ひさの乗り鉄ブログ

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【大人の休日倶楽部パス】JR東日本・北海道全線の新幹線・特急列車に乗り放題の文句なしにお得なフリーきっぷ!(2021年版)


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JR東日本が運営するシニア向の会員サービス「大人の休日倶楽部」専用のフリーきっぷ「大人の休日倶楽部パス」が2021年も発売されます。利用できる期間が限られていますが、JR東日本・JR北海道の全エリアで利用でき、新幹線・特急列車の普通車自由席に乗り放題、普通車指定席にも6回まで乗車可能で、東日本用が4日間15,270円からと破格の内容になっています。利用資格のある方は、ぜひ利用すべきフリーきっぷです。

この記事では、「大人の休日倶楽部パス」の利用期間とお得な使い方、注意点を説明します。

※2020.12.29更新

「大人の休日倶楽部パス」とは?

北海道新幹線 H5系電車

JR東日本が運営する「大人の休日倶楽部」という会員サービスがあります。シニア向けのサービスのため、入会条件は「大人の休日倶楽部ミドル」が50歳以上、「大人の休日倶楽部ジパング」は女性60歳以上・男性65歳以上となっています。大人の休日倶楽部カード(クレジットカード)への入会により、会員になることができます。

詳しくは、JR東日本の大人の休日倶楽部のページをご覧ください。

大人の休日倶楽部の会員になると、JR線の運賃・料金が割引になったり、お得な旅行商品が購入できたりといったメリットがありますが、汽車旅派にとっての最も大きなメリットは「大人の休日倶楽部パス」を購入できる ことです。

「大人の休日倶楽部パス」の概要(2021年版)

「大人の休日倶楽部パス」2021年の利用期間(発表されている分)は以下の通りです。臨時の設定など、例年に比べて多くなっています。

種別 利用期間 発売期間
東日本
北海道
東日本・北海道
2021年1月14日(木)
~1月26日(火)
2020年12月14日(月)
~2021年1月21日(木) ※1
北海道 2021年2月12日(金)
~2月24日(水)
2021年1月12日(火)
~2月19日(金)
東日本・北海道 2021年3月4日(木)
~3月16日(火)
2021年2月4日(木)
~3月11日(木)
東日本 2021年4月13日(火)
~4月22日(木)
2021年3月13日(土)
~4月18日(日)

※1: 東日本用は1月22日(木)まで発売

発売期間、発売枚数、乗車可能な列車は各回共通で、以下のようになっています。

  • 発売期間: 利用開始日の1か月前から利用開始日前日まで
    • 利用開始当日の発売はなし
    • 発売は利用期間終了の4日前(東日本用)、5日前(東日本・北海道用、北海道用)まで
  • 発売枚数
    • 利用開始日毎に30,000枚(東日本用、北海道用、東日本・北海道用の合計枚数)
  • 乗車可能な列車
    • フリーエリア内の新幹線、特急列車、快速・普通列車の普通車自由席に乗り放題
    • あらかじめ指定を受ければ6回まで普通車指定席に乗車可能


東日本用、北海道用、東日本・北海道用のフリーエリアと価格は下表の通りです。(※表は左右にスクロールできます)

種類 価格 有効期間 フリーエリア
東日本用 15,270円 4日間 JR東日本全線(新幹線含む)
青い森鉄道線
IGRいわて銀河鉄道線
三陸鉄道線
北越急行線
伊豆急行線
富士急行線
えちごトキめき鉄道線(直江津~新井間)
BRT
北海道用 17,400円 5日間 JR北海道在来線全線
(北海道新幹線は利用できない)
東日本・
北海道用
26,620円 5日間 JR東日本全線
JR北海道全線(北海道新幹線含む)
青い森鉄道線
IGRいわて銀河鉄道線
三陸鉄道線
北越急行線
伊豆急行線
富士急行線
えちごトキめき鉄道線(直江津~新井間)
BRT

※「大人の休日パス 東日本・北海道スペシャル」は、利用可能期間が異なる以外は、東日本・北海道用と同内容です。

「大人の休日倶楽部パス」は新幹線・特急列車に乗車できるフリーきっぷでは破格のおトク感

大人の休日倶楽部パスは、利用期間がかなり限られていますが、上記のとおり、新幹線・特急列車に乗車可能なフリーきっぷとしては、エリアの広さもあって、破格のお得感があります。以下で、詳しく見ていきましょう。

東日本用は東京から東北への往復だけでもおトク!

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東日本用は、JR東日本全線に加えて、各地の私鉄や三セクにも乗車可能です。4日間有効で、新幹線・特急列車に好きなだけ乗車できて15,270円ですから、普通に考えるとありえないほど安いです

例えば、東京~新青森、東京~秋田なら片道のみで、東京~仙台なら単純往復で元が取れてしまいます。

区間 通常価格
(片道)
通常価格
(往復)
大人の休日
倶楽部パス
(東日本用)
東京~仙台 11,410円 22,820円 15,270円
東京~秋田 18,120円 34,230円 15,270円
東京~新青森 17,670円 33,270円 15,270円

※通常価格は、「はやぶさ」「こまち」の普通車指定席利用の場合

JR東日本の新幹線では、割引料金で利用できる「えきねっとトクだ値」が設定されていますが、割引率は5~15%です。上記にあげた区間であれば、「大人の休日倶楽部パス」のほうが圧倒的にお得になります。

なお、JR東日本のフリーきっぷ・割引きっぷについては、以下の記事も参考にしてみてください。

www.kzlifelog.com

北海道用は単純往復よりも北海道内周遊の旅におすすめ!

北海道用は、札幌から道内の各都市への往復でも元が取れますが、おすすめは道内周遊の旅での利用です。

区間 通常価格
(片道)
通常価格
(往復)
大人の休日
倶楽部パス
(北海道用)
札幌~函館 9,440円 18,880円 17,400円
札幌~釧路 9,990円 19,980円 17,400円
札幌~網走 10,540円 21,080円 17,400円
札幌~網走
(Rきっぷ)
- 17,500円 17,400円
札幌~稚内 11,090円 22,180円 17,400円
札幌~稚内
(Rきっぷ)
- 13,310円 17,400円

※通常価格は、特急列車の普通車指定席利用の場合

札幌からの単純往復の場合、通常価格と比べるとお得ですが、JR北海道が発売する特急列車の往復割引きっぷ「Rきっぷ」と比べると、長距離でも単純往復では元が取れない区間があります。

また、札幌~函館には15~30%引き、札幌~釧路には15~40%という、かなり割引率の高いきっぷが「えきねっとトクだ値」として発売されています。こちらは、列車・席数など限定のきっぷなので、いつでも購入できるわけではありませんが、旅程によっては、大人の休日倶楽部パスよりもお得になる可能性があります。

「えきねっとトクだ値」については、以下の記事でまとめて紹介していますので、ご覧ください。

www.kzlifelog.com

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「大人の休日倶楽部パス(北海道用)」のおすすめの利用法は、北海道内周遊の旅です。札幌~釧路~網走~旭川~札幌のような道東方面への周遊の旅などに向いています。

周遊の旅という点では、繁忙期を除く通年で利用できる「北海道フリーパス」がありますが、こちらは7日間利用可能ながら、27,430円と、「大人の休日倶楽部パス(北海道用)」よりも1万円ほど高くなります。

JR北海道のフリーきっぷ、割引きっぷについては、以下の記事もご覧ください。

www.kzlifelog.com

東日本・北海道用は東京~函館の往復だけで2万円もおトクに!

