ひさの乗り鉄ブログ

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里山の風景が魅力的な東北の第三セクター路線3選! 長閑な車窓を眺めながらの汽車旅に最適!


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日本各地に点在する第三セクター鉄道。旧国鉄から経営移管された路線が多いですが、その経緯から、地方を走る路線が多くあります。中でも、東北地方には、里山を走る魅力的な第三セクター路線がたくさんあります。この記事では、筆者おすすめの東北地方の第三セクター路線として、秋田内陸縦貫鉄道(秋田内陸線)、会津鉄道(会津線)、山形鉄道(フラワー長井線)を紹介します。

秋田内陸部の里山をのんびり走る「秋田内陸縦貫鉄道 秋田内陸線」(角館~鷹巣)

「秋田内陸縦貫鉄道 秋田内陸線」は、秋田新幹線(田沢湖線)の角館駅と、奥羽本線の鷹ノ巣駅を、秋田県の内陸部を経由して結ぶ第三セクター路線です。全長94.2km、駅数29と、第三セクター路線の中では、比較的長い路線でもあります。

里山と阿仁川の車窓が魅力!

阿仁合駅で出発を待つ秋田内陸鉄道の急行角館行き
阿仁合駅で出発を待つ秋田内陸鉄道の急行角館行き

1両の気動車が、秋田県内陸部の里山をコトコトと走る秋田内陸線。そののんびりとした雰囲気が魅力的な路線です。

秋田内陸線の有名撮影スポット「大又川橋梁」からの車窓
秋田内陸線の有名撮影スポット「大又川橋梁」からの車窓

角館周辺と阿仁合周辺には里山が広がりますが、その間は山間部を通ります。阿仁川にかかる「大又川橋梁」は秋田内陸線の有名撮影スポット。車内からも阿仁川の渓谷を眺めることができます。

秋田内陸線 後方からの車窓
秋田内陸線は盆地のように開けた地形を進んでいきます

阿仁合から北側は、このような里山の風景が続きます。のんびりと車窓を眺めながら、ガタゴトと列車に揺られる旅もいいのもです。

温泉が点在する内陸線、途中下車に最適!

打当温泉 マタギの湯
打当温泉 マタギの湯

秋田内陸線の沿線には温泉がたくさんあります。中でもおすすめは、阿仁マタギ駅から車で5分ほどのところにある「打当温泉 マタギの湯」です。

www.mataginoyu.com

阿仁マタギ駅に到着する列車の時刻を電話で伝えておけば、日帰り入浴のみでも送迎をしてもらえます。そして、お湯は源泉かけ流し。冬は雪景色を眺めながらの露天風呂も最高です。

他にも、阿仁前田駅の駅舎内にある温泉施設「クウィンス森吉」や、阿仁合駅から徒歩数分のところにある「阿仁異人館・伝承館」など、駅からアクセスしやすい観光スポットも多くあり、一日かけて乗り歩きを楽しみたい路線です。

秋田内陸鉄道 内陸線については、以下の乗車記で詳しく紹介しています。秋田内陸線へのアクセス、おすすめのフリーきっぷ、沿線の観光スポットなど紹介していますので、ぜひご覧ください。

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南会津の里山と阿賀川の眺めが素晴らしい「会津鉄道 会津線」(西若松~会津高原尾瀬口)

湯野上温泉駅に到着する会津鉄道の気動車
湯野上温泉駅に到着する会津鉄道の気動車

「会津鉄道 会津線」は、西若松~会津高原尾瀬口を結ぶ第三セクター路線です。全長は57.4km、駅数21の路線です。西若松ではJR只見線に、会津高原尾瀬口では野岩鉄道に接続しています。東武鉄道から、野岩鉄道、会津鉄道を経由して、浅草と会津若松を結ぶルートを形成しています。

南会津の素朴な里山の風景を楽しもう!

会津鉄道の沿線には里山の風景が広がる
会津鉄道の沿線には里山の風景が広がる

会津鉄道 会津線は、南会津の里山の素朴な車窓が魅力的な路線です。会津線の南側では、阿賀川が削った狭い平地を、山々の間を縫うように走ります。

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阿賀川の橋梁から

ところどころ、阿賀川を渡りますが、一番の見どころは、湯野上温泉駅~芦ノ牧温泉駅の間にある橋梁です。阿賀川が深く削った渓谷の上を、会津線の列車が走ります。

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会津盆地の向こうには飯豊山地が見えます

そして、会津線の北部では、会津盆地に入ります。一気に視界が開け、盆地の向こうには飯豊山地が見えてきます。冬~春に乗車すれば、雪をかぶった山々を見渡すことができるでしょう。

会津鉄道 会津線の車窓については、以下の記事をご覧ください。

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車窓を眺めるなら「お座トロ展望列車」がおすすめ!

