スポンサーリンク

【SL大樹】東武鉄道「SL大樹」のダイヤ、見どころ、おすすめの座席(座席表あり)、SL座席指定券の購入方法を紹介します!

観光列車

東武鉄道の下今市~鬼怒川温泉間を走るSL列車「SL大樹」。鬼怒川温泉・日光の観光の際に気軽に乗車することができます。この記事では、SL大樹の概要をはじめ、SL座席指定券の予約方法や、座席表、おすすめの座席やおすすめのきっぷなどを、実際に利用した際の体験談を交えながらご紹介します。これから「SL大樹」に乗車しようとされている方は、参考にしてみてください。

スポンサーリンク

「SL大樹」とは?

「SL大樹」(SLたいじゅ)は、2017年8月に東武鉄道が運行を開始したSL列車です。

JRなど各社から貸与、譲渡された車両を利用して運行しています。

  • 蒸気機関車
    • C11形207号機: JR北海道から借受
    • C11形325号機: 真岡鉄道より譲渡
    • C11形123号機: 東武鉄道が復元、2022年7月18日に運行開始
  • 12系・14系客車: JR四国・JR北海道より譲渡
  • 補助ディーゼル機関車 DE10: JR東日本より譲渡
  • 下今市駅・鬼怒川温泉駅の転車台: JR西日本より譲渡

当初はJR北海道から借り受けているC11形207号機のみで運行を開始しましたが、のちに真岡鉄道からC11形325号機を譲受、さらに、東武鉄道自らが復元したC11形123号機を加えて、現在ではSL3機体制での運行となっています。

この記事では、SL大樹の概要や、座席指定券の予約方法、おすすめのきっぷなどをご紹介します。

「SL大樹」の乗車レポートを読みたい方は、こちらの記事をご覧ください。

「SL大樹」乗車レポート! 乗車時間は短めも前後のイベントが充実! 下今市駅の転車台・機回しは見ものです!
東武鬼怒川線の下今市~鬼怒川温泉間を走る「SL大樹」。乗車時間は35分程度と短めですが、転車台でのSLの回転や、ホームでのSLと客車の連結など、乗車前後のイベントも楽しめる列車です。この記事では、「SL大樹」の乗車レポートをお届けします。(※2018年4月下旬に乗車)
スポンサーリンク

「SL大樹」の運転日・運転時刻(2023年6月時点)

2023年5月現在、「SL大樹」は、最大で下今市~鬼怒川温泉間に4往復(8本)が運転されています。ただし、平日は2往復運転となる日があるほか、土休日も含めて、下今市~東武日光間の「SL大樹ふたら」が運転される日もあります。

「SL大樹」「SL大樹ふたら」の運行パターン

「SL大樹」は日毎に運行パターンが決められていて、東武鉄道の「SL大樹」のWebサイトで公開されています。日々の「SL大樹」「SL大樹ふたら」の運転は、この運行パターンに従って行われます。

「SL大樹」の運行パターンは、以下のようになります。

  • パターンA(SL大樹4往復運転)
    • SL大樹(下今市→鬼怒川温泉): 1号,3号,5号,7号
    • SL大樹(鬼怒川温泉→下今市): 2号,4号,6号,8号
  • パターンB(SL大樹ふたら+SL大樹)
    • SL大樹ふたら(下今市→東武日光): 71号
    • SL大樹ふたら(東武日光→下今市→鬼怒川温泉): 72号
    • SL大樹(鬼怒川温泉→下今市): 6号
  • パターンC(SL大樹2往復+DL大樹2往復運転)
    • SL大樹(下今市→鬼怒川温泉): 1号,5号
    • SL大樹(鬼怒川温泉→下今市): 2号,6号
    • DL大樹(下今市→鬼怒川温泉): 3号,7号
    • DL大樹(鬼怒川温泉→下今市): 4号,8号
  • パターンD(SL大樹2往復運転)
    • SL大樹(下今市→鬼怒川温泉): 1号,5号
    • SL大樹(鬼怒川温泉→下今市): 2号,6号
  • パターンE(SL大樹+SL大樹ふたら)
    • SL大樹(下今市→鬼怒川温泉): 1号,7号
    • SL大樹(鬼怒川温泉→下今市): 2号,6号,8号
    • SL大樹ふたら(下今市→東武日光): 71号
    • SL大樹ふたら(東武日光→下今市→鬼怒川温泉): 72号
  • パターンF(DL大樹2往復運転)
    • DL大樹(下今市→鬼怒川温泉): 1号,5号
    • DL大樹(鬼怒川温泉→下今市): 2号,6号
  • パターンG(特別運行)

