ひさの乗り鉄ブログ

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九州を周遊する観光列車「36ぷらす3」が2020年10月15日にデビュー! 黒い787系利用でビュッフェも復活!(ダイヤ詳細・停車駅・プラン・料金を追加)


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JR九州は、新たな観光列車「36ぷらす3」の運行を2020年10月15日から開始すると発表しました。あわせて、座席や旅行プランの販売方法等も発表しました。車両は787系を改造、全車グリーン席でビュッフェも復活します。5日間をかけて九州を周遊する列車ですが、1日単位でも乗車可能で、乗り鉄や鉄道旅行でも利用できそうです。

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JR九州の新しい観光列車「36ぷらす3」(出典: JR九州ニュースリリース)

※2020.06.30更新

JR九州、新たな観光列車「36ぷらす3」を2020年10月15日に運行開始!

JR九州は、新たな観光列車「36ぷらす3」を2020年秋に運行開始すると発表しました。

概要は以下の通りです。

  • 787系電車を改造した新しい観光列車(JR九州では「D&S列車」と呼ぶ)
  • 6両編成、全車グリーン席で、定員は100名程度
  • ビュッフェも復活
  • 5日間をかけて九州を一周、一日単位でも乗車可能
  • 年間45週程度の運行を予定
  • 運行開始は2020年19月15日(木)を予定

「36ぷらす3」は九州を周遊するカジュアルな観光列車!

「36ぷらす3」はJR九州の観光列車(D&S列車)ですが、これまでの観光列車と異なる点があります。それは運行ルートです。「36ぷらす3」は、豪華クルーズ列車「ななつ星 in 九州」と同じように、数日をかけて九州を周遊するルートになっています。

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「36ぷらす3」の運行ルート

(出典)黒い787「36ぷらす3」2020年秋 運行開始!(JR九州ニュースリリース 2019年11月21日 PDF)

2020年6月30日、詳細なダイヤ、途中乗降できる駅、長時間停車する駅、駅でのイベントの概要が発表されました。(横にスクロールできます)


曜日 出発駅・時刻 途中停車駅
(乗降可能)
終着駅・時刻 長時間停車する駅 イベント
木曜日 博多 09:52発
(休日は09:58発)
熊本
11:50着/12:00発
鹿児島中央 16:24着 玉名 11:10頃
約20分停車
熊本県北の
特産品販売
牛ノ浜 14:25頃
約15分停車
牛ノ浜海岸の絶景
金曜日 鹿児島中央 12:16発 - 宮崎 15:57着 大隅大川原 13:20頃
約50分停車
カフェ
特産品販売
青井岳 15:00頃
約10分停車
土曜日 宮崎空港 11:25発
宮崎 11:43発
- 大分 16:23着
別府 16:46着
延岡 13:05頃
約10分停車
地域の特産品販売
宗太郎 13:40頃
約10分停車
宗太郎峠越え
秘境駅
重岡 13:55頃
約20分停車
地域の特産品販売
日曜日 大分 11:30発
別府 11:43発
小倉
15:01着/15:11発
博多 16:32着 杵築 12:00頃
約15分停車
地域の特産品販売
中津 12:50頃
約10分停車
地域の特産品販売
門司港 14:20頃
約30分停車
門司港駅舎
自由散策
月曜日 博多 10:51発
(休日は11:05発)
佐賀
12:07着/12:20発
長崎 15:36着 肥前浜 13:00頃
約60分停車
日本酒バー
特産品販売
宿場町散策
長崎 17:30発 佐賀
19:48着/20:05発
博多 21:03着 - -


「36ぷらす3」は、上の図・表のように、木曜日から月曜日までの5日間をかけて、博多から反時計回りに九州を一周します。

特徴的なのは、1日単位で乗車ができる点です。

例えば、土曜日に大分か別府に宿泊し、翌日、「36ぷらす3」に乗車して博多へ移動する、といったことができるわけです。

5日間すべて乗車すれば、九州を一周するクルーズトレインのような旅行ができますし、1日単位で利用すれば、通常の観光列車のような利用ができるという、なかなか面白い運行形態です。

乗り鉄や鉄道旅行には、旅程に組み込みやすいので、うれしいところですね。

おおよそ、11時前後に出発し、16時頃に到着するダイヤが組まれています。午前中の出発までの時間で観光を楽しんだり、夕方の到着後にグルメを楽しんだりといったことができそうです。

さらに、観光列車らしく、特徴のある駅での長時間の停車時間が設けられています。ホームや駅に降りて、地域の特産品を購入したり、景色を眺めたり、飲食を楽しんだりできるイベントが用意されています。

途中駅での停車については、JR九州のニュースリリースもご覧ください。

「36ぷらす3」の車両は黒い787系! ビュッフェも復活!

