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「SL大樹」に乗ろう! SL座席指定券の予約方法・おすすめの座席・おすすめのきっぷを紹介します!

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2017年8月に運行を開始した東武鉄道のSL列車「SL大樹」。この記事では、SL大樹の概要をはじめ、SL座席指定券の予約方法や、おすすめのきっぷなどを、実際に利用した際の体験談を交えながらご紹介します。これから「SL大樹」に乗車しようとされている方の参考になればと思います。

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「SL大樹」とは?

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鬼怒川温泉駅で客車と連結作業中のSL大樹

「SL大樹」(SLたいじゅ)は、2017年8月に東武鉄道が運行を開始したSL列車です。

JRなど各社から貸与、譲渡された車両を利用して運行しています。

  • 蒸気機関車 C11-207: JR北海道から借受
  • 12系・14系客車: JR四国より譲渡
  • 補助ディーゼル機関車 DE10: JR東日本より譲渡
  • 下今市駅・鬼怒川温泉駅の転車台: JR西日本より譲渡

各社の協力があって、実現したプロジェクトだということですね。

運転時刻

2018年4月現在、週末を中心に運転されていて、運転日には下今市~鬼怒川温泉間を1日3往復します。途中停車駅は、東武ワールドスクエアの最寄り駅、東武ワールドスクエア駅(以下、東武WS駅)のみです。

【鬼怒川温泉行き(下り)】

列車名 下今市発 東武WS発 鬼怒川温泉着
SL大樹1号 09:02 09:32 09:38
SL大樹3号 13:00 13:30 13:38
SL大樹5号 16:32 17:02 17:08


【下今市行き(上り)】

列車名 鬼怒川温泉発 東武WS発 下今市着
SL大樹2号 11:08 11:13 11:41
SL大樹4号 14:35 14:41 15:09
SL大樹6号 18:09 18:15 18:43


下今市は、東武日光方面と、鬼怒川温泉や会津方面への分岐駅です。

その下今市駅から鬼怒川温泉駅までは、わずか12.4km。各駅に停車する普通列車でも25分程度で走る区間ですが、SL列車はとてもゆっくりと走るので、35分程度を要します。

なお、日によっては、蒸気機関車の検査等のために、ディーゼル機関車牽引の「DL大樹」として運転されることがあります。詳しくは、東武鉄道の「SL大樹」のWebサイトをご覧下さい。

www.tobu.co.jp

座席指定券の予約・購入方法

「SL大樹」に乗車するには、以下のきっぷが必要です。

  • 普通乗車券(下今市~鬼怒川温泉がエリアに含まれるフリーきっぷでもOK)
  • SL座席指定券(大人750円 小児380円)

普通乗車券は、いわゆる普通の「きっぷ」です。駅の券売機や窓口で購入できるものです。あとで紹介しますが、東武線の沿線からであれば、SL大樹の運転区間がフリーエリアに含まれるフリーきっぷも利用できます。

重要なのは「SL座席指定券」が必要であること。SL大樹は、全列車、全車指定席で運転されていますので、座席指定券を事前に購入しておかないと乗車できません。

座席指定券を購入するには、東武鉄道の駅窓口や、東武系列の旅行代理店「東武トップツアーズ」に出向く必要があります。

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SL大樹は人気列車! 転車台での回転も一大イベントです!

ただ、事前にインターネットや電話で予約をすることができます

デビューして間もない「SL大樹」は人気列車です。ゴールデンウィークや夏休み、三連休などの観光シーズンには、座席指定券が早々に売り切れてしまうことがありますので、早めに予約をしておいたほうがよいでしょう。

インターネットで空席照会

それでは、座席指定券の予約方法を説明します。

まず、東武鉄道のWebサイトで、空席照会をしてみましょう。

上記の「東武鉄道空席照会サービス」にアクセスし、以下のように入力します。

  1. 路線:「SL大樹」を選択
  2. 下今市→鬼怒川温泉のSL大樹(1号,3号,5号)なら「下り」を選択
  3. 鬼怒川温泉→下今市のSL大樹(2号,4号,6号)なら「上り」を選択
  4. 時刻条件: 選択不要(1.で「SL大樹」を選ぶと選択できない)
  5. 乗車日・時刻: 「SL大樹」に乗車したい乗車日を入力(時刻は選択できない)
  6. 駅指定: 乗車駅を選択

