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【2025年夏の臨時列車】夜行特急「アルプス」今夏も運転! 東武直通「スペーシア上野日光」1往復運転!

ノウハウ-おすすめ列車
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JR各社は2025年夏(2025年7月~9月)の臨時列車の運転計画を発表しました。夜行特急「アルプス」は今夏は3日間運転、昨年も設定されていた北東北・三陸エリアの循環快速「そとやま」「五葉」も運転されます。また、東武鉄道100系を利用した「スペーシア上野日光」が1往復運転されるなど、新しい試みも見られます。

この記事では、2025年夏の注目の臨時列車をピックアップして紹介します。

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JR各社の2025年夏の臨時列車の運転計画まとめ(5月16日時点)

JR各社は、2025年夏の臨時列車の運転計画を発表しました。5月16日時点での運転計画の発表状況は以下のとおりです。

※リンクをクリックするとPDFファイルが開きます。

なお、定番の観光列車(JR東日本の「のってたのしい列車」、JR九州の「D&S列車」など)については、各社のWebサイトにて運転計画が公表されています。

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上野駅から東武100系スペーシアが走る!「スペーシア上野日光」

東武鉄道の100系「スペーシア」を利用した特急「スペーシア上野日光」が上野~日光で運転されます。

  • 列車名: 特急「スペーシア上野日光」
  • 往路(9/6運転): 上野 12:00発 → 東武日光 13:59着
  • 往路(9/7運転): 東武日光 17:02発 → 上野 19:05着
  • 使用車両: 東武100系6両(全車指定席)

ふだんは新宿駅発着で運転されている、東武線直通特急「スペーシア日光」が、上野駅発着で運転されます。上野駅に東武100系「スペーシア」が入線するということで、鉄道ファン的には注目の列車です。

…ですが、上野駅は東武鉄道のターミナル駅となる浅草駅のすぐ近く。間違いなく競合してしまうと思われますが、この列車を(少なくとも東武鉄道が了承したうえで)運転する理由が知りたいですね。

成田空港からスカイライナー1本で到着できる上野駅発着ということで、インバウンド狙いの列車かもしれませんが、今後も(通常の)臨時列車として設定されるのか、注目したい列車です。

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夜行特急「アルプス」、2025年夏は3日間運転!

昨年2024年夏から運転が始まった新宿発白馬行きの夜行特急「アルプス」ですが、2025年夏も運転されます。運転日は3日間です。

  • 列車名: 特急「アルプス」
  • 運転日: 7月18日(金), 8月8日(金), 9月12日(金)
  • 運転時刻: 新宿 23:58発 → 白馬 05:50着
  • 使用車両: E257系 9両(全車指定席)

白馬周辺の観光はもちろんのこと、松本駅から電車とバスを乗り継いで上高地や、信濃大町駅からのアルペンルートなど、登山やハイキングにもぴったりの列車です。

昨夏は4日間運転されましたが、今年は3日間のみ。夏はこのエリアの観光シーズン最盛期ですから、もう少し運転しても良いのでは?と思いますが、そうもいかないのでしょうか。

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リゾートしらかみ橅編成が羽越本線を走る!「羽越100周年ファイナル号」

リゾートしらかみ「橅」編成

リゾートしらかみ「橅」編成

羽越本線の秋田~新津間を、リゾートしらかみの橅編成が走ります。2024年に全線開通100周年を迎えた羽越本線のイベントを締めくくる列車「羽越100周年ファイナル号」として運転されます。

  • 列車名: 快速「羽越100周年ファイナル号」
  • 往路(7/12): 秋田 09:42発 → 新津 15:03着
  • 復路(7/13): 新津 11:03発 → 秋田 15:58着
  • 途中停車駅: 羽後本荘、仁賀保、象潟、酒田、鶴岡、あつみ温泉、村上、坂町、中条、新発田
  • 使用車両: リゾートしらかみ 橅編成 4両(全車指定席)

羽越本線の全線開通100周年イベントは、昨年2024年に運転された「羽越線100周年記念号」から始まりました。このときは「海里」の車両で、往路が新津→秋田、復路が秋田→新津で運転されました。

今回は、秋田エリアの車両「リゾートしらかみ」で、逆方向の運転となります。窓の大きなリゾートしらかみの車両で、羽越本線の日本海の車窓を満喫できる列車になりそうです。

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昨年は一部区間運休となった「五葉」「そとやま」、今夏も運転!

