K'z Lifelog ~青春18きっぷと乗り鉄のブログ~

青春18きっぷの話題をはじめ、汽車旅のノウハウや鉄道関連のニュースなどを思うままに綴っていく乗り鉄ブログです。

エクスプレス予約でこだま号のグリーン車に乗ろう! 「EXこだまグリーン早特」(旧:こだま☆楽旅IC早特)で普通車よりもおトクにグリーン車に乗車できます!

おすすめ記事Pick Up! 【トップページ】 まずはこちらから!青春18きっぷ・おすすめ路線など当ブログおすすめ記事の目次です
【ダイヤ改正】 JR東日本が10月14日にダイヤ改正! 黒磯~新白河の輸送体系変更!
【おトクなきっぷ】 おすすめのフリーきっぷ紹介記事まとめ

f:id:kzlife:20170830224627j:plain

2017年夏の青春18きっぷ旅の第二弾は、紀伊半島へ行ってきましたが、その往復に東京~名古屋でこだま号のグリーン車に乗車しました。エクスプレス予約の「EXこだまグリーン早特」(旧:こだま☆楽旅IC早特)を利用すれば、3日前までの予約で、普通車指定席よりも安くグリーン車に乗車できるのです。

「EXこだまグリーン早特」(旧:こだま☆楽旅IC早特)とは?

「EXこだまグリーン早特」(旧:こだま☆楽旅IC早特)は、東海道新幹線のネット予約サービス「エクスプレス予約」専用のきっぷです。私が利用したときは、「こだま☆楽旅IC早特」という名称でしたが、2017年9月2日より、エクスプレス予約サービスのリニューアルに伴い、「EXこだまグリーン早特」となります。きっぷの内容はほぼ同じようです。

3日前までの予約でこだま号のグリーン車におトクに乗車できるきっぷ

「EXこだまグリーン早特」(旧:こだま☆楽旅IC早特)は、三日前までにエクスプレス予約で購入することで、こだま号のグリーン車に破格の値段で乗車できるきっぷ です。

東京~新大阪の多くの区間で設定されていますが、私が乗車した東京~名古屋の料金で比べてみると、いかにおトクかがわかります。

きっぷの種類 座席種別 東京~名古屋
の値段
備考
EX予約サービス
(旧EX-IC)
のぞみ・ひかり・こだま
普通車指定席
10,110円
EXこだまグリーン早特
(旧:こだま☆楽旅IC早特)
こだま
グリーン車
9,000円 3日前までの予約
席数限定
(参考)ぷらっとこだま 普通車指定席 8,300円
(通常期)
JR東海ツアーズの
旅行商品
(参考)ぷらっとこだま グリーン車 9,300円
(通常期)
JR東海ツアーズの
旅行商品

※きっぷの種類は、2017年9月2日のエクスプレス予約リニューアル後のもので比較しています。

こだま限定、3日前までの予約が必要で、席数も限定ですが、普通車指定席よりも安い値段でこだま号のグリーン車に乗車できてしまうのです。

ちなみに、東京~名古屋のグリーン車の通常料金は14,470円なので、5,470円もおトクなのですね。

詳しくは、JR東海のサイトをご覧ください。

expy.jp

「ぷらっとこだま」よりもおトクでお手軽?

格安でこだま号に乗車する方法としては、JR東海系列の旅行会社である「JR東海ツアーズ」が販売する「ぷらっとこだま」という旅行商品があります。

www.jrtours.co.jp

上の表に記載したように、東京~名古屋を東海道新幹線で移動する最も安い方法が、「ぷらっとこだま」の普通車指定席のプラン(通常期 8,300円)を購入することです。

ただし、これは旅行商品(きっぷではない)ですので、以下の点で注意が必要です。

  • インターネットで申し込み・購入はできるが、紙のクーポンを事前に受け取る必要がある
  • クーポンを自宅等に宅配してもらうと200円の送料がかかる
  • 予約後の変更ができない(一旦払い戻しして、別途購入が必要)

一方、「EXこだまグリーン早特」(旧:こだま☆楽旅IC早特)は、エクスプレス予約のサービスですから、インターネットで予約・購入したあとは、EX-ICカードで改札機にタッチするだけで乗車できます。

また、3日前まで(空席があれば)何度でも予約変更が可能ですし、3日前を過ぎてしまっても、差額を支払うことで、別のきっぷに変更することが可能です。

さらに、グリーン車利用で比べれば、「こだま☆楽旅IC早特」(EXこだまグリーン早特)のほうが300円安いですね。

年会費無料で「EXこだまグリーン早特」を利用できるようになる!

JR東海は、2017年9月30日から、Suicaなどの交通系ICカードだけで東海道新幹線に乗車できるようになるサービス「スマートEX」を開始すると発表しました。

smart-ex.jp

これまで、「EXこだまグリーン早得」など、EX早得のきっぷを予約するためには、エクスプレスカード(年会費1,080円)を契約してエクスプレスカード会員となるか、手持ちのクレジットカードを利用してプラスEX会員(年会費1,080円)になるかのどちらかが必要でした。それが、「スマートEX」では、年会費無料でエクスプレス予約のサービスが利用できるようになるのです。

ただし、年会費が必要なエクスプレスカード会員・プラスEX会員と、年会費無料のスマートEXでは、サービスが差別化されています。最も大きいのは、普通に新幹線の指定席を予約したときの割引額の違いでしょう。

ところが、早期に予約することでおトクに新幹線に乗車できる「EX早得」のサービスは、スマートEX会員でも利用できるのです。しかも、EX早得の販売額は、エクスプレス予約でもスマートEXでも同額だそうです。(設定除外日に一部違いがあるそうです)

頻繁に東海道新幹線・山陽新幹線に乗車するのであれば、エクスプレスカード会員かプラスEX会員になったほうがよいと思いますが、たまに旅行で乗るくらいであれば年会費無料のスマートEX会員になって、EX早得でおトクに乗車するのがよさそうですね。

こだま号のグリーン車に乗ってみた!

ということで、この「EXこだまグリーン早特」(旧:こだま☆楽旅IC早特)を予約して、こだま号のグリーン車に乗車してみたときの様子をお伝えします。

なお、実際に乗車したのは2017年8月でしたので、きっぷの名称は「こだま☆楽旅IC早特」でした。新たな「EXこだまグリーン早特」でも、きっぷの内容はほぼ同等のようですが、念のためご承知おきください。

早朝のこだま631号(東京06:33 → 名古屋09:15)

f:id:kzlife:20170830224753j:plain

8月の平日早朝のこだま631号に東京から名古屋まで乗車してみました。

f:id:kzlife:20170830224645j:plain

乗車したこだま631号は、N700系での運転でした。グリーン車はご覧の通り2+2列の座席配置です。普通車は2+3列の座席ですが、この違いはかなり大きいです。座席自体がゆったりとしているだけでなく、隣の席との間隔も広いので、隣の人がほとんど気になりません。それに、座席の前後の幅(シートピッチ)も広いため、足を伸ばすことができます。だいぶ疲れ具合が違いますね。

こだま631号のグリーン車ですが、早朝だったこともあってか、かなり空いていました。さすがにこの時間だと旅行客は少なく、ビジネス客がほとんどでした。

私が見ていた範囲では、名古屋まで乗りとおした人はそれほど多くなかったようで、三島や新富士など、ひかり号の停車が少ない(全くない)駅での乗降が目立ちました。

東京から名古屋までは2時間45分ほど。のぞみ号なら1時間40分くらいなので、1時間ほど余計にかかります。その余分にかかる1時間の大部分は、途中駅での通過待ちの時間です。熱海など、通過待ちができない構造の駅以外では、たいてい1~2本ののぞみやひかりに抜かれますので、3~7分くらいの停車時間があります。

停車駅の少ないのぞみやひかりと比べると、加速や減速を繰り返すので、ずっと乗っていると疲れるのかと思ったのですが、最近の車両は性能がよいのか、加減速の影響はほとんど体感ではわからないほどでした。

ちなみに、このときは、スマホでtwitterしたり、購読しているブログを読んでいたりしました。東海道新幹線にはWiFiがありますし、N700系のグリーン車には各席にコンセントがありますので、スマホで時間をつぶすにはもってこいの環境です。

金曜夜のこだま682号(名古屋19:59 → 東京22:47)

復路は、金曜夜のこだま682号に乗車です。金曜日の夜は、東海道新幹線の東京行きが一番混雑する時間帯です。名古屋駅のホームや待合室の売店には長蛇の列。駅弁やビールを買うのにも一苦労です。

