、すぐに発車します。
利根川の川幅がかなり狭くなり、車窓の左側に大きな温泉旅館の建物が見えてくると、終点の水上に到着です。
水上に到着すると、すぐに、蒸気機関車と客車が切り離されます。蒸気機関車の周辺では、記念撮影をする乗客がたくさんいました。
水上駅の跨線橋の上からは、蒸気機関車を上から眺めることができました。機関助士がボイラーに石炭をくべている様子が見られました。ボイラーの中が赤々と燃えているのがわかります。
転車台でSLの回転を見学!
水上駅に到着後、改札を出て、駅前の通りを右へ3~4分ほど歩くと、「SL転車台広場」があります。SLの終着駅といえば、転車台でSLが回転する様子を眺めるのがお決まりですね。
転車台広場に着くと、すでに客車から切り離された蒸気機関車が、ポイントのあるところまで前進していくところでした。
いったん停止したあと、今度はポイントを通ってバックで転車台のあるほうへ入ってきました。テンダー車についているライトは、こういうときに利用するのですね。
慎重にバックして、転車台の上へ。線路から転車台のレールへ車輪が入るときは、なんだかドキドキしますね。
「C6120」蒸気機関車とテンダー車が転車台に乗りましたが、本当にギリギリですね。ぴったりと止まると、回転を始めます。
転車台は、SLの向きを変えるのが目的の施設ですから、半回転(180度)すれば十分なのですが、ここはサービスで右回りに1回転半!
転車台での回転が終わると、今度はバックで転車台から出ていきます。
ピット線で整備作業へ
転車台で回転して向きを変えたらそれで終わり...ではなく、このあとは、転車台の横にある「ピット線」と呼ばれる線路に入ってきます。
上の写真の線路、レールとレールの間に空間がありますが、ここに石炭を燃やした灰を捨てるのです。それと同時に、給水作業や、整備作業が一斉に始まりました。
作業をされている方と比べると、動輪の大きさがよくわかりますね。
動輪をつないでいる連結棒の位置によって作業のしやすさが変わるようで、停車位置を微妙に調整していました。「もう4分の1回転くらい前」という指示があると、見事に動輪を4分の1回転させた位置で停車。機関士さんの腕の良さがわかるというものです。
このようなベテランの機関士さんたちによって、「SLぐんまみなかみ」の運行が支えられているのが、とてもよくわかります。
SL列車から下車したら、ぜひ整備作業まで見学していってほしいと思います。大迫力の蒸気機関車をすぐ近くで見られますし、整備作業も見ているだけで面白いです。
「SLぐんまみなかみ」乗車後に訪問したい水上周辺の観光スポット
「SLぐんまみなかみ」で水上駅に到着したあとは、観光を楽しみましょう。
高崎への復路も「SLぐんまみなかみ」に乗車するのであれば、水上には3時間ほどの滞在となります。駅前の食堂や蕎麦屋でランチを食べたり、お土産屋をのぞいてみたり、利根川の河原を散歩するのもよいでしょう。
少し駅から歩きますが、せっかくの温泉地ですので、日帰り温泉を楽しむのもおすすめです。
一方、もう少し観光に時間が取れるのであれば、路線バスで谷川岳ロープウェイを目指してみましょう。終点の谷川岳ロープウェイ駅から、ロープウェイとリフトを乗り継ぐと、標高1,300メートル以上の天神平まで行くことができます。特に、夏の暑い時期にはおすすめです。
鉄道好きなら、日本一の「モグラ駅」として有名な土合駅を訪ねてみましょう。土合駅の下り線のホームは、新清水トンネルの中にあります。改札口までは462段もの階段を登らなくてはならず、約10分もかかります。
列車の本数が少ないのですが、前述の水上駅~谷川ロープウェイ駅の路線バスは、土合駅前を通りますので、上越線の列車と路線バスをうまく組み合わせるとよいでしょう。
詳しくは、以下の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
以上、「【SLぐんまみなかみ 乗車記】 上越線の上り勾配を力強く走るSL列車! 高崎駅の入線から水上駅の転車台までイベントも盛りだくさん!」でした。乗車時間は2時間ほどありますが、停車駅でホームに降りて写真を撮ってみたり、車内で飲食を楽しんだり、利根川や赤城山の景色を楽しんだりしていると、あっという間です。東京からもアクセスしやすいので、SLに乗ってみたいという方にはおすすめです。
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関東近郊で運転されているSL列車(「SL大樹」「SLもおか」「SLパレオエクスプレス」「SLばんえつ物語」等)のまとめ記事です。首都圏からなら日帰りも可能です。各SL列車の詳しい乗車記の記事へのリンクもあります。
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コメント
ひさ (id:kzlife)さん
こんばんは!
SLぐんまみなかみいいですよね!
沼田で降りてしまったので、転車台イベントは見れなかったんです…。
また乗りに行きたいです!
ハヤトさん、こんばんは!
コメントありがとうございます!
上越線の勾配もあって、黒煙がモクモク! やっぱり、SLはこうじゃなくちゃ!と思わせてくれますね。
SLぐんまみなかみから、上越線の下り方面は、乗り継ぎがあまりよくないのですが、転車台イベントを見て、お昼を食べるとちょうどよかったです。
青春18きっぷの旅でもおすすめですね。
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