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JR北海道が札幌~帯広の特急「とかち」に普通車55%引き、グリーン車25%引きの「お先にトクだ値」を2023年末まで設定! 札幌~帯広が普通車3,490円!(設定期間を2023年9月末まで延長)

ノウハウ-おトクなきっぷ

JR北海道は、2週間前までの購入で乗車券+特急券を、普通車で55%、グリーン車で25%割り引く「お先にトクだ値」を、札幌~帯広の特急「とかち」に設定しています。設定期間は2023年9月末まで。札幌から道東方面へ、お得に鉄道で旅ができるチャンスです。

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JR北海道が特急「とかち」を50%以上割り引く「お先にトクだ値」を設定

JR北海道は、札幌~帯広を結ぶ特急列車「とかち」に、2週間以上前の購入で、乗車券+特急券を50%以上割引く「お先にトクだ値」を期間限定で設定します。普通車指定席に加えて、割引率は25%と低めですが、グリーン車用も設定されます。

「とかち」のお先にトクだ値は、2023年9月30日までに延長されました。

設定区間、設定期間、料金は以下の通りです。(表は左右にスクロールできます)

路線名 列車名 設定期間 主な設定区間 座席種別 お先にトクだ値
石勝線
根室本線
とかち ~9/30 札幌・新札幌 ⇔ 帯広 普通車 3,490円
南千歳 ⇔ 帯広 普通車 2,850円
~9/30 札幌・新札幌 ⇔ 帯広 グリーン車 8,580円
南千歳 ⇔ 帯広 グリーン車 6,470円

※席数限定、札幌・新札幌発着の乗車券は札幌市内発着

詳しくは、JR北海道のニュースリリースをご覧ください。

なお、札幌~帯広・釧路を結ぶ特急「おおぞら」「とかち」には、ふだんから乗車券+特急券の合計が15~40%引きになる「えきねっとトクだ値」(前日まで購入可能)が設定されています。

2週間前までに予定が決められない場合でも、割引率は多少下がりますが、普通にきっぷを購入するよりはだいぶ安く買えますので、「えきねっとトクだ値」があるかを確認してみたほうがよいでしょう。

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「お先にトクだ値」は2週間前までに「えきねっと」での購入が必要

札幌~釧路を結ぶ特急「おおぞら」
札幌~釧路を結ぶ特急「おおぞら」

JR北海道は、JR東日本と同じインターネット予約・購入サービス「えきねっと」のシステムを利用しています。

今回設定された「お先にトクだ値」は、えきねっと専用の早期購入割引きっぷとなります。

購入にあたって、いくつか注意すべき点をまとめてみます。

  • 席数限定
  • 2週間前までの予約・購入が必要
  • 発券後の払い戻し手数料は高額(割引率分の払い戻し手数料がかかる)

まず、席数限定のサービスですので、指定席に空席があるからといって、「お先にトクだ値」の価格で購入できるとは限りません。旅行の日程が決まったら、早めに「えきねっと」で購入しましょう。

次に、「お先にトクだ値」は2週間前、正確には乗車日の13日前の午前1時50分までに購入を完了している必要があります。この「午前1時50分」という中途半端な時刻は、えきねっとシステムの営業終了時刻です。

最後に、発券に関する注意です。「えきねっと」では、インターネットで予約・購入手続き後、乗車前に自動券売機や窓口できっぷを発券する必要があります。

注意したいのは、発券後に払い戻しをすると、払い戻し手数料が高額になる という点です。「えきねっと」の早期購入割引では、発券後は、割引率分の払い戻し手数料がかかることになっています。例えば、札幌~帯広間の「お先にトクだ値」(3,490円)を購入し、発券後に払い戻すと、このきっぷは50%引きですので、払い戻し手数料は50%(3,490円×50%=1,740円)となります。

発券前であれば、「えきねっと」からオンラインで払い戻しができますし、払い戻し手数料は320円(えきねっと特典対象列車)で済みます。「えきねっとトクだ値」「お先にトクだ値」は、予約は早めに、発券は直前に が原則です。

詳しくは、以下の記事でまとめていますので、よろしければご覧ください。

「えきねっとトクだ値」「お先にトクだ値」でJR東日本・JR北海道の新幹線・特急列車をお得に利用しよう! 購入・変更・払戻の方法、注意点を紹介します!(2023年版)
JR東日本のインターネット予約「えきねっと」限定の割引きっぷ「えきねっとトクだ値」「お先にトクだ値」を利用すれば、新幹線や特急列車が割安で利用できます。【ひさの乗り鉄ブログ】では、「えきねっとトクだ値」「お先にトクだ値」の基本的な使い方や、購入方法、変更や払い戻し(キャンセル)などの注意点、上手な利用法をご紹介します。
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「お先にトクだ値」で道東方面へお得に旅行するチャンス!

道東の代表的観光地、釧路湿原
道東の代表的観光地、釧路湿原

いろいろな制約があるとはいえ、半額というのはやはり魅力的です。旅行の日程を早めに決めて、「お先にトクだ値」を活用してみましょう。

「お先にトクだ値」は、札幌からだけでなく、南千歳からの設定もあります。南千歳は、新千歳空港から一駅(運賃220円が別途必要)。道外から飛行機で新千歳空港に到着後、南千歳まで移動して、「おおぞら」「とかち」で道東方面へ、という使い方ができます。

鉄道旅行なら、道東でのおすすめは、沿線に釧路湿原や阿寒湖、摩周湖などの北海道らしい観光スポットが点在する釧網本線です。途中下車しながら観光やグルメを楽しめば、満足度の高い旅になります。釧網本線の乗車記については、以下の記事をご覧ください。

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また、日本離れした雄大かつ荒涼とした車窓を楽しみたいのなら、花咲線(根室本線の釧路~根室)もおすすめです。以下の記事で紹介しているような、北海道らしい車窓を眺めることができます。

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以上、『JR北海道が札幌~帯広の特急「とかち」に普通車55%引き、グリーン車25%引きの「お先にトクだ値」を2023年9月末まで設定! 札幌~帯広が普通車3,490円!(設定期間を2023年9月末まで延長)』でお届けしました。観光シーズンに設定される割引きっぷをうまく活用して、道東を訪れてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
乗り鉄歴25年!
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乗り鉄歴25年! 青春18きっぷやフリーきっぷを利用して、関東甲信越、北海道、東北によく乗り鉄に出かけます。このブログでは、これまでの乗り鉄経験を活かして、おすすめの列車や路線、青春18きっぷ活用のノウハウ、お得なきっぷの情報などを掲載しています。

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