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JR北海道が宗谷本線で「風っこ そうや」を運転! JR東日本のトロッコ型車両を使用、待望の新たな観光列車に期待!(運転日・運転時刻を追加)

仙山線で運転される「風っこ」の車両 汽車旅
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JR北海道は、2019年7月~9月に、宗谷本線で「風っこ そうや」を運転すると発表しました。JR東日本のトロッコ型気動車「びゅうコースター風っこ」を借り受けての運転となります。経営難に陥ってからは暗い話題ばかりのJR北海道ですが、ここへきて、ようやく新たな観光列車の誕生という明るい話題が出てきました。


※2019.06.13更新(「風っこ そうや」の運転時刻の詳細を追加、一部追記・リライト)

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JR北海道、JR東日本、東急電鉄、JR貨物の4社協同プロジェクトで北海道に観光列車を走らせる!

JR北海道は、JR東日本、東急電鉄、JR貨物と協力して、道内で観光列車を走らせるプロジェクトを実施することを発表しました。

JR東日本の「びゅうコースター風っこ」、東急電鉄の「THE ROYAL EXPRESS」を北海道内で走らせるというプロジェクトです。JR貨物は、道内までの車両の回送運搬を担当します。

東急電鉄の「THE ROYAL EXPRESS」は、横浜駅~伊豆方面を走る豪華観光列車です。1泊2日のクルーズプランでは15万円~20万円(宿泊費込み)、片道乗車で車内で食事ができるプランでも2万5千円~3万5千円です。

www.the-royalexpress.jp

「THE ROYAL EXPRESS」の北海道での運行は2020年夏を予定しているそうです。札幌~道東エリアでの運行ということなので、クルーズタイプの豪華観光列車として運転されるのではないかと思います。

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2019年夏、宗谷本線で「風っこ そうや」を運転!

今回、注目したいのは、JR東日本のトロッコ型車両「びゅうコースター風っこ」を利用した「風っこ そうや」の運転です。

「びゅうコースター風っこ」は、「THE ROYAL EXPRESS」とは対照的に、とてもカジュアルな観光列車です。キハ48形という古い気動車を改造して、トロッコ型の車両に仕上げたものです。

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びゅうコースター風っこで運転された「さくらんぼ風っこ号」(2002年)

「びゅうコースター風っこ」は2両編成。仙台支社の小牛田運輸区に所属しているため、ふだんは東北地方を中心に運転されていますが、気動車の機動力を生かして、JR東日本のあちこちの路線でも臨時列車として運転されています。

JR北海道も「富良野・美瑛ノロッコ号」や「くしろ湿原ノロッコ号」などで利用するトロッコ型車両を保有していますが、こちらは客車のために、牽引するディーゼル機関車が必要となります。「びゅうコースター風っこ」は気動車なので単独で走行できますし、もともとキハ48形ということから、各地に残っているキハ40系の車両と連結できます。

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「びゅうコースター風っこ」は窓が取り外せるトロッコ車両

車内は木製のボックスシートとテーブルが並びます。座席はあまり広くないですし、木製のシートは固いので、乗り心地としてはイマイチです。ですが、それを補って余りあるのが、窓がないことによる開放感! ワイルドな乗り心地と開放感を味わえるのがトロッコ列車の魅力なのです。

宗谷本線といえば、広大な田園風景や、天塩川の雄大な流れ、それに、荒涼としたサロベツ原野の風景が見どころです。どれも、日本の他の地域ではなかなか見られない景色です。

今回の観光列車のプロジェクトで、JR東日本の「びゅうコースター風っこ」を、夏の宗谷本線で走らせようと考えられた方、素晴らしいと思います!

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「風っこ そうや」7月下旬~9月上旬の土休日、15日間運行

「風っこ そうや」の運転日と運転時刻、停車駅を紹介します。

(2019.06.13追記 各駅の着時刻を追記しました)

稚内~音威子府間での運転日・運転時刻・停車駅

  • 運転日: 2019年7月27日(土)・28日(日)、8月3日(土)・4日(日)・10日(土)・11日(日)・12日(月・祝)
  • 停車駅・運転時刻
    • 「風っこ そうや2号」 稚内 07:55発 → 南稚内 08:00着/08:05発 → 豊富 09:04着/09:14発 → 幌延 09:38着/09:47発 → 雄信内 10:11着/10:17発 → 天塩中川 10:50着/11:14発 → 音威子府 12:02着
    • 「風っこ そうや1号」 音威子府 13:22発 → 天塩中川 14:10着/14:30発 → 幌延 15:24着/15:25発 → 豊富 15:49着/15:50発 → 南稚内 16:49着/16:50発 → 稚内 16:55着
  • 使用車両: びゅうコースター風っこ2両+キハ40形(「北海道の恵み」シリーズ車両)