かつて、盛岡駅から花巻~宮古~釜石~盛岡と、東北本線・釜石線・山田線を走っていた循環急行「そとやま」「五葉」が、臨時快速列車として運転されます。

  • 列車名: 快速「そとやま」
  • 運転日: 7月20日(日)
  • 運転時刻(そとやま): 盛岡 08:51発 → 宮古 11:55発 → 釜石 13:32着
  • 運転時刻(そとやま2号): 釜石 14:45発 → 花巻 17:13発 → 盛岡 17:46着
  • 使用車両: キハ110系2両(そとやま 盛岡~宮古間全車指定席、それ以外は全車自由席)

快速「そとやま」は、盛岡から宮古、釜石、花巻と時計回りの方向で運転されます。2024年の運転とは異なり、盛岡~宮古間は全車指定席となっていますので、乗車したい方は指定席を確保しましょう。

  • 列車名: 快速「五葉」
  • 運転日: 7月21日(日)
  • 運転時刻(五葉): 盛岡 09:40発 → 花巻 10:15発 → 釜石 12:49着
  • 運転時刻(五葉2号) 釜石 13:05発 → 宮古 14:47発 → 盛岡 17:22着
  • 使用車両: キハ110系2両(五葉:全車指定席、五葉2号:全車自由席)

快速「五葉」は、盛岡から反時計回りでの運転となります。盛岡~花巻~釜石間で運転される「五葉」は全車指定席となります。

2024年は山田線が災害で被災し、残念ながら「循環」はできませんでしたが、今年は無事に運転されることを願っています。

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大阪~奈良を結ぶ特急「まほろば」、夏も増発運転を継続!

3月のダイヤ改正以降、増発される特急「まほろば」

3月のダイヤ改正以降、増発される特急「まほろば」

(出典)25年春、特急「まほろば」の定期運行化と、リニューアルデビューが決定!(JR西日本ニュースリリース 2024年12月13日)

大阪・新大阪~奈良をおおさか東線経由で結ぶ臨時特急「まほろば」ですが、2025年3月のダイヤ改正以降、1往復が土休日運転の列車として運転されています。万博開幕以降、もう1往復が土休日運転の臨時列車として、1日2往復の運転となっていますが、今夏も臨時列車が継続して運転されます。

【大阪 → 奈良方面】

  • まほろば: 大阪 09:58発 → 奈良 10:57着(3/1以降の土休日)
  • まほろば92号: 大阪 14:15発 → 奈良 15:12着(3/15~10/13の土休日)

【奈良 → 大阪方面】

  • まほろば: 奈良 16:21発 → 大阪 17:15着(3/1以降の土休日)
  • まほろば91号: 奈良 12:21発 → 大阪 13:15着(3/15~10/13の土休日)

JR西日本は、この大阪・関西万博の開催にあわせて、「大阪・関西万博プラスワントリップ」を提唱していますが、今回の「まほろば」増発もこの一環と考えられます。

特急「まほろば」の増発については、JR西日本のニュースリリースもご覧ください。

〜大阪・関西万博プラスワントリップ〜 3月ダイヤ改正から、特急「まほろば」を増発します! :JR西日本
JR西日本ホームページ
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特急「ニセコ」、今年も261系「はまなす」編成で運転!