乗車したこだま682号は、新大阪始発の列車でした。名古屋に到着した時点で、グリーン車はかなりの乗車率。窓側の席が取れなかったので、混んでいるのかなと思っていましたが、そのとおりでした。結局、名古屋出発時点でグリーン車はほぼ満席。

往路と大きく違うのはその客層です。ビジネス利用が多いのですが、観光客もかなり多かったのにはびっくりしました。金曜夜の東京行きののぞみは、ほとんどがビジネス利用なので、だいぶ違うものだなと思いました。

夏休みだからかもしれませんが、若者のグループが多く乗車しています。このような人たちは(私もそうですが)、東海道新幹線に乗車する最も安い方法を探して、「こだま☆楽旅IC早特」(EXこだまグリーン早特)にたどり着いたのではないかと思います。

案の定、愛知・静岡県内での下車は少なく、小田原、新横浜、品川での下車が多かったですね。

私はと言えば、名古屋駅で購入した駅弁と缶ビールの夕食をいただいたあとは、音楽を聴きながら半分うとうととしていました。

こだま号の長距離乗車での注意点

このように、急ぐ旅でなければ、「EXこだまグリーン早特」(旧:こだま☆楽旅IC早特)を利用して、こだま号のグリーン車に乗ってみるのもよいと思います。

一方で、こだま号のグリーン車に長距離乗車する際の注意点もいくつかありますので、まとめておきます。

グリーン車の各席にコンセントがあるのはN700系のみ

前述の通り、N700系のグリーン車には各席にコンセントがありますが、700系のグリーン車にはコンセントがありません ので注意が必要です。今回は、復路で乗車したこだま682号が、700系での運転でした。

2017年8月時点では、東京~名古屋・新大阪のこだまのうち、N700系で運転されるのは4分の1程度しかありません。どうしてもコンセントが必要な方は、N700系で運転されるこだまのグリーン車を狙いましょう。どの列車がN700系で運転されるかは、時刻表を見ると記載されています。

こだまには車内販売・自動販売機がない

普段、のぞみやひかりしか利用しない方は盲点かもしれませんが、こだまには車内販売がありません。JR東海のWebサイトでも、

※「こだま」全列車については車内販売を実施しておりません。

となっています。

(出典)車内販売のご案内|JR東海

ですので、乗車前に、駅の売店などで、食べ物、飲み物を調達しておくことが重要です

飲み物くらいであれば、通過待ちがある駅での停車時間中に、ホームにある自販機まで買いに行くことができます。実際に、こだまのグリーン車に乗車している間に、ホームに下りて自販機で飲み物を購入している方をよく見かけました。

ただ、駅弁やお菓子などの食べ物となると難しいかもしれません。こだましか停車しない駅のホームには売店がないことが多いです。

こだまは、短距離(短時間)での乗車が多いので、車内販売がないのは仕方がないかもしれませんが、自販機くらいは置いてもいいのでは、と思ってしまいました。

「EXこだまグリーン早特」(旧:こだま☆楽旅IC早特)の制限

「EXこだまグリーン早特」(旧:こだま☆楽旅IC早特)は、格安のきっぷであるがゆえに、通常のきっぷにはない制限がいくつかあります。

  • 乗車日の3日前の23:30までにエクスプレス予約での購入が必要
  • 乗車券と特急券が一体になったきっぷのため、新幹線の乗車駅までと、降車駅から目的地までのきっぷが別途必要
  • 席数限定のため、対象列車のグリーン車に空きがあっても購入できない場合がある
  • 予約した列車の指定された座席に限り有効で、他の列車や、予約した列車の指定された座席以外への乗車はできない(別途、特急券等が必要)

あらかじめ予定が決まっていて、早めに予約・購入しておくのが安心でしょう。当日は、予約した列車に間に合うように、時間に余裕をもって出かけましょう。乗り遅れるときっぷ自体が無駄になってしまいますよ。

以上、エクスプレス予約でこだま号のグリーン車におトクに乗車する方法と、実際に乗車したレポートをお送りしました。普通車に比べるとかなり快適ですので、時間に余裕がある方や、東海道新幹線にできるだけ安く乗車したい方におすすめですよ。