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【2022年秋の臨時列車】只見線運転再開にあわせて多数の臨時列車を設定、引退間近のキハ281系・ノースレインボーエクスプレスの臨時列車を道内各地で運転!

ノウハウ
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JR各社は、2022年秋(2022年10月~11月)の臨時列車の運転計画を発表しました。只見線全線運転再開にあわせて多数の臨時列車が設定されたほか、JR北海道ではキハ281系・ノースレインボーエクスプレスのラストランに向けて、道内各方面への臨時列車が運転されます。また、西九州新幹線開業にあわせて、新たな観光列車「ふたつ星4047」がデビューします。

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JR各社の2022年秋の臨時列車の運転計画まとめ(10月31日時点)

JR各社は、2022年秋の臨時列車について発表しました。10月31日時点での運転計画の発表状況は以下のとおりです。

※リンクをクリックするとPDFファイルが開きます。

なお、定番の観光列車(JR東日本の「のってたのしい列車」、JR九州の「D&S列車」など)については、各社のWebサイトにて運転計画が公表されています。

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只見線全線運転再開にあわせて多数の臨時列車を運転!

「只見線Shu*Kura」に利用される車両「越乃Shu*Kura」(青海川駅)

「只見線Shu*Kura」に利用される車両「越乃Shu*Kura」(青海川駅)

2011年の豪雨被害の影響で長らく一部区間で運休となっていた只見線ですが、2022年10月1日に全線で運転を再開します。

只見線の全線運転再開にあわせて、秋の臨時列車が多数設定されました。

  • 快速「只見線満喫号」
    • 運転日: 10月8日(土),9日(日),10日(月),15日(土),16日(日),22日(土),23日(日)
    • 運転時刻
      • 往路: 会津若松 10:15発 → 只見 12:36着
      • 復路: 只見 13:40発 → 会津若松 15:54着
    • 使用車両: キハ110系3両(レトロラッピング車両2両+1両)

秋の観光シーズンの週末には、会津若松~只見間に快速「只見線満喫号」が運転されます。ふだん、仙台~鳴子温泉~新庄間で快速「湯けむり」として運転されているキハ110系のレトロラッピング車両が使われます。単にラッピングされているだけでなく、リクライニングシートを備えていますので、ゆったりと只見線の車窓を楽しむことができそうです。

  • 快速「只見線Shu*Kura」
    • 運転日: 10月22日(土),23日(日)
    • 運転時刻
      • 往路: 新潟 07:07発 → 只見 10:35着
      • 復路: 只見 13:20発 → 新潟 16:09着
    • 使用車両: キハ40・48形3両(越乃Shu*Kura編成) ※全車指定席

新潟のお酒をコンセプトにした列車「越乃Shu*Kura」が只見線で運転されます。車内で新潟のお酒を呑める列車です。只見線の車窓とともにいただくお酒は最高ですね。

10月22日(土)と23日(日)は、前述の快速「只見線満喫号」と快速「只見Shu*Kura」が両方とも運転されますので、只見駅で両列車を乗り継ぐことも可能です。

  • 新潟 → 会津若松
    • 新潟 07:07発 → 只見 10:35着(快速「只見線Shu*Kura」)
    • 只見 13:40発 → 会津若松 15:54着(快速「只見線満喫号」)
  • 会津若松 → 新潟
    • 会津若松 10:15発 → 只見 12:36着(快速「只見線満喫号」)
    • 只見 13:20発 → 新潟 16:09着(快速「只見線Shu*Kura」)

「只見線満喫号」は全車指定席、「只見線Shu*Kura」はリクライニングシートを備えた2両が指定席ですので、いずれも指定席券を事前に確保しておきましょう。只見線運転再開後まもない時期の運転ですので、指定席があっというまに売り切れるかもしれません。

