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【2018-19年冬の臨時列車】 JR各社が発表! 羽越本線「リゾート美食旅」は注目! 「ムーンライトながら」「ムーンライト信州81号」は運転日1日増!

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JR各社が2018-19年冬(2018年12月~2019年2月)の臨時列車・増発列車の運転計画を発表しました。

この記事では、JR各社の冬の臨時列車の中から、冬の観光におすすめの列車や、注目度の高い列車についてご紹介します。

※2018.11.15更新(「ムーンライト信州81号」の運転情報を追加)
※2018.11.13更新(「きらきらうえつ」の運転予定を追加)

2018年冬の臨時列車・増発列車の運転計画を発表!

2018年10月19日、JR各社が2018-19年冬(2018年12月~2019年2月)の臨時列車、増発列車の運転計画を発表しました。

各社のリリースへのリンクは以下の通りです。

(注意)JR西日本のリンク以外はニュースリリースのPDFファイルが開きます。

リゾートしらかみ編成が羽越線を走る「リゾート美食旅(ガストロノミー)」

2019年秋のデスティネーションキャンペーンに先駆けて開催される「新潟・庄内エリア プレデスティネーションキャンペーン」に合わせて、リゾートしらかみの青池編成が新潟~酒田間を走ります。

  • 快速「リゾート美食旅(ガストロノミー)」
    • 運転日: 12月15日(土)・16日(日)
    • 運転時刻(下り): 新潟 09:19発 → 酒田 12:46着
    • 運転時刻(上り): 酒田 14:20発 → 新潟 17:30着
    • 途中停車駅: 新発田・村上・桑川・あつみ温泉・鶴岡・余目
    • 編成: HB-E300系 4両編成 リゾートしらかみ 「青池」(全車指定席)

「きらきらうえつ」が走る区間にリゾートしらかみ「青池」編成が走る

ふだんは「きらきらうえつ」が走る区間に、リゾートしらかみの「青池」編成が走ります。この区間を走るのは珍しいのではないでしょうか。

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2001年から新潟~酒田間で運転されている観光列車「きらきらうえつ」

「リゾート美食旅」の運転日には、「きらきらうえつ」も運転されます。

  • 快速「きらきらうえつ」
    • 運転時刻(下り): 新潟 10:11発 → 酒田 12:51着
    • 運転時刻(上り): 酒田 16:10発 → 新潟 18:31着

「リゾート美食旅」は、「きらきらうえつ」に先行する形で運転されるということになります。特に、下りは、終点の酒田に「リゾート美食旅」が到着した5分後に「きらきらうえつ」が到着することになります。

「リゾート美食旅」はハイブリッドディーゼル車両のHB-E300系ですし、臨時列車ということもあってか、電車で運転される「きらきらうえつ」よりも、所要時間が大幅に長いようですね。

12月15日・16日の週末は、羽越本線が賑やかになりそうですね。

列車名「美食旅」が意味するところは?

「美食旅」(ガストロノミー)なんて列車名が付いていますが、車内で食事が提供されるサービスがあるのでしょうか。

リゾートしらかみの「青池」編成には、売店やカウンターはなかったと思うのですが、「美食旅」という列車名にふさわしいサービスがあるのか、気になりますね。

2019年10月運転開始の「海里」(KAIRI)のダイヤか?

もう一つ気になるのは、先日発表された新たな観光列車「海里」との関係です。

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「新潟・庄内エリアデスティネーションキャンペーン」に合わせて、2019年10月に運転開始と発表されていますが、この「海里」が、今回「リゾート美食旅」で使われる車両と同じHB-E300系なんですよね。

HB-E300系の最高速度は時速100km、「きらきらうえつ」のベースとなっている485系電車の最高速度は時速120km。「海里」は「きらきらうえつ」とは同じダイヤでは走れません。

そうなると、今回の「リゾート美食旅」のダイヤが、実は「海里」のダイヤになるのではないか、という妄想(?)が働きます。車両性能の違いもありますが、「海里」にはダイニングカーがあるそうなので、食事のサービスをするために、所要時間を長めにするということもあるかもしれません。

2019年9月で引退! 貴重な485系電車「きらきらうえつ」

報道によりますと、2019年9月末をもって、「きらきらうえつ」が引退・廃車になるとのことです。同10月からは、「海里」の運行が開始されますから、バトンタッチということになりますね。

そんな「きらきらうえつ」ですが、この冬もコンスタントに運転されます。

  • 快速「きらきらうえつ」
    • 運転日:
      • 12月1日(土)・2日(日)・7日(金)~9日(日)・14日(金)~16日(日)・21日(金)~24日(月)・28日(金)~31日(月)
      • 1月1日(火)~6日(日)・11日(金)~14日(月)・19日(土)~20日(日)・26日(土)~27日(日)
      • 2月2日(土)~3日(日)・9日(土)~11日(月)・16日(土)~17日(日)・23日(土)~24日(日)
    • 運転時刻(下り): 新潟 10:11発 → 酒田 12:51着
    • 運転時刻(上り): 酒田 16:10発 → 新潟 18:31着

