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観光列車・臨時列車で紅葉狩りを楽しもう! 紅葉シーズンに乗りたいおすすめ列車・路線(2023年版)

ノウハウ-おすすめ列車
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2023年も秋の観光シーズン、紅葉シーズンがやってきます。紅葉の名所へでかけるのも良いですが、どこへ行っても渋滞で大変です。そんなときには列車に乗って紅葉狩りに出かけてみましょう。この記事では、2023年の紅葉シーズンに乗りたい観光列車や臨時列車、紅葉狩りに適した路線をご紹介します。

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紅葉の名所「鳴子峡」を走る快速「湯けむり号」(陸羽東線)

仙台から陸羽東線へ直通する快速「湯けむり号」

仙台から陸羽東線へ直通する快速「湯けむり号」

まず最初にご紹介するのは、宮城県の小牛田駅と山形県の新庄駅を結ぶ陸羽東線です。陸羽東線の沿線でも最大の温泉地、鳴子温泉の周辺は紅葉の名所です。中でも、鳴子温泉駅の近くにある「鳴子峡」が有名です。

四季折々の自然や多彩なレジャーを満喫!│鳴子温泉郷観光協会公式サイト/宮城県大崎市鳴子温泉

鳴子温泉周辺の例年の紅葉の見頃は10月下旬~11月上旬です。温泉と紅葉の両方を楽しめますね。

さて、陸羽東線の紅葉を楽しむなら、仙台駅から直通で陸羽東線沿線まで走る快速「湯けむり号」がおすすめです。仙台と新庄を、小牛田・陸羽東線経由で結んでいます。午前中に仙台→新庄、午後に新庄→仙台が運転されます。

リクライニングシートが並ぶ快速「湯けむり号」の車内

リクライニングシートが並ぶ快速「湯けむり号」の車内

仙台から鳴子温泉へは、普通列車で行くと小牛田で乗り換えになるのですが、快速「湯けむり号」なら直通しますから楽ですね。快速「湯けむり号」には指定席があります。指定席はリクライニングシートの座席ですので、確実に座れるだけでなく、ゆったりと車窓を眺めることができます。

2023年秋の快速「湯けむり号」の運転日・運転時刻は以下のとおりです。

  • 列車名: 快速「湯けむり号」
  • 運転日: 10月1日(日),7日(土),8日(日),14日(土),15日(日),21日(土),22日(日),28日(土)~30日(月),11月2日(木)~5日(日),11日(土),12日(日),18日(土),19日(日),25日(土),26日(日)
  • 運転時刻(下り): 仙台 09:37発 → 鳴子温泉 11:30着/11:34発 → 新庄 12:37着
  • 運転時刻(上り): 新庄 15:00発 → 鳴子温泉 16:00着/16:03発 → 仙台 17:40着
  • 使用車両: キハ110系2両編成(全車指定席)、キハ110系3両編成(一部指定席 ※10/28~30, 11/2-5)

通常、快速「湯けむり号」は全車指定席の2両編成で運転されますが、10月下旬~11月上旬の紅葉のピーク時期には、自由席が1両連結されて3両編成での運転となります。しかし、指定席はリクライニングシートですので、快速「湯けむり号」に乗車したいのであれば、事前に指定席券を購入しておくことをおすすめします。

快速「湯けむり号」については、以下の乗車記もご覧ください。車内の様子も紹介しています。

【快速「湯けむり号」】仙台から温泉地が点在する陸羽東線へ直通する快速列車! 運転日・ダイヤ、指定席の予約方法、おすすめの座席、車窓のポイントを紹介します!
快速「湯けむり号」は仙台と新庄を結ぶ臨時快速列車です。【ひさの乗り鉄ブログ】では、快速「湯けむり号」の運転日・ダイヤ、車内の様子、指定席の予約方法、おすすめの座席(座席表あり)を紹介します。また、車窓を含めた快速「湯けむり号」の乗車記もお届けします。

