ひさの乗り鉄ブログ

青春18きっぷの話題をはじめ、観光列車や風光明媚な路線の乗車記などを思うままに綴っていく乗り鉄ブログです。

【北海道&東日本パス】北海道・東日本エリアの普通列車が7日間乗り放題で11,330円! 基本的な使い方・利用期間・青春18きっぷとの違いを紹介します!(2019-20年版)


青春18きっぷの北海道&東日本版ともいうべき「北海道&東日本パス」。2019-2020年も春・夏・冬の3シーズンとも発売されます。青春18きっぷよりエリアは狭いですが、北海道・東日本エリアを旅するのであれば、使い勝手は断然上です。この記事では、「北海道&東日本パス」の利用期間、利用方法、青春18きっぷとの違いをご紹介します。

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※2019.11.13更新

北海道・東日本エリアの普通列車が乗り放題!「北海道&東日本パス」

JR北海道とJR東日本は、2019-2020年も「北海道&東日本パス」を発売することを発表しました。青春18きっぷと比べると、フリー区間がJR北海道・JR東日本エリアに限られ、有効期間が7日間連続という制限があるものの、東北地方の三セク路線にに乗車できたり、青春18きっぷより便利に北海道新幹線に乗車できたりといったメリットも多くあります。

青春18きっぷとの比較という点から言うと、JR東日本エリア・JR北海道エリアで、4~5日以上連続して旅行をするのであれば「北海道&東日本パス」のほうがおすすめ です。特に、東北地方~北海道を中心に乗る場合には、「北海道&東日本パス」のメリットが大きくなります。

「北海道&東日本パス」の概要

北海道&東日本パスの概要は以下のとおりです。

  • 利用期間・発売期間
    • 春季 利用期間: 3月 1日(金)~4月22日(月)(発売期間:2月20日(水)~4月16日(火))
    • 夏季 利用期間: 7月 1日(月)~9月30日(月)(発売期間:6月20日(木)~9月24日(火))
    • 冬季 利用期間: 12月10日(火)~1月10日(金)(発売期間:12月1日(日)~1月4日(土))
  • 有効期間:連続する7日間
  • 値段: 大人 11,330円,小児 5,660円
    • 2019年9月末までは 大人 10,850円,小児 5,420円
  • 利用可能な列車・路線
    • JR北海道・JR東日本・青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道・北越急行の普通・快速列車の普通車自由席、BRT(バス高速輸送システム)
    • 北海道新幹線 新青森~新函館北斗間内の相互発着に限り、別に特定特急券を購入すれば乗車可能
  • 特例で乗車可能な列車・路線
    • 奥羽本線 青森~新青森の特急列車の普通車自由席(※1)
    • 石勝線 新得~新夕張の特急列車の普通車自由席(※1)

※1: 区間外にまたがって乗車する場合は、乗車区間の乗車券・特急券が必要

詳しくは、JR北海道・JR東日本のリリースをご覧ください。

北海道新幹線と北海道内の在来線特急が1日乗り放題!「北海道線特急オプション券」

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「北海道&東日本パス」と組み合わせることで、北海道新幹線と北海道内の特急列車に乗車できる「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」(1日分で6,110円) も同時に発売されます。

都市間が300km以上離れている北海道では、普通列車だけで移動するのはなかなか大変です。そんなときに、「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」を利用するとよいでしょう。

ただし、「北海道&東日本パス」が7日間有効で11,330円(1日あたり1,618円)と格安なだけに、1日6,110円という価格は、かなり割高に感じてしまいます。北海道新幹線や特急列車を乗り継ぐ「移動日」を設けて、「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」を利用するなど、使い方にコツが必要です。

詳しくは、以下の記事で解説していますので、興味がありましたらご覧ください。

www.kzlifelog.com

北海道&東日本パスと青春18きっぷの比較(2019年版)

青春18きっぷと北海道&東日本パス、いずれもJR線の普通列車・快速列車に乗り放題という点では似たようなフリーきっぷですが、違うところがいくつかありますので、まとめてみます。

どちらを利用したらよいか迷っている方は、以下のポイントをよく読んでいただき、どちらがよいのかを決めていただければと思います。

まずは、北海道&東日本パスと青春18きっぷの比較です。

北海道&東日本パス 青春18きっぷ
フリーエリア
(JR線)
JR北海道・JR東日本 全国のJR線
フリーエリア
(三セク)
青い森鉄道
IGRいわて銀河鉄道
北越急行
一部の通過利用を除きなし
利用期間 3/1~4/22
7/1~9/30
12/10~1/10
3/1~4/10
7/20~9/10
12/10~1/10
有効期間 連続する7日間 5回分(連続でなくてもよい
値段 大人11,330円
小児5,660円
12,050円(小児用なし)
北海道新幹線 新青森~新函館北斗内の
相互発着(特定特急券購入)
北海道新幹線オプション券
(奥津軽いまべつ~木古内)

※表中の太字は有利なほうを示しています

以下では、重要な違いについて、詳しく紹介していきます。

JR東日本~JR北海道の行き来には「北海道&東日本パス」が圧倒的に有利!

エリアは圧倒的に青春18きっぷの方が広いのですが、JR東日本エリア内や、JR東日本エリアとJR北海道エリアの行き来に利用する場合には、以下の2点で北海道&東日本パスのほうが使い勝手が断然良いです。

東北地方の第三セクター路線 青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道に乗車可能!

一つは、東北地方の第三セクター路線、青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道に乗車できることです。

東北新幹線の盛岡~新青森延伸時に、並行在来線であった東北本線が、三セクの青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道に分離されました。青春18きっぷではこの区間に乗車できないため、別途乗車券を購入する必要がありますが、北海道&東日本パスであればそのまま乗車可能です。

盛岡~青森を乗りとおすと乗車券だけで5,480円もかかってしまいますので、この区間を乗るのであれば北海道&東日本パスが断然おすすめです

「青春18きっぷ」では、青い森鉄道の青森~八戸の通過利用ができますので、別途乗車券が必要となるのは、盛岡~八戸間(3,110円)です。

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北海道&東日本パス+特定特急券で北海道新幹線の全区間に乗車できる!

もう一つは、北海道新幹線に乗車できる区間が異なることです。

青春18きっぷでは、「北海道新幹線オプション券」を購入することで、奥津軽いまべつ~木古内間の北海道新幹線に乗車できます。一方、北海道&東日本パスであれば、別途、特定特急券を購入すれば、新青森~新函館北斗の全区間に乗車可能です

北海道&東日本パス 青春18きっぷ
追加で必要な
きっぷ類
北海道新幹線の
特定特急券
北海道新幹線
オプション券
おねだん 4,000円 2,490円
北海道新幹線に
乗車できる区間
新青森~
新函館北斗
奥津軽いまべつ~
木古内
北海道新幹線以外に
乗車できる路線
なし 道南いさりび鉄道
(木古内~五稜郭)※1

※1: 木古内~五稜郭の通過利用のみ(途中下車はできない)、五稜郭~函館間はJR線のため青春18きっぷで乗車可能

青春18きっぷと合わせて利用できる「北海道新幹線オプション券」のほうが1,500円以上安いのですが、使い勝手はかなり劣ります。

奥津軽いまべつ駅へは、津軽線の津軽二股駅で乗り換えになりますが、津軽線の本数が少ないうえ、奥津軽いまべつ駅に停車する北海道新幹線の本数も少ないため、うまく乗り継げるパターンが非常に限られています。

北海道新幹線の全区間の特定特急券は4,000円。値は張りますが、新青森~新函館北斗間を乗り継ぎなしで1時間で、青森~函館間でも1時半ほどで移動できます。青函トンネルを通ってJR東日本~JR北海道エリアを行き来する場合には、北海道&東日本パスのほうが使い勝手がよいのです

北海道~本州の移動方法については、以下の記事もご覧ください。鉄道に限らず、フェリーなども含めて、「北海道&東日本パス」で旅をするときにも活用できる移動方法をまとめてご紹介しています。

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「北海道&東日本パス」は利用可能期間が長い! 夏季はなんと3か月間も利用可能!

青春18きっぷに比べて、北海道&東日本パスは利用可能期間が長いという点もメリットです。

北海道&東日本パス 青春18きっぷ 利用可能期間の差
春季 3/1~4/22
53日間
3/1~4/10
41日間
+12日間
夏季 7/1~9/30
92日間
7/20~9/10
52日間
+40日間
冬季 12/10~1/10
32日間
12/10~1/10
32日間
±0日間


春季は12日間、夏季に至っては40日も利用可能期間が長いのです。夏季は7~9月の3か月間利用できますので、例えば、青春18きっぷが利用できない9月の敬老の日の3連休などにも利用できます。

北海道&東日本パスの利用可能期間は177日間、1年の約半分も利用できるのです。

「北海道&東日本パス」は小児用(こども用)もある!

青春18きっぷには小児用はないのですが、北海道&東日本パスには小児用の価格設定があります

北海道&東日本パスの小児用は、大人用の半額の5,660円に設定されています。家族連れや親子で汽車旅をされる場合には、小児用の価格設定がある北海道&東日本パスのほうが安くなる可能性が高いです。

もっとも、普通列車や快速列車にしか乗車できないため、家族連れに適したフリーきっぷなのかは、よく考えたほうがよいかもしれませんが…。

利用日・利用方法の柔軟性は青春18きっぷのほうが高い!

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北海道&東日本パスは、「連続する7日間」という条件があります。5日分(5回分)の青春18きっぷに比べると有効期間は長いのですが、分割して利用することができない 点は注意が必要です。

また、青春18きっぷは「5回分」になっていて、二人以上で同じ行程を旅行する場合には、1枚の青春18きっぷを2回分(以上)利用するという使い方ができます。一方、北海道&東日本パスは、1枚のきっぷを二人以上で利用するという使い方はできません

一度の旅行で使い切るのか、複数回の旅行で分割して利用するのかで、適切なきっぷが変わってきますので、注意が必要です。

【結論】JR東日本・JR北海道エリアでがっつり旅行をするのであれば「北海道&東日本パス」がおすすめ!

結論としては、JR東日本エリア・JR北海道エリアで、4~5日以上連続して旅行をするのであれば、北海道&東日本パスのほうがおすすめ です。特に、旧東北本線のIGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道や、北海道新幹線に乗車するのであれば、なおさら北海道&東日本パスが有利になります。

汽車旅の出かける方面や日数、乗車したい路線などによって、青春18きっぷがよいか、北海道&東日本パスがよいか、検討してみることをおすすめします。

青春18きっぷについては、以下の記事にまとめてありますので、興味のある方はご覧下さい。

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以上、「北海道&東日本パス」の利用期間と使い方、青春18きっぷとの違いをご紹介しました。利用可能エリアが広く柔軟性が高い「青春18きっぷ」に対して、エリア限定ながら主要な三セク路線への乗車や北海道新幹線の使い勝手がよい「北海道&東日本パス」。この二つのフリーきっぷの特徴をよく理解して、快適な汽車旅をしましょう!

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