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2025年夏も特急「ニセコ」を札幌~函館間(山線経由)で運転! 車両は261系5000代「はまなす」編成!

観光列車
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2025年も9月に特急「ニセコ号」が札幌~函館間(函館本線:山線経由)で運転されます。2025年の「ニセコ号」も、引き続き261系5000代「はまなす」編成での運転となります。晩夏の北海道旅行に取り入れて、函館本線のいわゆる「山線」の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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特急「ニセコ号」、2025年9月に運転!

2025年の特急「ニセコ号」の運転概要は以下のとおりです。

  • 列車名: 特急「ニセコ号」
  • 運転日:9月6日(土)、7日(日)、11日(木)~15日(月)、18日(木)~23日(月)、26日(金)~28日(日)
  • 運転時刻(往路): 札幌 07:56発 → 函館 13:23着
  • 運転時刻(復路): 函館 13:55発 → 札幌 19:28着
  • 途中停車駅(往路): 手稲、小樽、余市、倶知安、ニセコ、昆布、黒松内、長万部、森、新函館北斗、五稜郭
  • 途中停車駅(復路): 五稜郭、新函館北斗、大沼公園、森、長万部、黒松内、昆布、ニセコ、倶知安、余市、小樽、手稲
  • 使用車両: 261系5000代「はまなす」編成(全車指定席)

2018年は運転日数が9日間、2019年は12日間、2020年は8日間、2021年以降は16日間となっていましたが、2025年は15日間の運転が予定されています。9月13日~15日、20日~23日の連休にも運転されます。

2025年の特急「ニセコ号」は多目的特急車両 261系5000代「はまなす」編成で運転!

261系5000代 多目的特急車両「はまなす」編成(JR北海道)

261系5000代 多目的特急車両「はまなす」編成(JR北海道)

(出典)261系5000代 多目的特急車両(JR北海道)

特急「ニセコ号」は、2023年の運転から、これまでのキハ183系から261系5000代「はまなす」編成に変更されています。2025年も引き続き「はまなす」編成での運転となります。

この車両は、通常の臨時列車にも観光向けの列車にも利用できる「多目的特急車両」として導入された車両です。JR北海道の特急列車として活躍している通常の261系とほぼ同じですが、5両編成のうち1両がフリースペースとなっています。

また、リクライニングシートが並ぶ普通車では、WiFiとコンセントを完備しているほか、インアームテーブルも全席にあります。長時間の乗車となる特急「ニセコ号」でも、車内で楽しく快適に過ごせる車両になっています。

261系5000代については、JR北海道のWebサイトで車内の様子が詳しく紹介されています。

261系5000代多目的特急車両|JR北海道- Hokkaido Railway Compan
北海道旅行・ビジネスの移動には「はまなす」編成・「ラベンダー」編成がおすすめ。全車両Wi-Fi完備・全座席コンセント利用可能で移動時間まで有効に活用できます。
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特急「ニセコ号」、北海道新幹線との乗り継ぎ・所要時間は?

北海道新幹線「H5系」

特急「ニセコ号」は新函館北斗駅で北海道新幹線に接続

特急「ニセコ号」は、往路・復路ともに、新函館北斗駅で北海道新幹線に接続しています。2025年のダイヤでも、北海道新幹線との乗り継ぎが可能です。

所要時間は、東京~ニセコ間で約7時間30分~40分です。

さすがに7時間半以上かかると、航空機でのアクセスのほうが断然早いのでは? と思われるかもしれません。

ところが、ニセコは、新千歳空港からはかなり離れており、バスでも3時間くらいかかります。しかも、新千歳空港⇔ニセコの直通バスは冬季のスキーシーズンのみの運転であることが多く、それ以外のシーズンではいったん札幌駅へ出る必要があります。冬季の新千歳空港~ニセコの直通バスを利用したとしても、羽田空港からニセコまでは6時間程度を要します。

このような事情を考えると、(9月のニセコ観光の需要がどのくらいあるかは不明ですが)北海道新幹線~特急「ニセコ号」でのニセコへのアクセスは、意外といいところを突いているのではないでしょうか。

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特急「ニセコ号」は、札幌~余市・ニセコへの旅行にもおすすめ!

ニッカウヰスキー余市蒸溜所

ニッカウヰスキー余市蒸溜所

特急「ニセコ号」の別の使い方は、札幌から直通列車が運転されていない余市やニセコへの旅行に利用するというものです。

札幌駅からの列車はたいてい小樽駅止まりで、そこから先へ行くには乗り換えが必要です。ニセコまで行こうとすると、さらに倶知安駅での乗り換えが必要です。倶知安駅から先は、普通列車の本数が少なく、1日7往復しかありません。

特急「ニセコ号」は、札幌駅07時56分発で、余市駅には09時04分、ニセコ駅には10時13分に到着します。札幌駅からのお出かけには利用しやすい時間帯ですし、乗り換えも不要で便利です。

道外からの観光の場合でも、札幌駅からニセコ、函館などの道南へと周遊する旅であれば、札幌発の特急「ニセコ号」を有効に使うことができそうです。

余市の観光スポットの一つとして、余地駅から徒歩5分のところにある「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」があります。お酒好きの方はもちろんのこと、そうでない方も、蒸溜所の見学コース(無料、要予約)はなかなか興味深いと思います。「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」の見学記については、以下の記事もご覧ください。

【ニッカウヰスキー余市蒸溜所 見学記】ウイスキーの製造工程を学べるガイドツアーとお楽しみの試飲・お買い物で大満足!
余市駅からすぐのところにある「ニッカウヰスキー 余市蒸溜所」。ニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝がスコットランドと似た気候で選んだ場所です。ここ、余市蒸溜所では、ガイドツアーを実施していまので、北海道の鉄道旅行の際に寄ってみました。ニッカウ...

以上、『2025年夏も特急「ニセコ号」を札幌~函館間(山線経由)で運転! 車両は261系5000代「はまなす」編成に!』でお届けしました。普段、特急列車が走らない函館本線の山線(長万部~札幌)を、特急「ニセコ号」でゆったりと時間をかけて旅をするのもよさそうですね。

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この記事を書いた人
乗り鉄歴25年!
ひさ

乗り鉄歴25年! 青春18きっぷやフリーきっぷを利用して、関東甲信越、北海道、東北によく乗り鉄に出かけます。このブログでは、これまでの乗り鉄経験を活かして、おすすめの列車や路線、お得なきっぷの情報などを掲載しています。

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