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【京都丹後鉄道「丹後あかまつ号」乗車記】天橋立~西舞鶴を結ぶ気軽な観光列車、日本海と由良川橋梁の車窓が見どころ!

天橋立駅に入線した「丹後あかまつ2号」乗車レポート
天橋立駅に入線した「丹後あかまつ2号」

京都丹後鉄道(WILLER TRAINS)が運行する「丹後あかまつ号」は、天橋立~西舞鶴を結ぶ観光列車。奈具海岸から眺める日本海や、川幅の広い由良川橋梁の車窓が見どころです。予約制ですが、運賃+550円で気軽に乗れる観光列車です。今回、「丹後あかまつ2号」に乗車してきましたので、乗車記をお届けします。整理券の予約方法も紹介します。

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京都丹後鉄道「丹後あかまつ号」とは?

「丹後あかまつ号」は、京都丹後鉄道が運行する観光列車です。気動車1両のみの小さな観光列車ですが、車内にはソファ席、カウンター席、ボックス席などさまざまな座席が揃っています。

「丹後あかまつ号」は、土休日に、天橋立~西舞鶴間で2往復運転されています。所要時間は1時間~1時間半程度と短めですが、運賃に550円の整理券を追加するだけで乗車できますので、天橋立観光のアクセス列車としてもおすすめです。

「丹後あかまつ号」の車窓の見どころは、奈具海岸(栗田~丹後由良間)付近の日本海の車窓と、その日本海に注ぐ由良川の河口付近を渡る由良川橋梁です。いずれも、絶景ポイントでは停車・徐行をしてくれますので、ゆっくりと景色を眺めたり、写真を撮ったりすることができます。

そんな「丹後あかまつ号」に、2021年12月中旬の土曜日に乗車してきましたので、乗車記をお届けします。

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「丹後あかまつ号」の運転日とダイヤ

「丹後あかまつ号」の運転日は以下のとおりです。

  • 土曜日、日曜日、祝日

基本的に土休日のみの運転となります。平日には運転されませんので注意しましょう。

「丹後あかまつ号」のダイヤ(2021年10月改定)は以下のとおりです。

  • 西舞鶴 → 天橋立方面
    • 丹後あかまつ1号: 西舞鶴 10:28発 → 天橋立 11:51着
    • 丹後あかまつ3号: 西舞鶴 13:44発 → 天橋立 15:10着
  • 天橋立 → 西舞鶴方面
    • 丹後あかまつ2号: 天橋立 12:00発 → 西舞鶴 12:49着
    • 丹後あかまつ4号: 天橋立 15:30発 → 西舞鶴 16:29着
  • 途中停車駅: 四所、東雲、丹後神崎、丹後由良、栗田、宮津

丹後あかまつ3号は、途中の丹後由良駅で37分の停車時間があります。この停車時間を利用して、駅の近くにある「安寿足湯」で足湯を楽しむことができます。

安寿足湯
サイトの説明をお書き下さい

運行日・ダイヤの最新情報は、京都丹後鉄道Webサイトの「丹後あかまつ号」のページをご覧ください。各停車駅の詳しいダイヤも掲載されています。

丹後あかまつ号|京都丹後鉄道|WILLER TRAVEL
予約制(自由席)カフェ列車 丹後あかまつ号をご紹介します。
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「丹後あかまつ号」の整理券の予約方法

「丹後あかまつ号」に乗車するのに必要なきっぷ類は以下のとおりです。

  • 乗車券(西舞鶴~天橋立): 650円
  • 整理券: 550円

「丹後あかまつ号」は自由席ですが、乗車するには、乗車区間の乗車券の他に、整理券が必要になります。整理券の価格、予約期間、予約方法、定員は以下のとおりです。

  • 整理券の価格: 550円
  • 整理券の予約期間: 乗車日の3ヶ月前の10時から前日まで
  • 整理券の予約方法: 京都丹後鉄道のWebサイトから購入可能
  • 定員: 33名(2022年1月現在、20名に制限)

整理券は予約制となっています。定員は33名ですが、2022年1月現在、新型コロナウイルス感染症対策のために20名に制限されています。

整理券は、以下の京都丹後鉄道のWebサイトから購入できます。

丹後あかまつ号|京都丹後鉄道|WILLER TRAVEL
予約制(自由席)カフェ列車 丹後あかまつ号をご紹介します。

予約システムは、兄弟会社の高速バス会社「WILLER EXPRESS」の高速バスの予約システムをそのまま利用しているようです。鉄道の予約に特化したシステムではないので、ちょっと違和感があるかもしれませんが、乗車日と列車、乗車区間を選択すれば、整理券を購入することができます。

当日、「あかまつ号」に乗車する前に、紙の整理券を受け取っておく必要があります。オンラインでの予約後に送られてくるメールを提示して、整理券を受け取ります。整理券を受け取るこのができる駅は、以下のとおりです。

  • 「あかまつ号」の整理券を受け取ることができる駅
    • 福知山・大江・西舞鶴・宮津・天橋立・与謝野・京丹後大宮・峰山・網野・夕日ヶ浦木津温泉・小天橋・久美浜・豊岡

全区間で乗車する場合には、始発駅となる西舞鶴駅か天橋立駅で受け取っておくのがよいでしょう。

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【丹後あかまつ号 乗車記1】天橋立駅から「丹後あかまつ2号」に乗車!