なお、「越乃Shu*Kura」の車内の様子などについては、以下の乗車記もご覧ください。

【越乃Shu*Kura 乗車記】新潟の日本酒を楽しめる観光列車! 地酒のふるまいなどのイベントも充実した「走る日本酒バー」!
新潟のお酒をコンセプトにした観光列車「越乃Shu*Kura」(こしのしゅくら)。車内の販売カウンターでさまざまな新潟の地酒が楽しめるのはもちろんのこと、沿線の地酒のふるまいなどのイベントも盛りだくさん! 【ひさの乗り鉄ブログ】では、「越乃Shu*Kura」(越乃ShuKura)の乗車記に加えて、最新の運転日やダイヤ、指定席券の予約・購入方法などもご紹介します。

  • 快速「風っこ只見線紅葉号」
    • 運転日: 10月29日(土),30日(日)
    • 運転時刻
      • 往路: 会津若松 10:15発 → 只見 12:40着
      • 復路: 只見 13:40発 → 会津若松 15:58着
    • 使用車両: キハ48形2両(風っこ) ※全車指定席

只見線ではおなじみとなった、トロッコ形気動車「風っこ」による「風っこ只見紅葉号」が運転されます。只見線沿線の紅葉の時期にあわせての運転です。会津盆地から、只見川に沿った絶景区間を走ります。

只見線運転再開後のダイヤについては、以下の記事をご覧ください。

【只見線ダイヤ改正】2022年10月1日に全線で運転再開する只見線のダイヤを発表! 会津川口~只見間は1日6.5往復から3往復へ!
JR東日本は、2022年10月1日に、11年ぶりに全線で運転を再開する只見線のダイヤを発表しました。福島県や沿線自治体との合意どおり、会津川口~只見間は1日3往復で、現行の代行バスの6.5往復から半減します。いずれも小出~会津若松の全線を走...
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キハ281系・ノースレインボーエクスプレスのラストランにあわせて臨時列車を運転!

JR北海道の特急列車として活躍してきたキハ281系と、臨時列車で利用されてきた「ノースレインボーエクスプレス」のラストランにあわせて、道内各地で臨時列車が運転されます。

キハ281系ラストラン!「スーパー北斗」

キハ281系「スーパー北斗」の編成

キハ281系「スーパー北斗」の編成(JR
JR北海道ニュースリリースより)

(出典)~28年間ありがとう~ キハ281系車両ラストランのお知らせ(JR北海道ニュースリリース 2022年8月19日 PDF)

現在、特急「北斗」で利用されているキハ281系は、9月末をもって定期列車から引退します。この281系車両のラストラン企画として、デビュー当時の列車名「スーパー北斗」として臨時列車が運転されます。

  • 特急「スーパー北斗」
    • 運転日: 10月22日(土),23日(日)
    • 運転時刻
      • 下り: 函館 08:35発 → 東室蘭 10:40着/10:42発 → 札幌 12:16着
      • 上り: 札幌 12:38発 → 東室蘭 14:11着/14:13発 → 函館 16:37着
      • ※途中停車駅は東室蘭駅のみ
    • 使用車両: キハ281系8両 ※全車指定席

途中停車駅は東室蘭のみという変則的な運転ですが、通常の臨時列車と同様に一般発売されます。つまり、運転日の1ヶ月前の午前10時から、みどりの窓口やえきねっとで指定席を発売するということです。

最近は、こういったラストランの臨時列車は、旅行商品のみでの発売が多いので、一般発売される臨時列車として運転されるのはありがたいですね。

特急「スーパー北斗」の運転については、JR北海道のニュースリリースもご覧ください。

「ノースレインボーエクスプレス」、道内各方面へ懐かしい列車名で臨時列車を運転!

特急「ニセコ」で利用される「ノースレインボーエクスプレス」

特急「ニセコ」で利用される「ノースレインボーエクスプレス」

JR北海道の臨時列車用の車両として長年活躍してきた「ノースレインボーエクスプレス」も、まもなく引退を迎えます。

引退にあわせて、道内各方面へ「ノースレインボーエクスプレス」を利用した臨時列車が運転されます。いずれも、かつて運転されたことのある懐かしい列車名での運転です。

【道南方面】

  • 特急「はこだてエクスプレス」
    • 運転日: 11月3日(木)
    • 運転時刻
      • 上り: 札幌 07:43発 → 函館 12:25着
      • 下り: 函館 12:45発 → 札幌 16:59着
      • ※途中停車駅: 新札幌、南千歳、苫小牧、白老、登別、東室蘭、伊達紋別、洞爺、長万部、八雲、森、(大沼公園 ※下りのみ)、新函館北斗、五稜郭
    • 使用車両: ノースレインボーエクスプレス ※全車指定席

