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「信州ワンデーパス」で車窓が美しい長野のローカル線を旅しよう! 小海線・大糸線など魅力的なローカル線が揃っています!

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長野県を汽車旅するときに活用したいのが、通年利用可能な「信州ワンデーパス」です。長野県内のJR線が1日乗り放題となるフリーきっぷです。青春18きっぷが利用できない時期の汽車旅におすすめのフリーきっぷです。長野県には、小海線、大糸線など、車窓が美しいローカル線が数多くあります。「信州ワンデーパス」を活用して、魅力的なローカル線の旅に出てみてはいかがでしょうか?

※2018.03.08 更新(観光列車の記事へのリンクを追加等)

『信州ワンデーパス』の概要

まず、信州ワンデーパスの概要を紹介します。詳しくは、下記のJR東日本長野支社のチラシ(PDF)をご覧ください。

JR東日本長野支社:信州ワンデーパス

  • フリーエリア
    • 中央本線(小淵沢~塩尻・辰野)
    • 小海線(全線: 小淵沢~小諸)
    • 篠ノ井線(全線: 塩尻~篠ノ井)
    • 大糸線(松本~南小谷)
    • 飯山線・しなの鉄道北しなの線(長野~越後川口)
    • 北陸新幹線(軽井沢~長野~飯山 ※運賃のみ有効)
  • 乗車可能列車
    • 上記エリア内の普通列車(快速列車含む)
    • 別に特急券を購入すれば、エリア内の特急列車・新幹線にも乗車可能
    • 別に指定席券を購入すれば、全車指定席の観光列車にも乗車可能
  • 発売期間・利用期間:通年
  • 有効期間:1日
  • 発売箇所:フリーエリア内の 主な駅のみどりの窓口、指定席券売機、びゅうプラザおよび主な旅行会社
  • 値段: 2,640円(おとな)、1,040円(こども)

このフリーきっぷの最大のポイントは、長野県内のJR東日本全線に利用できる ことでしょう。長野県は広大ですので、十分に乗り鉄を満喫できます。また、一年中いつでも利用可能 なのも、フリーきっぷとしては使い勝手がよくてうれしいですね。青春18きっぷや主要なフリーきっぷが利用できないゴールデンウィークにも利用できます。

注意点としては、発売箇所がフリーエリア内に限られている ことです。東京方面から長野へ入る場合は、中央本線の小淵沢、北陸新幹線の佐久平や長野、飯山が候補でしょうか。どこでこのきっぷを購入するかのプランニングも考えておくとよいでしょう。

なお、姉妹版のきっぷとして、「北信州ツーデーパス」もあります。こちらは、フリーエリアが長野県の北部になりますが、JR線だけでなく、私鉄やバスも利用できます。長野駅から北部をメインに利用する場合には、北信州ツーデーパスも候補に入れるとよいでしょう。

JR東日本長野支社:おトクなきっぷ

「信州ワンデーパス」の上手な使い方

「信州ワンデーパス」は、どのように使えばよいのでしょうか?

結論から言えば、どのように使ってもメリットはあると思います。近距離では元が取れない可能性もありますが、あちこちで途中下車するのであれば、いちいちきっぷを買わなくて済むというだけで、快適に旅ができます。

それでも、せっかくなので、いくつか思いつく活用法を紹介してみます。

観光列車に乗って信州の自然を満喫しよう!

私自身、このエリアは毎年のように旅をしていますが、このフリーエリアを見た時に、まず思いつくのが、観光列車に乗車するという使い方です。

このフリーエリア内では、

  • HIGH RAIL 1375: 小海線(小淵沢~小諸)
  • リゾートビューふるさと: 大糸線・篠ノ井線(長野~松本~南小谷)
  • おいこっと: 飯山線(長野~戸狩野沢温泉~十日町)

という3つの観光列車が走っています。

土休日を中心に1日1往復運転されています。いずれも、全車指定席での運転なので、事前に指定席券を入手しておきましょう。信州ワンデーパス+指定席券でこれらの観光列車に乗車できます。

各路線については、下のほうの「おすすめ路線」で詳しく紹介します。どの列車も車窓が素晴らしいのでおすすめですよ。

1泊旅行なら2日目に「信州ワンデーパス」を利用しよう!

東京などから新幹線や特急列車で長野に入り、1泊旅行をする場合には、「信州ワンデーパス」を2日目に利用するほうが使いやすく、しかも、少しお得になる可能性があります。

「信州ワンデーパス」は、フリーエリア内の主要駅でしか購入できません。そのため、例えば、東京から新幹線や特急列車で長野や松本に直接入って、そこで「信州ワンデーパス」を購入すると、北陸新幹線 佐久平~長野間や、中央本線 小淵沢~松本間のフリーエリアを活用できません。

一方、フリーエリア内で1泊して、翌日に「信州ワンデーパス」を購入して汽車旅を楽しみ、そのあとで東京に帰る場合には、佐久平~長野や小淵沢~松本間の乗車券を購入する必要がありません。

  • 佐久平 → 東京: 乗車券 3,020円 (長野→佐久平は信州ワンデーパスを利用)
  • 長野 → 東京: 乗車券 4,000円

ですから、長野から東京へ帰る場合には、信州ワンデーパスを持っていると、980円もお得になります。2,640円のフリーきっぷで、980円分がさらにお得になると思うと、かなり大きいですよね。

「信州ワンデーパス」で乗りたいおすすめ路線

この「信州ワンデーパス」で是非乗車したいおすすめのローカル線を紹介してみます。

小海線(小淵沢~小諸)

小海線から眺めた八ヶ岳

このブログでも何回も紹介していますが、やはり小海線を外すわけにはいきません。「八ヶ岳高原線」の愛称のとおり、日本を代表する高原列車です。

小淵沢~清里は、別荘地の森林の中をぐんぐん登っていきます。森の中を走りますので、眺望が開けているところはそれほど多くありません。清里~野辺山間にはJR最高地点がありますが、そのあたりで急に眺望が開けてきて、八ヶ岳をはじめとする周囲の山々が望めるようになります。さらに、野辺山~佐久広瀬間は野辺山高原の比較的開けた地形になっていて、その中を小海線が走っています。八ヶ岳の山々を遠くから眺めたいのであれば、このあたりがおすすめです。

小海線は、「青春18きっぷで乗りたい絶景高原路線3選」の記事でも詳しく紹介していますので、よろしければ下記リンクからご覧ください。

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また、小海線に乗車するのであれば、2017年に登場した観光列車「HIGH RAIL 1375」もおすすめです。景色が見やすいように配置された座席や、お酒やおつまみ、お土産などが揃ったカウンターなども揃っていますし、オプションでブランチやスイーツ、お弁当を付けることもできます。

詳しくは、以下の乗車レポートをご覧ください。指定席券の買い方や、オプションの購入方法も紹介しています。

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大糸線(松本~南小谷)

大糸線の車窓

大糸線は、北アルプスの東側を南北に走るローカル線です。途中、信濃大町や白馬といった観光地を経由しますので、観光路線としても有名です。

松本~信濃大町の区間は、北アルプスを車窓の西側に見ながら、安曇野の盆地を進みます。周囲は比較的開けていて、適度な距離から北アルプスの山々を眺めることができます。夏は青々とした田園風景、秋は色とりどりの紅葉、冬は白一色のモノトーンに覆われ、四季折々の車窓が楽しめます。

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冬の仁科三湖はモノトーンの世界

信濃大町からさらに北上すると、仁科三湖(木崎湖、中綱湖、青木湖)のすぐ脇を通ります。大小3つの湖が次々に車窓を飾ります。さらに、白馬から南小谷の間は、盆地が狭まった山あいを走行することになります。松本から南小谷までは2時間以上を要するかなり長いローカル線ですが、車窓の変化に富んていて飽きません。

大糸線を旅行する場合には、「リゾートビューふるさと」に乗車するのがおすすめです。週末を中心に、長野~松本~南小谷を1往復するリゾート列車です。ゆったりとした座席に、大きな窓で、車窓を満喫できます。

詳しくは、以下の乗車レポートをご覧ください。

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飯山線(長野~越後川口)

飯山線は、長野県北部~新潟県を結ぶ非電化ローカル線です。千曲川(長野県内)~信濃川(新潟県内)に沿って走る飯山線は、里山ののどかな田園風景の中を走るローカル線といった風情です。小海線などと比べると、山岳路線や高原路線といった感じはないですが、千曲川の周囲は高い山に囲まれていますので、千曲川のゆっくりとした流れの向こうに、山々が望めるでしょう。

沿線には、野沢温泉などの温泉地が点在しています。また、スキー場も多く、冬は日本一の豪雪地帯となり、除雪のためにしばしば運休することがあります。

飯山線は、普通列車に乗るのもよいですが、最近は「おいこっと」という観光列車が走っています。キハ110系車両を改造した観光列車です。全席指定となっていますが、指定券を購入すれば信州ワンデーパスでも乗車できます。運転日が限られていますので、下記のサイトでご確認下さい。

JR東日本長野支社 飯山線観光列車 おいこっと


以上、信州ワンデーパスと、車窓が美しいローカル線を3路線をご紹介しました。季節を問わず美しい車窓が眺められますので、青春18きっぷの時期以外にも、この「信州ワンデーパス」を活用して汽車旅に出かけてみてはいかがでしょうか?