ひさの乗り鉄ブログ

青春18きっぷの話題をはじめ、観光列車や風光明媚な路線の乗車記などを思うままに綴っていく乗り鉄ブログです。

【JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ】JR東海と16の私鉄に乗り放題! 魅力的な私鉄路線の乗り歩きに最適!


東海地区の乗り鉄に便利なフリーきっぷ「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」をご紹介します。JR東海と東海地区の16の私鉄に乗り放題のフリーきっぷです。2日間有効で、かなり広範囲にフリー区間が設定されていますので、東海地区の汽車旅・乗り鉄をしたい方には注目のきっぷです!

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※2019.09.26更新(2019年10月の価格改定に対応、一部リライト)

「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」とは?

JR東海が発売するフリーきっぷが「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」です。東海地区には、東海道本線に接続する中小私鉄がとても多いのですが、これらの私鉄の大半に乗車できる点がこのきっぷのポイントです。

  • 発売期間:通年
  • 利用期間:土日・祝日の連続する2日間(4月27日~5月6日、8月10日~19日、12月28日~1月6日は利用不可)
  • フリー区間:
    • JR東海の在来線全線
    • 東海道新幹線(熱海~米原 こだま・ひかりのみ,別途特急券の購入が必要・4回まで乗車可能)
    • 伊豆箱根鉄道 駿豆線(三島~修善寺)
    • 岳南電車(吉原~岳南江尾)
    • 静岡鉄道(新静岡~新清水)
    • 天竜浜名湖鉄道(掛川~新所原)
    • 遠州鉄道(新浜松~西鹿島)
    • 豊橋鉄道(新豊橋~三河田原、駅前~赤岩口・運動公園前)
    • 愛知環状鉄道(岡崎~高蔵寺)
    • 東海交通事業 城北線(枇杷島~勝川)
    • 三岐鉄道 北勢線(西桑名~阿下喜)
    • 養老鉄道(揖斐~桑名)
    • 樽見鉄道(大垣~樽見)
    • 近江鉄道(米原~貴生川・多賀大社前・近江八幡)
    • 明知鉄道(恵那~明智)
    • 長良川鉄道(美濃太田~北濃)
    • 名古屋臨海高速鉄道あおなみ線(名古屋~金城ふ頭)
    • 伊勢鉄道(河原田~津)
  • 乗車可能列車: 普通列車の自由席(別途、特急券を購入すれば特急にも乗車可能、東海道新幹線は4回まで)
  • 発売額: おとな8,610円、こども4,040円

ご覧のとおり、乗車可能な私鉄がかなり多いのが特徴です。JR東海の在来線も、東は国府津や熱海から、西は米原、南は紀伊半島南部の新宮、北は北陸に近い猪谷までと、かなり広範囲に渡っています。一方、フリー区間が、JR東海の在来線を基幹として、私鉄各社の路線が枝状に伸びているような形になっているため、周遊ルートが組みにくいエリアでもあります。

詳しくは、以下のJR東海のサイトをご覧ください。

このフリーきっぷをどのように活用すればよいかをご紹介したいと思います。

東海地区の私鉄乗り歩き

きっぷ名に「乗り鉄」を冠するものは、これ以外に見たことがないのですが(笑)、その「乗り鉄」の名称に恥じない使い方が、東海道本線や中央本線を軸に、そこから枝状に伸びている私鉄各社の乗り歩きでしょう。

東海道本線の沿線でいえば、伊豆箱根鉄道、岳南電車、天竜浜名湖鉄道、樽見鉄道、養老鉄道など、汽車旅するのに魅力的な路線がそろっています。また、高山本線に接続する長良川鉄道、中央本線に接続する明知鉄道なども魅力的です。

その中で、いくつかおすすめの路線を紹介します。

天竜浜名湖鉄道(掛川~新所原)

天竜浜名湖鉄道の気動車

天竜浜名湖鉄道は旧国鉄の二俣線を受け継いで発足した第三セクター鉄道です。掛川駅と新所原駅の間を、浜名湖の北岸を迂回する形で運行されています。両端で東海道本線に接続しているので、アクセスしやすいのも特徴ですね。路線の西側では車窓から浜名湖が見られますし、主要駅の天竜二俣の近辺では、天竜川やその支流の二俣川を渡ります。

天竜二俣駅の木造プラットフォーム

車窓だけでなく、古い建築物や施設に歴史を感じるのもよいかもしれません。天竜浜名湖鉄道には古い鉄道施設が多く、36もの施設が国の登録有形文化財に指定されています。この写真は天竜二俣駅のプラットフォームですが、木造の屋根が時代を感じさせます。また、同じ天竜二俣駅には、今では珍しい転車台や扇形車庫が現存しています。

天竜浜名湖鉄道については、下記のWebサイトをご覧ください。

www.tenhama.co.jp

長良川鉄道(北濃~美濃太田)