2023年6月~7月は、おおむね以下のような運行形態になります。

現在、下今市駅のSL運行施設の不具合により、一部列車をDL牽引に変更、または、全列車運休となる日が出ています。

  • 6月は、パターンD(SL大樹2往復)、パターンF(DL大樹2往復)での運行日が多い
  • 7月は以下のとおり
    • 土日はパターンA(SL大樹4往復)、パターンB(SL大樹+ふたら)での運行日が多い
    • 夏休み前の平日は運転がない日が多いので注意!
  • 6月11日(日)はDLプッシュプルで運転
  • 6月8日(木),12日(月)~15日(木),27日(火)~29日(木)は運転なし
  • 7月3日(月)~7日(金),12日(水)~14日(金),18日(火)~20日(木)は運転なし

6月11日(日)に「DLプッシュプル運転」が実施されます。

また、詳しい運転日、運転パターンは、東武鉄道の「SL大樹」のWebサイトをご確認ください。

運転日・時刻表 | ご乗車案内 | SL大樹公式サイト SL大樹 | 東武鉄道
SL大樹の運転日・時刻表のページです。

「SL大樹」「SL大樹ふたら」の運転時刻(ダイヤ)

「SL大樹」「SL大樹ふたら」の2023年改正ダイヤは以下のとおりです。運転日に全ての列車が運転されるわけではなく、各運転日の運転パターンに沿って運転されます。

【「SL大樹」下り(下今市 → 鬼怒川温泉)ダイヤ】
1号 3号 5号 7号
下今市 09:33発 10:29発 13:30発 15:01発
東武ワールド
スクウェア
10:03着 10:59着 14:00着 15:31着
鬼怒川温泉 10:09着 11:05着 14:06着 15:37着

【「SL大樹」上り(鬼怒川温泉 → 下今市)ダイヤ】
2号 4号 6号 8号
鬼怒川温泉 11:14発 12:53発 15:05発 16:43発
東武ワールド
スクウェア
11:20発 12:58発 15:10発 16:48発
下今市 11:51着 13:28着 15:44着 17:18着

下今市駅は、東武日光方面と、鬼怒川温泉や会津方面への分岐駅です。その下今市駅から鬼怒川温泉駅までは、わずか12.4km。各駅に停車する普通列車でも25分程度で走る区間ですが、SL列車はとてもゆっくりと走るので、35分程度を要します。

【「SL大樹ふたら」ダイヤ】
↑SL大樹ふたら
71号
↓SL大樹ふたら
72号
東武日光 12:17着 13:02発
下今市 11:54発 13:19着
13:30発
東武ワールド
スクウェア
- 14:00着
鬼怒川温泉 - 14:06着

「SL大樹ふたら」71号は下今市から東武日光まで、72号は東武日光から下今市を経て鬼怒川温泉までを走ります。72号の戻りは「SL大樹6号」として下今市まで運転されます。

スポンサーリンク

東武鉄道「SL大樹」最新情報

東武鉄道は、2017年に「SL大樹」の運転を開始してから、蒸気機関車の譲受や復元、JR各社からの客車の購入など、次々に「SL大樹」に関する施策を実行に移しています。ここでは、そんな「SL大樹」の最新情報をご紹介します。

2022年7月18日から3機目のSL「C11形123号機」の営業運転を開始!

鬼怒川温泉駅で出発を待つ「C11形123号機」

鬼怒川温泉駅で出発を待つ「C11形123号機」

東武鉄道が復元作業に取りかかっていた「C11形123号機」ですが、2022年7月18日から「SL大樹」として客車を牽引しています。

「C11形123号機」が加わったことで、東武鉄道は蒸気機関車を3機も保有することになります。いずれも形式は「C11形」となっています。「SL大樹」「SL大樹ふたら」で利用されますが、運転日によって、どの蒸気機関車が運用につくかが決まっています。東武鉄道が発表している「SL・DL編成予定表」で確認することができます。

運転日・時刻表 | ご乗車案内 | SL大樹公式サイト SL大樹 | 東武鉄道
SL大樹の運転日・時刻表のページです。

「C11形123号機」の元となる機関車は「C11 1」です。江若鉄道、雄別炭鉱鉄道、釧路開発埠頭などで活躍したあと、1975年に廃車。日本鉄道保存協会で静態保存されていたものを、東武鉄道が復元に挑戦しているということです。

