ひさの乗り鉄ブログ

青春18きっぷの話題をはじめ、観光列車や風光明媚な路線の乗車記などを思うままに綴っていく乗り鉄ブログです。

【小さな旅ホリデー・パス】 JR東日本の南東北エリアが1日乗り放題のフリーきっぷ! 当日購入可能で新幹線との組み合わせに最適です!


南東北の福島、山形、宮城の広い範囲をフリーエリアに含むJR東日本の定番フリーきっぷ「小さな旅ホリデー・パス」。太平洋側の石巻や女川、気仙沼を訪れるのもいいですし、温泉が点在する奥羽本線や陸羽東線などへ旅するのにも向いています。特急券を購入すれば、山形新幹線の福島~新庄間にも乗車できるのはうれしいですね。

※2019.04.06更新

「小さな旅ホリデー・パス」とは?

「小さな旅ホリデー・パス」は、南東北(主に福島・山形・宮城県内)のJR線に1日乗り放題となる、JR東日本のフリーきっぷです。土休日のみ利用できますが、ゴールデンウィークや夏休み、年末年始などの繁忙期には、毎日利用できるようになります。

  • 利用期間:土・休日、ゴールデンウィーク(4/29~5/5)、夏休み(7/20~8/31)、年末年始(12/23~1/7)の毎日
  • 発売期間:通年
  • 有効期間:1日
  • フリーエリア:
    • 東北本線(平泉~新白河,岩切~利府)
    • 陸羽東線(小牛田~新庄)
    • 石巻線(小牛田~女川)
    • 気仙沼線(前谷地~気仙沼)
    • 仙石線(あおば通り・仙台~石巻)
    • 仙山線(仙台~山形)
    • 常磐線(名取~山下)
    • 奥羽本線(福島~新庄)
    • 左沢線(山形~左沢)
    • 米坂線(米沢~今泉)
    • 磐越東線(郡山~小野新町)
    • 磐越西線(郡山~喜多方)
    • 只見線(会津若松~只見)
  • 上記フリーエリア内の普通列車(快速列車・BRT含む)に乗り放題
    • 別に特急券等を購入すれば、在来線特急も乗車可能(東北新幹線は不可、山形新幹線福島~新庄は特急券を購入すれば乗車可能)
  • 発売場所:フリーエリア内のJR東日本の主な駅の指定席券売機、みどりの窓口、びゅうプラザ
  • おねだん: 2,670円(おとな)、1,330円(こども)

詳しくは、JR東日本のおトクなきっぷのページをご覧ください。

www.jreast.co.jp

「小さな旅ホリデー・パス」の購入方法・発売期間は?

「小さな旅ホリデー・パス」は、上記のフリーエリア内の指定席券売機やみどりの窓口などで購入できます。仙台や山形、福島などの新幹線・特急停車駅であれば、指定席券売機が必ずありますから、指定席券売機での購入が便利でしょう。

また、発売期間は「通年」ですので、いつでも購入可能です。購入時に利用日を指定して購入します。

利用当日の購入も可能ですので、新幹線などでフリーエリア内に到着したあと、「小さな旅ホリデー・パス」を購入してすぐに使い始めることができます

「小さな旅ホリデー・パス」はフリーエリアが広いのが特徴、ただし東北新幹線には乗車できません

この「小さな旅ホリデー・パス」の特徴は、南東北3県(福島県、宮城県、山形県)のJR線に乗り放題というフリーエリアの広さです。1日ではとても回り切れないほどの広さです。

青春18きっぷ1日あたり(2,370円)よりも少し高いですが、元を取るのはそれほど難しくありません。特急券を購入すれば、在来線の特急列車にも乗車できるのはうれしいです。このフリーエリア内で、定期列車として走っている在来線の特急列車は、山形新幹線つばさ号だけですが、後述の足湯新幹線「とれいゆつばさ」の乗車には最適です。

なお、別途特急券を購入したとしても、東北新幹線には乗車できませんので注意しましょう。

「小さな旅ホリデー・パス」おすすめの利用法

「小さな旅ホリデー・パス」のおすすめの利用法をいくつかご紹介します。筆者が実際に利用したことのあるルートです。

仙台発、陸羽東線・鳴子温泉の旅

陸羽東線は、小牛田と新庄を結ぶローカル線です。沿線に温泉地が多いことが特徴で、「奥の細道湯けむりライン」という愛称がついています。

駅名でも、温泉が多いことがわかります。川渡温泉、鳴子御殿湯、鳴子温泉、中山平温泉、赤倉温泉、瀬見温泉と、温泉に関係する駅名をもつ駅が6つもあります。

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代表格は鳴子温泉です。駅から徒歩圏内に温泉街がありますし、駅構内にも足湯があります。仙台からは普通列車の乗り継ぎで2時間半ほど。片道1,660円ですので、往復するだけでもおトクです。

また、秋は紅葉も楽しめます。陸羽東線は、奥羽山脈を横切って、太平洋側と内陸を結ぶ路線ですので、途中で山間部を走行します。車窓のハイライトは、鳴子トンネルを抜けたあとにある「鳴子峡」という深い渓谷でしょう。この渓谷を渡る際に、断崖絶壁に紅葉した木々が迫りくる絶景を堪能できると思います。

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陸羽東線の旅を楽しむなら、観光列車「リゾートみのり」に乗車することをおすすめします。週末を中心に、仙台~新庄を、東北本線・陸羽東線経由で1往復しています。小牛田での乗り換えが不要ですし、特急列車並みのシートでゆったり旅ができるのでおすすめです。

運転日・運転時刻などについては、JR東日本仙台支社のサイトでご確認ください。

jr-sendai.com

山寺を訪ねる仙山線の旅

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仙山線は、その名称の通り、仙台と山形を結ぶ路線です。仙山線の全線が、仙台市内と山形市内という県庁がある市のみを走る路線ですが、とてもそうは思えない山深い区間を走る路線です。

車窓のハイライトは、作並~山寺の奥羽山脈を横切る区間です。初夏には新緑が、秋には鮮やかな紅葉が、そして冬は静寂の銀世界が車窓いっぱいに広がります。本当に山の中を走るので、眺望がきくところはそれほど多くありませんが、山岳路線の雰囲気を味わうことができます。

また、途中の山寺駅で下車して、山寺(正式名称は立石寺)を散策するのもおすすめです。「山寺」というくらいなので、山の斜面にさまざまな御堂が建っています。一番上まで登るとそれなりに大変ですが、秋には紅葉の山に挟まれたように佇む山寺の町が一望できますので、天気が良ければおすすめです。

足湯新幹線「とれいゆつばさ」の旅

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最後にご紹介するのは、山形新幹線の福島~新庄間を走る観光列車「とれいゆつばさ」です。山形新幹線と同じE3系という新幹線車両を利用した観光列車で、車内にはなんと足湯があります。

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とても列車の中とは思えない光景ですね。乗車したことがなければ、ぜひ一度乗車してみることをおすすめします。

全車指定の特急列車として運転されますが、「小さな旅ホリデー・パス」であれば、別途、指定席特急券を購入すれば乗車することができます。

足湯のほかにも、お座敷形式の座席や、バーカウンターにラウンジなど、湯上り後のリラックスタイムを過ごすのに最適な設備が整っていて、乗っているだけで楽しい列車です。

以前、「とれいゆつばさ」に新庄から福島まで乗車した時のレポートを当ブログに掲載していますので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

www.kzlifelog.com

「小さな旅ホリデー・パス」おすすめプラン

「小さな旅ホリデー・パス」を利用して、仙台発着で南東北の汽車旅を満喫するプランを考えてみました。2019年3月改正の休日ダイヤです。

  • 仙台 09:13発 → 鳴子温泉 11:00着(リゾートみのり,指定席券520円が必要)
  • 鳴子温泉で日帰り温泉+ランチ
  • 鳴子温泉 13:05発 → 新庄 14:09着 (陸羽東線 普通列車)
  • 新庄 15:00発 → 山形 16:13着(特急「とれいゆつばさ」,指定席特急券が必要)
  • 山形 16:58発 → 仙台 18:17着(仙山線 普通列車)

仙台から、東北本線~陸羽東線~奥羽本線~仙山線と一周してくるルートです。「リゾートみのり」と「とれいゆつばさ」は運転日が限られていますので、上記の仙台支社のサイトでご確認ください。

「とれいゆつばさ」の乗車をもっと楽しみたい場合には、山形ではなく福島まで乗車して、福島から東北本線で仙台まで戻る行程でもよいでしょう。

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また、2017年1月に南東北を旅した際に、この「小さな旅ホリデー・パス」を利用しました。参考までに、その時のルートをご紹介します。(時刻は2017年当時の土曜ダイヤです)

  • 仙台 06:26発 → 石巻 07:28着(仙石東北ライン)
  • 石巻 08:01発 → 女川 08:26着(石巻線)
  • 女川 10:09発 → 小牛田 11:11着(石巻線)
  • 小牛田 11:34発 → 鳴子温泉 13:00着/13:05発 → 新庄 14:09着(陸羽東線)
  • 新庄 15:00発 → 福島 17:41着(とれいゆつばさ)

この時は、前日に仙台泊で、まずは東日本大震災の被害から全線復旧した石巻線の様子を見るために女川に向かいました。その後、陸羽東線経由で新庄へ。新庄からは「とれいゆつばさ」を福島まで乗りとおし、東北新幹線に乗り換えて帰京したのでした。

かなり欲張った行程ですが、早朝に仙台を出てから、夕方に福島に着くまで、乗車券はすべてこの「小さな旅ホリデー・パス」1枚だけで済みました。

旅行記は以下に掲載しています。


以上、南東北の汽車旅を楽しむのに最適な「小さな旅ホリデー・パス」をご紹介しました。「ホリデー・パス」ですので土休日のみ利用可能なのですが、観光には使いやすいフリーきっぷです。この記事で紹介したように、このエリアには温泉地が多くありますので、日帰り温泉を楽しむ旅もいいですね。

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