ひさの乗り鉄ブログ

青春18きっぷの話題をはじめ、観光列車や風光明媚な路線の乗車記などを思うままに綴っていく乗り鉄ブログです。

【青春18きっぷ活用法】 普通列車の少ない区間は新幹線・特急列車を利用しよう! 「ワープ」おすすめ区間を紹介!


全国のJR線に乗り放題の「青春18きっぷ」。日本全国どこへでも行ける夢のあるフリーきっぷですが、普通・快速列車にしか乗車できません。ローカル線では普通列車の本数が極端に少ない区間があり、何時間も待たなければならなことも。そんなときには、新幹線や特急列車に短い区間だけ乗車する「ワープ」を活用してみましょう。

この記事では、「ワープ」の使い方と、「ワープ」を活用したいおすすめの区間を紹介します。

※2019.05.23更新(一部料金を訂正・追加)

青春18きっぷ旅での鬼門! 普通列車の本数が少ない県境や峠越え

青春18きっぷは、日本全国のJR線の普通列車・快速列車に乗り放題となるフリーきっぷです。春・夏・冬の期間限定ですが、1日あたりたった2,370円でどこへでも行けてしまう、素晴らしいフリーきっぷです。

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そんな青春18きっぷの旅で、一番の問題は、普通列車の本数が極端に少ない区間があることです。特急列車はたくさん走っているのに、普通列車は1日に数本しかない、そんな区間がそれなりにあるのです。

特に、県境付近ではこのような区間が目立ちます。ローカル線の普通列車の役割は、高校生の通学利用なのですが、県境を超えての通学は多くないという事情があります。一方で、都市間を結ぶ特急列車は、県境など関係なく走ります。そのため、特急列車は多いのに、普通列車の本数が極端に少ないということになってしまうわけです。

同じ県内でも、峠を越えた両側では生活圏が異なる場合があります。そんなところでも、普通列車の本数が少なくなる傾向があります。

新幹線・特急列車に短い区間乗車する「ワープ」を活用しよう!

そんなときは、普通列車が少ない区間で、特急列車や、並行する新幹線に乗車してみましょう。青春18きっぷでは新幹線や特急列車には乗車できないので、別途、乗車券+特急券が必要になりますが、劇的に時間を節約できることがあります。

青春18きっぷ業界(?)では、このように短い区間で新幹線や特急列車に乗車することを、「ワープ」と呼びます。

とにかく安く! というのであれば普通列車を待つのもアリですが、会社や学校の限られた休みを使って効率的に旅行をしたい! ということなら、お財布と相談して、「ワープ」を使うという選択肢を考えてみてもよいでしょう。

「ワープ」の具体例: 奥羽本線 福島~米沢

どんなところで「ワープ」を使うと効果的なのでしょうか? 具体例で考えてみましょう。

奥羽本線(山形線)の福島駅(福島県)~米沢駅(山形県)の区間は、福島・山形の県境であるうえに、板谷峠という険しい峠越えの区間でもあります。かつては、4駅連続のスイッチバック駅があったほどの難所です。

この区間の普通列車と特急列車の本数(下り)は、以下のようになっています。

  • 普通列車:6本/日
  • 特急列車:15本/日(山形新幹線 つばさ号,臨時列車除く)

普通列車は1日6本しかないうえに、朝と夕方に集中していて、日中は4~5時間も間が空いてしまう時間帯があります。それに対して、山形新幹線つばさ号は、日中でも1時間に1本は運転されています。

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福島~米沢間は普通列車より「つばさ」の本数が圧倒的に多い!

たとえば、福島駅に08:30に到着したとします。そこから奥羽本線の普通列車を乗り継いでいこうとすると、

  • 福島 12:51発 → 米沢 13:38着(奥羽本線 普通列車)
  • 福島 13:40発 → 山形 14:25着(奥羽本線 普通列車)

となります。朝08:05発の米沢行きの次は、12:51発まで5時間近くも普通列車がないのですね。

そこで、山形新幹線つばさ号でワープしてみます。

  • 福島 08:50発 → 米沢 09:24着(山形新幹線 つばさ123号)
  • 米沢 09:39発 → 山形 10:28着(奥羽本線 普通列車)

となり、普通列車を待つよりも4時間も早く山形に到着できます。

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福島→高畠の自由席特急券と乗車券 ワープに必要です!