快速「湯けむり号」に乗車するなら、「小さな旅 ホリデー・パス」がおすすめです。南東北の広い範囲がフリーエリアとなるフリーきっぷです。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

【小さな旅ホリデー・パス】JR東日本の南東北エリアが1日乗り放題のフリーきっぷ! おすすめの使い方や、乗りたい路線・列車を紹介します!
南東北の広い範囲がフリーエリアとなるJR東日本のフリーきっぷ「小さな旅ホリデー・パス」。特急券を購入すれば、山形新幹線の福島~新庄間にも乗車できます。【ひさの乗り鉄ブログ】では、「小さな旅ホリデー・パス」の詳細に加えて、おすすめの列車や路線、日帰り旅のプランについて紹介します。
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観光列車「海里」で弥彦へ! 快速「もみじ海里」(弥彦線)

観光列車「海里」が弥彦線へ!
観光列車「海里」が弥彦線へ!

ふだんは新潟~酒田間で運転されている観光列車「海里」ですが、2023年も紅葉シーズンには「もみじ海里」として、新潟~弥彦間で運転されます。

2023年の「もみじ海里」の運転は2日間のみとなります。

  • 列車名: 快速「もみじ海里」
  • 運転日: 11月1日(水),8日(水)
  • 運転時刻(下り): 新潟 10:11発 → 弥彦 12:07着(白新線・羽越本線・信越本線・弥彦線経由)
  • 運転時刻(上り): 弥彦 16:49発 → 新潟 18:24着(弥彦線・越後線経由)
  • 使用車両: 「海里」(HB-E300系 4両編成 ※全車指定席)

10月下旬~11月上旬は、弥彦駅からすぐのところにある弥彦公園の紅葉が見ごろです。「もみじ海里」は平日の運転ですが、弥彦公園の紅葉がピークの時期に運転されますので、紅葉狩りにぴったりの臨時列車ですね。

弥彦公園もみじ谷ライトアップ
「弥彦公園もみじ谷ライトアップ」の情報は「にいがた観光ナビ」で。10月下旬より11月中旬にかけては、弥彦が最も美しい季節。 特に弥彦公園「もみじ谷」のライトアップは絶景。 朱色の観月橋と真っ赤な紅葉、広い夜空に浮かぶ月…昼間とは違う幻想的な...

なお、「もみじ海里」は全車指定席の臨時列車として運転されます。乗車するには、乗車券のほかに、指定席券が必要となりますので、あらかじめ購入しておくようにしましょう。

観光列車「海里」の車内の様子などについては、以下の記事もご覧ください。ふだん、羽越本線で運転されている「海里」の概要、車内の様子、乗車方法などについてまとめています。

【海里】新潟~酒田を結ぶ日本海の車窓が美しい観光列車! 運転日、ダイヤ、指定席の予約購入方法、おすすめの座席を紹介!(2024年版)
羽越本線の新潟~酒田間を走るJR東日本の観光列車「海里」。【ひさの乗り鉄ブログ】では、「海里」の概要と、運転日・運転ダイヤ、指定席の予約方法、おすすめの座席を紹介します。筆者が実際に乗車する際に予約したときの様子もお伝えします! 座席表もありますので、指定席を確保するときの参考にしてみてください。
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渡良瀬川の渓谷美と紅葉が美しいわたらせ渓谷鐡道「わたらせ渓谷号」「トロッコわっしー号」

渡良瀬川の渓谷が美しい「わたらせ渓谷鐵道」
渡良瀬川の渓谷が美しい「わたらせ渓谷鐵道」

桐生駅と間藤駅を結ぶ「わたらせ渓谷鉄道」は、渡良瀬川の渓谷の風景がとても美しい鉄道です。関東地方の鉄道の中でも、渓谷美は随一。そして、10月下旬~11月中旬にかけては、沿線の木々が色づきます。

わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車「トロッコわっしー号」
わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車「トロッコわっしー号」