東日本・北海道用(5日間)の26,620円は高いように見えますが、東北・北海道新幹線で東京~函館を利用すると、片道23,760円かかります。東京~函館を往復するだけで約2万円もおトクになるのです

JR東日本エリアからJR北海道エリアへ、または、JR北海道エリアからJR東日本エリアへ、北海道新幹線を利用して旅行する場合には、「大人の休日倶楽部パス(東日本・北海道用)」の利用を検討してみましょう。

全体的にざっくりまとめると、この期間に、JR東日本・JR北海道の新幹線に乗車するような距離を往復するのであれば、とりあえずこのきっぷを買っておけば間違いない くらいおトクなきっぷです。

50歳以上の方で、「大人の休日倶楽部パス」の設定期間中に東日本・北海道へ旅行される場合には、ぜひ利用を検討してみてください。

2020-21年は「お先にトクだ値スペシャル」と使い分けよう!

JR東日本やJR北海道の新幹線、特急列車に安く乗車できるきっぷとしては、「お先にトクだ値」があります。インターネット予約「えきねっと」専用の早期購入割引きっぷです。

2020年8月~2021年3月末まで、JR東日本の主な新幹線・特急列車を中心に、3週間までの予約・購入で、乗車券+特急券(普通車指定席)の合計が50%引きになる「お先にトクだ値スペシャル」が発売されています。

www.kzlifelog.com

新幹線や特急列車で単純往復するような旅行の場合には、「大人の休日倶楽部パス」よりも、「お先にトクだ値スペシャル」のほうがお得になる場合があります。

例えば、前述の東京~函館(東北・北海道新幹線の普通車指定席利用)の単純往復の場合、各きっぷの料金(運賃、特急料金の片道・往復合計)は以下のようになります。

きっぷ 片道 往復 備考
通常運賃 23,760円 45,030円 ※1
大人の休日倶楽部パス
東日本・北海道用
- 26,620円
お先にトクだ値
スペシャル
12,050円 24,100円 ※2

※1: 運賃は往復割引適用で1割引き、指定席特急料金は通常期
※2: 東京~新函館北斗で「お先にトクだ値スペシャル」を往復とも利用、新函館北斗~函館間の運賃と合算

この試算のように、往復で「お先にトクだ値スペシャル」を利用すれば、「大人の休日倶楽部パス」よりも安くなる場合があります。

ただし、「お先にトクだ値スペシャル」は早期購入割引きっぷであるため、制限があります。

  • 3週間前までに購入が必要
  • 列車限定であり、希望の列車に「お先にトクだ値スペシャル」が設定されているとは限らない
  • 席数限定であり、空席があっても「お先にトクだ値スペシャル」用の席数の上限に達したら売り切れとなる

これに対して、「大人の休日倶楽部パス」は、利用できる期間は限られますが、前日まで購入できますし、空席さえあれば指定席を確保できます。利便性では明らかに「大人の休日倶楽部パス」の方が上です。

ご自分の旅行の行程と照らし合わせて、どちらがよいかを検討されることをおすすめします。

「大人の休日倶楽部パス」新幹線・特急列車の指定席予約には「えきねっと」が利用できる!

「大人の休日倶楽部パス」は、エリア内の新幹線・特急列車の普通車指定席に6回まで乗車できます。

この指定席を予約するときには、ぜひ「えきねっと」を活用しましょう。「えきねっと」で指定席を予約し、指定席券売機で受け取る際に、「大人の休日倶楽部パス」を指定席券売機に入れると、「大人の休日倶楽部パス」の指定席利用の権利を利用して、発券することができます。

具体的な流れは以下のようになります。

  • 「えきねっと」で希望の列車の指定席(普通車指定席)を予約する
    • 「えきねっと」での予約方法は、通常の方法と変わりません。
    • 予約する際に「乗車券は申込まない」を選択
  • 「大人の休日倶楽部パス」購入後、指定席券売機で「えきねっと」で予約して指定席券を受け取る
    • 「えきねっと」に登録したクレジットカードを挿入し、受け取りたい列車の予約を選択
    • 「どのように購入されますか?」の画面で、「回数券等を利用する」を選ぶ
    • 「大人の休日倶楽部パス」を挿入する