ちなみに、福島~米沢間で山形新幹線を利用した場合、運賃760円+自由席特急料金750円=合計1,510円 となります。普通列車を何時間も待つくらいなら、1,510円を支払って「ワープ」したほうが時間の節約になりますね。

「ワープ」のおすすめ区間

それでは、青春18きっぷで旅をするときに、「ワープ」を活用したい区間をご紹介します。まだまだたくさんあるので、徐々に追記していく予定です。

上川~遠軽(石北本線) → 特急オホーツク・大雪

北海道の道東方面へ向かう石北本線。旭川~網走を結ぶ路線です。「本線」を名乗っていますが、全般的に列車の本数は少なく、ローカル線の雰囲気が濃い路線です。

この石北本線の上川~遠軽(えんがる)間は、普通列車の運転本数がとても少なく、青春18きっぷの難所の一つになっています。

路線 区間 普通列車の本数
石北本線 上川~遠軽 下り2本 上り2本


なんと普通列車は上り、下りともに2本のみ! 途中の白滝~遠軽間の区間運転の普通列車が2往復ありますが、石北本線で旭川~網走を移動しようとすると、利用できるのは1日2往復のみということです。

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石北線のワープに使える特急オホーツク

そこで、この区間を走る特急オホーツク、特急大雪を利用してワープしましょう。合わせて1日4往復運転されています。

区間 運賃 特急料金 合計
上川~遠軽 1,640円 1,130円 2,770円
旭川~網走 5,070円 2,380円 7,450円


上川~遠軽間だけでなく、その前後の区間でも普通列車の本数は多くありません。いっそのこと、旭川~網走間で特急を使ってしまう手もあります。

ただし、乗車券+自由席特急券で7,450円と安くありません。そこで、この区間に設定されている早期購入割引きっぷ「えきねっとトクだ値」を活用しましょう。前日までの購入が必要だったり、席数・列車限定だったりと、必ず利用できるわけではありませんが、利用できるのであれば活用しない手はありません。

  • 旭川~網走: 3,980円 えきねっとトクだ値(50%引き、特急「大雪」のみ)

特急大雪のみの設定ですが、半額の3,980円で旭川~網走間を移動できます。青春18きっぷの価格に比べると大きな出費には変わりありませんが、その代わり、大幅に移動時間を短縮できます。

「えきねっとトクだ値」については、以下の記事をご覧ください。

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なお、どうしてもこの区間を普通列車で抜けたいという方は、金曜日と日曜日に設定されている臨時快速列車(旭川→北見間)を利用することも検討してみましょう。

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森~長万部~豊浦~東室蘭(函館本線・室蘭本線) → 特急スーパー北斗

函館本線の森~長万部間、室蘭本線の長万部~東室蘭間は、普通列車の本数がとても少なく、青春18きっぷの難所となっています。

普通列車の本数は以下の通りです。

路線 区間 普通列車の本数
函館本線 森~長万部 下り6本 上り6本
室蘭本線 長万部~豊浦 下り4本 上り5本
豊浦~東室蘭 下り9本 上り10本


特に、森~豊浦間の普通列車の本数が少なくなっています。この区間は、札幌~函館を結ぶ特急「スーパー北斗」が、1時間~1時間半に1本の頻度で走っていますので、「スーパー北斗」を利用してワープしてみましょう。

区間 運賃 特急料金 合計
森~長万部 1,270円 1,130円 2,400円
長万部~洞爺 840円 620円 1,460円
長万部~東室蘭 1,450円 1,130円 2,580円


なお、普通列車は豊浦発着が多いのですが、豊浦には特急列車は停車しませんので、次の洞爺駅までワープすることになります。

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現在は函館本線から引退したキハ183系「北斗」

具体的に、函館から札幌まで、室蘭本線・千歳線経由で移動することを考えてみましょう。

純粋に普通列車だけを乗り継ぐと、以下のようになります。(函館10:57発、森乗り換えでも同じです)

  • 函館 08:18発 → 長万部 11:18着/15:26発 → 東室蘭 16:55着/16:58発 → 苫小牧 18:09着/18:16発 → 札幌 19:32着

