PR
スポンサーリンク

南東北の新しい観光列車「SATONO」、2024年春にデビュー! 宮城・山形・福島を中心に運行予定!

南東北エリアの新しい観光列車「SATONO」汽車旅
南東北エリアの新しい観光列車「SATONO」
本サイトでは記事内に広告が含まれている場合があります。

JR東日本は、新しい観光列車「SATONO」が2024年春にデビューすると発表しました。「SATONO」は「リゾートあすなろ」を改造した2両編成の観光列車で、宮城・山形・福島の3県を中心に運行するとしています。

スポンサーリンク

南東北の新しい観光列車「SATONO」、2024年春にデビュー!

JR東日本は、新しい観光列車「SATONO」(さとの)の運行を2024年春頃から開始すると発表しました。

概要は以下のとおりです。

  • 「リゾートあすなろ」を改造したディーゼルハイブリッド2両編成の観光列車
  • 1号車はボックスシート主体(25席)、2号車はリクライニングシート(34席)で定員は59名
  • 各地のイベントや季節の移り変わりに合わせて宮城・福島・山形の3県を中心に運行予定
  • 2024年春ごろに運転開始予定

先日発表された青森・岩手両県を中心に運転される「ひなび」(陽旅)とともに、「リゾートあすなろ」を改造して運転される観光列車になります。

JR東日本の新たな観光列車「ひなび」(陽旅)が2023年12月23日にデビュー! リゾートあすなろ改造の2両編成で青森・岩手の路線で運転へ!
JR東日本は、新しい観光列車「ひなび」(陽旅)が2023年12月23日にデビューすると発表しました。リゾートあすなろを改造した観光列車で、1号車はボックスシート主体(グリーン車)、2号車はリクライニングシート(普通車)となります。青森県内、岩手県内の各線区を運行するとしています。

「SATONO」(さとの)については、JR東日本のニュースリリースもご覧ください。

スポンサーリンク

「SATONO」は「リゾートあすなろ」改造の2両編成の観光列車!

今回発表された新しい観光列車「SATONO」は、リゾートあすなろを改良した2両編成の観光列車です。

南東北エリアの新しい観光列車「SATONO」

南東北エリアの新しい観光列車「SATONO」


(出典)東北の文化・自然・人に出会う旅へ「SATONO」がデビューします(JR東日本東北本部ニュースリリース 2022年11月24日 PDF)

1号車は緑色をベースに、2号車は青色をベースにしたカラーリングになっています。ニュースリリースによると、それぞれの色は、

  • 緑のカラーリングは、草木の芽吹く様子を表した若葉色や、深い山々をイメージした濃い緑色を使用することで、東北地方の緑豊かな山々や田・畑の実りを表現。
  • 青のカラーリングは、清らかで雄大な川の流れや広い空を表した水色や、深い海をイメージした濃い青色を使用することで、東北地方の清らかで豊かな水や、透き通った空気を表現。

という東北地方の自然を表現したものとなっています。

赤を中心とした「ひなび」とは対照的で面白いですね。

南東北エリアの新しい観光列車「SATONO」の車内レイアウト

南東北エリアの新しい観光列車「SATONO」の車内レイアウト


(出典)東北の文化・自然・人に出会う旅へ「SATONO」がデビューします(JR東日本東北本部ニュースリリース 2022年11月24日 PDF)

車内レイアウトは、先日発表された「ひなび」と同じく、1号車はボックスシート主体、2号車はリクライニングシート主体となっています。座席の配置や定員も同じです。車内インテリアはまだ発表されていませんが、おそらく「ひなび」とは違うものになるのではないかと思います。

スポンサーリンク

「SATONO」は季節ごとに運転する路線が変わる? 「フルーティアふくしま」運転終了の磐越西線は有力!

「SATONO」は磐越西線での運転がは有力?

「SATONO」は磐越西線での運転がは有力?

今回は、「SATONO」がどの路線で運転されるかまでは発表されませんでした。ただ、ニュースリリースには「各地のイベントや季節の移り変わりに合わせて宮城・福島・山形の3県を中心に運行」とありますので、どこか一つの路線でずっと運転されるわけではなく、季節ごとに異なる路線で運転されることになりそうです。

南東北の観光列車といえば、磐越西線の観光列車「フルーティアふくしま」の運転終了が同時に発表されました。「フルーティアふくしま」は2023年12月で運転終了となります。

【フルーティアふくしま】走るカフェ、スイーツを楽しみながら磐越西線の風景を楽しむ観光列車! 予約方法、おすすめの座席も紹介します!
「フルーティアふくしま」は、カフェそのものの車内で、おいしいスイーツをいただきながら、磐越西線の風景を楽しめる列車です。【ひさの乗り鉄ブログ】では、「フルーティアふくしま」の乗車記に加えて、事前の予約方法、当日の乗車方法などについても詳しく紹介します。

一方、「SATONO」は2024年春頃に運転開始とのことですので、まずは「フルーティアふくしま」の後継として磐越西線で運転される可能性が高そうです。

また、2020年で運転終了となった「リゾートみのり」が走っていた陸羽東線あたりが有力でしょうか。「リゾートみのり」の後継としては、リクライニングシートの快速「湯けむり」が運転されていますので、こちらはイベントにあわせての運転ということもありそうです。

スポンサーリンク

「リゾートあすなろ」は2023年で運転終了!

現在、北東北を中心に運転されている「リゾートあすなろ」は2編成ありますが、そのうち1編成が「ひなび」(2023年冬頃運転開始)に、残りの1編成が今回発表された「SATONO」(2024年春頃運転開始)に改造されることになりました。

つまり、「リゾートあすなろ」は、2023年の夏か秋ごろで運転終了となる可能性が高そうです。

2010年にディーゼルハイブリッド車両「HB-E300系」を新製してデビューした「リゾートあすなろ」ですが、10年以上の活躍のあとの改造となります。車両としては「ひなび」「SATONO」に引き継がれますが、列車としての「リゾートあすなろ」は運転終了となります。最後に「リゾートあすなろ」に乗っておきたいという方は、早めに乗車しておいた方がよさそうです。


以上、『南東北の新しい観光列車「SATONO」、2024年春にデビュー! 宮城・山形・福島を中心に運行予定!』でした。次々と運転終了となっている東北エリアの観光列車ですが、2023年~24年には新しい時代を迎えそうです。「SATONO」の活躍にも期待したいですね。

スポンサーリンク

関連記事

2023年冬頃に運転開始と発表された新しい観光列車「ひなび」についての記事です。

JR東日本の新たな観光列車「ひなび」(陽旅)が2023年12月23日にデビュー! リゾートあすなろ改造の2両編成で青森・岩手の路線で運転へ!
JR東日本は、新しい観光列車「ひなび」(陽旅)が2023年12月23日にデビューすると発表しました。リゾートあすなろを改造した観光列車で、1号車はボックスシート主体(グリーン車)、2号車はリクライニングシート(普通車)となります。青森県内、岩手県内の各線区を運行するとしています。

当ブログのメインコンテンツの一つ、観光列車関連のトップページです。さまざまな観光列車やSL列車の乗車記に加えて、グルメや車窓といったジャンルごとのおすすめ列車を紹介していますので、ぜひご覧ください。

【観光列車】列車に乗って車窓・グルメ・イベントを楽しもう! 観光列車の魅力とおすすめの列車を紹介!
日本各地で運転されている観光列車。沿線の観光地へのアクセスに利用してもよいですし、観光列車自体を目的にしてもよいでしょう。【ひさの乗り鉄ブログ】では、多くの観光列車に乗車してきた筆者が、観光列車の魅力と、車窓・グルメ・イベント等のジャンル別におすすめの観光列車を紹介しています。
汽車旅汽車旅-JR東日本観光列車鉄道ニュース
スポンサーリンク
この記事を書いた人
乗り鉄歴25年!
ひさ

乗り鉄歴25年! 青春18きっぷやフリーきっぷを利用して、関東甲信越、北海道、東北によく乗り鉄に出かけます。このブログでは、これまでの乗り鉄経験を活かして、おすすめの列車や路線、青春18きっぷ活用のノウハウ、お得なきっぷの情報などを掲載しています。

ひさをフォローする
ひさをフォローする
ひさの乗り鉄ブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました