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JR西日本エリアをおトクに旅行できる「おとなびパス」が2017年も発売! 50歳以上の方は是非活用しましょう!

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北陸新幹線E7系

JR西日本が運営するシニア向けの会員サービス「おとなび」専用のフリーきっぷ「おとなびパス」が2017年も発売されます。JR西日本エリアの新幹線・特急列車・普通列車等に3日間乗り放題のおトクなパスです。

「おとなびパス」とは?

「おとなびパス」は、JR西日本が自社のシニア会員サービス「おとなび」の会員向けに発売するフリーきっぷです。

「おとなび」への入会条件は一つだけ、50歳以上であることです。50歳以上の方が、JR西日本のネット会員サービス「J-WEST」の会員になると、自動的に「おとなび」へも入会したことになります。年会費もありません。JR東日本の同様のサービス「大人の休日倶楽部」がクレジットカードへの入会を条件としているのに比べ、入会の敷居が極めて低いのが特徴です1

www.jr-odekake.net

そんな「おとなび」会員だけが購入できるのが「おとなびパス」です。

  • 利用期間: 2017年5月9日(火)~7月13日(木)の連続する3日間
  • 発売期間: 2017年4月9日(日)~7月11日(火)(乗車日の1か月前~前日まで
  • フリーエリア: JR西日本全線、智頭急行線、JR西日本宮島フェリー
  • 乗車可能列車:
    • フリーエリア内の新幹線・特急列車・快速列車・普通列車の普通車(普通車用)、グリーン車(グリーン車用)に乗車可能
    • 指定席(普通車用)・グリーン席(グリーン車用)は6回まで利用可能
    • IRいしかわ鉄道線の金沢~津幡間、あいの風とやま鉄道線の富山~高岡間は、JR西日本線への通過利用に限り利用可能
  • おねだん: 18,000円(普通車用), 22,000円(グリーン車用)

利用可能期間が長いのが特徴

この「おとなびパス」の特徴は、利用可能期間が長いことでしょう。JR東日本の「大人の休日倶楽部パス」は12日間程度の利用期間が年に3回設定されているのに対し、「おとなびパス」はゴールデンウィーク後から夏休み前まで、約2か月間にわたって利用できます。

一方、価格については、JR東日本全線が15,000円で4日間、JR北海道全線が16,250円で5日間乗り放題となる「大人の休日倶楽部パス」と比べると、若干割高感があります。それでも、50歳以上の方であればどなたでも購入できますし、純粋にフリーきっぷとしてみてもかなりおトクなことは間違いありません。

www.kzlifelog.com

どのくらい乗ればおトク?

この「おとなびパス」、どのくらい乗ればおトクになるでしょうか?

新大阪を起点に、主要駅までの運賃+特急料金は以下の通りです。

  • 新大阪~広島: 9,710円(のぞみ・自由席特急料金)
  • 新大阪~博多: 14,480円(のぞみ・自由席特急料金)
  • 新大阪~出雲市: 10,150円(のぞみ~岡山乗り換え~やくも・自由席特急料金)
  • 新大阪~金沢: 7,130円(サンダーバート・自由席特急料金)
  • 新大阪~富山: 8,650円(サンダーバード~金沢乗り換え~つるぎ・自由席特急料金)
  • 新大阪~糸魚川: 10,260円(サンダーバード~金沢乗り換え~はくたか・自由席特急料金)

大阪から中国地方へは、広島への単純往復でも十分に元が取れます。博多までの往復であれば、かなりおトクになりますね。山陰地方へ新幹線・特急列車を乗り継いでもおトクになる可能性が高いです。中国地方の観光地を周遊したり、陰陽間を結ぶローカル線を乗り回るといった使い方ができそうです。

一方、北陸方面へは、金沢への単純往復では元が取れず、富山へは指定席を利用すればおトクになりそうです。中国地方とは異なり、このきっぷのフリーエリアだけでは周遊ルートを組みにくいので、他の割引切符の利用も考えたほうがよさそうです。もちろん、大阪より西側からであれば、おトクになる可能性が高くなります。

「おとなびパス」利用上の注意点

最後に、「おとなびパス」を利用するうえでの注意点をまとめておきます。

まず、そもそも50歳以上の方でないと「おとなび」に入会できませんので、「おとなびパス」を購入することができません。50歳未満の方は50歳になるまで待ちましょう。

新幹線や特急列車の指定席・グリーン席を利用したい場合は、早めに確保しておきましょう。普通車用、グリーン車用ともに6回まで指定を受けられますので、よほどあちこち乗りまわるのでなければ足りなくなることはないでしょう。6回以上特急列車に乗車する場合は、なるべく乗車区間が長くなる列車の指定席を優先的にとるようにしましょう。

「おとなびパス」は連続する3日間有効のきっぷです。利用期間中には3連休がありませんので、最低でも1日は平日が含まれることになります。週末しか休みが取れない方は注意しましょう。使い方次第では土日の2日間でも十分に元が取れることもありますが、できれば、3日間の行程を立てて、単純往復ではなく周遊ルートを組みたいところです。

以上、JR西日本エリアの新幹線・特急列車が乗り放題となる「おとなびパス」を紹介しました。シニア向けのきっぷですが、50歳以上からということで、現役世代の方も十分に活用できるきっぷです。上手に利用して、充実した汽車旅にでかけましょう!


  1. その代わり通常の乗車券や特急券の割引サービスはありません。男性65歳以上、女性60歳以上で入会できる会員サービス「ジパング倶楽部」に入会すれば、年会費はかかりますがJR全線が最大30%引きになるサービスがあります。