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甲信越エリア おすすめ路線・列車、沿線の観光スポット

小海線の車窓から眺める夏の八ヶ岳 ノウハウ-おすすめ路線
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甲信越エリアは、長野県、山梨県など山が多いエリアですので、高原路線の小海線や大糸線、千曲川に沿って走る飯山線など、山と川の車窓に恵まれた魅力的なローカル線が多くあります。また、小海線「HIGH RAIL 1375」や、大糸線「リゾートビューふるさと」など、観光列車も多く運転されていて、観光列車を乗り継ぐ旅もおすすめです。

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高原と山の路線 小海線・大糸線

長野県、山梨県は山が多いエリアですので、高原を走る路線や、車窓から美しい山が見える路線が多くあります。その中でも代表的なのが、標高1,300メートルを走る高原路線「小海線」と、安曇野の田園風景の向こうに北アルプスを望む「大糸線」です。

日本を代表する高原路線「小海線」

小海線の車窓から眺める夏の八ヶ岳
小海線の車窓から眺める夏の八ヶ岳

山梨県の小淵沢駅と長野県の小諸駅を結ぶ小海線。標高1,300メートルを超える高原地帯を走る鉄道です。急坂を登る山岳鉄道区間、八ヶ岳を望む高原区間、千曲川に沿って進む川沿いの区間、それに、浅間山を望む佐久平と、変化に富んだ車窓が特徴のローカル線です。

小海線の車窓については、以下の記事をご覧ください。区間ごとにどのような車窓を見ることができるかを、詳しく紹介しています。

小海線に乗車するのであれば、観光列車「HIGH RAIL 1375」がおすすめです。気動車2両の小さな観光列車ですが、ゆったりとした座席で小海線の車窓を楽しむことができます。車内に売店があるほか、ネットで事前予約をしておくと車内でお弁当やスイーツを受け取れるサービスもあり、グルメを楽しむのにも向いている観光列車です。

小海線の観光列車「HIGH RAIL 1375」については、以下の記事で詳しくまとめています。車内の様子、指定席券の予約・購入方法、おすすめの座席などを紹介していますので、ぜひご覧ください。

安曇野の田園風景と北アルプスの眺めが素晴らしい「大糸線」

大糸線からの北アルプスの車窓
大糸線からの北アルプスの車窓

大糸線は、長野県の松本駅と新潟県の糸魚川駅を結ぶ路線です。松本~南小谷間をJR東日本が、南小谷~糸魚川間をJR西日本が運行しています。

松本駅から乗車すると、穂高、信濃大町、白馬など、安曇野や北アルプスを望む町をつないでいきます。車窓からも、安曇野ののどかな田園風景や、北アルプスを眺めることができます。

長野~南小谷を走る観光列車「リゾートビューふるさと」
長野~南小谷を走る観光列車「リゾートビューふるさと」

大糸線に乗車するのであれば、観光列車「リゾートビューふるさと」がおすすめです。2両編成で、座席と車両前後の展望スペースのみのシンプルな観光車両ですが、ゆったりとしたリクライニングシートで旅を楽しむことができます。長野駅発着で松本駅も経由します、北陸新幹線や特急「あずさ」からの乗り継ぎにも便利です。

「リゾートビューふるさと」の車内の様子や、指定席券の予約方法、おすすめの座席などは、以下の記事にまとめています。大糸線の車窓も詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

大糸線北部の南小谷~糸魚川間では、姫川がつくる険しい渓谷美を眺めることができます。JR西日本が運行するこの区間は、非電化路線となっていて、ディーゼルカーでの旅を楽しむことができます。

大糸線の南小谷~糸魚川間の車窓については、以下の乗車記をご覧ください。

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千曲川沿いに走るローカル線 飯山線

「おいこっと」車内から眺める曲がりくねる千曲川の車窓
「おいこっと」車内から眺める曲がりくねる千曲川の車窓

飯山線は、新潟県の越後川口駅と長野県の豊野駅を結ぶ、全長96.7kmのJR東日本の路線です。全線が非電化単線で、列車はしなの鉄道線を経由して長野駅まで乗り入れています。

飯山線は、日本一長い川、千曲川~信濃川に沿って走る川の路線です。ぐねぐねと曲がりくねる千曲川に沿って、飯山線の列車は何度もカーブをしてゆっくりと走ります。車窓からはゆったりとした千曲川~信濃川の車窓を楽しむことができます。

飯山線の沿線は豪雪地帯としても知られています。長野・新潟県境付近にある森宮野原駅では、過去に積雪7.85メートルを記録したことがあるほどの豪雪地帯なのです。以下の乗車記のように、冬に乗車すれば、雪景色を楽しむことができます。

飯山駅に停車中の「おいこっと」
飯山駅に停車中の「おいこっと」

飯山線に乗車するのであれば、観光列車「おいこっと」もおすすめです。列車名の「おいこっと」は"OYKOT"と綴ります。TOKYO(東京)を反対側から読んだ音を列車名にしていて、東京とは正反対の「田舎」や「ふるさと」をコンセプトにした列車となっています。千曲川や、川沿いに広がる田園風景は、「ふるさと」にぴったりです。