「検索」ボタンを押すと、SL大樹の空席情報が表示されます。「○」なら空席あり、数字は残席数です。残席数が表示されているものは、空席が少なくなっていることを示しています。

インターネットで予約

乗車したい日の空席情報を確認したら、インターネットで予約をしてみましょう。

railway.tobu.co.jp

東武鉄道の特急列車のインターネット予約サイトから予約ができます。

上記のサイトの「インターネットで予約」ボタンを押して進むと、「予約する列車情報」「お客様情報」の入力画面になります。

以下の内容を入力しましょう。

【予約する列車情報】

  • 乗車日:SL大樹に乗車したい日を選択
  • 列車名:「SL大樹」を選択し、号数(SL大樹1号なら「1」)を入力
  • 乗車駅・降車駅
    • SL大樹1号,3号,5号なら、乗車駅:下今市、降車駅:鬼怒川温泉 を選択
    • SL大樹2号,4号,6号なら、乗車駅:鬼怒川温泉、降車駅:下今市 を選択
    • 東武ワールドスクエアで乗車・下車する場合も、座席指定券は全区間での予約になるので、上記のとおり選択すればOKです
  • 乗車人数:乗車人数を選択
  • 特急券の受け取り場所:受け取り場所を選択

【お客様情報】

名前、連絡先の電話番号、メールアドレスを入力します。入力したメールアドレス宛てに、予約受け付けと、予約結果のメール(予約回答メール)が届きますので、間違えないように入力しましょう。

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客車の行先方向幕

なお、インターネット予約の回答は、すぐには来ません。

  • 18時以降の予約受け付け分は翌営業日の9時以降に順次回答
  • 12/30~1/3の予約受付分は、1月4日9時以降に回答

となっています。また、翌日乗車の列車の場合には、前日18時までの予約受け付けが必要です。

詳しくは、東武鉄道の以下のページをご覧ください。

railway.tobu.co.jp

インターネット予約をやってみた

実際にインターネット予約を試してみましたが、

  • 18時以降に予約したら、翌日の10時頃に予約回答メールが来た
  • 営業時間内の12時過ぎに予約したら、14時過ぎに予約回答メールが来た

という結果になりました。このタイムラグからすると、JRのようにシステムが自動的に予約の可否を判断しているのではなく、人手での作業になっているようです。

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SL大樹の座席指定券

また、インターネット予約では、号車や座席の指定(窓側・通路側等)は一切できません。今回2名で予約しましたが、横並びの座席が確保されていました。複数名で予約したときに、横並びや近くの席が確保できない場合、NGの回答になるのかはわかりません。

複数名、特に3名以上で座席のリクエストがある場合には、電話予約で希望を伝えたほうがよさそうです。

座席指定券の引き換え

予約が完了し、座席指定券が確保できたら、予約時に指定した受け取り場所(東武線各駅か東武トップツアーズの支店)で、座席指定券を引き換えましょう。

東武線各駅の窓口や改札口で、予約回答メールを持って行きましょう。引換時に、予約番号、乗車日、乗車区間、乗車人数 が必要になります。これらを窓口で記入して、座席指定券を購入することになります。

なお、引き換えの期限がありますので要注意です。予約回答メールの受信日を含む7日以内に引き換えをしないと、予約は自動的にキャンセルされてしまいます

乗車日が予約回答メール受信から7日以内であれば、乗車当日に東武線の各駅で引き換えることもできます。ただ、窓口が混雑している場合もありますので、少し時間に余裕を持っておいたほうがよいでしょう。

SL大樹の座席は? おすすめの座席は?