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会津鉄道の観光列車「お座トロ展望列車」

会津鉄道には、観光列車「お座トロ展望列車」が走っています。気動車を改造した車両で、お座敷席、トロッコ席、展望席があることから、「お座トロ展望列車」と名付けられています。

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「お座トロ展望列車」のトロッコ車両

春~秋に乗車するなら、お座トロ展望列車のトロッコ席がおすすめです。大きく開く窓から爽やかな風が入ってきて、とても気持ちが良いです。さらに、車内販売もあり、お酒やジュースなどの飲み物、お菓子やおつまみなどの軽食を購入することもできます。

「お座トロ展望列車」に乗車するには整理券が必要です。整理券の購入方法なども含め、以下の乗車記で詳しく紹介しています。

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魅力的な温泉地と有名観光地「塔のへつり」「大内宿」

会津鉄道 会津線も、沿線に魅力的な温泉地が点在しています。

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桜が満開の湯野上温泉駅(2017年5月上旬)

茅葺屋根の駅舎がある湯野上温泉駅からは、徒歩圏内に多数の温泉宿があります。また、観光シーズンには、茅葺屋根の古民家が立ち並ぶ観光地「大内宿」への乗り合いバスも出ています。「大内宿」については、以下の記事をご覧ください。

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沿線の有名観光地といえば「塔のへつり」です。塔のへつり駅から徒歩でアクセスできますので、途中下車して観光するのがおすすめです。

会津鉄道沿線の観光スポット「塔のへつり」
会津鉄道沿線の観光スポット「塔のへつり」

「塔のへつり」は、阿賀川の流れが、気の遠くなるような長い時間をかけて岩肌を削って造られた自然の造形です。国の天然記念物に指定されていて、吊り橋を渡って浸食された岩の下まで行くことができます。

また、ねこ駅長「らぶ」と施設長「ぴーち」が出迎えてくれる芦ノ牧温泉駅も、途中下車スポットとして、そして、芦ノ牧温泉での宿泊にもおすすめです。

ashinomakionseneki.com

車窓を眺めるだけでも素晴らしい会津鉄道 会津線ですが、観光スポットで途中下車しながら、沿線の温泉地に一泊することをおすすめします。

置賜盆地の長閑な風景が魅力の「山形鉄道 フラワー長井線」(赤湯~荒砥)

赤湯駅で出発を待つフラワー長井線の気動車
赤湯駅で出発を待つフラワー長井線の気動車

山形鉄道フラワー長井線は、赤湯駅と荒砥駅を結ぶ全長30.5kmの第三セクター路線です。旧国鉄の長井線を引く受け、1988年に設立されました。

置賜盆地の北端部、山との境目を、最上川に沿って走ります。

置賜盆地の田園風景・里山の風景をのんびり楽しめる路線

まだ冬の山々と春の息吹を感じる置賜盆地の車窓
まだ冬の山々と春の息吹を感じる置賜盆地の車窓

山形鉄道フラワー長井線の魅力は、置賜盆地の長閑な田園風景と、その向こうに見える山々です。

JR米坂線との接続駅、今泉駅を過ぎると、置賜盆地の北端部へと入っていき、徐々に左右から山々が近づいてきます。とても長閑な箱庭のような風景で、車窓を眺めているだけで癒されます。

フラワー長井線最大の見どころ「最上川橋梁」
フラワー長井線最大の見どころ「最上川橋梁」

フラワー長井線は何度か最上川を渡りますが、終点の荒砥駅到着の直前に渡る「最上川橋梁」が見どころの一つです。

かつて、東海道本線の木曽川に架けられていた鉄橋を移設したものです。「ダブルワーレントラス」という形式の鉄橋で、最初に東海道本線の鉄橋として架けられてから100年以上も経つ歴史のあるものです。

山形鉄道フラワー長井線の車窓については、以下の乗車記をご覧ください。

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日本三大熊野の一つ「熊野大社」は必見!

山形鉄道フラワー長井線沿線の見どころの一つが、宮内駅から徒歩10分ほどのところにある「熊野大社」です。約1200年もの歴史がある神社です。

熊野大社の境内へ続く石段は荘厳な雰囲気
熊野大社の境内へ続く石段は荘厳な雰囲気

宮内駅から10分ほど歩くと、大きな鳥居があります。それをくぐって参道を5分ほど歩くと、境内へと続く石段があります。杉の木に囲まれた石段には、荘厳な雰囲気が漂っています。

高い杉の木に囲まれている熊野大社の境内
高い杉の木に囲まれている熊野大社の境内

熊野大社の境内はそれほど広くはないですが、背の高い杉の木に囲まれていて、とても雰囲気があります。

そして、茅葺屋根が立派な拝殿は必見です。江戸時代に再建されたといわれる拝殿ですが、山形独自の建築様式で建てられたものです。

熊野大社について、詳しくは公式Webサイトもご覧ください。

kumano-taisha.or.jp

荒砥駅の折り返し時間での訪問がおすすめ!「八乙女八幡神社」

八乙女八幡神社
八乙女八幡神社

終点の荒砥駅から徒歩5分ほどのところに、「八乙女八幡神社」があります。源義家が八人の乙女に舞をさせ戦勝を祈願したという言い伝えがある神社です。

八乙女種まきザクラ
八乙女種まきザクラ

境内の入口には、大きなエドヒガンザクラの木があります。「八乙女種まきザクラ」と呼ばれる桜の木で、この桜が花をつける頃が、苗代に種をまく好機だったことから名づけられたそうです。

「八乙女八幡神社」は、荒砥駅の目の前の小高い丘の上にあります。折り返し列車までの30分くらいの時間で訪問できます。


以上、「里山の風景が魅力的な東北の第三セクター路線3選! 長閑な車窓を眺めながらの汽車旅に最適!」でした。東北地方を走る第三セクター路線は、里山の風景が魅力です。沿線には温泉地や観光スポットも多いので、時間をかけて乗り歩きをしたい路線ばかりですね。

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