ひさの乗り鉄ブログ

青春18きっぷの話題をはじめ、観光列車や風光明媚な路線の乗車記などを思うままに綴っていく乗り鉄ブログです。

青春18きっぷで乗れるおすすめの観光列車10選!(2019年版) 車窓とグルメを楽しみながらおトクに移動しよう!


鉄道会社が観光客向けに日本各地で走らせているのが観光列車です。移動手段でありつつも、列車に乗ること自体を楽しむための列車です。この記事では、JR東日本・JR北海道の多くの観光列車に乗車してきた筆者が、青春18きっぷ+指定席券で乗車できるおすすめの観光列車を紹介します。ここで紹介する観光列車に乗ることを目的にしても良いくらい、おすすめです!

車窓が素晴らしい観光列車5選!

観光列車の醍醐味の一つが、大きな窓から眺める素晴らしい車窓です。海や山の絶景を眺められる観光列車を3つご紹介しましょう。

日本海の絶景が素晴らしい! 五能線「リゾートしらかみ」

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やはり、まず最初に紹介しなくてはならないのが、青森~秋田間を日本海沿いに走る五能線の「リゾートしらかみ」です。

日本海の本当にすぐ近くを、約80km、時間にして1時間以上に渡って走ります。奇岩が続く複雑な海岸線、そして、入り江にある小さな漁村をいくつも通過していきます。

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そして、一番のおすすめは、日本海に沈む夕陽! 日本海を走る列車ならではの絶景を眺めることができます。

車窓の詳しい解説や、おすすめの座席、沿線の観光地などについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

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八ヶ岳を一望できる高原列車! 小海線「HIGH RAIL 1375」

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高原を走る観光列車としてイチオシなのが、小海線を走る「HIGH RAIL 1375」(ハイレール1375)です。

山梨県の小淵沢駅と長野県の小諸駅を結ぶ小海線は、日本全国のJR線で最も標高の高いところを通る、まさに「高原列車」なのです。車窓からは、八ヶ岳や南アルプス、それに、キャベツ畑が広がる高原の風景を眺めることができます。

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そんな小海線には「HIGH RAIL 1375」という観光列車が運転されています。気動車2両編成の小さな観光列車ですが、車内は車窓を眺めるのに最適な座席配置になっています。さらに、事前に予約しておけば、お弁当やスイーツが車内で提供されるなど、グルメを楽しむこともできます。

「HIGH RAIL 1375」の指定席券の買い方、おすすめの座席、お弁当やスイーツの予約方法については、以下の記事で詳しく紹介しています。

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日本三大車窓や北アルプスが車窓を彩る! 大糸線・篠ノ井線「リゾートビューふるさと」

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次に紹介するのは、長野~松本~南小谷を篠ノ井線・大糸線経由で結ぶ「リゾートビューふるさと」です。

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この観光列車の車窓の特徴は、変化に富んでいること! 姨捨駅から見る善光寺平の風景は日本三大車窓の一つに数えられていますし、大糸線に入れば安曇野ののどかな風景と北アルプスの絶景が、そして、さらに北上すれば、仁科三湖という湖を見ることができます。

途中、立山アルペンルートへの玄関口、信濃大町駅や、スキーリゾート最寄りの白馬駅などを通りますので、これらの観光地への足として使うのもおすすめです。

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広大な釧路湿原をトロッコ列車から! 釧網本線「くしろ湿原ノロッコ」

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北海道の観光列車の中からは、車窓から釧路湿原を一望できる「くしろ湿原ノロッコ」を紹介しましょう。夏季に、釧網本線の釧路~塘路間で1往復運転されている観光列車です。

「くしろ湿原ノロッコ」の特徴は、開放感あふれるトロッコ型の車両から、釧路湿原の絶景を眺めることができるところです。窓がない車両で、さわやかな夏の北海道の風を感じながら、広大な釧路湿原や、湿原の中を蛇行する釧路川を眺めることができます。

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途中、釧路湿原駅から徒歩15分ほどのところにある「細岡展望台」からは、このような大パノラマが! 途中下車して、散策を楽しむのもおすすめです。

この「くしろ湿原ノロッコ」が走る釧網本線については、以下の記事で紹介しています。

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以前、「くしろ湿原ノロッコ」に乗車したときの旅行記を、以下の記事で公開しています。

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善光寺平の夜景をホームから! 篠ノ井線「ナイトビュー姨捨」

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上で紹介した「リゾートビューふるさと」の車両を利用して、夏季の夕夜間に長野~姨捨を1往復するのが「ナイトビュー姨捨」です。

長野~姨捨間は30分ほどの距離ですが、この列車の目的は、日本三大車窓の一つ、姨捨駅から、善光寺平の夜景を観賞することなのです。

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昼間の景色も素晴らしいですが、夜景も必見です。列車を降りたそのホームから、こんな素晴らしい夜景を眺めることができるのです。

姨捨駅の滞在時間は1時間ほど。長野から往復しても2時間程度なので、長野近辺に在住の方はもちろんのこと、旅行や出張で長野に宿泊する際に、気軽に乗車できる観光列車です。

「ナイトビュー姨捨」の乗車記は、以下の記事をご覧ください。

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グルメ・イベントが楽しめる観光列車3選!