詳しくは、以下のニュースリリースをご覧ください。

スポンサーリンク

「SL大樹」車内の様子

「SL大樹」は、蒸気機関車+車掌車+客車3両という編成になっています。運転日によっては、最後尾にディーゼル機関車を連結することもあります。

ここでは、実際に乗車することのできる客車内の様子について紹介します。

クロスシートが並ぶ14系客車(1号車,3号車)

「SL大樹」の14系客車

「SL大樹」の14系客車

「SL大樹」の基本的な客車が14系客車です。

簡易リクライニングシートが並ぶ「SL大樹」14系客車の車内の様子

簡易リクライニングシートが並ぶ「SL大樹」14系客車の車内の様子

各地のSL列車では、客車の座席はボックスシート(二人がけのシートが2組向かい合ったもの)が圧倒的に多いのですが、「SL大樹」の客車の座席は、新幹線や特急列車の座席のように、二人がけのシートが進行方向に向いた「クロスシート」と呼ばれる座席が基本になっています。14系という形式の客車です。

現在では、客車3両のうち、1号車と3号車にクロスシートの車両が連結されています。運転日によっては、2号車もクロスシートの14系客車が連結される日があります。

「SL大樹」14系の簡易リクライニングシート

「SL大樹」14系の簡易リクライニングシート

「SL大樹」のクロスシートは、簡易リクライニングシートというタイプの座席です。リクライニングはするのですが、リクライニングの位置が固定されません。そのため、背もたれに寄りかかっている間はいいのですが、体を起こすとバッタンと元の位置に戻ってしまいます。国鉄時代には「バッタンシート」と呼ばれていた座席です。

「バッタンシート」、国鉄時代は不評でしたが、「SL大樹」は乗車時間が短いので問題はないでしょう。

テーブル付きのボックスシートが並ぶ12系客車、展望スペースも!(2号車)

展望スペースが特徴的な「SL大樹」12系「展望車」

展望スペースが特徴的な「SL大樹」12系「展望車」

2号車には、2021年11月から導入された「展望車」が連結されます。写真のように客室以外に、車端部に展望スペースが設けられています。(運転日によっては展望車が連結されない日もあります。)

ボックスシートが並ぶ「SL大樹」12系展望車の車内の様子

ボックスシートが並ぶ「SL大樹」12系展望車の車内の様子

展望車(12系客車)の客室内には、クロスシートが並ぶ14系客車とは異なり、ボックスシートとなっています。「SL列車」の雰囲気を楽しめますし、ご家族やグループでの乗車に最適な車両になっています。

「SL大樹」12系展望車のボックスシートはテーブル付き

「SL大樹」12系展望車のボックスシートはテーブル付き

ボックスシートには大きなテーブルが備え付けられています。乗車時間は短いのですが、軽く飲食をするのに向いています。

「SL大樹」展望車の展望スペース

「SL大樹」展望車の展望スペース

展望車の車端部(1号車寄り)には、展望スペースがあります。窓が取り外され、蒸気機関車の煙のにおいや音をダイレクトに感じることのできるスペースになっています。SL列車は、乗車してしまうと通常の列車とあまり変わりがないのですが、展望スペースに移動すれば、まさに五感でSLを体感することができます。

乗車時間が短いので少々あわただしいのですが、展望スペースが連結されている場合には、ぜひ体験してみてください。

スポンサーリンク

「SL大樹」の座席表 おすすめの座席は?

「SL大樹」の客車には、クロスシートの車両とボックスシートの車両があります。ここでは、座席表とおすすめの座席を紹介します。

「SL大樹」の座席表

「SL大樹」の座席配置は以下のようになっています。

「SL大樹」「SL大樹ふたら」座席表

「SL大樹」「SL大樹ふたら」座席表

※下り(下今市→鬼怒川温泉)は1号車の前(上の座席表では1号車の右側)に、上り(鬼怒川温泉→下今市)は3号車の前(上の座席表では3号車の左側)に蒸気機関車が連結されます。
※2号車は、通常の客車か「ドリームカー」あるいは「展望車」のいずれかが連結されます(「SL大樹」「DL大樹」は客車3両での運転です)。

特急列車などと同じように、1~16列のそれぞれに、通路を挟んでA席~D席があります。窓側はA席とD席です。客車は3両ありますので、全部で200弱の座席があることになります。