そんなわたらせ渓谷鐡道で紅葉を楽しむのであれば、トロッコ列車「トロッコわっしー号」「わたらせ渓谷号」がおすすめです。

「トロッコわたらせ渓谷号」は、ディーゼル機関車が客車のトロッコを牽引するタイプの列車です。

  • 列車名: トロッコわたらせ渓谷号
  • 車両: 客車のトロッコをディーゼル機関車が牽引するトロッコ列車
  • 運転時期: 4月~11月
  • 運転区間: 大間々~足尾
  • 運転本数: 運転日に1往復(下り: 3号、上り: 4号)

「トロッコわっしー号」は気動車を改造したトロッコ列車です。わたらせ渓谷鐵道の全線を走破します。

  • 列車名: トロッコわっしー号
  • 車両: 気動車を改造したトロッコ車両
  • 運転時期: 通年
  • 運転区間: 桐生~間藤(わたらせ渓谷鐵道の全線)
  • 運転本数: 秋季は運転日に2往復(下り: 1号・5号、上り: 2号・6号)

「トロッコわっしー号」「わたらせ渓谷号」は、ふだんは土休日を中心に運転されていますが、紅葉シーズンの10月~11月は、平日も含めてほぼ毎日どちらかの列車が運転される予定になっています。

詳しい運転日は、わたらせ渓谷鐡道のWebサイトをご確認ください。

トロッコわっしー号|わたらせ渓谷鐵道株式会社(公式サイト)
わたらせ渓谷鐵道株式会社公式サイトです。渡良瀬川に沿って山あいを蛇行しながら走る観光列車「トロッコわっしー号」に乗って、吹き込む風を全身で受けながら、自然の織りなす美しい景色をお楽しみください。
トロッコわたらせ渓谷号|わたらせ渓谷鐵道株式会社(公式サイト)
わたらせ渓谷鐵道株式会社公式サイトです。渡良瀬川に沿って山あいを蛇行しながら走る観光列車「トロッコわたらせ渓谷号」に乗って、吹き込む風を全身で受けながら、自然の織りなす美しい景色をお楽しみください。

紅葉シーズンの乗車ではありませんが、「トロッコわっしー号」の乗車記については、以下の記事をご覧ください。車内の様子や、沿線の車窓を詳しく紹介しています。

【わたらせ渓谷鐵道「トロッコわっしー号」乗車記】 風を浴びながら渡良瀬川の車窓を楽しもう! 混雑状況、整理券の予約方法、おすすめ観光スポットも紹介!
わたらせ渓谷鐵道を走るトロッコ列車が「トロッコわっしー号」です。渡良瀬川の景色が美しい路線で、風を浴びながら車窓を楽しめますし、トロッコ列車ならではのトンネルの大音響を楽しむこともできます。【ひさの乗り鉄ブログ】では、乗車記に加えて、トロッコ乗車に必要な整理券の購入方法もご紹介します。
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国営ひたち海浜公園のコキアの紅葉を見に行く臨時特急列車「海浜公園コキア号」

みはらしの丘の上から紅葉したコキア畑を見下ろす

みはらしの丘の上から紅葉したコキア畑を見下ろす

少し変わった紅葉としては、国営ひたち海浜公園のコキアの紅葉があります。10月中旬、公園内の「みはらしの丘」一面に植えられた丸っこい植物「コキア」が真っ赤に染まります。

国営ひたち海浜公園の最寄駅は常磐線の勝田駅。コキアの紅葉の時期に合わせて、関東各地から勝田駅へ、臨時特急列車「海浜公園コキア号」が運転されます。2023年は以下の列車が運転される予定です。

  • 海浜公園コキア大宮号(10/14.15,大宮~勝田 ※武蔵野線経由)
  • 海浜公園コキア高尾号(10/7-9,高尾~勝田 ※中央線・武蔵野線経由)
  • 海浜公園コキア平塚号(10/7-9.15.22,平塚~勝田 ※東海道本線経由)
  • 海浜公園コキア君津号(10/21.22,君津~勝田)