「ノースレインボーエクスプレス」は1992年にデビューしましたが、最初に運転された列車が札幌~函館間の「はこだてエクスプレス」でした。

  • 特急「ニセコ号」
    • 運転日: 11月26日(土),27日(日)
    • 運転時刻
      • 上り: 札幌 07:56発 → 函館 13:24着
      • 下り: 函館 13:52発 → 札幌 19:26着
      • ※途中停車駅: 手稲、小樽、余市、倶知安、ニセコ、昆布、黒松内、長万部、森、新函館北斗、五稜郭
    • 使用車両: ノースレインボーエクスプレス ※全車指定席

ここ数年、9月に運転されている特急「ニセコ号」と同じダイヤで、11月下旬にも臨時列車が運転されます。特急「ニセコ号」には、現在、「ノースレインボーエクスプレス」が利用されています。「ニセコ号」としても、11月下旬の運転がラストランということになるのでしょう。

特急「ニセコ号」については、以下の記事もご覧ください。(2022年9月運転の情報です)

2023年夏も特急「ニセコ」を札幌~函館間(山線経由)で運転! 車両は261系5000代「はまなす」編成に!
2023年も、9月に特急「ニセコ」が札幌~函館間(函館本線:山線経由)で運転されます。2023年の「ニセコ」は、261系5000代「はまなす」編成での運転となります。晩夏の北海道旅行に取り入れて、函館本線のいわゆる「山線」の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

【道北方面】

  • 特急「まんぷくサロベツ」
    • 運転日: 11月12日(土)
      • 札幌 09:07発 → 稚内 17:00着
    • 運転日: 11月13日(日)
      • 稚内 08:34発 → 札幌 16:50着
      • ※途中停車駅: 旭川、和寒、士別、名寄、美深、音威子府、天塩中川、幌延、豊富、南稚内
    • 使用車両: ノースレインボーエクスプレス ※全車指定席

札幌~稚内を結んでいた特急「サロベツ」の代わりに、ときどき臨時列車として運転されていたのが特急「まんぷくサロベツ」です。車内で宗谷本線沿線のグルメが販売されたり、地元ガイドが同乗して観光案内を実施したりと、観光列車として運転されていました。

  • 特急「流氷特急オホーツクの風」
    • 運転日: 11月19日(土)
      • 札幌 08:04発 → 網走 15:09着
      • 途中停車駅: 岩見沢、滝川、深川、旭川、上川、白滝、遠軽、北見、美幌、女満別
    • 運転日: 11月20日(日)
      • 網走 09:50発 → 札幌 16:50着
      • 途中停車駅: 女満別、美幌、北見、遠軽、白滝、上川、旭川、滝川
    • 使用車両: ノースレインボーエクスプレス ※全車指定席

特急「流氷特急オホーツクの風」は、冬季に札幌~網走間の臨時列車として運転されていました。この列車は、冬季の流氷の時期にも運転してもらいたいですね。

「ノースレインボーエクスプレス」は、2023年春での運行終了が予定されています。冬季や来年春の臨時列車としての運転もあるかもしれませんが、最後にもう一度乗車したい! という方は、早めに乗車しておいたほうがいいでしょう。

「ノースレインボーエクスプレス」の臨時列車に関しては、JR北海道から詳しいニュースリリースが出ています。

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国鉄色塗装のE653系で特急「とき」リバイバル運転!