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クロスシートが並ぶSL大樹の客車

各地のSL列車では、客車の座席はボックスシート(二人がけのシートが2組向かい合ったもの)が圧倒的に多いのです。ところが、SL大樹の客車の座席は、新幹線や特急列車の座席のように、二人がけのシートが進行方向に向いた「クロスシート」と呼ばれる座席になっています。

座席の配置は以下のようになっています。

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SL大樹の座席表(SL大樹車内のパンフレットを元に作成)

特急列車などと同じように、1~16列のそれぞれに、通路を挟んでA席~D席があります。窓側はA席とD席です。客車は3両ありますので、全部で200弱の座席があることになります。

注意点は、1号車だけは、2号車・3号車と席番号が逆になっていることです。1~16の列番号、A席~D席の並び順も、全て逆になっています。1号車だけは、車両の向き自体が逆になっているようですね。トイレの配置等を考慮した結果なのでしょうか。

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途中、三つの川を渡っていきます

もっとも、SL大樹が走る下今市~鬼怒川温泉間は、左右どちらかの車窓が絶対的に良いということはないため、それほど問題はないでしょう。どうしても、どちらかの窓側に座りたい!ということであれば、上の座席表を見て、電話予約か窓口で希望を伝えたほうが良いでしょう。

鬼怒川観光・温泉旅行にも便利な「まるごと鬼怒川 東武フリーパス」

「SL大樹」に乗車する場合、東武スカイツリーラインの各駅から鬼怒川温泉までの乗車券を購入するのが最も安いです。例えば、浅草~鬼怒川温泉間の片道乗車券は1,550円ですので、往復で3,100円です。

ただ、鬼怒川温泉周辺で観光したり、鬼怒川温泉より先、龍王峡、川治温泉、湯西川温泉まで足を延ばすのであれば、「まるごと鬼怒川 東武フリーパス」がおすすめ です。

  • 利用期間:通年
  • 有効期間:4日間
  • 発売期間:通年(利用当日の購入可能)
  • きっぷの効力
    • 発駅(東武線各駅)~下今市までの往復の普通列車
    • 下今市~湯西川温泉までのフリー区間の普通列車に乗り降り自由
    • 別途、特急券を購入することで特急列車に、SL座席指定券を購入することでSL大樹にも乗車可能
    • 鬼怒川温泉駅~東武ワールドスクエア~日光江戸村の循環バス、鬼怒川温泉駅~鬼怒川公園駅の路線バス、鬼怒川温泉駅~龍王峡~川治温泉駅~湯西川温泉駅の路線バス(日光交通バス)に乗車可能
  • おねだん(例): 浅草発着 4,730円(4~11月), 4,370円(12~3月)

SL大樹に乗車する場合には、浅草などから「けごん」「きぬ」「リバティけごん」「リバティ会津」などの特急列車に乗車して、下今市で下車。下今市から鬼怒川温泉までSL大樹に乗車することができます。特急券、SL座席指定券は別途購入しましょう。

前述のように、鬼怒川温泉までの往復だけでは元が取れませんが、鬼怒川温泉周辺の観光スポットへ路線バスでアクセスしたり、川治温泉・湯西川温泉へバスや鉄道(東武鬼怒川線・野岩鉄道線)でアクセスしたりする場合には、おトクになることが多くなります

東武ワールドスクエアや日光江戸村、鬼怒川温泉ロープウェイなどの入場料・料金が割引になる特典もあります。

今回、SL大樹に乗車する際に、浅草~鬼怒川温泉~龍王峡~川治温泉~鬼怒川温泉~下今市~浅草 というルートで利用してみました。路線バスにも乗車しましたが、金額的に元が取れたかということよりも、バスや電車に乗車するときにいちいち小銭を出す必要がない というところが一番ありがたかったですね。

なお、東武線各駅から発着のきっぷが設定されています。詳しくは、以下の東武鉄道のサイトをご覧ください。

tabi.tobu.co.jp


以上、「SL大樹」の概要、SL座席指定券の予約方法、おすすめの座席やおすすめのきっぷについてご紹介しました。運行開始したばかりの「SL大樹」。SLへの乗車も楽しいですが、転車台でのSLの回転など、前後のイベントも充実しています。日光・鬼怒川方面へ旅行される際には、ぜひ「SL大樹」にも乗車してみてください。

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