ひさの乗り鉄ブログ

青春18きっぷの話題をはじめ、観光列車や風光明媚な路線の乗車記などを思うままに綴っていく乗り鉄ブログです。

千葉県内のJR線や私鉄路線に二日間乗り放題の「サンキュー・ちばフリーパス」「サンキュー・ちばフリー乗車券」を発売! 2019年は東京湾フェリーもフリーエリアに!


千葉県とJR東日本千葉支社は、千葉県内のJR線や私鉄各線と観光地のバス路線に二日間乗り放題となる「サンキュ・ちばフリーパス」「サンキュー・ちばフリー乗車券」を2019年も発売します。10月~12月の連続する二日間有効で、JR線や私鉄各線の乗り鉄に加えて、房総半島や銚子などへの1泊2日の観光にも有効です。

※2019.08.25更新(2019年版の情報に更新)

「サンキュー・ちばフリーパス」「サンキュー・ちばフリー乗車券」とは?

「サンキュー・ちばフリーパス」「サンキュー・ちばフリー乗車券」の概要は以下のとおりです。

  • 利用期間: 2019年10月1日(火)~12月26日(木)
  • 発売期間: 2019年10月1日(火)~12月25日(水) ※利用日当日の購入も可能
  • 有効期間: 連続する2日間
  • フリーエリア:
    • 千葉県内のJR線
    • いすみ鉄道線
    • 銚子電鉄線
    • 流鉄流山線
    • 九十九里鉄道バス、ジェイアールバス関東、館山日東バス、鴨川日東バス、千葉交通、京成タクシー成田の指定路線
  • きっぷの効力:
    • フリーエリア内の普通列車(快速列車含む)に乗り放題
    • 特急券、房総料金回数券等(料金券タイプの企画乗車券)などを別途購入すればフリーエリア内の特急列車にも乗車可能
    • 「サンキュー・ちばフリー乗車券」は東京都区内からフリーエリアまでの往復の乗車券を含む

フリーエリア(鉄道・船)は以下の通りです。

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「サンキュー・ちばフリーパス」「サンキュー・ちばフリー乗車券」のフリーエリア

(出典)10月1日から「サンキュー❤ちばフリーパス」・「サンキュー❤ちばフリー乗車券」を発売し、同期間に「謎解きラリー『時をかける列車』」を開催します!! JR東日本千葉支社プレスリリース 2019年8月22日

お値段、発売箇所は以下の通りです。

サンキュー・
ちばフリーパス
サンキュー・
ちばフリー乗車券
出発地 千葉県内 東京都区内
お値段 大人 3,970円
小人 1,980円
大人 4,790円
小人 2,390円
発売箇所 JR東日本の千葉県内各駅
久里浜駅
の指定席券売機
JR東日本の首都圏の
主な駅の指定席券売機

※きっぷの名称の「サンキュー」と「ちばフリーパス」「ちば乗車券」の間にある中黒は、本来はハートマークのようですが、環境依存文字のようなので中黒に置き換えています。

詳細は、JR東日本千葉支社のプレスリリースをご覧ください。

2019年は東京湾フェリーが入り、小湊鉄道が除外へ

例年発売されている「サンキュー・ちばフリーパス」ですが、2018年と比べると、以下の変更があります。

  • フリーエリアに「東京湾フェリー」(久里浜港~金谷港)が入り、久里浜駅(横須賀線)でも購入できるようになった
  • フリーエリアから「小湊鉄道線」「小湊鉄道バス」が除外された
  • 利用期間が10月~12月となった(2018年は9月~11月でした)
  • みどりの窓口、びゅうプラザでは購入できなくなり、指定席券売機のみでの発売

フリーエリアに東京湾フェリーが入ったため、千葉県、特に房総半島へのアクセスの選択肢が増えました。東京や神奈川からであれば、久里浜港(横須賀線久里浜駅から路線バス)経由で房総半島へ入ることができます。

一方、小湊鉄道がフリーエリアから外れてしまいました。いすみ鉄道は入っていますが、小湊鉄道が外れてしまったため、「サンキュー・ちばフリーパス」だけでは、小湊鉄道~いすみ鉄道を利用した房総半島横断ができなくなってしまいました。

東京都区内発の「サンキュー・ちばフリー乗車券」も発売

千葉県内のフリーエリアのみに有効な「サンキュー・ちばフリーパス」以外に、東京都区内からフリーエリアまでの往復の乗車券を含む「サンキュー・ちばフリー乗車券」も発売されます。

フリーエリアのみの「サンキュー・ちばフリーパス」と、東京都区内発着の「サンキュー・ちばフリー乗車券」の差額は800円。片道400円の違いですので、フリーエリアの駅まで片道400円以上かかるところから出発するのであれば、「サンキュー・ちばフリー乗車券」のほうがお得 です。

また、「サンキュー・ちばフリーパス」は千葉県内の指定された駅でしか購入できませんので、千葉県外の方が利用する場合には、一旦下車して「サンキュー・ちばフリーパス」を購入する必要があります。一方、「サンキュー・ちばフリー乗車券」のほうは、首都圏の主な駅で販売しているようなので、途中で下車する必要がありません。途中下車して「サンキュー・ちばフリーパス」を購入するのが面倒な場合は、片道400円以内の駅からでも、「サンキュー・ちばフリー乗車券」を購入してしまってもよいでしょう

特急券を購入して特急でアクセスしよう!

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房総特急255系電車

二日間有効のフリーきっぷということで、目的地は南房総や銚子など、東京からは少し距離があるところになると思いますが、そんなときは特急券を購入して、特急列車でアクセスしましょう。

前述の通り、「サンキュー・ちばフリーパス」「サンキュー・ちばフリー乗車券」は、別途特急券を購入すれば、特急列車にも乗車できます

房総半島へのアクセスに利用できる特急列車は、以下のとおりです。

列車名 区間 路線
しおさい 東京~銚子 総武本線経由
わかしお 東京~勝浦・安房鴨川 外房線経由
新宿わかしお 新宿~安房鴨川 外房線経由
さざなみ 東京~君津 内房線経由
新宿さざなみ 新宿~館山 内房線経由


特急券には「房総料金回数券」が利用できます。4枚つづりの回数券なので、2名で往復特急列車に乗車する場合に、「サンキュー・ちばフリーパス」「サンキュー・ちばフリー乗車券」と合わせて利用できます。

例えば、東京~安房鴨川・館山の例では、

  • 指定席特急券を普通に購入: 1,890円(通常期)×4枚で 7,560円
  • 「房総料金回数券」(指定席, 4枚つづり): 4,600円

と、3,000円近くもお得です。特急の回数券というとビジネス客が使うものと思われがちですが、4枚つづりであれば2名以上でのレジャーにも有効に活用できますね。

「サンキュー・ちばフリーパス」おすすめルート

観光地の一部バス路線が乗り放題だったり、連続する二日間利用可能だったりするところから、ターゲット層は宿泊旅行の観光客だと思われますが、「乗り鉄+ちょい観光」の旅にも十分利用できます。いくつか、おすすめルートを紹介します。

房総半島ぐるっと一周ルート

JR線で房総半島をぐるっと一周するルートです。千葉あるいは蘇我から、時計回りに外房線→内房線と回るルートと、反時計回りに内房線→外房線と回るルートがあります。どちらでもよいと思いますが、途中で観光をする場合は、観光地に到着したい時間を考慮して、どちらのルートにするかを決めるのがよいでしょう。

駅から近い観光スポットとしては、安房鴨川駅周辺の観光地、例えば、鴨川シーワールドはバスで10分ほどです。

www.kamogawa-seaworld.jp

また、最寄駅から徒歩でアクセスできる観光スポットとしては、内房線 浜金谷駅から徒歩8分の「鋸山ロープウェイ」がおすすめです。

鋸山は、浦賀水道に面した海岸線にあり、天気が良ければ対岸の三浦半島(神奈川県の久里浜あたり)がよく見えます。さらに、その向こうに富士山まで見えることもあります。

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鋸山ロープウェイの山頂駅からの絶景!

上の写真は、鋸山の山頂から房総半島の南側、館山湾の方を撮影したものですが、駅から徒歩でアクセスできる場所からの景色とは思えないほどの絶景です。

詳細は、鋸山ロープウェイのサイトをご覧ください。

単にぐるっと一周するだけでは元が取れませんが、途中下車したり、フリーエリア内のバスに乗車して観光スポットを訪ねたりすれば、十分元が取れると思います。せっかく二日間有効のフリーきっぷなのですから、どこかで一泊して観光を楽しみたいところですね。

東京湾フェリー+房総半島一周ルート

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久里浜港に入港する東京湾フェリー「かなや丸」

2019年からは、東京湾フェリーがフリーエリアに入りましたので、前述の房総半島を一周するルートに、東京湾フェリーを組み込むのも面白いでしょう。

横須賀線で終点の久里浜駅へ、路線バスで久里浜港に出て、東京湾フェリーに乗船。金谷港から浜金谷駅(徒歩約8分)へ出てもよいですし、鋸山ロープウェイ(金谷港から徒歩約15分)に乗車し、鋸山からの絶景を楽しんでも良いでしょう。

東京湾フェリー+房総半島一周のおすすめルートを以下の記事で紹介しています。青春18きっぷを利用した日帰り旅のルートとして紹介していますが、「サンキュー・ちばフリーパス」なら、館山や鴨川で一泊して、観光を存分に楽しむこともできます。

www.kzlifelog.com

銚子電鉄の旅

銚子電鉄の電車

最後は、銚子電鉄の旅です。銚子電鉄は経営が厳しく、名物「ぬれ煎餅」を売って会社の経営を支えたり、脱線事故が発生したときには、地元の高校生がクラウドファンディングで支援を募って復旧させたりといったことがありました。

そんな銚子電鉄ですが、銚子観光をするには是非利用したい鉄道です。上の写真にあるような古い電車が走ります。

www.choshi-dentetsu.jp

銚子電鉄沿線の観光スポットでおすすめの一つは、犬吠駅から徒歩15分ほどの「地球の丸く見える丘展望館」です。

www.choshikanko.com

太平洋を見渡せる場所にあり、水平線が丸く見えるそうです。

地球の丸く見える丘展望館からの眺望

丸く見えるでしょうか? よくわかりませんね…。

海岸線近くに行きたい場合は、同じく犬吠駅から徒歩7分の「犬吠埼灯台」がおすすめです。

犬吠埼灯台

ごつごつとした岩が広がる海岸線に、白が鮮やかな灯台が建っています。1874年に建てられた古い灯台です。

犬吠埼灯台


以上、「サンキュー・ちばフリーパス」「サンキュー・ちばフリー乗車券」の概要と、「乗り鉄+ちょい観光」のおすすめルートを3つ紹介しました。この秋は、フリーきっぷを活用して、千葉の乗り鉄と観光を楽しんでみたいところですね。

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「サンキュー・ちばフリーパス」のフリーエリアに含まれる流鉄流山線の記事です。メジャーな観光地ではありませんが、流山駅から徒歩でもすぐの流山本町では、古い街並みを眺めながらの街歩きが楽しめます。

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