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上越線・吾妻線の観光列車「リゾートやまどり」に乗ってみた! ゆったりとした座席の超乗りドク列車で、青春18きっぷとの相性も抜群です!

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上越線と吾妻線を中心に運転されている観光列車「リゾートやまどり」。季節ごとにさまざまなダイヤで運転される観光列車で、首都圏~群馬・新潟の汽車旅に利用価値が高いです。その特徴は、何といっても、1+2列のゆったりとした座席です。

この記事では、JR東日本の観光列車「リゾートやまどり」の座席や設備の紹介と、「リゾートやまどり」の車両で運転される臨時列車の乗車記をご紹介します。

※2018.08.21更新(大幅加筆・写真追加)

「リゾートやまどり」とは?

「リゾートやまどり」は、JR東日本高崎支社が保有する観光列車用の車両 です。485系という在来線の特急型車両を改造した車両で、6両編成と、観光列車としては編成が長いものになっています。

上越線・吾妻線を中心に運転

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「リゾートやまどり」は、上越線・吾妻線を中心に運転されていますが、固定された区間やダイヤで運転されているわけではありません。季節によってさまざまなダイヤで運転されています。

2018年現在、「リゾートやまどり」で運転されている主な列車と運転区間は以下のとおりです。

列車名 主な運転区間 運転時期
快速リゾートやまどり 大宮~長野原草津口
快速たんばらラベンダー 上野~沼田 7月下旬~8月中旬
快速やまどりもぐら・ループ 水上~越後湯沢
快速ナイト藤まつり 大宮~足利 GW前後


たいていの列車は全車指定席の快速列車として運転されるため、青春18きっぷ+座席指定券(520円) で乗車することができます。大宮から吾妻線方面や、上野から上越線方面に運転される長距離の列車もあり、青春18きっぷを利用した汽車旅との相性も抜群です。

詳しくは、JR東日本高崎支社の「リゾートやまどり」のサイトをご覧下さい。

www.jreast.co.jp

「リゾートやまどり」の設備は?

最近の観光列車は、車窓が見やすい座席配置になっていたり、ビュッフェやカウンターなど共食設備が充実していたりする車両が多くなっています。その点、「リゾートやまどり」はかなりオーソドックスで、リクライニングする座席以外には、各車両の端にある共用スペースと展望室くらいしかありません。

青春18きっぷ+座席指定券で乗車できる列車としては最高レベルの座席!

そんなオーソドックスな設備の「リゾートやまどり」ですが、他のどの観光列車にも負けないのがゆったりとした座席です。

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「リゾートやまどり」の客室内は1+2の超ゆったり座席配置!

一般的な特急列車は2+2列の座席配置になっていますが、この「リゾートやまどり」は1+2列の配置となっています。在来線の特急列車のグリーン車と同じ配置で、前後・左右の幅が広く、とてもゆったりとしています。

青春18きっぷ+座席指定券(520円)で乗車できる列車の中では、最高レベルの座席です。

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新幹線や特急列車のグリーン車並みの座席

座席がゆったりとしているだけでなく、C席は一人がけの座席になっているため、ひとり旅でも隣の人を気にすることなく乗車できます。

観光列車というと、ひとり旅にはハードルが高そうなイメージがありますが、「リゾートやまどり」に関しては、全く問題ありません。

共用スペースが充実!

「リゾートやまどり」の各車両の車端部には共用スペースがあります。

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リゾートやまどりの各車両の車端部にある共用スペース

号車ごとに共用スペースの座席のタイプが異なり、ロングシートタイプや座敷タイプの座席があります。

グループで乗車される場合には、このスペースで話をしたりするのもよいでしょう。

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おもちゃや絵本がある「キッズルーム」も

おもちゃや絵本が置かれた「キッズルーム」もあります。車端部のスペースなので、それほど広くはないですが、小さなお子様連れの方には喜ばれる設備だと思います。

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トイレは大型のバリアフリー対応のタイプ

トイレは大型のバリアフリー対応のものになっています。座席もそうですが、全体的にゆったりとした配置になっていますので、満席になったとしても、それほど窮屈さを感じません。

「リゾートやまどり」乗車記

これまでに2回、「リゾートやまどり」には乗車していますが、その様子を簡単にご紹介します。

「リゾートやまどりもぐら」乗車記

水上駅に停車中のリゾートやまどりもぐら

2014年の8月、青春18きっぷで、上越線→飯山線経由で長野まで汽車旅をしたときに、快速「リゾートやまどりもぐら」号に乗車しました。

「リゾートやまどりもぐら」号は、水上発越後湯沢行きの臨時快速列車として運転されます。現在でも、年に何回かは、「リゾートやまどりもぐら」号として運転されているようですね。


