ひさの乗り鉄ブログ

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JR北海道が札幌~釧路・帯広に50%引きの「お先にトクだ値」を2019年10~11月に設定! 道東方面への鉄道旅行のチャンス!


JR北海道は、札幌~釧路を結ぶ特急「スーパーおおぞら」、札幌~帯広を結ぶ特急「スーパーとかち」の乗車券+特急券を、2週間前までの購入で50%以上割り引く「お先にトクだ値」を期間限定で設定します。札幌から道東方面へお得に旅行するチャンスです。

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※2019.09.29更新(2019年10~11月の情報に更新)

「スーパーおおぞら」「スーパーとかち」に50%以上割り引く「お先にトクだ値」を設定

JR北海道は、札幌~釧路・帯広を結ぶ特急列車「スーパーおおぞら」「スーパーとかち」に、2週間以上前の予約・購入で、乗車券+特急券を50%以上割引く「お先にトクだ値」を期間限定で設定すると発表しました。

設定区間、設定期間、料金は以下の通りです。料金はいずれも普通車指定席です。

列車 設定区間 設定期間 お先にトクだ値 通常価格
スーパーおおぞら 札幌・新札幌~釧路 10/1~11/30 4,990円
(50%引き)
9,990円
南千歳~釧路 10/1~11/30 4,710円
(50%引き)
9,440円
スーパーとかち 札幌・新札幌~帯広 ~11/30 3,490円
(55%引き)
7,790円
南千歳~帯広 ~11/30 2,850円
(55%引き)
6,360円

※席数限定、札幌・新札幌発着の乗車券は札幌市内発着
※料金は2019年10月1日以降のもの

なお、「スーパーおおぞら」「スーパーとかち」では、ふだんから、乗車券+特急券の合計が15~40%引きになる「えきねっとトクだ値」(前日まで購入可能)が設定されています。

2週間前までに予定が決められない場合でも、割引率は多少下がりますが、普通にきっぷを購入するよりはだいぶ安く買えますので、「えきねっとトクだ値」があるかを確認してみたほうがよいでしょう。

詳しくは、JR北海道のWebサイトをご確認ください。

www.jrhokkaido.co.jp

2週間前までにインターネット予約サービス「えきねっと」での購入が必要

JR北海道は、JR東日本と同じインターネット予約サービス「えきねっと」のシステムを利用しています。

今回設定された「お先にトクだ値」は、えきねっと専用の早期購入割引きっぷとなります。

購入にあたって、いくつか注意すべき点をまとめてみます。

  • 席数限定
  • 2週間前までの予約・購入が必要
  • 発券後の払い戻し手数料は高額(割引率分の払い戻し手数料がかかる)

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札幌~釧路を結ぶ特急「スーパーおおぞら」

まず、席数限定のサービスですので、指定席に空席があるからといって、「お先にトクだ値」の価格で購入できるとは限りません。旅行の日程が決まったら、早めに「えきねっと」で購入しましょう。

次に、「お先にトクだ値」は2週間前、正確には乗車日の13日前の午前1時40分までに購入を完了している必要があります。この「午前1時40分」という中途半端な時刻は、えきねっとシステムの営業終了時刻です。

最後に、発券に関する注意です。「えきねっと」では、インターネットで予約・購入手続き後、乗車前に自動券売機や窓口できっぷを発券する必要があります。

注意したいのは、発券後に払い戻しをすると、払い戻し手数料が高額になるというところです。「えきねっと」の早期購入割引では、発券後は、割引率分の払い戻し手数料がかかることになっています。例えば、札幌~釧路間の「お先にトクだ値」(4,990円)を購入、発券後に払い戻すと、このきっぷは50%引きですので、払い戻し手数料は50%(4,990円×50%=2,490円)となります。

発券前であれば、「えきねっと」からオンラインで払い戻しができますし、払い戻し手数料は320円(えきねっと特典対象列車)で済みます。「えきねっとトクだ値」「お先にトクだ値」は、予約は早めに、発券は直前に、が原則です

詳しくは、以下の記事でまとめていますので、よろしければご覧ください。

www.kzlifelog.com

「お先にトクだ値」で秋の道東方面へお得に旅行するチャンス!

いろいろな制約があるとはいえ、半額というのはやはり魅力的です。

「スーパーおおぞら」「スーパーとかち」のお先にトクだ値の設定期間は10月~11月の2か月間。北海道、特に道東では秋というよりは初冬の時期にあたり、一般的には観光シーズンではないかもしれませんが、それゆえに格安で旅行をするチャンスでもあります。

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道東の代表的観光地、釧路湿原

札幌だけでなく、南千歳からの設定もあります。南千歳は、新千歳空港から一駅。道外から飛行機で新千歳空港に到着後、南千歳まで移動して、「スーパーおおぞら」「スーパーとかち」で道東方面へ、という使い方も可能です。

鉄道旅行なら、道東でのおすすめは、沿線に釧路湿原や阿寒湖、摩周湖などの北海道らしい観光スポットが点在する釧網本線です。途中下車しながら観光やグルメを楽しめば、満足度の高い旅になります。

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高速バスとの熾烈な競争、JR北海道の厳しさも反映

「スーパーおおぞら」「スーパーとかち」といえば、JR北海道の主力特急列車、つまりは、貴重な収入源となる列車です。その特急列車を半額にしてしまって大丈夫なのでしょうか。

特に、「スーパーとかち」(札幌~帯広)では、今年の4月から55%引きの「お先にトクだ値スペシャル」が設定され、ゴールデンウィークや夏休みも利用できていました。

その裏には、高速バスとの熾烈な競争があります。

【札幌~釧路】

交通機関 運転本数 所要時間 料金
JR特急列車
「スーパーおおぞら」
6往復 約4時間 9,990円
高速バス
「スターライト号」
5往復 5時間15分 5,770円
高速バス
「ニュースター号」
4往復 5時間15分 5,600円

※「スターライト号」はくしろバス、「ニュースター号」は北海道バスが運行

【札幌~帯広】

交通機関 運転本数 所要時間 料金
JR特急列車
「スーパーおおぞら」
「スーパーとかち」
11往復 2時間50分 7,790円
高速バス
「ニュースター」
5往復 3時間20分 3,600円
高速バス
「ポテトライナー」
8~10往復 3時間半~
4時間
3,840円

※「ニュースター」は北海道バス、「ポテトライナー」は北斗交通が運行

通常料金で比べてしまうと、特急「スーパーおおぞら」「スーパーとかち」はかなり厳しいですね。所要時間は高速バスよりも短いものの、料金が倍近くなってしまっています。

今回の「お先にトクだ値」を適用すれば、札幌~釧路で4,990円、札幌~帯広で3,490円ですので、料金でも逆転します。明らかに、高速バス対抗のための設定でしょう。

経営難が伝えられているJR北海道ですが、その一つの理由が、90年代~00年代に高速道路の整備が急速に進んだことなんですよね。高速バスの競争力が高くなり、次第に乗客を奪われていったというわけです。

とはいえ、旅行者としては、JR北海道が設定してくれた「お先にトクだ値」を上手に活用させていただくのがよいでしょう。


以上、『JR北海道が札幌~釧路・帯広に50%引きの「お先にトクだ値」を期間限定で設定!』でお届けしました。観光シーズンに設定される割引きっぷをうまく活用して、道東を訪れてみてはいかがでしょうか。

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