一方、普通列車の少ない長万部~洞爺または東室蘭間で「ワープ」を利用すると、以下のようになります。

2019.05.23修正: 乗り継ぎが間違っていましたので修正しました)

  • 函館 08:18発 → 長万部 11:18着/11:33発 → 洞爺 11:44着/13:40発 → 東室蘭 14:25着/15:35発 → 苫小牧 16:40着/16:45発 → 札幌 18:14着

  • 函館 08:18発 → 長万部 11:18着/11:33発 → 東室蘭 12:22着/13:23発 → 苫小牧 14:29着/14:50発 → 札幌 16:01着

長万部~洞爺間でワープを使うと、1,460円の出費で札幌到着は1時間15分くらい早くなります。長万部~東室蘭でワープすると、2,580円とかなりの出費になりますが、札幌到着は3時間半も早くなります。

節約できた3時間半で、さらに先を急いでも良いですし、札幌で観光やグルメを楽しんでもよいでしょう。

南千歳・追分~新夕張(石勝線) → 特急スーパーおおぞら・スーパーとかち

札幌から帯広・釧路方面への特急が頻繁に運転されている石勝線ですが、普通列車の本数はとても少なくなっています。

特に、途中の追分~新夕張間は、2019年3月31日に夕張支線(新夕張~夕張)が廃止されてしまうことに伴って、ただでさえ少ない普通列車がさらに削減されてしまいます。

路線 区間 普通列車の本数
石勝線 南千歳~追分 下り6本 上り6本
石勝線 追分~新夕張 下り2本 上り3本

※2019年3月16日のダイヤ改正以降の運転本数

南千歳、追分、新夕張の各駅には、一部を除いて多くの特急列車が停車します。ということで、ワープを活用してみましょう。

区間 運賃 特急料金 合計
南千歳~新夕張 840円 620円 1,460円
追分~新夕張 540円 620円 1,160円
南千歳~新得 2,490円 1,800円 4,290円


最もネックとなる追分~新夕張間のみであれば1,160円ですが、南千歳~追分間も普通列車が少ないので、南千歳~新夕張間で特急列車に乗車するのが現実的でしょう。この場合でも、1,460円の追加出費で済みます。

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石勝線・根室本線を走る特急「スーパーおおぞら」でワープ!

この先、新夕張~新得間は、普通列車が運転されていないため、青春18きっぷで特急列車に乗車できる特例区間となっています。ただし、この特例は、新夕張~新得間の相互駅間のみの乗車に限り適用される というルールになっています。つまり、南千歳や追分から新得まで通して乗る場合には、青春18きっぷの特例は適用されず、全区間の運賃+特急料金が必要となります(上表のとおり、南千歳~新得で4,290円)。

南千歳や追分から新夕張まで特急列車でワープしたら、いったん下車して、次の特急列車に乗車するようにすればOKです。ちょっと面倒ですが、こればかりはルールですので仕方がありません。

盛岡~田沢湖・大曲(田沢湖線) → 秋田新幹線

盛岡~大曲を結ぶ田沢湖線は、秋田新幹線「こまち」が走る路線でもあります。ところが、岩手・秋田県境にあたる雫石~田沢湖間を通しで走る普通列車は上下とも4本しかありません。

路線 区間 普通列車の本数
田沢湖線 雫石~田沢湖 下り4本 上り4本


しかも、この4本の普通列車の時間が朝と夕方に偏っているため、日中は何時間も列車がない時間帯があります。例えば、雫石から田沢湖への列車は、始発の05:36発(大曲行き)の次は、14:54発(大曲行き)まで9時間以上(!)もありません。

日中にこの区間を鉄道で移動しようとしたら、秋田新幹線「こまち」に乗るしかないのですね。

区間 運賃 特急料金 合計
盛岡~大曲 1,490円 1,700円 3,190円
盛岡~角館 1,140円 1,700円 2,840円
盛岡~田沢湖 760円 1,270円 2,030円

※新幹線の特急料金は普通車指定席、通常期の料金(閑散期は-200円、繁忙期は+200円)

