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三陸鉄道 新生「リアス線」のダイヤ発表! 2019年3月に開業、全線を4時間以上かけて走破する長距離列車も誕生します!

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三陸鉄道は、2019年3月に復旧・開業する新生「リアス線」(盛~久慈間 163km)のダイヤを発表しました。注目は、盛~久慈間の全線を走破する列車が、上り3本、下り2本の計5本も設定されたことです。所要時間は4時間超、JRでもなかなかないほどの長距離普通列車が誕生します。

三陸鉄道「リアス線」のダイヤを発表!

三陸鉄道は、2019年3月に誕生する新生「リアス線」のダイヤを発表しました。

www.sanrikutetsudou.com

JR山田線の宮古~釜石間は、2011年の東日本大震災で壊滅的な被害を受け、それ以来、長期間に渡って運休となっていました。この区間の復旧工事が完了し、2019年3月に運転が再開されます。これに合わせて、同区間をJR東日本から三陸鉄道に譲渡、現在の「北リアス線」(久慈~宮古)、「南リアス線」(釜石~盛)を含めて、新たに「リアス線」が誕生することになります。

2019年3月23日に「リアス線」が誕生しますが、

  • 3月23日(土): 釜石~宮古で2往復の記念列車を運転、それ以外の区間は現行ダイヤで運転
  • 3月24日(日): 新ダイヤで運転開始

ということで、実質的には3月24日からのダイヤということになりそうです。

また、既に発表されていますが、旧JR山田線区間に、払川駅(豊間根~津軽石間)、八木沢・宮古短大駅(津軽石~磯鶏間)の2駅が新規に開業します。

3区間での区間運転が基本のダイヤ、運転本数は増加

三陸鉄道リアス線は、以下の3区間に分けられます。

  • 久慈~宮古: 現行の「北リアス線」区間
  • 宮古~釜石: 現行のJR山田線区間(運休中)、3月に三陸鉄道に移管
  • 釜石~盛: 現行の「南リアス線」区間

「リアス線」のダイヤは、この3区間それぞれでの区間運転が基本となるダイヤになっています。

各区間の運転本数は以下のようになります。区間運転以外に、直通運転する列車の本数も含んでいます。

区間 新ダイヤ 旧ダイヤ
久慈~宮古 12往復
区間運転1往復
11往復
区間運転1.5往復
宮古~釜石 11往復
区間運転0.5往復
10往復
釜石~盛 11往復 10往復


全区間で、おおむね1往復の運転本数の増加となります。これはうれしいですね。

特に、宮古~釜石間は、JR山田線時代のダイヤ(東日本大震災前のダイヤ)と比べると、区間運転を含めて3本の列車が増発されます。

全区間を運転する直通列車5本、所要時間は4時間超!

久慈~盛間の全線が三陸鉄道の運行になったことで実現されたのが、全区間を直通する列車の設定です。

  • 上り: 久慈 → 盛
    • 久慈 05:52発 → 宮古 07:37着/07:43発 → 釜石 09:27着/09:33発 → 盛 10:25着
    • 久慈 08:05発 → 宮古 09:45着/10:00発 → 釜石 11:26着/11:33発 → 盛 12:28着
    • 久慈 16:06発 → 宮古 17:43着/17:52発 → 釜石 19:16着/19:40発 → 盛 20:27着
  • 下り: 盛 → 久慈
    • 盛 08:05発 → 釜石 08:57着/09:02発 → 宮古 10:28着/10:44発 → 久慈 12:35着
    • 盛 15:20発 → 釜石 16:11着/16:22発 → 宮古 17:50着/18:15発 → 久慈 19:58着

上り3本、下り2本が設定されています。いずれも各駅停車で、全区間163kmを4時間半近くかけて走破します。JRでもめったにないほどの長距離普通列車の誕生です。

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こういうのを見ると、前後の接続はどうなんだろう、と気になってしまうのが乗り鉄の悪い癖(笑)。JRも3月にダイヤ改正を実施するでしょうから、あくまで現行ダイヤでの話になりますが、

  • 八戸 05:35発 → 久慈 07:56着(JR八戸線)
  • 久慈 08:05発 → 盛 12:28着(三陸鉄道リアス線)
  • 盛 12:54発 → 気仙沼 14:02着(大船渡線 BRT)
  • 気仙沼 14:55発 → 前谷地 17:26着(気仙沼線 BRT)
  • 前谷地 17:52発 → 石巻 18:11着(JR石巻線)
  • 石巻 18:59発 → 仙台 19:56着(JR仙石線・仙石東北ライン)

こんな乗り継ぎで、八戸から仙台まで、三陸海岸に沿って乗り継ぐことができます。大船渡線、気仙沼線は、東日本大震災のあと、復旧時にBRT化されてしまったので、鉄道で乗り継ぐことができないのは残念ですが。それでも、宮古~釜石の鉄路がつながることで、三陸鉄道とJR東日本(BRT含む)を乗り継いで三陸海岸を旅行することができるようになりますね。

JR線直通の臨時列車・観光列車の運転に期待!

今回発表されたダイヤは、あくまで定期列車のみのダイヤですので、観光シーズンを中心に、臨時列車が増発されるのではないかと思います。

三陸鉄道には、イベント用のお座敷車両や、レトロ調の車両があります。また、JR東日本には「リゾートうみねこ」(キハ48形)や「リゾートあすなろ」(HB-E300系)という観光列車があります。これらの車両を利用して、JR八戸線やJR山田線との直通運転を実現してほしいところです。


以上、『三陸鉄道 新生「リアス線」のダイヤ発表! 2019年3月に開業、全線を4時間以上かけて走破する長距離列車も誕生します!』でお届けしました。東日本大震災から8年を経て、ようやく復旧されるわけですが、三陸鉄道への移管や全線直通列車の運転など、単なる復旧を超えて、新たな路線として生まれ変わります。新線開業のように盛り上がるといいですね。そして、乗り鉄としては、全線を乗ることで応援したいと思います。