いずれも全車指定席の特急列車として運転されます。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

【特急 海浜公園コキア号】ひたち海浜公園のコキア紅葉の時期に運転される臨時特急列車!常磐線をかっ飛ばすE653系は必見!
ひたち海浜公園のコキアの紅葉の時期に、大宮駅から勝田駅まで特急「海浜公園コキア大宮号」が運転されます。東北貨物線~武蔵野線~常磐線経由で運転される珍しいルートの臨時列車です。【ひさの乗り鉄ブログ】では、2023年の「海浜公園コキア大号」の概要に加えて、かつて快速列車として運転されていた「花咲くひたち海浜公園号」の乗車記をお届けします。

ひたち海浜公園のコキアについては、以下の記事もご覧ください。以前、見に行った時の記録と、2023年のアクセス情報、コキアの紅葉の見ごろの情報についてまとめています。

ひたち海浜公園に「コキア」の紅葉を見に行こう! 見どころや公共交通機関でのアクセスを紹介!(2023年版)
コキアを丘一面に植えているの国営「ひたち海浜公園」。コキアが紅葉する10月には、丘一面が真っ赤に染まります。今回、コキアの紅葉を見に行ってきましたのでレポートします。また、見どころや混雑状況、公共交通機関でのアクセス、おすすめのルートも紹介します。
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奥大井の渓谷を走る「大井川鉄道井川線」

大井川鉄道は2022年9月の台風15号で被災し、現在、以下のような運転状況となっています

  • 大井川本線: 金山~川根温泉笹間渡間で通常運転、川根温泉笹間渡~千頭で運転見合わせ(代行バスを運転)
  • 井川線: 平常通り運転中
  • → 詳しくは、大井川鉄道のお知らせをご覧ください。

静岡県の金谷駅~井川駅を結ぶ大井川鉄道。SLで有名な鉄道ですね。その大井川鉄道の千頭~井川間を走るのが井川線です。大井川水系のダム建設のためにつくられた路線ですが、現在は観光路線として使われています。

井川線の車両 とても小さいです
井川線の車両 とても小さいです

井川線の車両はミニサイズ。可愛らしい小さな車両が連なって、大井川に沿った険しい地形を走っていきます。途中、アプトいちしろ駅~長島ダム駅間は、日本で唯一の「アプト式」という方式で急勾配を登っていきます。レールとレールの間に設けられたラックレールと、機関車の歯車を噛み合わせて急坂を上り下りする方式です。

大井川と紅葉が美しい井川線の車窓
大井川と紅葉が美しい井川線の車窓

途中、大井ダムや長島ダムなど、大井川水系に設けられたダムの近くを通過していきますが、普通の鉄道ではなかなか見られないダイナミックな風景を眺めることができます。

寸又峡温泉は紅葉の名所 吊橋もあって散策がおすすめ!
寸又峡温泉は紅葉の名所 吊橋もあって散策がおすすめ!

大井川鉄道の沿線にある寸又峡温泉も紅葉の名所です。寸又峡温泉に泊まって、翌日は井川線の旅を楽しむのもよさそうですね。

大井川鉄道井川線のダイヤ等、詳しくは、大井川鉄道のWebサイトをご覧ください。

アプト式列車に乗る | 大井川鐵道【公式】
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北アルプスと安曇野の紅葉を眺める「リゾートビューふるさと」(大糸線)

穂高駅に停車中の「リゾートビューふるさと」
穂高駅に停車中の「リゾートビューふるさと」

松本~糸魚川間を結ぶ大糸線。沿線からは北アルプスを望むことができる絶景路線です。そんな北アルプスの紅葉を楽しむのにちょうどよいのが、大糸線でコンスタントに運転されている観光列車「リゾートビューふるさと」です。