注意点は、1号車だけは、2号車・3号車と席番号が逆になっていることです。1~16の列番号、A席~D席の並び順も、全て逆になっています。1号車だけは、車両の向き自体が逆になっているようですね。トイレの配置等を考慮した結果なのでしょうか。

なお、2号車は「ドリームカー」または「展望車」で運転されることがあります。

「ドリームカー」は、元JR北海道の夜行急行「はまなす」に使われていた車両で、グリーン車並みにゆったりとした座席になっています。車端部にはラウンジもあります。「ドリームカー」については、以下の記事もご覧ください。

東武鉄道が14系客車「ドリームカー」をSL大樹の客車として導入! 夜行急行「はまなす」で利用されていた客車です!
東武鉄道は、2019年4月より、SL大樹の客車として、かつてJR北海道の夜行急行「はまなす」で利用されていたドリームカー(オハ14-505)を導入すると発表しました。グリーン車で利用されていた座席や、車端部のミニラウンジもそのまま利用される...

また、「展望車」は、元JR四国の12系客車を東武鉄道が改造したものです。2021年11月から導入され、他の車両とは異なり、大きなテーブルを配置したボックスシート(向かい合わせの座席)となっています。また、車端部には展望車があります。

「ドリームカー」「展望車」を連結して運転される日は決まっていて、東武鉄道のWebサイトで確認することができます。

運転日・時刻表 | ご乗車案内 | SL大樹公式サイト SL大樹 | 東武鉄道
SL大樹の運転日・時刻表のページです。

「SL大樹」おすすめの座席は?

途中、三つの川を渡っていきます
途中、三つの川を渡っていきます

窓側はA席とD席ですので、窓側を確保したい場合は、A席もしくはD席を選択しましょう。

SL大樹が走る下今市~鬼怒川温泉間は、左右どちらかの車窓が絶対的に良いということはないため、A席・D席のどちらでも問題はないでしょう。どうしても、どちらかの窓側に座りたい!ということであれば、上の座席表を見て、インターネットで購入する際に座席を指定するとよいでしょう。

スポンサーリンク

「SL大樹」のお楽しみ! 転車台の入線時刻

始発駅・終着駅となる下今市駅、鬼怒川温泉駅では、「SL大樹」が転車台に入り、向きを変える様子を間近で見学することができます。

SL大樹は人気列車! 転車台での回転も一大イベントです!
SL大樹は人気列車! 転車台での回転も一大イベントです!

「SL大樹」は、下今市駅~鬼怒川温泉駅間で1日に4往復たは2往復運転されます。そのため、終着駅に到着したあと、機関車を客車から切り離し、転車台で回転させて向きを変えたあと、再び客車に連結されます。

「SL大樹」の乗車前や乗車後に、転車台に入線して回転する様子を、ぜひ眺めてみましょう。

転車台の入線時刻は以下のとおりです(2023年3月18日~)。

下今市駅
転車台
鬼怒川温泉駅
転車台
2号
12:10
1号
10:25
4号
13:50
3号
11:30
6号
16:10
5号・72号
14:30
8号
17:40
7号
15:55
スポンサーリンク

「SL大樹」座席指定券の予約・購入方法

「SL大樹」(または「DL」大樹)に乗車するには、以下のきっぷが必要です。

  • 普通乗車券(下今市~鬼怒川温泉または下今市~東武日光がエリアに含まれるフリーきっぷでもOK)
  • 座席指定券
    • SL大樹(下今市⇔鬼怒川温泉): 大人760円 小児380円
    • SL大樹ふたら(下今市⇔東武日光): 大人760円 小児380円
    • SL大樹ふたら(下今市⇔鬼怒川温泉): 大人1,080円 小児540円
    • DL大樹(下今市⇔鬼怒川温泉): 大人520円 小児260円

普通乗車券は、いわゆる普通の「きっぷ」です。駅の券売機や窓口で購入できるものです。あとで紹介しますが、東武線の沿線からであれば、SL大樹の運転区間がフリーエリアに含まれるフリーきっぷも利用できます。

重要なのは「座席指定券」が必要であること。「SL大樹」「SL大樹ふたら」は、全列車、全車指定席で運転されていますので、座席指定券を事前に購入しておかないと乗車できません。