「36ぷらす3」は、787系特急電車を改造した車両になります。

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「36ぷらす3」のエクステリア

(出典)黒い787「36ぷらす3」2020年秋 運行開始!(JR九州ニュースリリース 2019年11月21日 PDF)

787系は1992年にデビューしたJR九州の特急用の電車です。特徴的な外観だけでなく、グリーン個室があったり、ビュッフェがあったりと、その設備の豪華さでも話題になりました。

「36ぷらす3」は、その787系の改造した車両であることも発表されました。

その外観は、ニュースリリースのタイトルにもあるように「黒」! 黒い787系もカッコイイですね。

また、現在運行されている787系にはビュッフェはないのですが、「36ぷらす3」ではビュッフェが復活します! 観光列車の楽しみの一つが、車内での飲食ですので、ビュッフェの復活は大歓迎ですね。

座席は、全車グリーン席で、定員は100名程度と発表されいます。787系のグリーン席は、1+2列のゆったりとしたものですが、「36ぷらす3」では、個室タイプやボックスタイプの座席も用意されるかもしれませんね。

一方、「36ぷらす3」には寝台の設備はなく、基本的には日中時間帯の運行になるようです。

なお、2019年12月に、「36ぷらす3」の内装や車両レイアウトも発表されています。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

www.kzlifelog.com

「36ぷらす3」の旅行プラン・座席(グリーン席)の詳細

「36ぷらす3」に乗車するためには、きっぷとお食事がセットになった「ランチプラン」「ディナープラン」、きっぷのみの「グリーン席プラン」のいずれかを購入することになります。

プラン JR券 お食事 グリーン個室 グリーン席 備考
ランチプラン
ディナープラン
片道の乗車券・
特急券・グリーン券
食事内容はコース
によって異なる
グリーン席プラン 片道の乗車券・
特急券・グリーン券
× × -


「ランチプラン」「ディナープラン」は、片道のきっぷ類(乗車券・特急券・グリーン券)に加えて、コースによって異なるお食事がつきます。月曜日の長崎発のコースのみ「ディナープラン」となり、それ以外は「ランチプラン」となります。

一方、「グリーン席プラン」は、片道のきっぷ類(乗車券・特急券・グリーン券)のみのシンプルなプランです。食事は付きませんが、あらかじめお弁当や飲み物などを持ち込むことができますし、3号車にあるビュッフェで購入することもできます。

注意したいのは、プランによって、予約できる座席種別が異なる点です。1号車~3号車のグリーン個室に乗車するには、「ランチプラン」または「ディナープラン」を購入する必要があります。「グリーン席プラン」で乗車できるのは、5号車・6号車のグリーン席のみとなり、グリーン個室には乗車できません。

「ランチプラン」「ディナープラン」の料金

「ランチプラン」「ディナープラン」は、曜日によってお食事のな内容が異なるため、料金も曜日によって大きく異なります。また、グリーン個室利用かグリーン席利用かによっても異なります。

おおまかな価格帯は以下のようになっています。

  • ランチプラン(個室)
    • おとな 17,000円~30,000円
    • こども 13,500円~25,000円
  • ランチプラン(座席)
    • おとな 12,000円~20,500円
    • ことも 8,500円~15,500円

なお、「36ぷらす3」のグリーン個室は、号車によって定員が異なります。「ランチプラン」「ディナープラン」を利用する場合は、各定員の個室に対して、以下の人数での申し込みが必要です。

  • 1号車個室(定員4名): 3~4名
  • 2号車個室(定員6名): 4~6名
  • 3号車個室(定員2名): 2名

ただし、3号車の個室については、各コースの料金に10,000円~19,000円をプラスすることで、1名での利用も可能となります。

お食事の内容や料金の詳細については、JR九州のニュースリリースをご確認ください。

「グリーン席プラン」の料金

「グリーン席プラン」は、JR九州の運賃+B特急料金+36ぷらす3グリーン料金の合計となります。「36ぷらす3グリーン料金」は、「36ぷらす3」のグリーン席のために新たに設定されたグリーン料金です。

主な区間の価格は以下のようになっています。この表の料金は、「グリーン席プラン」(片道の乗車券+特急券+グリーン料金の合計)です。

曜日 乗車駅 降車駅 おとな こども
木曜日 博多 鹿児島中央 16,860円 12,730円
博多 熊本 6,720円 5,000円
金曜日 熊本 鹿児島中央 11,900円 9,250円
鹿児島中央 宮崎 7,080円 5,180円
土曜日 宮崎空港 別府 11,350円 8,320円
宮崎空港 大分 11,020円 8,160円
宮崎 別府・大分 10,890円 8,090円
日曜日 大分・別府 博多 9,450円 6,870円
大分・別府 小倉 7,080円 5,180円
小倉 博多 5,450円 4,370円
月曜日 博多 長崎 8,570円 6,430円
博多 佐賀 5,270円 4,280円
佐賀 長崎 6,720円 5,000円
長崎 博多 8,570円 6,430円
長崎 佐賀 6,720円 5,000円
佐賀 博多 5,270円 4,280円


最も長い乗車距離となる木曜日の博多~鹿児島中央で16,860円、最も短い距離となる月曜日の佐賀~博多で5,270円です。

ちなみに、九州新幹線の博多~鹿児島中央の普通車指定席の料金は10,640円です。これにプラス約6,000円で、「36ぷらす3」に乗車できることになります。


以上、『九州を周遊する観光列車「36ぷらす3」が2020年10月15日にデビュー! 黒い787系利用でビュッフェも復活!(ダイヤ詳細・停車駅・プラン・料金を追加)』でした。JR西日本の「WEST EXPRESS 銀河」に続き、リーズナブルな料金で乗車できる列車がJR九州にも誕生します。新しい長距離列車、周遊列車のジャンルが生まれつつありますね。