ひさの乗り鉄ブログ

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九州を周遊する観光列車「36ぷらす3」が2020年秋にデビュー! 黒い787系利用でビュッフェも復活!(ダイヤ概要・停車駅を追加)

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JR九州は、新たな観光列車「36ぷらす3」が2020年秋に運行開始すると発表しました。車両は787系を改造、全車グリーン席でビュッフェも復活します。5日間をかけて九州を周遊する列車ですが、1日単位でも乗車可能で、乗り鉄や鉄道旅行でも利用できそうです。

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JR九州の新しい観光列車「36ぷらす3」(出典: JR九州ニュースリリース)

※2020.01.28更新(途中停車駅についての情報を追記)

JR九州「36ぷらす3」を2020年秋に運行開始へ!

JR九州は、新たな観光列車「36ぷらす3」を2020年秋に運行開始すると発表しました。

概要は以下の通りです。

  • 787系電車を改造した新しい観光列車(JR九州では「D&S列車」と呼ぶ)
  • 6両編成、全車グリーン席で、定員は100名程度
  • ビュッフェも復活
  • 5日間をかけて九州を一周、一日単位でも乗車可能
  • 年間45週程度の運行を予定
  • 運行開始は2020年秋を予定

「36ぷらす3」は九州を周遊するカジュアルな観光列車!

「36ぷらす3」はJR九州の観光列車(D&S列車)ですが、これまでの観光列車と異なる点があります。それは運行ルートです。「36ぷらす3」は、豪華クルーズ列車「ななつ星 in 九州」と同じように、数日をかけて九州を周遊するルートになっています。

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「36ぷらす3」の運行ルート

(出典)黒い787「36ぷらす3」2020年秋 運行開始!(JR九州ニュースリリース 2019年11月21日 PDF)

おおまかなダイヤ、途中乗降できる駅、長時間停車する駅は以下の通りです。(横にスクロールできます)


曜日 出発駅・時刻 途中停車駅
(乗降可能)
終着駅・時刻 長時間停車する駅 イベント
木曜日 博多(10時頃) 熊本 鹿児島中央(16時頃) 玉名 11時頃 20分停車 地域の特産品販売
牛ノ浜 14時半頃 20分停車 牛ノ浜海岸の絶景
金曜日 鹿児島中央(12時頃) - 宮崎(16時頃) 大隅大川原 13時半頃 50分停車 森の雰囲気
特産品販売・カフェ
土曜日 宮崎空港・宮崎(11時頃) - 大分・別府(16時半頃) 延岡 13時頃 10分停車 地域の特産品販売
宗太郎 13時半頃 10分停車 宗太郎峠越え
重岡 14時頃 20分停車 地域の特産品販売
日曜日 大分・別府(11時頃) 小倉 博多(16時半頃) 杵築 12時頃 15分停車 地域の特産品販売
中津 13時頃 10分停車 地域の特産品販売
門司港 14時半 30分停車 門司港駅舎・門司港
月曜日 博多(11時頃) 佐賀 長崎(15時半頃) 肥前浜 13時頃 50分停車 日本酒飲み比べ
長崎(17時半頃) 佐賀 博多(21時頃)


具体的には、上の図・表のように、木曜日から月曜日までの5日間をかけて、博多から反時計回りに九州を一周します。

特徴的なのは、1日単位で乗車ができる点です。

例えば、土曜日に大分か別府に宿泊し、翌日、「36ぷらす3」に乗車して博多へ移動する、といったことができるわけです。

5日間すべて乗車すれば、九州を一周するクルーズトレインのような旅行ができますし、1日単位で利用すれば、通常の観光列車のような利用ができるという、なかなか面白い運行形態です。

乗り鉄や鉄道旅行には、旅程に組み込みやすいので、うれしいところですね。

おおよそ、11時前後に出発し、16時頃に到着するダイヤが組まれています。午前中の出発までの時間で観光を楽しんだり、夕方の到着後にグルメを楽しんだりといったことができそうです。

さらに、観光列車らしく、特徴のある駅での長時間の停車時間が設けられています。ホームや駅に降りて、地域の特産品を購入したり、景色を眺めたり、飲食を楽しんだりできるイベントが用意されています。

途中駅での停車については、JR九州のニュースリリースもご覧ください。

「36ぷらす3」の車両は黒い787系! ビュッフェも復活!

「36ぷらす3」は、787系特急電車を改造した車両になります。

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「36ぷらす3」のエクステリア

(出典)黒い787「36ぷらす3」2020年秋 運行開始!(JR九州ニュースリリース 2019年11月21日 PDF)

787系は1992年にデビューしたJR九州の特急用の電車です。特徴的な外観だけでなく、グリーン個室があったり、ビュッフェがあったりと、その設備の豪華さでも話題になりました。

「36ぷらす3」は、その787系の改造した車両であることも発表されました。

その外観は、ニュースリリースのタイトルにもあるように「黒」! 黒い787系もカッコイイですね。

また、現在運行されている787系にはビュッフェはないのですが、「36ぷらす3」ではビュッフェが復活します! 観光列車の楽しみの一つが、車内での飲食ですので、ビュッフェの復活は大歓迎ですね。

座席は、全車グリーン席で、定員は100名程度と発表されいます。787系のグリーン席は、1+2列のゆったりとしたものですが、「36ぷらす3」では、個室タイプやボックスタイプの座席も用意されるかもしれませんね。

一方、「36ぷらす3」には寝台の設備はなく、基本的には日中時間帯の運行になるようです。

なお、2019年12月に、「36ぷらす3」の内装や車両レイアウトも発表されています。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

www.kzlifelog.com

「36ぷらす3」は運行本数が多く、利用しやすい料金の観光列車!

前述のように「36ぷらす3」は、全車グリーン席となっています。つまりは、特急列車のグリーン料金で乗車できるということです。

「ななつ星 in 九州」が数十万円以上するのに対して、「36ぷらす3」は、運賃+特急料金+グリーン料金で乗車できます。例えば、土曜日の宮崎~別府で7,190円、日曜日の大分~博多であればたった6,750円!(JR九州の通常のグリーン料金を適用した場合)

DXグリーン料金やグリーン個室料金が適用される座席もありそうですが、それでも上記にプラス1,000~2,000円程度。1万円程度で乗車することができるでしょう。

5日間フルに乗車した場合の料金がどうなるのかわかりませんが、仮に、1日単位で料金を払う(別々の列車として乗車する)としても、4~5万円くらいで済むのではないでしょうか。

もちろん、グリーン料金なので安くはないのですが、九州を鉄道で旅行するときに、アクセント的に「36ぷらす3」に乗車すると、移動も楽しくなりそうです。


以上、『九州を周遊する観光列車「36ぷらす3」が2020年秋にデビュー! 黒い787系利用でビュッフェも復活!』でした。JR西日本の「WEST EXPRESS 銀河」に続き、リーズナブルな料金で乗車できる列車がJR九州にも誕生します。新しい長距離列車、周遊列車のジャンルが生まれつつありますね。