雫石に停車する「こまち」は上下とも一日4本しかありませんので、「ワープ」するとしたら、盛岡~大曲、または、盛岡~田沢湖で「こまち」を利用することになるでしょう。

田沢湖の普通列車の本数も多くないため、少し出費はかさみますが、盛岡~大曲での利用がおすすめです。

あるいは、角館から秋田内陸縦貫線に乗車する場合や、角館で観光する場合には、盛岡~角館の利用も考えられます。

盛岡~八戸(IGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道)→ 東北新幹線

短区間の「ワープ」という主旨からは少しずれますが、第三セクター化された盛岡~青森間を青春18きっぷで移動したいときには、東北新幹線に乗ってしまいましょう。

盛岡~青森間は、もともとはJR東北本線でしたが、東北新幹線の八戸・新青森延伸に伴って、JRから分離され、第三セクターの「IGRいわて銀河鉄道」(盛岡~目時)、「青い森鉄道」(目時~青森)となっています。

JR線ではありませんので、この区間では青春18きっぷで乗車することはできません。ただし、八戸~青森間については、途中下車せずに通過利用する場合に限り、青春18きっぷだけで乗車できるという特例があります。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

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つまり、八戸~青森間は特例を利用すれば乗車可能ですが、盛岡~八戸間は、青春18きっぷでは一切乗車できません。別途、3,040円の乗車券を購入する必要があります。

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ここで、「ワープ」の出番です。盛岡~八戸間は東北新幹線が並行して走っています。新幹線なので高いのではないかと考えがちですが、実は、在来線とそれほど差がないのです。

区間 路線 運賃 特急料金 合計
盛岡~八戸 IGRいわて銀河鉄道
青い森鉄道
3,040円 0円 3,040円
盛岡~八戸 東北新幹線 1,660円 2,360円
(1,840円)
4,020円
(3,500円)

※新幹線の特急料金は普通車指定席、通常期の料金(閑散期は-200円、繁忙期は+200円)
※カッコ内は特定特急料金(空いている席に座ることが可能)

なんと、指定席利用で980円、特定特急料金(空いている座席を利用)なら460円しか差がありません。第三セクターはJRよりも運賃がかなり高いため、新幹線の特急料金を含めても、それほど大きな差にはならないのですね。

ちなみに、所要時間は、新幹線が30分前後、第三セクター線(在来線)は1時間45分程度です。460円の追加出費で、1時間以上を短縮できることになりますね。

なお、青春18きっぷの姉妹版「北海道&東日本パス」を利用する場合は、IGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道にそのまま乗車できます。旅行するエリアが、JR北海道・JR東日本に限られるのであれば、「北海道&東日本パス」の利用も検討してみましょう。

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水上~越後湯沢(上越線) → 上越新幹線

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上越国境を走るE129系電車、本数が少ない!

「上越国境」と呼ばれる、関東地方と新潟県の県境にあたる区間です。

路線 区間 普通列車の本数
上越線 水上~越後湯沢 下り6本 上り6本


定期列車は上下とも6本しかありません。夏季や冬季に季節運転の列車として、1~2往復程度が追加されますが、それでも難所であることには変わりありません。

この区間は、在来線の特急列車はありませんので、「ワープ」をするなら、上越新幹線を利用することになります。

区間 運賃 特急料金 合計
高崎~越後湯沢 1,660円 1,840円 3,500円
上毛高原~越後湯沢 840円 860円 1,700円


高崎~越後湯沢間で上越新幹線を利用するのが最も時間短縮効果は高いですが、普通車自由席利用で3,500円と、かなりの追加出費となってしまいます。

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上越新幹線もワープに利用しよう!

別の案としては、上毛高原~越後湯沢間でのみ上越新幹線に乗車することもできます。

上毛高原駅は在来線の接続がないのですが、上越線の後閑駅や水上駅から路線バスでアクセスできます。

  • 後閑駅~上毛高原駅: 9分(230円)
  • 水上駅~上毛高原駅: 25分(620円)

いずれも、関越交通バスとなります。時刻表などは、関越交通バスのWebサイトをご確認ください。

まあ、水上や越後湯沢は観光地ですし、温泉もありますので、先を急がないのであれば、普通列車の時間まで待ってもよいかもしれません。とにかく先を急ぎたい方は、上越新幹線を使ってみましょう。