「おいこっと」の車内の様子や、指定席券の予約方法、おすすめの座席、乗車記を、以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。

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日本三大車窓 姨捨駅を通る篠ノ井線

姨捨駅から眺める善光寺平の景色
姨捨駅から眺める善光寺平の景色

篠ノ井線は、長野県の塩尻駅と篠ノ井駅を結ぶJR東日本の路線です。「篠ノ井線」という路線名になじみがない方も多いかもしれませんが、塩尻~松本間には特急「あずさ」が、塩尻~篠ノ井~長野間には特急「しなの」が走る路線です。

そんな篠ノ井線の一番の見どころが、姨捨駅からの眺めです。日本三大車窓の一つに数えられていて、姨捨駅のホームから、千曲川が流れる善光寺平を一望できます。

姨捨駅の近くには棚田もあり、駅から歩いて7~8分で棚田を見渡すことのできるところへ行くことができます。姨捨駅で景色を眺めるついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

姨捨駅ホームから眺める善光寺平の夜景
姨捨駅ホームから眺める善光寺平の夜景

姨捨駅から眺める善光寺平の風景は、日中だけでなく、夕方~夜間の夜景も素晴らしいです。

姨捨駅へは長野駅から普通列車で30分ほどですが、6月~9月頃の週末には、姨捨駅からの夜景を眺めるための観光列車「ナイトビュー姨捨」も運転されています。上の方で紹介した大糸線を走る「リゾートビューふるさと」の車両を利用した列車です。長野~姨捨間を往復するだけですが、姨捨駅で1時間ほどの時間がありますので、その間に夜景を堪能することができます。

観光列車「ナイトビュー姨捨」については、以下の乗車記をご覧ください。

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日本海の絶景を眺められる信越本線・えちごトキめき鉄道

青海川駅のホームから眺める日本海
青海川駅のホームから眺める日本海

新潟県を走る信越本線(直江津~新潟)やえちごトキめき鉄道(日本海ひすいライン)は、日本海のすぐ近くを通ります。信越本線の青海川駅は海に近い駅として有名ですし、日本海ひすいラインの泊~糸魚川間でも日本海のすぐ近くを走るため、車窓いっぱいに日本海を楽しむことができます。

えちごトキめき鉄道 日本海ひすいラインの車窓については、以下の乗車記をご覧ください

青海川駅に停車中の「越乃Shu*Kura」
青海川駅に停車中の「越乃Shu*Kura」

信越本線には「越乃Shu*Kura」というJR東日本の観光列車が走っています。飯山線の十日町駅とえちごトキめき鉄道の上越妙高駅を、飯山線~上越線~信越本線~えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインを経由して走ります。

新潟の日本酒をコンセプトにした変わり種の観光列車です。お酒が好きな方はもちろん、途中、青海川駅に長時間停車するなど、車窓を楽しむのにも向いている観光列車です。

「越乃Shu*Kura」については、以下の記事をご覧ください。車内の様子や指定席の予約方法に加えて、実際に乗車したときの様子や車窓なども掲載しています。

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甲信越エリアの鉄道旅行・乗り鉄におすすめのきっぷ

甲信越エリアの鉄道旅行や乗り鉄におすすめのきっぷを紹介します。

関東・南東北からの週末旅行なら「週末パス」がおすすめ!

関東や南東北から甲信越エリアへの週末旅行であれば、JR東日本の「週末パス」がおすすめです。土日の2日間、南東北・関東・甲信越のJR線や第三セクター路線などに乗り放題のフリーきっぷです。特急券を組み合わせれば新幹線や特急列車にも乗車できます。

「週末パス」については、以下の記事でわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。

「信州ワンデーパス」「えちごツーデーパス」もおすすめ!

長野県や新潟県に限定したお得なきっぷとしては、「信州ワンデーパス」や「えちごツーデーパス」がおすすめです。

「信州ワンデーパス」は、長野県内のJR線に1日乗り放題となるフリーきっぷです。フリーエリアには、本記事で紹介した以下の路線や列車が含まれます。

  • 小海線(全線、「HIGH RAIL 1375」全区間)
  • 篠ノ井線・大糸線(松本~南小谷、「リゾートビューふるさと」全区間)
  • 飯山線(全線、「おいこっと」全区間)

長野県内を走る主要な観光列車の全区間がフリーエリアに含まれます。指定席券を追加すれば、「信州ワンデーパス」を乗車券として利用できます。

「信州ワンデーパス」については、以下の記事をご覧ください。

一方、新潟県を中心に旅をするのであれば、金・土・日・月の連続する2日間利用できる「えちごツーデーパス」がおすすめです。広い新潟県内のJR線がフリーエリアとなります。特急券を購入すれば、上越新幹線の越後湯沢~新潟間にも乗車できます。

また、北越急行 ほくほく線(六日町~犀潟)や、えちごトキめき鉄道線(妙高高原~直江津~市振)もフリーエリアに入るため、鉄道を利用して新潟県を巡る旅にぴったりのきっぷです。前述の観光列車「越乃Shu*Kura」も全区間がフリーエリアに含まれます。

「えちごツーデーパス」については、以下の記事でわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。

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