「きらきらうえつ」は、かつて国鉄の特急列車の代名詞であった485系電車を元に改造されたものです。すでに485系の原型を留めている車両はなく、観光列車に改造されたものばかりですが、それも残り少なくなってきました。

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「きらきらうえつ」は日本海の車窓が美しい羽越本線を走ります

「きらきらうえつ」は、運転本数が多く、青春18きっぷ+座席指定券(520円)で乗車できるので、利用しやすい列車です。冬の青春18きっぷシーズンに、最後の乗車を楽しんでみてはいかがでしょうか?

なお、「きらきらうえつ」の乗車レポートを当ブログで掲載しています。どんな列車なのか、どんな車窓が見られるのかを詳しく解説していますので、まだ乗車したことのない方は、ぜひご覧ください。

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釧網本線「SL冬の湿原号」「流氷物語号」、冬真っ只中の2月を中心に運転!

毎年おなじみとなった真冬の観光列車、釧網本線の「SL冬の湿原号」と「流氷物語号」が、2019年2月を中心に運転されます。

タンチョウも見られるかも!? 釧路湿原を走る「SL冬の湿原号」

JR北海道では数少なくなったSL列車が、冬の釧路湿原を走ります。

  • 普通「SL冬の湿原号」
    • 運転日: 1月26日(土)・27日(日),2月1日(金)~12日(火)・15日(金)~17日(日)・21日(木)~24日(日)
    • 運転時刻(上り): 釧路 11:05発 → 標茶 12:35着
    • 運転時刻(下り): 標茶 14:00発 → 釧路 15:40着
    • 途中停車駅: 東釧路・釧路湿原・塘路・茅沼
    • 編成: SL(C11-171)+客車5両(全車指定席)

広大な湿原を眺めるのであれば夏に運転される「くしろ湿原ノロッコ号」のほうがよいのですが、冬の釧路湿原では、その姿が優麗な「タンチョウ」を眺めることができます。

次に紹介する「流氷物語号」と合わせて、冬の道東旅行がおすすめです。

流氷が接岸するオホーツク海を眺められる「流氷物語号」

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釧網本線の北側、オホーツク海に面した網走~知床斜里間では、車窓から流氷を眺められる「流氷物語号」が運転されます。

  • 普通「流氷物語号」
    • 運転日:2019年2月2日(土)~28日(木)
    • 運転時刻
      • 1号:網走 09:45発 → 知床斜里 10:40着
      • 2号:知床斜里 11:30発 → 網走 12:30着
      • 3号:網走 12:50発 → 知床斜里 13:40着
      • 4号:知床斜里 13:48発 → 網走 14:46着
    • 使用車両:キハ54形2両

1号・3号は、途中の北浜駅で10分停車、2号・4号は、浜小清水駅で20分停車があります。

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北浜駅の展望台からオホーツク海を望む(撮影は2018年8月)

北浜駅は、オホーツク海に最も近い駅で、ホームから線路を挟んで、すぐにオホーツク海の海岸線です。ホームには、展望台があり、少し高い位置からオホーツク海を一望することができます。

一方、浜小清水駅の20分停車の間には、駅に隣接する「道の駅 はなやか」でお買い物ができます。

あたたかい車内から流氷を楽しみつつ、網走に到着したら、流氷観光砕氷船「おーろら号」に乗船して、間近で流氷を体感するのがおすすめです。

夜行快速列車「ムーンライトながら」「ムーンライト信州81号」運転!

青春18きっぷユーザー御用達の夜行快速列車「ムーンライトながら」「ムーンライト信州81号」は、この年末年始も運転されます。

快速「ムーンライトながら」、運転日数は1日増!

「ムーンライトながら」は、今年も年末年始に運転されます。

  • 快速「ムーンライトながら」
    • 下り(東京 → 大垣)
      • 運転日: 2018年12月21日(金)~2019年1月2日(水)
      • 運転時刻: 東京 23:10発 → 大垣 05:50着
    • 上り(大垣 → 東京)
      • 運転日: 2018年12月22日(土)~2019年1月3日(木)
      • 運転時刻: 大垣 22:48発 → 東京 05:05着
    • 使用車両: 185系10両 ※全車指定席

運転日数は13日で、昨年に比べて1日増えています。単に曜日配列の問題かもしれませんが、近年、徐々に運転日数が減る傾向にあったので、今年は一安心といったところです。

ただ、「ムーンライトながら」に利用されているJR東日本の185系車両は老朽化が進み、中央本線の特急として活躍していたE257系への置き換えが想定されます。その影響で、「ムーンライトながら」についても、来年には車両の変更など、大きな動きがあるかもしれません。

快速「ムーンライト信州81号」は年末の3日間運転!