北濃駅に停車中の長良川鉄道の気動車

長良川鉄道も、旧国鉄の越美南線を引き継いで開業した第三セクター鉄道です。岐阜県の北部、福井や石川の県境に近い北濃から、ずっと長良川に寄り添って南下する川の鉄道です。起点の美濃太田でJR高山本線と接続しています。全長72km、乗りとおすと2時間以上と、かなりの長距離私鉄です。

長良川鉄道のウリは、何といっても日本三大清流の一つ、長良川の車窓です。特に北濃に近い上流域は、清流の名にふさわしい美しい川の車窓が眺められます。途中、「郡上おどり」や郡上八幡城の城下町の古い町並みなどで有名な郡上八幡を通りますので、途中下車して観光するのもおすすめです。

また、週末を中心に観光列車「ながら」が運行されています。車内でランチやスイーツが食べられる「ランチプラン」「スイーツプラン」に加えて、乗車だけの「ビュープラン」もありますので、気軽に利用できそうです。

長良川鉄道については、下記のWebサイトをご覧ください。

www.nagatetsu.co.jp

伊豆箱根鉄道 駿豆線(三島~修善寺)

伊豆半島の温泉地、修善寺へのアクセスとしても利用されているのが、三島~修善寺を結ぶ伊豆箱根鉄道の駿豆線(すんずせん)です。

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普通列車でも全線で35分のほどの路線ですが、日中時間帯でも普通列車が1時間に4本ほど運転されていて、沿線住民の足としても利用されています。さらに、東京からは、特急「踊り子」が乗り入れています。

駿豆線の乗車レポートは、以下の記事をご覧ください。

www.kzlifelog.com

駿豆線に乗車したら訪れたいのが、伊豆長岡駅から徒歩30分弱でアクセスできる世界文化遺産「韮山反射炉」です。

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日本で唯一、実際に稼働した反射炉が残っているのが、この「韮山反射炉」です。「明治日本の産業革命遺産」の構成要素の一つとして、世界文化遺産に認定されています。

反射炉の見学のほか、ガイダンスセンターで反射炉の歴史について学ぶこともできます。詳しくは、以下の訪問記をご覧ください。

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JR東海 飯田線~中央本線 周遊の旅

もう一つの使い方は、JR東海の在来線を利用した乗り鉄です。このフリーきっぷだけでは周遊ルートが組みにくいと書きましたが、飯田線~中央本線のルートであれば問題はありません。双方の終点駅の辰野~塩尻間はJR東日本のエリアですが、運賃330円、約22分です。ただし、本数が少ないので注意です。

飯田線(豊橋~辰野)

天竜峡

飯田線は、以前このブログの「川沿いの絶景路線」の一つとして紹介しましたが、とにかく渓谷の車窓が美しい路線です。

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ただし、普通列車で乗りとおすと6時間かかりますので、天竜峡などで途中下車して、観光や散策を楽しむのがおすすめです。幸い、このフリーきっぷは2日間有効ですので、飯田線の乗車と沿線の観光で1日かけても大丈夫です。

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また、飯田線といえば「秘境駅」です。多くの秘境駅が、天竜川沿いに点在します。その秘境駅を訪問するときにも、「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」が使えるでしょう。多くの秘境駅を一度に訪問するためには、行ったり来たりを繰り返す必要がありますが、そんなときにはフリーきっぷが威力を発揮します。

秘境駅の訪問については、以下の記事をご覧ください。6つの秘境駅を訪問する行程を紹介しています。

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中央本線(塩尻~名古屋)

JR東海エリアの中央本線(中央西線)も、木曽川に沿って走る川の路線です。途中、寝覚ノ床などの景勝地があり、車窓を眺めていても飽きません。

また、中央西線は中山道に沿って走りますので、沿線には宿場町がたくさん残っています。このあたりは、いわゆる「木曽路」と呼ばれますが、馬籠宿、妻籠宿、福島宿、奈良井宿など、11もの宿場町があります。中央本線を途中下車して、これらの宿場町を散策するのがおすすめです。どの宿場町も、駅から少し離れているので、路線バスでのアクセスが必要です。事前に時刻など調べておきましょう。

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この飯田線~中央本線ルート(豊橋~辰野~塩尻~名古屋)の乗車券は6,930円ですので、これだけでは元が取れていません。ただ、豊橋や名古屋へのアクセスに利用する東海道新幹線や東海道本線でも、フリーエリア内であれば「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」が使えますので、元が取れる可能性が大きいです。

もっとも、フリーきっぷの良いところは、きっぷを買う手間を考えずに、気軽に途中下車できるところにありますので、あまり神経質にならないほうがよいのかもしれません。


以上、『【JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ】JR東海と東海地区の16私鉄に乗り放題! 魅力的な私鉄路線の乗り歩きに最適!』でした。フリーエリアが広いので、週末の1泊2日の鉄道旅行や乗り鉄にピッタリのきっぷです。がっつりと乗り鉄に使うも良し、観光メインの鉄道旅行に使うも良しのフリーきっぷですね。

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