ここからは、「丹後あかまつ号」の乗車記をお届けします。2021年12月中旬の土曜日、朝から天橋立を観光したあと、天橋立駅から「丹後あかまつ2号」に乗車しました。

天橋立ビューランドからの眺め

天橋立ビューランドからの眺め、天橋立の手前に線路が見えます

この日は、鳥取駅から特急「はまかぜ2号」で豊岡駅へ出て、京都丹後鉄道の普通列車に乗り換えて天橋立駅までやってきました。

営業開始直後の「天橋立ビューランド」に登って、日本三景「天橋立」を眺めたあと、天橋立観光船で対岸の一の宮桟橋へ。天橋立を歩いて駅まで戻りました。

京都丹後鉄道の天橋立駅

京都丹後鉄道の天橋立駅

天橋立観光を終えて、天橋立駅に戻ってきました。天橋立駅にはロッカーやトイレ、観光案内所などがあり、鉄道でアクセスした際の観光の拠点となります。

「丹後あかまつ2号」の整理券ときっぷ

「丹後あかまつ2号」の整理券ときっぷ

天橋立駅の窓口で、オンラインで整理券を購入した際のメールを提示して、整理券を受け取りました。それとは別に、券売機で西舞鶴駅までのきっぷ(650円)も購入しました。

天橋立駅に入線した「丹後あかまつ2号」

天橋立駅に入線した「丹後あかまつ2号」

「丹後あかまつ号」が入線してきました。天橋立駅には、西舞鶴発の「丹後あかまつ1号」として11時51分に入線。乗客を下ろして、簡単な車内清掃のあと、乗車することができます。折り返し出発までの時間はわずか9分、ドアが開いてから発車するまでは3分ほどしかなく、かなり慌ただしかったです。

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【丹後あかまつ号 乗車記2】木のぬくもりが感じられる車内、座席の種類も多様!

「丹後あかまつ2号」に乗車し、とりあえず座席を確保すると、すぐに天橋立駅を発車しました。ここで、車内の様子を見てみましょう。

「丹後あかまつ号」の車内の様子

「丹後あかまつ号」の車内の様子

「丹後あかまつ号」の車内の様子です。インテリアは木目調で統一されていて、木のぬくもりを感じられます。2人掛け・4人掛けのボックス席、2~4人掛けのソファ席、窓側に向いたカウンター席など、さまざまな座席があります。

「丹後あかまつ号」の4人掛けボックスシート

「丹後あかまつ号」の4人掛けボックスシート

4人掛けのボックスシートです。中央に折り畳み式のテーブルがあり、車内で飲食することもできます。

「丹後あかまつ号」の2人掛けボックスシート

「丹後あかまつ号」の2人掛けボックスシート

2人掛けのボックスシートです。固定された大きなテーブルがあり、ゆったりと座ることができます。海側に配置されているので、2人で乗車する際にはこの座席がおすすめです。

「丹後あかまつ号」のカウンター席

「丹後あかまつ号」のカウンター席

海側を向いたカウンター席です。5席ありますが、一部の座席では目の前が窓枠になってしまい、車窓を眺めにくいのが難点です。

「丹後あかまつ号」の2人掛けソファ席

「丹後あかまつ号」の2人掛けソファ席

2人掛けのソファ席です。座席は窓とは反対側、車内のほうを向いていますので、景色を眺めるのには向いていませんが、おそらく一番座り心地の良い座席だと思います。「丹後あかまつ号」でのんびり過ごしたい方におすすめです。

「丹後あかまつ号」の4人掛けソファ席

「丹後あかまつ号」の4人掛けソファ席

4人掛けのソファ席です。グループでの乗車や、お子様連れのご家族向けの座席です。

「丹後あかまつ号」の山側に向いた座席

「丹後あかまつ号」の山側に向いた座席

山側の窓に向いた座席です。

このように、さまざまな種類の座席があります。「丹後あかまつ号」は、整理券を事前に予約・購入しておかないと乗車できませんが、座席は自由席となっています。好みの座席がある場合や、グループでまとまって座りたいといった場合には、早めに乗車口に並ぶことをおすすめします。

今回乗車した「丹後あかまつ2号」は満席でした。ただ、定員が通常の33名から20名に制限されていることもあり、座席にはかなり余裕がある印象でした。カウンター席以外は、1グループで一つのボックスやソファ席を確保できるくらいでした。

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【丹後あかまつ号 乗車記3】沿線随一の絶景ポイント、奈具海岸から眺める日本海!