リゾートやまどりの車内

「リゾートやまどり」の車内の様子です。少しわかりづらいですが、右側が1列のシート、左側が2列のシートです。1+2列の配置なので、シートの横幅も広いですし、通路も余裕をもってとられています。この車両に、青春18きっぷ+指定席券(520円)で乗車できるのですから、かなりの乗りドク列車に間違いありません。

さて、なぜ「リゾートやまどりもぐら」号という列車名なのかというと、日本一の「もぐら駅」として有名な土合駅を訪ねるための列車だからなのですね。新清水トンネルの中にある土合駅で、20分程度の停車時間が設けられていて、「もぐら駅」を楽しむことができます。


土合駅に停車中のリゾートやまどりもぐら

土合駅に到着すると、乗客は一斉にカメラをもって下車します。この駅が目的なので当然ですね。

土合駅の階段

改札口までは、462段もの階段をのぼらないといけません。エレベータやエスカレータはないので、体力に自信のない方はやめておいたほうが良いでしょう。このとき、19分の停車時間があり、車内アナウンスで「健脚の方なら10分でのぼれる」と言っていました。「体力に自信のある方はチャレンジしてみてください」とのことですが、私はあまり自信がないのでやめておきました。

ちなみに、普段は停車する列車が少ないうえに、一旦下車してしまったら、この階段を上らないと改札や上り線までたどり着けません。そういう意味で、土合駅を訪れるのはハードルが高いのですが、この「リゾートやまどりもぐら」に乗車すれば、お手軽にもぐら駅を体験できます。

発車時間が近づくと、車掌さんがホームで「間もなく発車します」と言って乗車を促します。とはいっても、ツアーではないので、本当に全員戻ってきたかの人数確認などはありません。間に合わなければ自業自得ということでしょう。そこは、あくまで普通の列車としての運転なのですね。

なお、越後湯沢発水上行きの列車は「リゾートやまどりループ」号として運転されます。上り線の土合駅は地上にあり、もぐら駅ではないのですが、代わりに、清水トンネルの前後にぐるっと一周する「ループ線」があり、そのループ線を体験するための列車なのですね。体験とはいっても、普通に乗車しているだけですが、アナウンスがあるので、鉄道に詳しくない方でもわかると思います。

「たんばらラベンダー」乗車記

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沼田駅に停車中の「たんばらラベンダー号」 上野行き

2015年8月、青春18きっぷを利用して、青森から「リゾートしらかみ」や「きらきらうえつ」に乗車しながら日本海側を南下、上越線経由で帰京する最終日に、快速「たんばらラベンダー」号に乗車しました。

快速「たんばらラベンダー」号は、毎年夏に、上野~沼田を1日1往復運転されます。沼田というのは、上越線の水上から数駅ほど高崎方面に行ったところにある駅です。なぜこの駅が起点なのかというと、毎年夏季に開園する「たんばらラベンダーパーク」へのアクセス列車だからなのですね。

沼田駅は、たんばらラベンダーパークの最寄り駅です。最寄り駅とはいっても、沼田駅から直行バスで45分ほどかかります。

そんな「たんばらラベンダー」号ですが、全車指定席の快速列車としての運転ですので、青春18きっぷ+指定席券で乗車できます。上野~沼田間は2時間半ほどかかりますが、この区間を乗り換えなしで、しかも前述のようにとてもゆったりとした座席で移動できるのですから、乗り鉄にとっても見逃せない列車です。

このときは、水上から乗車した高崎行きの普通列車を沼田駅で下車し、ビールとおつまみを購入して、快速「たんばらラベンダー」に乗り込みました。沼田発は17時ちょっと前、上野着は19時半ごろです。

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前述の「リゾートやまどりもぐら」号のようなイベントはなく、沼田駅を出ると、淡々と上越線、高崎線を南下していきます。それでも、利根川の上流域や赤城山など、群馬らしい車窓を眺めながらの旅は最高です。

高崎線には普通列車に連結されたグリーン車もありますが、土休日のグリーン料金は780円(51km以上)、「たんばらラベンダー」号の指定席券は520円。安いうえに、普通列車のグリーン車よりも座席がかなり広く、しかも快速列車で停車駅も少ない。ということで、運転日と時間帯が合えば、青春18きっぷの旅にもおすすめです。


以上、上越線・吾妻線を中心に運転されている観光列車「リゾートやまどり」をご紹介しました。青春18きっぷで乗車できる列車の中では最高レベルの座席を備えた車両です。比較的、長距離を走る列車も多く運転されますので、青春18きっぷでの乗り鉄とも相性が良いのです。ぜひ、行程の中に組み入れて乗車していただきたい列車です。