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K'z Lifelog ~青春18きっぷと乗り鉄のブログ~

青春18きっぷの話題をはじめ、汽車旅のノウハウや鉄道関連のニュースなどを思うままに綴っていく乗り鉄ブログです。

JR東海と16私鉄に乗り放題の「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」、JR東海在来線と私鉄の乗り歩きにおすすめです!

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東海地区の汽車旅に便利なフリーきっぷ「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」をご紹介します。JR東海と東海地区の16の私鉄に乗り放題のフリーきっぷです。2日間有効で、かなり広範囲にフリー区間が設定されていますので、東海地区の汽車旅をしたい方には注目のきっぷです!

「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」とは?

JR東海が発売するフリーきっぷが「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」です。東海地区には、東海道本線に接続する中小私鉄がとても多いのですが、これらの私鉄の大半に乗車できる点がこのきっぷのポイントです。

  • 発売期間:通年
  • 利用期間:土日・祝日の連続する2日間(4月27日~5月6日、8月11日~20日、12月28日~1月6日は利用不可)
  • フリー区間:
    • JR東海の在来線全線
    • 東海道新幹線(熱海~米原 こだま・ひかりのみ,別途特急券の購入が必要・4回まで)
    • 伊豆箱根鉄道 駿豆線(三島~修善寺)
    • 岳南電車(吉原~岳南江尾)
    • 静岡鉄道(新静岡~新清水)
    • 天竜浜名湖鉄道(掛川~新所原)
    • 遠州鉄道(新浜松~西鹿島)
    • 豊橋鉄道(新豊橋~三河田原、駅前~赤岩口・運動公園前)
    • 愛知環状鉄道(岡崎~高蔵寺)
    • 東海交通事業 城北線(枇杷島~勝川)
    • 三岐鉄道 北勢線(西桑名~阿下喜)
    • 養老鉄道(揖斐~桑名)
    • 樽見鉄道(大垣~樽見)
    • 近江鉄道(米原~貴生川・多賀大社前・近江八幡)
    • 明知鉄道(恵那~明智)
    • 長良川鉄道(美濃太田~北濃)
    • 名古屋臨海高速鉄道あおなみ線(名古屋~金城ふ頭)
    • 伊勢鉄道(河原田~津)
  • 乗車可能列車: 普通列車の自由席(別途、特急券を購入すれば特急にも乗車可能、東海道新幹線は4回まで)
  • 発売額: おとな8,480円、こども3,990円

ご覧のとおり、乗車可能な私鉄がかなり多いのが特徴です。JR東海の在来線も、東は国府津や熱海から、西は米原、南は紀伊半島南部の新宮、北は北陸に近い猪谷までと、かなり広範囲に渡っています。一方、フリー区間が、JR東海の在来線を基幹として、私鉄各社の路線が枝状に伸びているような形になっているため、周遊ルートが組みにくいエリアでもあります。

詳しくは、以下のJR東海のサイトをご覧ください。

JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ(JR東海 Webサイト|お得なきっぷ)

このフリーきっぷをどのように活用すればよいかをご紹介したいと思います。

東海地区の私鉄乗り歩き

このきっぷの主旨に最も合いそうな使い方が、東海道本線や中央本線を軸に、そこから枝状に伸びている私鉄各社の乗り歩きに利用する使い方でしょう。

東海道本線の沿線でいえば、伊豆箱根鉄道、岳南電車、天竜浜名湖鉄道、樽見鉄道、養老鉄道など、汽車旅するのに魅力的な路線がそろっています。また、高山本線に接続する長良川鉄道、中央本線に接続する明知鉄道なども魅力的です。

私もこれらの私鉄のうちいくつかしか乗車した経験がないのですが、その中でもおすすめといえば、天竜浜名湖鉄道と長良川鉄道でしょうか。

天竜浜名湖鉄道(掛川~新所原)

天竜浜名湖鉄道の気動車

天竜浜名湖鉄道は旧国鉄の二俣線を受け継いで発足した第三セクター鉄道です。掛川駅と新所原駅の間を、浜名湖の北岸を迂回する形で運行されています。両端で東海道本線に接続しているので、アクセスしやすいのも特徴ですね。路線の西側では車窓から浜名湖が見られますし、主要駅の天竜二俣の近辺では、天竜川やその支流の二俣川を渡ります。

