ひさの乗り鉄ブログ

青春18きっぷの話題をはじめ、観光列車や風光明媚な路線の乗車記などを思うままに綴っていく乗り鉄ブログです。

JR東日本、「えきねっと」を2021年夏にリニューアル! きっぷ購入で「JRE POINT」が貯まるようになります!


注目記事 【2020年夏の青春18きっぷ】最新情報、おすすめ列車・路線などを紹介!
【2020年夏の臨時列車】JR各社の注目の臨時列車まとめ
【在宅勤務・テレワーク】通勤定期券の損益分岐点・払い戻しルール

JR東日本は、2021年夏を目途に、インターネットJR券申込サービス「えきねっと」をリニューアルすると発表しました。新たなサービスも開始され、「えきねっと」でのきっぷ購入で「JRE POINT」が貯まるようになるほか、大人の休日倶楽部割引、株主優待割引を適用した予約も可能になります。

2021年夏に「えきねっと」をリニューアル

JR東日本は、2021年夏に、インターネットJR券申込サービス「えきねっと」をリニューアルすると発表しました。

主なポイントは以下のとおりです。

  • 「えきねっと」でのきっぷ購入で「JRE POINT」が貯まるようになる
    • たまった「JRE POINT」は、新幹線・特急列車に乗車できる「特典チケット」や、新幹線の座席アップグレードに利用できるようになる
  • 大人の休日倶楽部割引、株主優待割引、往復割引を適用した予約・購入ができるようになる
  • クレジットカード払い以外に、コンビニや金融機関(ATM、ネットバンキング)での支払いも可能になる
  • 決済タイミングがきっぷ受け取り時から予約時に変更になる
  • 指定席券売機でのきっぷ受け取り時に、QRコードによる受け取りが可能になる

詳しくは、JR東日本のニュースリリースをご覧下さい。

「えきねっと」でのきっぷ購入で「JRE POINT」が貯まる!

今回のリニューアルの中で、利用者にもっともメリットがありそうなのが、「えきねっと」でのきっぷ購入で「JRE POINT」が貯まるようになるサービスの開始でしょう。

JR東日本では、すでに、鉄道の利用で直接「JRE POINT」が貯まるサービスを開始しています。2020年6月時点では、以下の鉄道の利用で「JRE POINT」が貯まります。

  • Suicaチャージ残高での鉄道の乗車
  • Suicaグリーン券の購入(普通列車グリーン車)
  • モバイルSuica定期券の購入
  • 「タッチでGo!新幹線」での新幹線自由席利用
  • Suica定期券区間内での新幹線自由席の利用

「JRE POINT」の付与率は、ICカードのSuicaの場合が0.5%、モバイルSuicaの場合が2%になっています。

詳しくは、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

www.kzlifelog.com

これまでは、上記のように、比較的近距離での鉄道の乗車が対象でした。金額にして数百円~数千円くらいです。2021年夏に「えきねっと」がリニューアルされると、長距離のきっぷでも「JRE POINT」が貯まるようになります。

「えきねっと」で購入する新幹線や特急列車のきっぷは、数千円~2万円程度になります。これにポイントが付与されるようになると、「JRE POINT」がかなり貯まりやすくなるはずです。

気になる「JRE POINT」の付与率は、これまでの例からすると、0.5%~2%の間になるのではないかと想定されます。

もし2%付与されるとすると、例えば、東京→新青森の東北新幹線「はやぶさ」の普通車指定席(新幹線eチケットサービスで17,470円)を「えきねっと」で購入すると、「JRE POINT」が349ポイント貯まることになります。

頻繁に新幹線や特急列車を利用する方は、あっという間に「JRE POINT」が貯まりそうですね。

「JRE POINT」で交換できる「特典チケット」「座席のアップグレード」を投入

「えきねっと」リニューアルと同時に、「JRE POINT」で交換できる「特典チケット」や「新幹線の座席アップグレード」が投入されます。

  • 特典チケット
    • JR東日本の新幹線・特急列車に乗車できる「新幹線eチケットサービス」「えきねっとチケットレスサービス」に交換
  • 新幹線の座席アップグレード
    • 新幹線の普通車指定席からグリーン車・グランクラスにアップグレード(「新幹線eチケットサービス」で利用可能)

新幹線や特急列車に乗車して貯まったポイントで、再び新幹線や特急列車に乗車できたり、座席をアップグレードできたりと、直接的に鉄道のサービスに利用できるようになります。

「えきねっと」で新たに交換できる「特典チケット」「座席のアップグレード」
「えきねっと」で新たに交換できる「特典チケット」「座席のアップグレード」

(出典)えきねっとが生まれかわります!(JR東日本ニュースリリース 2020年6月9日 PDF)

一方、気になるのは、どれくらいのポイントで「特典チケット」や「座席のアップグレード」を利用できるかでしょう。

自社商品への交換ですから、現金で購入するよりも、若干少ないポイントで交換できるようになるのでは、と思われます。例として、普通列車グリーン車の「Suicaグリーン券」は、JRE POINT 600ポイントで交換できます。普通列車グリーン車のグリーン券は580円~1,000円(曜日・距離によって異なる)ですので、お得になる場合が多いです。

各種割引に対応したきっぷが「えきねっと」で購入可能に!

2021年夏の「えきねっと」のリニューアルでは、以下の割引に対応したきっぷを購入できるようになります。

  • 大人の休日倶楽部割引
  • 株主優待割引
  • 往復割引

「えきねっと」で各種割引対応のきっぷを購入可能に!
「えきねっと」で各種割引対応のきっぷを購入可能に!

(出典)えきねっとが生まれかわります!(JR東日本ニュースリリース 2020年6月9日 PDF)

「大人の休日倶楽部割引」は、50歳以上で加入できる「大人の休日倶楽部ミドル」で5%引き、女性60歳以上・男性65歳以上で加入できる「大人の休日倶楽部ジパング」で20~30%引きで、JR東日本・JR北海道のきっぷを購入できるサービスです。

これまでは、駅の窓口や指定席券売機での購入が必要でしたが、これが「えきねっと」で購入できるようになります。「大人の休日倶楽部」会員の方は、大幅に利便性が向上することになると思います。

「大人の休日倶楽部」等のミドル・シニア向けの会員制サービスについては、以下の記事をご覧ください。

www.kzlifelog.com

一方、「株主優待割引」は、これまでは基本的に窓口での利用が必要でしたが、これもリニューアル後は「えきねっと」で割引されたきっぷを購入できるようになります。こちらも利用者はそれなりにいるでしょうから、利便性が上がるのはうれしいですね。

「えきねっと」の支払い方法を拡充、コンビニ・金融機関での支払いに対応

「えきねっと」の支払いは、これまでクレジットカードに限定されていましたが、リニューアル後は、以下のように拡充されます。

  • クレジットカードでの支払い
  • コンビニエンスストアでの支払い(現金のみ)
  • 金融機関での支払い(ATM、ネットバンキング)(現金、キャッシュカード)

現金やキャッシュカードでの支払いができるようになりますので、クレジットカードを持っていない方(学生など)でも「えきねっと」を利用することができるようになります。

コンビニ払いについては、JR他社ではすでに対応しているところもありますので、「えきねっと」はようやく追いついた格好になります。

「えきねっと」の決済タイミングがきっぷ受け取り時から予約時に変更

鉄道会社のたいていのインターネット予約サービスは、予約時(ネットでの購入時)に決済されるのですが、「えきねっと」だけは、実際にきっぷを受け取った時点でした。つまり、「えきねっと」できっぷを購入したとしても、実際にはまだクレジットカードの決済はされていなくて、窓口や指定席券売機できっぷを受け取る際に決済されています。

この仕組みが、リニューアル後には変更になり、予約時(ネットでの購入時)の決済になります。

おそらく、今後はチケットレスを基本とするための変更と思われますが、いろいろ影響がありそうです。これについては、別記事でまとめたいと思います。

「えきねっと」ユーザインタフェースの変更は?

今回の発表では触れられていませんでしたが、個人的に気になるのはユーザインタフェース(UI)の変更です。

現在の「えきねっと」のユーザインタフェースは、お世辞にも使いやすいものとは言えません。これが少しでも使いやすいものに改善されてくれればありがたいのですが、どうなるでしょうか?


以上、『JR東日本、「えきねっと」を2021年夏にリニューアル! きっぷ購入で「JRE POINT」が貯まるようになります!』でした。今後、窓口は縮小傾向でしょうから、ネット予約のシステムが高機能に、そして使いやすくなっていくのでしょう。次世代の「えきねっと」サービスがそのようなものになることを期待したいと思います。