  • 列車名: 快速「リゾートビューふるさと」
  • 運転日: 10月1日(日),7日(土)~9日(月),14日(土),21日(土),22日(日),28日(土),29日(日),11月3日(金)~5日(日),11日(土),18日(土),19日(日),23日(木)~26日(日)
  • 運転時刻(往路): 長野 10:04発 → 南小谷 14:04着
  • 運転時刻(復路): 南小谷 15:16発 → 長野 18:31着
  • 使用車両: リゾートビューふるさと(HB-E300系2両,全車指定席)

「リゾートビューふるさと」は、長野駅から松本駅を経由して、大糸線の穂高駅、信濃大町駅、白馬駅といった主要駅に停車します。北陸新幹線で長野駅にアクセスして乗車するのもよいですし、特急あずさや特急しなのから松本駅で乗り換えることもできます。

大糸線沿線の紅葉の見頃は、10月中旬~11月上旬。車窓の西側には北アルプスを望むことができますが、山頂付近は雪があるかもしれません。

なお、以下の記事では「リゾートビューふるさと」の乗車記を公開していますので、よろしければご覧ください。真夏に乗車したときのレポートですので、紅葉の情報はありませんが、どんな車両なのか、どんな景色が見られるのかなどはわかります。

【リゾートビューふるさと】 北アルプス・安曇野・善光寺平と多彩な風景が楽しめる観光列車! 車窓とおすすめの座席を紹介します!(座席表あり)
JR東日本の観光列車「リゾートビューふるさと」は、日本三大車窓の姨捨、安曇野ののどかな風景、北アルプスの雄姿を車窓から眺めることができる絶景列車の一つです。【ひさの乗り鉄ブログ】では「リゾートビューふるさと」の乗車記に加えて、おすすめの座席(座席表あり)、指定席の予約方法をご紹介します。
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只見線全線運転再開にあわせて紅葉の時期に臨時列車を多数運転!

首都圏に比較的近い只見線も、紅葉が美しい路線です。紅葉した山々に只見川、そこに掛かる鉄橋を列車が通過していく様子は、撮り鉄の方にも人気です。只見線沿線の紅葉の見頃は10月下旬~11月中旬ですが、この時期にあわせて、多数の臨時列車が運転されます。

キハ110系3両編成で運転される「只見線満喫号」

会津若松~只見間では、10月下旬~11月上旬のに、快速「只見線満喫号」が運転されます。

  • 列車名: 快速「只見線満喫号」
  • 運転日: 10月21日(土),22日(日),27日(金)~30日(月),11月2日(木)~6日(月),11日(土),12日(日)
  • 運転時刻(往路): 会津若松 10:00発 → 只見 12:17着
  • 運転時刻(復路): 只見 12:48発 → 会津若松 15:49着
  • 途中停車駅: 西若松、会津坂下、会津柳津、会津宮下、会津川口
  • 使用車両: キハ110系3両編成(一部指定席)

2022年10月に只見線が全線で運転を再開してから、観光シーズンの週末に運転されている臨時列車です。只見線は運転再開後、人気が続いていて、週末は立ち客が出るほどの混雑になります。快速「只見線満喫号」には一部ですが指定席もありますので、確実に着席したい場合には、あらかじめ指定席を確保しておきましょう。

トロッコ型車両で運転される「風っこ只見線紅葉号」

  • 列車名: 快速「風っこ只見線満喫号」
  • 運転日: 10月7日(土),8日(日),9日(月・祝),14日(土),15日(日)
  • 運転時刻(往路): 会津若松 10:00発 → 只見 12:24着
  • 運転時刻(復路): 只見 13:15発 → 会津若松 15:49着
  • 途中停車駅: 西若松、会津坂下、会津柳津、会津宮下、会津川口
  • 使用車両: 風っこ2両(全車指定席)

10月の週末には、トロッコ型気動車を利用した「風っこ只見線満喫号」が運転されます。只見線沿線の紅葉には少し時期が早いですが、里山や只見川の長閑な風景の中を走る只見線を、トロッコ列車で旅ができる貴重な列車です。