また、座席指定券の発売期間は以下の通りです。

  • 乗車日の1ヶ月前の午前9時から

いつまで予約や購入ができるかは、購入方法によって異なります。

「SL大樹」座席指定券の購入方法

「SL大樹」の座席指定券を購入する方法はいくつかあります。

  • 東武線各駅、東武トップツアーズ、主要旅行会社の窓口で購入
  • インターネットで購入(東武鉄道のインターネット購入・予約サービス)
  • インターネットで予約後に東武線各駅、東武トップツアーズの窓口で購入

インターネットでの「購入」と「予約」の違いは以下の通りです。

- インターネットで購入 インターネットで予約
支払い方法 クレジットカード 現金
購入・予約期限 当日
発車時刻5分前まで
前日まで
座席指定 不可
座席指定券
の引き換え
不要 必要
予約後7日以内

クレジットカードを使えるのであれば、座席指定ができたり、座席指定券の引き換えが不要なインターネットでの「購入」がおすすめです。

インターネットでの「購入」方法

客車の行先方向幕
客車の行先方向幕

インターネットでの「SL大樹」の座席指定券の購入方法を説明します。

インターネットでの列車の予約をしたことがある方なら簡単にできると思います。おおまかな手順は以下のようになります。

  • SL大樹・DL大樹 インターネット購入・予約サービス にアクセスし、「空席照会/購入」をタップ
  • 以下の内容を入力・選択して「空席照会」ボタンをタップ
    • 乗車日: 年月日を数字で入力、または、カレンダーから選択
    • 出発時刻・到着時刻: 乗車したい列車の出発時刻または到着時刻を入力
    • 出発駅・到着駅: 乗車したい駅(出発駅)と下車したい駅(到着駅)を選択
    • 人数: 大人、小児の人数を選択(合計8名まで)
  • 対象の列車の一覧が表示されるので、乗車したい列車を選択してタップ
  • 「座席指定」の画面が表示されるので、「座席表から選択」を選択し、「次へ」をタップ
  • 座席表が表示されるので、好きな座席を人数分選択して、「次へ」をタップ
    • 上のほうにある「号車」の「1」「2」「3」をタップすると、1号車、2号車、3号車を選ぶことができます
  • 「座席指定券内容確認」の画面で、乗車日、乗車する列車と時刻、人数、座席を確認
  • 「クレジットカード・お客様情報入力」で、クレジットカード情報とお客様情報(電話番号・メールアドレス)を入力

正常に完了すると、お客様情報で登録したメールアドレス宛てにメールが届きますので、そのメールを大切に保存しておきましょう。

紙の座席指定券を受け取る必要はなく、このメールが座席指定券の代わりになります。乗車する際に、いつでも表示できるように、スマートフォンで見られるようにしておくとよいですね。

スポンサーリンク

「SL大樹」の乗車に便利! 鬼怒川観光・温泉旅行にもつかえる「まるごと鬼怒川 東武フリーパス」

「SL大樹」に乗車する場合、東武スカイツリーラインの各駅から鬼怒川温泉までの乗車券を購入するのが最も安いです。例えば、浅草~鬼怒川温泉間の片道乗車券は1,580円ですので、往復で3,160円です。

ただ、鬼怒川温泉周辺で観光したり、鬼怒川温泉より先、龍王峡、川治温泉、湯西川温泉まで足を延ばすのであれば、「まるごと鬼怒川 東武フリーパス」がおすすめです。

  • 利用期間:通年
  • 有効期間:4日間
  • 発売期間:通年(利用当日の購入可能)
  • きっぷの効力
    • 発駅(東武線各駅)~下今市までの往復の普通列車
    • 下今市~湯西川温泉までのフリー区間の普通列車に乗り降り自由
    • 別途、特急券を購入することで特急列車に、SL座席指定券を購入することでSL大樹にも乗車可能
    • 鬼怒川温泉駅~東武ワールドスクエア~日光江戸村の循環バス、鬼怒川温泉駅~鬼怒川公園駅の路線バス、鬼怒川温泉駅~龍王峡~川治温泉駅~湯西川温泉駅の路線バス(日光交通バス)に乗車可能
  • おねだん(浅草発着の場合)
    • 大人 4,830円,小児 2,430円(4~11月)
    • 大人 4,640円,小児 2,320円(12~3月)

「SL大樹」に乗車する場合には、浅草などから「けごん」「きぬ」「リバティけごん」「リバティ会津」などの特急列車に乗車して、下今市で下車。下今市から鬼怒川温泉までSL大樹に乗車することができます。特急券、SL座席指定券は別途購入しましょう。

前述のように、鬼怒川温泉までの往復だけでは元が取れませんが、鬼怒川温泉周辺の観光スポットへ路線バスでアクセスしたり、川治温泉・湯西川温泉へバスや鉄道(東武鬼怒川線・野岩鉄道線)でアクセスしたりする場合には、おトクになることが多くなります。

東武ワールドスクエアや日光江戸村、鬼怒川温泉ロープウェイなどの入場料・料金が割引になる特典もあります。

筆者は実際に「SL大樹」に乗車する際に、「まるごと鬼怒川 東武フリーパス」を利用しました。

浅草~鬼怒川温泉~龍王峡~川治温泉~鬼怒川温泉~下今市~浅草 というルートで旅行をしました。路線バスにも乗車しましたが、金額的に元が取れたかということよりも、バスや電車に乗車するときにいちいち小銭を出す必要がない というところが一番ありがたかったですね。

なお、東武線各駅から発着のきっぷが設定されています。詳しくは、以下の東武鉄道のサイトをご覧ください。

東武沿線おでかけ情報 | 東武鉄道公式サイト
東武鉄道の沿線おでかけ情報。日光、鬼怒川、浅草、東京スカイツリー(R)、川越など、東武沿線で人気の観光スポット、食事、お土産、宿泊情報など、便利でおトクな情報がいっぱいです。街へ、温泉へ、楽しい旅行にご活用ください。

以上、「SL大樹」の概要、SL座席指定券の予約方法、おすすめの座席やおすすめのきっぷについてご紹介しました。運行開始したばかりの「SL大樹」。SLへの乗車も楽しいですが、転車台でのSLの回転など、前後のイベントも充実しています。日光・鬼怒川方面へ旅行される際には、ぜひ「SL大樹」にも乗車してみてください。

スポンサーリンク

関連記事

ゴールデンウィークに「SL大樹」に乗車したときのレポートです。乗車時の様子だけでなく、前後の転車台のイベント、機回しの様子なども詳しく紹介しています。

「SL大樹」乗車レポート! 乗車時間は短めも前後のイベントが充実! 下今市駅の転車台・機回しは見ものです!
東武鬼怒川線の下今市~鬼怒川温泉間を走る「SL大樹」。乗車時間は35分程度と短めですが、転車台でのSLの回転や、ホームでのSLと客車の連結など、乗車前後のイベントも楽しめる列車です。この記事では、「SL大樹」の乗車レポートをお届けします。(※2018年4月下旬に乗車)

関東近郊で運転されているおすすめのSL列車の記事です。最新の運転状況に更新していますので、ぜひご覧ください。

関東近郊おすすめのSL列車5選! 日帰り旅行、観光にも便利なSLを乗車記とともに紹介します!(2023年版)
全国各地で根強い人気のあるSL列車。関東近郊でもかなり運転されています。乗ること自体を目的にしても楽しめますし、観光地の足としても便利なSL列車。【ひさの乗り鉄ブログ】では、関東近郊で運転されている筆者おすすめのSL列車と現在の運行状況を紹介します。全て、筆者が実際に乗車したことのあるSL列車です。

当ブログの主要コンテンツの一つ、観光列車のトップページです。車窓、グルメ、SL列車、トロッコなどのジャンル別に、乗車記とともにおすすめの列車を紹介していますので、ぜひご覧ください。

【観光列車】列車に乗って車窓・グルメ・イベントを楽しもう! 観光列車の魅力とおすすめの列車を紹介!
日本各地で運転されている観光列車。沿線の観光地へのアクセスに利用してもよいですし、観光列車自体を目的にしてもよいでしょう。【ひさの乗り鉄ブログ】では、多くの観光列車に乗車してきた筆者が、観光列車の魅力と、車窓・グルメ・イベント等のジャンル別におすすめの観光列車を紹介しています。
乗車レポート汽車旅汽車旅-東武鉄道観光列車
スポンサーリンク
この記事を書いた人
乗り鉄歴25年!
ひさ

乗り鉄歴25年! 青春18きっぷやフリーきっぷを利用して、関東甲信越、北海道、東北によく乗り鉄に出かけます。このブログでは、これまでの乗り鉄経験を活かして、おすすめの列車や路線、青春18きっぷ活用のノウハウ、お得なきっぷの情報などを掲載しています。

ひさをフォローする
ひさをフォローする
ひさの乗り鉄ブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました