ひさの乗り鉄ブログ

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【乗車レポート】 東武の新型特急「リバティ会津」に乗ってみた!(設備編)  豪華さを切り捨て実用性を重視した車両ですが、乗り心地は上々でした!

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2017年4月にデビューした東武鉄道の新型特急「リバティ」(500系)に乗車してきました。豪華さや贅沢さはないですが、最近のJRの特急列車にも共通する実用性を重視した快適な特急列車でした。この記事では、「リバティ」の車内設備に焦点を当ててレポートします。これから「リバティ」に乗車しようとしている方は、ぜひ参考にしてみてください。

会津田島に到着したリバティ会津

※2019.05.14更新(2019年のGWに乗車したときの様子を追記、情報を最新化)

東武の新型特急「リバティ」(500系)とは?

リバティは、2017年4月にデビューした東武鉄道の特急車両です。500系という形式ですが、「リバティ(Revaty)」という愛称がついています。

東武のフラッグシップ特急といえば「スペーシア」ですが、この「リバティ」は、スペーシアよりは設備のグレード(豪華さ)は落ちるものの、電源コンセントやWiFiといった最新設備を備えていたり、3両編成単位で分割併合が可能で柔軟な運用が可能であったりと、ビジネスと観光の両方に対応できる車両として開発されました。

2019年5月現在、「リバティ」は、以下の特急列車に充当されています。

  • リバティけごん(浅草~東武日光)
  • リバティ会津(浅草~会津田島)
  • リバティきぬ(新藤原~浅草)
  • リバティりょうもう(浅草~館林)
  • スカイツリーライナー(浅草~春日部、一部列車)
  • アーバンパークライナー(浅草~大宮・野田市、大宮~運河)

このうち、観光向けには「リバティ会津」が野岩鉄道・会津鉄道まで乗り入れる特急列車として新たに設定されました。また、スカイツリーライナー、アーバンパークライナーは通勤客向けのライナー列車です。

今回、「リバティ会津」に浅草から会津田島までの全区間を乗車してきましたので、そのレポートをしたいと思います。まずは、設備編からです。

なお、特急券の購入の顛末については、以下の記事をご覧ください。

www.kzlifelog.com

「リバティ」は豪華さよりも実用性重視の車内設備

リバティの車内設備ですが、豪華さを切り捨てて、実用性を重視した設備と言えます。ビジネス・観光の両方に対応できる車両としていますが、どちらかというとビジネス客向けの車両かなという印象です。

シートピッチ1,000mmの座席、足元は比較的広い

座席のシートピッチは1,000mmとなっています。スペーシア(1,100mm)と比べるとやや狭いですが、新幹線やJR在来線の特急列車とほぼ同等。最近の特急列車では標準的なシートピッチです。少なくとも、他の特急列車の座席と比べて、狭いと感じることはありませんでした。

リバティの座席

また、座席の両側は上部が左右に盛り上がっていて、頭部を囲うような形になっています。これによって、隣の乗客が気にならなくなります。これは最近のトレンドに沿ったものと言えそうです。

リバティのテーブル

座席には、テーブル、ドリンクホルダー、小物入れが付いています。前の座席から倒すタイプのテーブルに加えて、ひじ掛けに内蔵されたテーブルもついていました。

リバティの座席の足元

足元の広さを決めるもう一つの要素として重要なのが、前の座席下にスペースがあるかですが、上の写真の通りスペースがありますので、足を少し伸ばすことができます。シートピッチは標準的ですが、足を伸ばすことができる分だけ広く感じます。

電源コンセント・WiFiを装備

最新の特急車両らしく、電源コンセントとWiFiを装備しています。

リバティのコンセント

電源コンセントは全席についています。座席の内側についていますので、隣の乗客に気を使うことなく使えるのがうれしいですね。

WiFiは、東武鉄道の各駅で利用できる「TOBU FREE WiFi」が車内で利用できるようになっています。メールアドレスの登録か、Twitter等のSNSアカウントでのログインが可能です。ただ、暗号化がされていないので利用には注意が必要です。また、トンネル内では利用できません。リバティ会津では、東武線内はトンネルは少ないですが、野岩鉄道はトンネルばかりですのでほとんど使い物になりませんでした。もっとも、これは携帯の電波にしても同様ですので、WiFiの設備が悪いわけではないのですが。

トイレ2号車(5号車)に集中配備

リバティは3両編成の単位で増結できるようになっています。その3両のうち、トイレは2号車に集中的に配備されています。

リバティのデッキ・トイレ

2号車の1号車より(5号車の4号車より)のデッキに、車いす対応多機能トイレ・洋式トイレ・男性用トイレがそれぞれ一つずつあります。上の写真が多機能トイレですが、その奥に洋式トイレ、左側に男性用トイレがあります。

トイレの数としては十分でしょうが、2号車に集中的に配備されていることにより、3号車の乗客からはトイレまでの距離がやや遠くなります。3両単位で運用できるようにしたため仕方がないのかもしれません。

売店はなし、車内販売は一部列車のみで実施

スペーシアにはカウンター(売店)や自動販売機があり、生ビールまで販売していますが、残念ながらリバティにはありません。

また、ワゴンによる車内販売も一部の列車でしか実施されていません。2019年5月現在、「リバティ」で運転される特急列車で車内販売が実施されているのは、以下のとおりです。

  • 下り
    • リバティけごん11号・リバティ会津111号(浅草9:00発)
    • リバティけごん17号・リバティ会津117号(浅草11:00発)
  • 上り
    • リバティけごん28号(東武日光12:22発)・リバティ会津128号(会津田島10:43発)
    • リバティけごん32号(東武日光14:32発)・リバティ会津132号(会津田島12:51発)
  • 営業区間: 浅草~下今市間
  • 販売品目: 軽食・お飲物・おつまみ・リバティグッズ(お弁当の販売はなし)

車内販売を実施している列車がかなり限られていますので、最低限の飲みものや食べ物は、乗車前に買っておいたほうが良いでしょう。また、お弁当は販売されていませんので、車内で食べたい場合には、乗車前に購入しておきましょう。

また、車内販売の営業区間が浅草~下今市間に限られています。特に、「リバティ会津」に乗車する場合には、車内販売が営業されていない下今市~会津田島間の所要時間が2時間程度かかります。下り列車の場合には、車内販売がある下今市までの区間で購入しておくことが重要です。

詳しくは、東武鉄道のWebサイトをご確認ください。

www.tobushoji.co.jp

乗降扉は各車両にあるも一部の駅では開かない扉も

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リバティの車内設備(テーブル裏の表示)

リバティでは各車両に乗降扉(出入口)がありますが、一部の駅では、2号車・5号車の乗降扉しか開きませんので要注意です。おそらく、途中駅での誤乗防止のためだと思いますが、途中駅で下車される場合には、車内放送をよく確認しましょう。

「リバティ」は乗り心地上々!

このように、設備面では実用性重視で、豪華さはあまりないリバティですが、最新の車両だけあって、乗り心地は極めて良かったです。特に、複々線区間の急行線を走行しているときは、ほぼ一定の速度で走っていることもあり、ほとんど揺れを感じませんでした。

下今市から先は線形が悪くなり、単線のためにポイント通過も増えるので、揺れを感じることが増えてきます。それでも、変な揺れ方はしないので、さほど気になることはありませんでした。会津鉄道線内の一部区間で少し揺れが気になった程度です。


以上、特急リバティの設備面での乗車レポートをお送りしました。スペーシアとはコンセプトが全く異なる車両ですが、最新の設備もあってビジネス客には使いやすい車両になっています。豪華さや車内での供食設備の充実度を取るなら「スペーシア」、実用性重視なら「リバティ」という使い分けができそうです。

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www.kzlifelog.com