天竜二俣駅の木造プラットフォーム

車窓だけでなく、古い建築物や施設に歴史を感じるのもよいかもしれません。天竜浜名湖鉄道には古い鉄道施設が多く、36もの施設が国の登録有形文化財に指定されています。この写真は天竜二俣駅のプラットフォームですが、木造の屋根が時代を感じさせます。また、同じ天竜二俣駅には、今では珍しい転車台や扇形車庫が現存しています。

天竜浜名湖鉄道については、下記のWebサイトをご覧ください。

www.tenhama.co.jp

長良川鉄道(北濃~美濃太田)

北濃駅に停車中の長良川鉄道の気動車

長良川鉄道も、旧国鉄の越美南線を引き継いで開業した第三セクター鉄道です。岐阜県の北部、福井や石川の県境に近い北濃から、ずっと長良川に寄り添って南下する川の鉄道です。起点の美濃太田でJR高山本線と接続しています。全長72km、乗りとおすと2時間以上と、かなりの長距離私鉄です。

長良川鉄道のウリは、何といっても日本三大清流の一つ、長良川の車窓です。特に北濃に近い上流域は、清流の名にふさわしい美しい川の車窓が眺められます。途中、「郡上おどり」や郡上八幡城の城下町の古い町並みなどで有名な郡上八幡を通りますので、途中下車して観光するのもおすすめです。

また、週末を中心に観光列車「ながら」が運行されています。車内でランチやスイーツが食べられる「ランチプラン」「スイーツプラン」に加えて、乗車だけの「ビュープラン」もありますので、気軽に利用できそうです。

長良川鉄道については、下記のWebサイトをご覧ください。

www.nagatetsu.co.jp

JR東海在来線の周遊(飯田線~中央本線)

もう一つの使い方は、JR東海の在来線を利用した汽車旅です。このフリーきっぷだけでは周遊ルートが組みにくいと書きましたが、飯田線~中央本線のルートであれば問題はありません。双方の終点駅の辰野~塩尻間はJR東日本のエリアですが、運賃320円、約22分です。ただし、本数が少ないので注意です。

飯田線(豊橋~辰野)

天竜峡

飯田線は、以前このブログの「川沿いの絶景路線」の一つとして紹介しましたが、とにかく渓谷の車窓が美しい路線です。

www.kzlifelog.com

ただし、普通列車で乗りとおすと6時間かかりますので、天竜峡などで途中下車して、観光や散策を楽しむのがおすすめです。幸い、このフリーきっぷは2日間有効ですので、飯田線の乗車と沿線の観光で1日かけても大丈夫です。

中央本線(塩尻~名古屋)

JR東海エリアの中央本線(中央西線)も、木曽川に沿って走る川の路線です。途中、寝覚ノ床などの景勝地があり、車窓を眺めていても飽きません。

また、中央西線は中山道に沿って走りますので、沿線には宿場町がたくさん残っています。このあたりは、いわゆる「木曽路」と呼ばれますが、馬籠宿、妻籠宿、福島宿、奈良井宿など、11もの宿場町があります。中央本線を途中下車して、これらの宿場町を散策するのがおすすめです。どの宿場町も、駅から少し離れているので、路線バスでのアクセスが必要です。事前に時刻など調べておきましょう。

この飯田線~中央本線(豊橋~辰野~塩尻~名古屋)の乗車券は6,800円ですので、これだけでは元が取れていないのですが、豊橋や名古屋へのアクセスも、新幹線や東海道本線が使えますので、おそらく元が取れる可能性が大きいと思います。また、途中下車して観光するなどすれば、十分元が取れると思います。もっとも、フリーきっぷの良いところは、きっぷを買う手間を考えずに、気軽に途中下車できるところにあると思いますので、あまり神経質にならないほうがよいのかもしれません。

以上、「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」の概要と、おすすめの利用法をご紹介しました。週末の汽車旅にちょうどよいきっぷですね。