特急「とき」に利用される国鉄色塗装のE653系

特急「とき」に利用される国鉄色塗装のE653系

上越新幹線開業前に、高崎線~上越線~信越本線経由で上野と新潟を結んでいた特急「とき」のリバイバル運転が実施されます。

  • 特急「とき」
    • 運転日: 11月3日(木)
      • 上野 08:30発 → 新潟 13:47着
    • 運転日: 11月6日(日)
      • 新潟 12:46発 → 上野 17:35着
      • 途中停車駅: 高崎、水上、越後湯沢、浦佐、長岡、東三条、新津
    • 使用車両: E653系7両(国鉄色塗装) ※全車指定席

車両は国鉄色塗装のE653系が利用されます。当時と車両の形式は違うものの、同じ色の車両、同じルートで、かつての在来線特急「とき」が再現されます。

片道約5時間と、上越新幹線に比べると倍以上の時間がかかりますが、上越線を特急車両で移動できる機会も貴重ですので、在来線の旅をのんびりと楽しむのが良さそうな列車です。

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西九州新幹線開業にあわせて観光列車「ふたつ星4047」がデビュー!

新しいD&S列車「ふたつ星4047」

新しいD&S列車「ふたつ星4047」

(出典)ふたつ星4047(JR九州)

2022年9月23日の西九州新幹線開業にあわせて、武雄温泉~長崎を結ぶ観光列車(D&S列車)「ふたつ星4047」が運転を開始します。

  • 特急「ふたつ星4047」
    • 運転日
      • 9月: 23日(金)~26日(月),30日(金)
      • 10月: 1日(土)~3日(月),7日(金)~11日(火),14日(金)~17日(月),21日(金)~24日(月),28日(金)~31日(月)
      • 11月: 3日(木)~7日(月),11日(金)~14日(月),18日(金)~21日(月),23日(水)~28日(月)
    • 運転区間・運転時刻
      • 午前便: 武雄温泉 10:22発 → 長崎 13:15着(長崎本線経由)
      • 午後便: 長崎 14:53発 → 武雄温泉 17:45着(大村線経由)
    • 使用車両: キハ40形+キハ47形 3両編成(全車指定席)

土休日だけでなく、月曜日と金曜日にも運転されます。

午前便は長崎本線経由、午後便は大村線経由と、異なるルートで運転されますので、往復乗車しても楽しめます。また、西九州新幹線の初乗りとあわせて「ふたつ星4047」に乗車するのもよさそうですね。

「ふたつ星4047」については、JR九州のWebサイトもご覧ください。

「ふたつ星4047」2022年9月23日 運行開始!|JR九州
JR九州では、2022年9月23日 西九州新幹線の開業にあわせて、新しいD&S列車がデビューします。コンセプトは「西九州の海めぐり列車」。日本一の干満差を誇る有明海、波静かで琴の湖(ことのうみ)とも言われる大村湾など景色の異なる西九州の海を...

西九州新幹線開業に伴う長崎エリアの運行体系の変更や、その他、ダイヤ改正については、以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。長崎エリアの特急列車の運行体系が大きく変更されます。

【JR九州ダイヤ改正】2022年9月、西九州新幹線開業にあわせてダイヤ改正を実施、都市部の普通・快速列車が大幅減便に!
JR九州は、2022年9月23日の西九州新幹線の開業にあわせてダイヤ改正を実施します。長崎方面の特急列車の運行体系の見直しに加えて、福岡や北九州、熊本、大分などの都市圏近郊での普通列車、快速列車の減便が実施されます。この記事では【ひさの乗り鉄ブログ】が注目するダイヤ改正のポイントについてまとめます。

以上、『【2022年秋の臨時列車】只見線運転再開にあわせて多数の臨時列車を設定、引退間近のキハ281系・ノースレインボーエクスプレスの臨時列車を道内各地で運転!』でした。只見線を走る臨時列車が定期的に運転されて、沿線が賑わうといいですね。

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この記事を書いた人
乗り鉄歴25年!
ひさ

乗り鉄歴25年! 青春18きっぷやフリーきっぷを利用して、関東甲信越、北海道、東北によく乗り鉄に出かけます。このブログでは、これまでの乗り鉄経験を活かして、おすすめの列車や路線、青春18きっぷ活用のノウハウ、お得なきっぷの情報などを掲載しています。

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