只見線の代行バス区間も含めた乗車レポートは、以下の記事をご覧ください(紅葉シーズンではなく、夏場の乗車ですが)。

【乗車レポート】 豪雨被害から6年が過ぎた只見線に乗車してきました! 被災箇所は未だ手付かずも、美しい車窓は健在でした!
夏休みを利用して、青春18きっぷでの汽車旅に出てきました。今回の目的の一つは、2011年夏の豪雨被害で一部不通になったままの只見線に乗車することでした。この記事では、代行バスも含めた只見線の乗車レポートをお伝えします。只見線の魅力が少しでも...
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吾妻峡の紅葉狩りにおすすめ! 「吾妻線」

高崎駅で発車を待つ吾妻線の普通列車

高崎駅で発車を待つ吾妻線の普通列車

吾妻線は、利根川の支流の吾妻川に沿って走るJR東日本の路線です。上越線の渋川駅から、行き止まり駅の大前駅までの55kmを結んでいます。途中、草津温泉をはじめ、四万温泉、沢渡温泉、川原湯温泉などの温泉地が点在しています。

吾妻線の車窓(吾妻川)

吾妻線の車内から眺める吾妻川の車窓、少し色づいています

紅葉の時期(10月下旬~11月上旬)になれば、吾妻線の車窓からも色づいた山々を眺めることができます。高崎・渋川から乗ると、比較的開けた吾妻川の左岸を走ります。対岸の低い山々が紅葉している様子を眺めることができます。

吾妻峡(吾妻渓谷)の紅葉

吾妻峡(吾妻渓谷)の紅葉

列車の中から紅葉を眺めるだけでも楽しいのですが、おすすめは名勝「吾妻峡」の散策です。吾妻峡は吾妻川がつくる渓谷で、かなり深く切れ込んでいます。その渓谷の両岸の木々や、周囲の山々が紅葉しますので、散策しながらの紅葉狩りが楽しめます。

最寄り駅は岩島駅です。紅葉の時期は、岩島駅から、吾妻峡散策の玄関口となる「道の駅あがつま峡」まで、シャトルバスが運行されます。

吾妻峡については、以下の散策記もご覧ください。2019年の紅葉の時期に散策した記録です。

【吾妻渓谷散策記】 渓谷美と紅葉、そして、吾妻線の旧線跡を眺めて(2023年版)
群馬県の北西部、吾妻川の上流域に広がる吾妻渓谷は、渓谷美の美しい景勝地です。今回、JR吾妻線の岩島駅・道の駅「あがつま峡」から、吾妻渓谷沿いに散策をしてきました。紅葉は終わりかけでしたが、八ッ場ダム建設で新線に付け替えられた吾妻線の旧線跡な...

以上、紅葉シーズンに乗車したい観光列車や路線をご紹介しました。山ばかりの日本ですので、山間部の路線に乗れば、どこでも紅葉を眺めることはできるでしょうけれど、その中でもおすすめの路線を紹介してみました。

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この記事を書いた人
乗り鉄歴25年!
ひさ

乗り鉄歴25年! 青春18きっぷやフリーきっぷを利用して、関東甲信越、北海道、東北によく乗り鉄に出かけます。このブログでは、これまでの乗り鉄経験を活かして、おすすめの列車や路線、青春18きっぷ活用のノウハウ、お得なきっぷの情報などを掲載しています。

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コメント

  1. jranar より:

    板谷峠の紅葉も結構いいですよ。
    とれいゆつばさとかで見るといいかもしれない。

  2. kzlife より:

    くろふねさん、コメントありがとうございます。
    板谷峠の紅葉、まだ見たことないですね。板谷峠を通過するのは夏か冬が多いので。
    とれいゆつばさに乗って、足湯に入りながら紅葉見るのもよさそうですね。

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