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東武の夜行列車「日光夜行号」、2018年は新宿発・JR経由も運転! 早朝の紅葉を眺めるツアーとして発売!

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2016年から毎年10月に運転されている東武鉄道の夜行列車「日光夜行号」。2018年は、これまでの浅草発以外に、新宿発・JR線経由での「日光夜行号」も運転されます。日中時間帯の特急「日光」のルートですが、JR線を夜行列車が走行するとなると注目ですね。

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東武日光へのツアー専用夜行列車「日光夜行号」

「日光夜行号」は、2016年から毎年10月の日光の紅葉シーズンに運転されているツアー専用の夜行列車です。早朝に日光に到着し、渋滞する前に紅葉を楽しもうという趣旨のツアーです。

これまでは浅草発東武日光行きのみでしたが、2018年は新宿発、JR線経由のツアーも設定されます。

【新宿・池袋・大宮発】

  • 運転日:2018年10月5日(金),12日(金)
  • 運転時刻・停車駅:
    • 新宿 22:45発 → 池袋 22:52発 → 大宮 23:25発 → 東武日光 02:26着
  • 取扱旅行会社:クラブツーリズム、京王観光、日本旅行、東武トップツアーズ
    • 取扱旅行会社毎に複数のプランが用意される

【浅草発】

  • 運転日:2018年10月13日(土),19日(金),20日(土)
  • 運転時刻・停車駅:
    • 日光夜行号: 浅草 23:55発 → 北千住 00:10発 → 新越谷 00:26発 → 春日部 00:42発 → 東武日光 02:16着
    • 湯本温泉行きバス: 東武日光 04:00発 → 中禅寺温泉 04:40頃 → 竜頭の滝 04:55頃 → 赤沼 05:00頃 → 湯元温泉 05:15頃
    • 丸沼高原行きバス: 東武日光 04:00発 → 中禅寺湖バスターミナル 04:40着/05:10頃発 → 日光白根山ロープウェイ 06:30頃着
  • 取扱旅行会社:東武トップツアーズ

詳しくは、以下の東武鉄道のニュースリリース、及び、各旅行会社のWebサイト・パンフレット等をご覧ください。

スペーシア(100系)で運転!

車両は、2017年に引き続き、スペーシア(100系,6両編成)が利用されます。

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ゆったりとして重厚なスペーシアの座席

昨年デビューした「リバティ」に比べるとかなり古い車両ですが、設備のグレードは一段上。シートピッチ(前後の座席との間隔)は1,100mmで、最新の新幹線(N700系やE5系)の普通車のシートピッチ1,040mmよりもかなりゆったりとしています。

乗車時間は、新宿発で4時間弱、浅草発で2時間半程度ですので、夜行列車としてはかなり短いですが、よい座席でゆっくりと休めるのはありがたいですね。

ちなみに、東武鉄道の定番夜行列車「尾瀬夜行23:55」は、2018年から「リバティ」(500系, 3両編成)で運転されています。これまで、東武鉄道の夜行列車は300系や350系という、クロスシートでありながらリクライニングしない座席の車両での運転でした。昨年から今年にかけて「リバティ」や「スペーシア」が充当されるようになって、一気に快適になりました。

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今や貴重なJR線経由の夜行列車

JR各社の夜行列車が次々と廃止されていて、現在残っているのは、定期列車では特急「サンライズ出雲・瀬戸」のみとなってしまいました。臨時列車を含めても、東京~大垣の「ムーンライトながら」、新宿→白馬の「ムーンライト信州」だけです。

現在、新宿駅を発車する夜行列車は「ムーンライト信州」しかないわけですが、3日間限定とはいえ、「日光夜行号」が加わる形となります。

もっとも、新宿発が22時台ですので、JR線を走る区間(新宿~大宮~栗橋)は終電前の時間帯。夜行列車という感じではないかもしれません。

ツアー専用夜行列車の拡大に期待!

東武鉄道は、かなり前から、ツアー専用の夜行列車を運転しています。夏季は尾瀬に早朝に到着する「尾瀬夜行23:55」(浅草→会津高原尾瀬口)、冬季はスキー場へ向かう「スノーパル23:55」(浅草→会津高原尾瀬口)がコンスタントに運転されています。

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S-TRAINに利用されている西武40000系電車

一方、西武鉄道は、秩父の三峯神社での星空観察や雲海鑑賞を目的とした夜行列車を運転しています。当初は特急車両「レッドアロー」での運転だけでしたが、最近では、「S-TRAIN」に利用される40000系車両を用いて、横浜高速鉄道・東急・東京メトロ経由でのツアーも設定されています。

さらに、阪急交通社とJR西日本が協力して、竹田城址の雲海を見に行く夜行ツアーを実施しています。このツアーでは、定期列車として運転される特急列車に、夜行ツアー専用車両を連結、途中で切り離して目的地へ向かうことで、JRのダイヤへの影響を極力抑えています。

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2018年の「日光夜行号」は、浅草発コース3日のみの設定だった昨年に比べると、新宿発コース2日の分だけ純粋に設定日が増えていますので、昨年の実績が好調であったことがうかがえます。

「移動手段」としての夜行列車は、残念がら役目を終えてしまったのかもしれませんが、観光目的でのツアー専用列車という形であれば、アイデア次第で面白い夜行列車が設定されるのではないかと期待してしまいます。


以上、東武の夜行列車「日光夜行号」、2018年は新宿発も運転!という話題をお届けしました。今では貴重な存在になった夜行列車ですが、ツアー専用列車という形で再びメジャーになってくれるといいですね。