各駅では、数分~20分程度の停車時間があります。その時間を利用して、各駅でのおもてなしが用意されています。

「風っこ そうや2号」(稚内→音威子府)では、豊富駅、幌延駅、天塩中川駅で、ご当地キャラクターのお出迎え・お見送りや、特産品の販売等が実施されます。

「風っこ そうや1号」(音威子府→稚内)では、天塩中川駅、幌延駅で、同様のおもてなしがあります。

旭川~音威子府間での運転日・運転時刻・停車駅

  • 運転日: 2019年8月17日(土)・18日(日)・24日(土)・25日(日)・31日(土)、9月1日(日)・7日(土)・8日(日)
  • 停車駅・運転時刻
    • 「風っこ そうや3号」 旭川 07:18発 → 比布 07:45着/07:53発 → 塩狩 08:11着/08:13発 → 和寒 08:25着/09:10発 → 剣淵 09:25着/09:46発 → 士別 10:00着/10:26発 → 名寄 10:58着/11:00発 → 美深 11:32着/11:40発 → 音威子府 12:26着
    • 「風っこ そうや4号」 音威子府 13:00発 → 美深 13:46着/13:47発 → 名寄 14:20着/14:43発 → 士別 15:17着/15:21発 → 和寒 15:47着/15:55発 → 塩狩 16:08着/16:10発 → 比布 16:28着/17:07発 → 新旭川 17:29着/17:36発 → 旭川 17:43着
  • 使用車両: びゅうコースター風っこ2両+キハ40形(「北海道の恵み」シリーズ車両)

こちらも、各駅での停車時間が長くとられていて、主要な停車駅でのおもてなしが用意されています。

「風っこ そうや3号」では、和寒駅、剣淵駅、士別駅、名寄駅、美深駅で、ご当地キャラクターのお出迎え・お見送りや、特産品の販売等があります。

「風っこ そうや4号」では、名寄駅、士別駅、比布駅で、同様のおもてなしがあります。

各駅でのおもてなしの詳細については、JR北海道のニュースリリースをご覧ください。

「風っこ そうや」には、指定席券の購入・ツアーで乗車可能

「風っこ そうや」に乗車するには、以下の2通りの方法があります。

  • 乗車券と指定席券を購入する
  • 「風っこ そうや」の乗車を組み込んだツアーを購入する

個人旅行や乗り鉄の旅で乗車するのであれば、指定席券を購入するのがよいでしょう。全車指定席の列車として運転されますので、指定席券がないと乗車できません。指定席券は、運転日の1か月前の午前10時に発売開始です。

乗車券は、「青春18きっぷ」や「北海道&東日本パス」などのフリーきっぷも利用できます。

「風っこ そうや」への乗車を組み込んだツアーを購入する場合には、旅行各社のWebサイトからツアーを購入しましょう。

詳しくは、JR北海道のニュースリリースをご覧ください。

キハ40「北海道の恵み」シリーズの車両も併結して4両で運転!

「風っこ そうや」は、旭川から音威子府まで、普通列車なら3時間~3時間半のところを約5時間、稚内から音威子府まで、普通列車なら2時間半程度のところを4時間もかけて走ります。

前述のようにトロッコ型車両は長時間乗車するようには造られていないため、JR北海道「北海道の恵み」のキハ40形を連結して運転するのでしょう。

普通列車に利用されているキハ40形に、外装ラッピングを施し、座席の更新をするくらいの軽微な改良ですが、これを連結して走らせるようです。トロッコ車両で疲れたら一時的に移動してもよいし、夏とはいえ、朝晩は冷え込むことのある道北地方ですので、体が冷えてしまったら温まるのにも良いかもしれません。

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宗谷本線の観光列車、運転日増と毎年の運行を期待!

現在、JR北海道が定期的に観光列車を走らせているのは、富良野線と釧網本線の2路線だけです。

  • 富良野線: 富良野・美瑛ノロッコ号(6月~9月)
  • 釧網本線: くしろ湿原ノロッコ号(6月~10月上旬)、SL冬の湿原号(1月下旬~2月下旬)、流氷物語号(2月上旬~3月上旬)

宗谷本線は観光列車がずっとなかったのですが、今回、JR東日本の協力で「風っこ そうや」が走ることになりました。

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くしろ湿原ノロッコ号

沿線の車窓や名産品を売りにする観光列車。本来ならば、日本で最も観光列車が運転されていてよいはずの北海道で、たった2路線、それも季節限定というのは、観光王国の北海道としては寂しい限りです。

今夏の「風っこ そうや」も、土休日限らず、夏休み期間中は毎日運転してもよいくらいですし、来年以降も継続して運転されることを期待したいです。

そのためには、JR北海道が自社で運転できる観光列車用の車両を保有する必要があります。経営難で苦しいJR北海道ですが、「THE ROYAL EXPRESS」のような豪華観光列車は難しいにしても、「びゅうコースター風っこ」のように、古い気動車を改造するくらいであれば、何とかできないものかなぁと思ってしまいます。

夏の北海道であれば、車窓だけで十分に観光列車として成り立ちます。トロッコ列車のようなシンプルな車両のほうが、北海道の大自然を感じるのには良さそうですしね。


以上、『JR北海道が「風っこ そうや」を運転! JR東日本のトロッコ型車両を使用、待望の新たな観光列車に期待!』でお届けしました。今回のプロジェクトをきっかけに、JR北海道の各路線で多くの観光列車が走るようになってくれることを期待したいですね。

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この記事を書いた人
乗り鉄歴25年!
ひさ

乗り鉄歴25年! 青春18きっぷやフリーきっぷを利用して、関東甲信越、北海道、東北によく乗り鉄に出かけます。このブログでは、これまでの乗り鉄経験を活かして、おすすめの列車や路線、お得なきっぷの情報などを掲載しています。

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