乗ること自体を楽しむというコンセプトの観光列車では、車窓だけでなく、車内でのグルメやイベントも充実しています。ここでは、青春18きっぷ+指定席券だけで乗車でき、カジュアルにグルメやイベントを楽しめる観光列車を紹介します。

新潟のお酒が楽しめる! 信越本線・上越線・飯山線「越乃Shu*Kura」

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新潟県の上越妙高駅~十日町駅を走る観光列車「越乃Shu*Kura」。酒どころ新潟ならではの、お酒をコンセプトにした珍しい観光列車です。

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車内のサービスカウンターでは、新潟のお酒がたくさん販売されています。利き酒セットや、おつまみがセットになったお酒など、車内で軽く楽しむにちょうどよいです。

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そして、一番のお楽しみは、ぜいたくに一両丸ごと使って設けられたイベントスペースでのジャズ演奏です。列車の中でジャズの生演奏を聴きながら、新潟のおいしいお酒を傾ける。最高の列車です(笑)

「越乃Shu*Kura」の乗車記は、以下の記事をご覧ください。車内の様子や、ジャズの生演奏の様子なども紹介しています。

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ミニプラネタリウムに星空観察! 小海線「HIGH RAIL 星空」

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車窓が素晴らしい観光列車のところでご紹介した小海線の「HIGH RAIL 1375」ですが、夜間には「HIGH RAIL 星空」として運転されています。

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車内の端っこに設けられたミニプラネタリウムでは、沿線の星空案内人から、乗車した時期に見られる星座の解説を聞くことができます。

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そして、野辺山駅では、停車時間がタップリとられていて、駅前広場で星空観察会が開催されます。野辺山は、標高が高い、周囲を山に囲まれているために都市部の明かりが入ってこないなど、星空観察に適したロケーションなのです。もっとも、山間部に位置するため、天候ばかりは運次第ですが…。

「HIGH RAIL 星空」の乗車記は、以下の記事をご覧ください。

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トンネル駅とループ線! 上越線「谷川もぐら・ループ」(リゾートやまどり)

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トンネル駅で有名な土合駅と、上越線のループ線(高度を稼ぐためにぐるっと一周する線路の形態)を訪れることができるのが、上越線を走る「谷川もぐら・ループ」です。

車両は「リゾートやまどり」という観光列車用のもので、1+2列の座席配置でとてもゆったりしています。新幹線でいえばグリーン車レベル。これに、青春18きっぷ+指定席券(520円)で乗れてしまうのです。

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「谷川もぐら・ループ」の最大の楽しみは、トンネル駅、土合駅での長時間停車です。群馬と新潟を結ぶ新清水トンネルの中に土合駅のホームがあります。ホームから地上の改札口までは462段もの階段があり、健脚な方でも10分ほどかかります。

土合駅での停車時間は20分ほど。急げば地上まで出て戻ってくることができますが、乗り遅れないように注意しましょう(笑)

「リゾートやまどり」の乗車記については、以下の記事をご覧ください。当時は「リゾートやまどりもぐら」という列車名で運転されていた土合駅を訪れる列車のレポートもあります。

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格安の長距離移動に役立つ観光列車2選

観光列車は、普通列車が直通しない区間を走ったり、普通列車よりも長距離を走ったりします。そのため、青春18きっぷの旅では、長距離を走る乗りトク列車として使うこともできます。ここでは、そんな観光列車を2つほどご紹介します。

特急並みの俊足! 日本海の車窓も美しい! 羽越本線「きらきらうえつ」

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青春18きっぷの旅で一番の乗りトクな観光列車は、羽越本線を走る「きらきらうえつ」でしょう。

土休日を中心に新潟~酒田間に1往復運転されていますが、夏休みは運転日が増えるなど、利用できる機会が多い列車です。

その「きらきらうえつ」の一番の特徴は、その速達性でしょう。同じ区間を走る特急「いなほ」と比べてもそん色のない所要時間で走り抜けます。東北地方の日本海側を青春18きっぷで旅する場合には、欠かせない列車ですね。

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もちろん、日本海の車窓も素晴らしいです。名勝、笹川流れをはじめとして、村上~鶴岡間では日本海のすぐ近くを走ります。

車内は特急列車並みの設備が整っていますし、販売カウンターやラウンジもあり、車内で軽い飲食を楽しむことができます。

美しい海を眺めながら、青春18きっぷで格安に、しかも、特急列車とほぼ変わらない時間で移動できる、乗り鉄には貴重な列車です。

なお、「きらきらうえつ」は2019年9月末での引退が決まっています。2019年夏の青春18きっぷシーズンは、「きらきらうえつ」に乗車できる最後のチャンスとなります。

「きらきらうえつ」については、以下の乗車記もご覧ください。

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温泉街道、陸羽東線経由で仙台~新庄を結ぶ! 「リゾートみのり」

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「リゾートみのり」は、東北本線・陸羽東線経由で仙台~新庄を結ぶ観光列車です。土休日を中心に、1日1往復運転されています。

仙台~新庄間には直通する普通列車が運転されていません。東北本線・陸羽東線経由であれば小牛田で、仙山線・奥羽本線経由であれば山形での乗り換えが必要です。

「リゾートみのり」を利用すれば、仙台~新庄を乗り換えなしで移動できます。

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陸羽東線は「奥の細道湯けむりライン」という愛称が付けられていて、その名のとおり、沿線には温泉地がたくさんあります。中でも、代表的なのは鳴子温泉でしょう。

仙台~新庄の直通列車として使うもよし、鳴子温泉をはじめとした温泉地への足として使うもよしの、なかなか便利な観光列車です。

「リゾートみのり」ではないですが、陸羽東線(普通列車)の乗車記を以下の旅行記に掲載しています。

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以上、『青春18きっぷで乗れるおすすめの観光列車10選!(2019年版) 車窓とグルメを楽しみながらおトクに移動しよう!』でした。青春18きっぷの旅ではもちろんのこと、各地への鉄道旅行で利用すると、移動そのものが楽しくなります。