「えきねっと」の予約は、「えきねっと特典」が適用される予約(JR東日本・JR北海道エリア内で利用区間が完結する予約)では、発券するまでに何度でも変更ができます。旅の予定が変わった場合に窓口に出向かずに、スマートフォンや自宅のPCから予約変更ができるので便利です。

ただし、列車の乗車前に、「えきねっと」で予約した指定席券を受け取ることを忘れないようにしましょう。

詳しくは、JR東日本の「えきねっと」の以下のページをご覧ください。

www.eki-net.com

「大人の休日倶楽部パス」利用上の注意点

ものすごくおトクな大人の休日倶楽部パスですが、利用にあたってはいくつか注意点があります。

「大人の休日倶楽部」会員本人のみ有効

「大人の休日倶楽部パス」を利用できるのは、大人の休日倶楽部の会員本人に限られます

大人の休日倶楽部には50歳以上から入会可能ですので、「大人の休日倶楽部パス」を利用できるのも50歳以上の方に限られます。50歳未満の方は、50歳になるまで待ちましょう。

利用可能期間が限られる

「大人の休日倶楽部パス」は利用可能期間がかなり限られています。基本的に連休などを含まない閑散期ですので、4日間・5日間をフルに活用しようとすると平日が含まれます。平日に休みが取れる方向けのきっぷということになりそうです。

ただ、上記のとおり、新幹線利用であれば、東京~仙台くらいの距離の単純往復でも元が取れますので、会員の方は土日のみの旅行でも利用を検討してもよさそうです。

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発売枚数が限られている

「大人の休日倶楽部パス」は発売枚数が限られている ことも要注意です。過去にも、売り切れたことがあったようですので、旅行の日程が決まったら、早めに購入したほうがよさそうです。また、利用開始日の前日までに購入しておく必要もあります

新幹線・特急列車が混雑する

「大人の休日倶楽部パス」の利用可能期間は、JR北海道・JR東日本の新幹線・特急列車は混雑します。できるだけ指定席を確保したほうがよいでしょう。指定席の利用は6回までの制限がありますが、よほどあちこち乗りまわらない限りは、十分に足りるでしょう。

それでも、新幹線、特急列車に6回以上乗車する場合には、

  • 乗車時間の長い列車の指定席を優先的に確保する
  • 途中駅から乗車する列車の指定席を優先的に確保する

としたほうがよいでしょう。

「大人の休日倶楽部パス」を利用できる期間は閑散期になりますので、自由席利用でも、始発駅から乗車する場合には、少し早めに駅のホームに来て並んでいれば、座席を確保できることが多いです。

「あずさ」「かいじ」「ひたち」「ときわ」に乗車の場合は座席の指定が必要!

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JR東日本では、中央本線の特急「あずさ」「かいじ」、常磐線の特急「ひたち」「かいじ」に、「新たな着席サービス」を導入しています。

このサービスは、指定席・自由席という区別をなくし、すべての座席を指定できるようにする制度です。座席が指定されていない場合(「座席未指定券」を持っている場合)には、空いている座席に座ることができます。

ただし、「大人の休日倶楽部パス」で「あずさ」「かいじ」「ひたち」「ときわ」に乗車する場合には、座席の指定を受けることが必須となっています。つまり、指定席に乗車できる6回分の権利のうち、1回分を利用する必要があるということです。

指定を受けない場合は、「大人の休日倶楽部パス」の運賃部分のみが有効になり、別途、特急券を購入する必要があります。

これらの特急列車に乗車する場合には、乗車前に指定席を確保するようにしましょう。


以上、「大人の休日倶楽部パス」をご紹介しました。利用期間は限られますが、JR東日本・JR北海道エリアで利用できる破格のフリーきっぷですので、大人の休日倶楽部会員の方は、ぜひ活用して汽車旅を楽しんでみてください!

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