車内を見ているうちに、最初の絶景ポイント、奈具海岸の近くまでやってきたようです。天橋立駅から約18分くらいでした。

「丹後あかまつ号」絶景スポットの一つ、奈具海岸の車窓

「丹後あかまつ号」絶景スポットの一つ、奈具海岸の車窓

進行方向左側の車窓に、日本海が見えてきました。このあたりは奈具海岸と呼ばれています。丹後半島の影になっていますし、栗田半島のさらに奥に位置するため、日本海といっても海は穏やかです。

上の写真の対岸に見えるのが栗田半島です。半島の右側にある建物は、関西電力の施設のようです。「魚っ知館」という水族館も併設されています。

奈具海岸の沖合に浮かぶ「沖葛島」と「磯葛島」

奈具海岸の沖合に浮かぶ「沖葛島」と「磯葛島」

奈具海岸のはるか向こうには、小さな二つの島が見えます。左が「沖葛島」(おきかづらとう)、右が「磯葛島」(いそかづらとう)です。いずれも無人島です。磯葛島には、一日に二度訪れてはいけないという言い伝えがあるそうです。二度訪れると、大蛇が現れて、船を沈めてしまうんだとか。

「丹後あかまつ号」の奈具海岸の車窓

白い岩と緑の松が美しい奈具海岸の車窓

奈具海岸は、白っぽい岩が多いのが特徴です。白い岩と松の緑、そして、日本海の青が美しい海岸です。

「丹後あかまつ号」の車内で購入したクラフトビールとおつまみ

TANGO KINGDOM Beer のピルスナーと珍味スイーツ「しゃりしゃりレモン」

「丹後あかまつ号」には車内販売があります。丹後のクラフトビール TANGO KINGDOM Beer のピルスナーと、アテンダントさんおすすめの珍味スイーツ「しゃりしゃりレモン」を購入。

ピルスナーはホップがよく香る軽めのビールでおいしかったです。「しゃりしゃりレモン」は、焼いた魚肉とザラメをサンドし、レモンで味付けしたスイーツです。ビールに合うかといわれると微妙ですが、しゃりしゃりとした食感とレモンの爽やかさは良かったです。

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【丹後あかまつ号 乗車記4】由良川橋梁を渡って、終点の西舞鶴へ

奈具海岸を過ぎ、丹後由良駅に停車したあとは、すぐに次の絶景ポイント、由良川橋梁です。

由良川橋梁から眺める由良川の河口

由良川橋梁から眺める由良川の河口

「丹後あかまつ号」は、由良川橋梁でも徐行と一時停車をしてくれます。上の写真は由良川橋梁を渡っているときに、河口側を写したものです。由良川橋梁のすぐ下流側が河口になっているので、とても川幅が広くなっています。川だか海だかわからないくらいですね。おそらく汽水域になっているのではないかと思います。

「丹後あかまつ号」の最後尾から眺めた由良川橋梁

「丹後あかまつ号」の最後尾から眺めた由良川橋梁

由良川橋梁を渡っている最中に、車両の最後尾から撮影しました。川幅が広いのがお分かりいただけると思います。川幅が広い分、鉄道が渡る橋も長くなっています。

「丹後あかまつ号」から眺めた由良川の河口付近

「丹後あかまつ号」から眺めた由良川の河口付近、河原が砂浜のよう

由良川橋梁を渡り終えたあたりで、由良川橋梁を振り返って撮影したものです。手前の河原が砂浜のようになっていますね。

「丹後あかまつ号」から眺める由良川の車窓

「丹後あかまつ号」から眺める由良川の車窓、川幅が広いです

由良川橋梁を過ぎると、「丹後あかまつ2号」は、海岸線から離れ、先ほど渡ったばかりの由良川沿いを遡る形で南下していきます。進行方向右側の車窓からは、道路越しではありますが、大河のような由良川がよく見えます。

「丹後あかまつ号」が停車する四所駅

「丹後あかまつ号」が停車する四所駅

その由良川とも別れて、やや内陸に入っていくと、四所(ししょ)駅に到着です。舞鶴の市街地からほど近いところにある駅ですが、どこか懐かしい感じのする、良い雰囲気の駅でした。四所駅では、対向列車との行き違いのために3分ほど停車しました。

終点の西舞鶴駅に到着した「丹後あかまつ2号」

終点の西舞鶴駅に到着した「丹後あかまつ2号」

四所駅から市街地へと入り、12時49分、終点の西舞鶴駅に到着しました。

天橋立駅からわずか49分の旅ですが、車窓の見どころが多いですし、車内でちょっとした沿線のグルメを味わうこともできますので、十分に楽しむことができました。


以上、『【京都丹後鉄道「丹後あかまつ号」乗車記】天橋立~西舞鶴を結ぶ気軽な観光列車、日本海と由良川橋梁の車窓が見どころ!』でした。運賃に550円プラスするだけで乗車できますので、関西・北陸方面から天橋立へ観光におでかけの際には、ぜひ「丹後あかまつ号」に乗ってみてください。

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