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2018年夏も「臨時特急ニセコ」を札幌~函館間で運転! 大人の休日倶楽部パスでの北海道旅行にいかがでしょう?

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小樽運河

昨年に引き続き、9月上旬に臨時特急「ニセコ」を札幌~函館間(函館本線:通称山線経由)で運転することをJR北海道が発表しました。「大人の休日パス 秋の東日本・北海道スペシャル」の利用期間にぴったり合わせた設定ですので、本州から北海道への旅行にぜひ利用したい列車です。

臨時特急「ニセコ」とは?

JR北海道の発表によると、今回運転される臨時特急ニセコの概要は以下の通りです。

  • 運転日:2018年9月1日(土)~4日(火),6日(木),7日(金),9日(日)~11日(火)の9日間
  • 運転区間・時刻
    • 下り: 函館 13:56発 → 新函館北斗 14:19発 → 長万部 15:18発 → ニセコ 17:06着/17:13発 → 小樽 18:38着/18:48発 → 札幌 19:27着
    • 上り: 札幌 07:57発 → 小樽 08:44発 → ニセコ 10:18発 → 長万部 11:27着/11:35発 → 新函館北斗 13:18着/13:25発 → 函館 13:41着
    • 途中停車駅: 上記以外に、五稜郭、森、黒松内、昆布、倶知安、余市、手稲に停車
  • 編成: 183系気動車3両編成(指定席2両,自由席1両)

詳しくは、JR北海道のニュースリリースをご覧ください。

待望の北海道新幹線接続の観光向け列車

2016年に北海道新幹線が開業したものの、北海道新幹線に接続する観光向けの列車は全く運転されていません。新函館北斗までの開業では、ビジネス利用よりも観光客が主要な乗客になるにもかかわらず、です。

ということで、もったいないなぁと思っていたのですが、北海道新幹線に接続して、函館とは逆方向(長万部やニセコ方面)に運転される「臨時特急ニセコ」は、現状では唯一といってよい北海道新幹線接続の観光客向けの列車ですね。

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臨時特急ニセコと同型の183系気動車

2016年夏に札幌~ニセコ~函館間で初めて運転された臨時特急ニセコですが、その後、大人の休日倶楽部パスの設定期間にコンスタントに運転されています。

北海道新幹線が札幌まで延伸すると臨時特急ニセコと同じルートを通るわけですが、それに向けて北海道新幹線からニセコへの観光客の需要を喚起しようという列車なのでしょう。

北海道新幹線からの乗り継ぎ・所要時間は?

臨時特急ニセコは、上り・下りともに新函館北斗駅での北海道新幹線との接続を考慮したダイヤになっています。

  • 下り(東京→新函館北斗→札幌)
    • 東京 09:36発 → 新函館北斗 13:38着(はやぶさ11号)
    • 新函館北斗 14:19発 → ニセコ 17:06着 → 札幌 19:27着(臨時特急ニセコ)
  • 上り(札幌→新函館北斗→東京)
    • 札幌 07:57発 → ニセコ 10:18発 → 新函館北斗 13:18着(臨時特急ニセコ)
    • 新函館北斗 13:35発 → 東京 18:04着(はやぶさ28号)

所要時間は、東京→ニセコが7時間30分、ニセコ→東京が7時間46分です。

さすがに7時間半以上かかると、航空機でのアクセスのほうが断然早いのでは? と思われるかもしれません。

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ところが、ニセコは、新千歳空港からはかなり離れており、バスでも3時間くらいかかります。しかも、新千歳空港⇔ニセコの直通バスは冬季のスキーシーズンのみの運転であることが多く、それ以外のシーズンでは札幌へ出る必要があります。冬季の新千歳空港~ニセコの直通バスを利用したとしても、羽田空港からニセコまでは6時間程度を要します。

このような事情を考えると、(9月のニセコに観光需要がどのくらいあるかは不明ですが…)北海道新幹線~臨時特急ニセコでのニセコへのアクセスは、意外といいところを突いているのではないでしょうか。

2018年は「大人の休日パス 秋の東日本・北海道スペシャル」での利用がおすすめ!

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北海道新幹線の終着駅、新函館北斗駅(写真は在来線ホーム)

臨時特急ニセコが設定されている期間は、50歳以上の大人の休日倶楽部会員限定ではありますが、「大人の休日パス 秋の東日本・北海道スペシャル」を利用できます。

  • 設定期間: 2018年9月3日(月)~ 9月12日(水)
  • 有効期間: 5日間
  • フリーエリア: JR東日本(主要三セク路線含む)・JR北海道全線
    • 新幹線を含む特急列車普通車自由席に乗り放題,6回まで普通車指定席に乗車可能
  • おねだん: 26,000円

「大人の休日倶楽部パス」については、以下の記事をご覧ください。

www.kzlifelog.com

26,000円と聞くと高いと思われるかもしれませんが、東京→ニセコの片道でほとんど元が取れてしまいます。

  • 東京 → ニセコ 乗車券 12,960円(東北・北海道新幹線~函館本線経由)
  • 東京 → ニセコ 特急券 12,270円(普通車指定席)
    • 東京~新函館北斗 10,930円 + 新函館北斗~ニセコ 1,340円(乗り継ぎ割引適用)

普通に乗車券・特急券を購入すると、東京からニセコまでで25,230円。片道だけで「大人の休日パス 秋の東日本・北海道スペシャル」の元が取れることがわかると思います。

札幌~余市・ニセコへの旅行にもおすすめ!

別の使い方としては、札幌から直通列車が運転されていない余市やニセコへの旅行に利用するのもよいでしょう。

札幌からの列車は、たいてい小樽止まりで、そこから先へ行くには乗り換えが必要です。ニセコまで行こうとすると、さらに倶知安での乗り換えが必要です。倶知安から先は、普通列車の本数が少なく、1日7往復しかありません。

臨時特急ニセコは、札幌07時57分発で、余市には09時07分、ニセコには10時17分に到着します。札幌からのお出かけには利用しやすい時間帯ですし、乗り換えも不要で便利です。


以上、今夏も「臨時特急ニセコ」が運転されるという話題でお届けしました。普段、特急列車が走らない函館本線の山線(長万部~札幌)を、臨時特急ニセコでゆったりと時間をかけて旅をするのもよさそうですね。