新宮~串本~紀伊田辺(紀勢本線) → 特急くろしお

紀伊半島をぐるっと半周する紀勢本線。紀伊半島の南端部分、新宮~串本~紀伊田辺も普通列車の本数が少ない線区です。

路線 区間 普通列車の本数
紀勢本線 新宮~紀伊勝浦 下り11本 上り12本
新宮~串本 下り9本 上り10本
串本~紀伊田辺 下り8本 上り8本

※「区間」に記載した駅間を直通する列車の本数のみ

この記事で他に紹介している区間より多いように見えますが、朝と夕方~夜間に偏っていて、日中時間帯は2時間に1本程度となってしまう区間もあります。

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紀勢本線の西半分(JR西日本エリア)を走る特急「くろしお」

ちょうど、普通列車の空白時間帯を埋めるように、特急「くろしお」が走っていますので、「ワープ」に使ってみましょう。

区間 運賃 特急料金 合計
新宮~紀伊勝浦 240円 650円 890円
新宮~串本 760円 650円 1,410円
串本~紀伊田辺 1,140円 970円 2,110円


このエリアは、那智の滝で有名な熊野那智大社(紀伊勝浦から路線バス)や潮岬(串本からコミュニティバス)、紀伊勝浦港(紀伊勝浦から徒歩)など、観光スポットがたくさんあります。

青春18きっぷの乗り鉄の旅でも、「ワープ」を活用することで、途中下車して観光する時間を捻出することができます。

実際に、2017年夏に青春18きっぷで紀勢本線に乗車したときには、新宮~串本間で特急くろしおに乗車しました。

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これで1時間以上も時間を節約し、串本で途中下車、潮岬の絶景を眺めることができたのでした。

佐伯~延岡(日豊本線) → 特急にちりん・にちりんシーガイア

JR九州、日豊本線の佐伯~延岡間も、青春18きっぷの難所として知られています。典型的な県境・峠越え区間で、「宗太郎越え」と呼ばれる区間です。

路線 区間 普通列車の本数
日豊本線 佐伯~延岡 下り1本 上り2本


この区間の普通列車は、下りは始発の1本のみ、上りも始発と終電の2本のみで、日中時間帯には佐伯~延岡間を移動できる普通列車は全くありません。

この区間は「ワープ」を活用しよう、というよりも、特急列車に乗らないとそもそも移動できない区間となっています。

この区間、特急「にちりん」「にちりんシーガイア」が合わせて、上り12本、下り13本も走っています。日中時間帯はほぼ1時間に1本運転されていますので、これを使わない手はありません。

区間 運賃 特急料金 合計
佐伯~延岡 1,110円 820円 1,930円


普通車自由席に乗車して合計1,930円と、それなりの出費になってしまいますが、この区間を鉄道で抜けようとすると、選択肢は他にありません。

新幹線の隣接駅間は特急料金が割安!(特定特急券)

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「ワープ」を利用するときに覚えておきたいのが、新幹線の隣接駅間の自由席特急料金は割安に設定されている ことです。厳密には、この割安な区間の特急券は 「特定特急券」 というのですが、効力は自由席特急券(自由席に乗車できる特急券)だと思っておけば大丈夫です。

特定特急券は、新幹線の短距離利用を、本来の特急料金よりも割安に設定する目的で作られた制度です。

例えば、東海道新幹線の静岡~浜松では、

  • 指定席特急券: 2,250円(通常期)
  • 特定特急券(自由席): 980円

となっています。新幹線の自由席特急料金は、指定席特急料金から520円を引いた額ですので、本来であれば1,730円なのですが、それが980円と、おおよそ半額になっています。この区間、約77kmあり、普通列車では70分以上かかりますが、東海道新幹線では、こだま利用で約25分です。

この特定特急券、新幹線の隣接駅間(一部区間では二駅間での設定もあり)で利用できますので、覚えておいて損はないでしょう。


以上、『【青春18きっぷ活用法】 普通列車の少ない区間は新幹線・特急列車を利用しよう! 「ワープ」おすすめ区間を紹介!』でした。多少の出費で大幅に時間短縮。そのぶん、観光やグルメを楽しんだり、先を急いだりできます。どうしても普通列車の乗り継ぎが悪い場合には「ワープ」を使ってみましょう!