毎年9月に札幌~函館間を函館本線(山線)経由で運転される特急「ニセコ」ですが、2025年夏も、261系「はまなす」編成で運転されます。

  • 列車名: 特急「ニセコ号」
  • 運転日: 9月6日(土), 7日(日), 11日(木)~15日(月), 18日(木)~23日(月), 26日(金)~28日(日)
  • 運転時刻(往路): 札幌 07:56発 → 函館 13:23着
  • 運転時刻(復路): 函館 13:55発 → 札幌 19:28着
  • 途中停車駅
    • 往路: 手稲・小樽・余市・俱知安・ニセコ・昆布・黒松内・長万部・森・新函館北斗・五稜郭
    • 復路: 五稜郭・新函館北斗・大沼公園・森・長万部・黒松内・昆布・ニセコ・俱知安・余市・小樽・手稲
  • 使用車両: 261系5000代「はまなす」編成(全車指定席)

新函館北斗駅で北海道新幹線から札幌行き「ニセコ」に乗り継げば、東京駅から1回の乗り換えでニセコ、余市、小樽などの函館本線(山線)沿線の観光地に到着します。北海道新幹線の札幌延伸開業はかなり先送りされてしまいそうですが、この特急「ニセコ」で同じルートを旅して先取り感を味わうのもよさそうですね。

特急「ニセコ」の運転情報については、以下の記事もご覧ください。

2025年夏も特急「ニセコ」を札幌~函館間(山線経由)で運転! 車両は261系5000代「はまなす」編成!
2025年も9月に特急「ニセコ号」が札幌~函館間(函館本線:山線経由)で運転されます。2025年の「ニセコ号」も、引き続き261系5000代「はまなす」編成での運転となります。晩夏の北海道旅行に取り入れて、函館本線のいわゆる「山線」の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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お盆休みの臨時「サンライズ出雲」は昨年同様2往復運転!

出雲市駅に到着した「サンライズ出雲」

出雲市駅に到着した「サンライズ出雲」、東京駅から13時間の長旅でした

毎年恒例となっている「サンライズ出雲」の臨時列車ですが、2025年のお盆休みにも運転されます。

  • 特急「サンライズ出雲92号」
    • 運転日: 8月10日(日), 15日(金)
    • 運転時刻: 出雲市 14:05発 → 東京 06:23着
  • 特急「サンライズ出雲91号」
    • 運転日: 8月11日(月), 16日(土)
    • 運転時刻: 東京 22:21発 → 出雲市 13:32着
  • 使用車両: 285系7両(全車指定席)

2025年のゴールデンウィークは、これまで2往復運転されていたところ1往復に減ってしまい、今後が気になるところでしたが、お盆休みの運転は昨年同様2往復の運転となります。

「サンライズ出雲」については、以下の乗車記もご覧ください。

【サンライズ出雲 乗車記】日本で唯一の夜行寝台特急に乗車! 個室寝台の旅は非日常の連続! 料金・きっぷの予約購入方法も紹介!(2024年版)
東京~出雲市・高松を結ぶ「サンライズ出雲・瀬戸」は2024年現在唯一の夜行寝台特急です。【ひさの乗り鉄ブログ】では「サンライズ出雲・瀬戸」の料金、運転日、きっぷの予約購入方法に加えて、「サンライズ出雲」の乗車記を紹介します。寝台特急列車で非日常の旅を楽しんでみませんか?

以上、『【2025年夏の臨時列車】夜行特急「アルプス」今夏も運転! 東武直通「スペーシア上野日光」1往復運転!』でした。例年通りの臨時列車が多い印象ですが、「スペーシア上野日光」など新たな試みもあります。今後も継続されるのか注目したい列車ですね。

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この記事を書いた人
乗り鉄歴25年!
ひさ

乗り鉄歴25年! 青春18きっぷやフリーきっぷを利用して、関東甲信越、北海道、東北によく乗り鉄に出かけます。このブログでは、これまでの乗り鉄経験を活かして、おすすめの列車や路線、お得なきっぷの情報などを掲載しています。

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