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ムーンライト信州に利用される189系電車(写真は普通「妙高」2007年1月撮影)

「ムーンライト信州81号」は、年末の3日間運転されます。

  • 快速「ムーンライト信州81号」
    • 運転日: 2018年12月28日(金)~2018年12月30日(日)
    • 運転時刻: 新宿 23:54発 → 松本 04:32着 → 白馬 05:40着
    • 使用車両: 189系 ※全車指定席

JR東日本が発表した冬の臨時列車のリリースには記載がありませんでしたが、JR東日本のWebサイトにある時刻表で、3日間運転されることが確認できました。

昨年(2017年)は、12月29日と30日の二日間のみの運転でしたので、今年は運転日数が1日増えることになります。

「ムーンライト信州81号」に利用されている189系電車は、残り1編成のみ。近いうちに廃車が見込まれますが、その後「ムーンライト信州81号」が運転されるのかが気になります。

山陰本線「あめつち」「◯◯のはなし」

日本海の車窓が美しい山陰本線を走る観光列車「あめつち」「◯◯のはなし」も継続して運転されます。

今年7月~9月には「山陰デスティネーションキャンペーン」が開催されましたが、西日本豪雨の影響で低調に終わってしまいました。そのため、JR西日本では、キャンペーンに合わせて発売したフリーきっぷを12月まで延長発売しています。豪雨被害から鉄道がほぼ復旧した今こそ、山陰地方に足を運んでみてはいかがでしょうか。

山陰地方の食と車窓を楽しめる「あめつち」

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(出典)2018年 冬の臨時列車運転のご案内(JR西日本米子支社 2018年10月19日 [PDF])

2018年夏にデビューしたばかりの観光列車「あめつち」。今冬も継続して運転されます。

  • 快速「あめつち」
    • 運転日: 土休日(年末年始・1月5~6日を除く)
    • 運転時刻(下り): 鳥取 09:00発 → 出雲市 12:47着
    • 運転時刻(上り): 出雲市 13:41発 → 鳥取 17:36着
    • 使用車両: キハ47形2両(全車グリーン車指定席 ※青春18きっぷでは乗車できません!)

山陰本線の鳥取~出雲市間で1往復運転されます。日本海や大山、宍道湖など、風光明媚な区間を走ります。

事前に申し込んでおけば、お弁当やスイーツ、地酒と肴のセットなどを車内でいただくことができますし、物販カウンターでお酒やおつまみ、軽食を購入することも可能です。おいしい食事をいただきながら、山陰の車窓を楽しむ、とても贅沢な列車ですね。

詳しくは、JR西日本のサイトをご覧ください。

sanin-tanken.jp

なお、「あめつち」の運行区間を含むフリーきっぷが12月下旬まで発売されています。大阪市内などから山陰本線までの往復+フリー区間乗り放題のフリーきっぷです。

大阪市内・京都市内・神姫エリア発着の場合には「山陰めぐりパス」を利用できます。往復には、新幹線+特急やくも、特急スーパーはくとを利用することができます。(往復とも同じルートは不可) 4日間有効で、おねだんは、京都市内発着が13,000円、大阪市内発着が12,000円、神姫エリア発着が11,000円です。

tickets.jr-odekake.net

広島・岡山発着の場合には「山陰フリーパス」を利用できます。往復には山陽新幹線(広島発着の場合)+特急やくもが利用でき、4日間有効、岡山発着が10,000円、広島発着が14,000円です。

tickets.jr-odekake.net

日本海の絶景が美しい「◯◯のはなし」

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山陰本線の日本海沿いの区間からはこんな車窓を眺めることができます!

山陰本線の西側、新下関~東萩間では「◯◯のはなし」が運転されます。「みすゞ潮彩」の後継となる観光列車で、2017年8月に運行を始めた新しい列車です。

  • 快速「◯◯のはなし」
    • 運転日: 土休日(12月29日・30日・1月1日を除く)
    • 運転時刻(下り): 新下関 09:59発 → 東萩 12:57着
    • 運転時刻(上り): 東萩 14:13発 → 新下関 17:50着
    • 使用車両: キハ47形2両(全車指定席)

2両のうち、1両は和風、もう一両は洋風と、内装が全く異なるのが特徴です。日本海の絶景区間を走るため、海側に向いた座席が多いのも嬉しいです。

詳しくは、JR西日本のサイトをご覧ください。

www.jr-odekake.net

前述の「あめつち」とは異なり、普通車指定席ですので、青春18きっぷ+座席指定券でも乗車できます。また、事前に予約をしておけば、お弁当やおつまみセット、スイーツセットが提供されます。お酒や飲み物、軽食などは、車内のカウンターで購入することも可能です。


以上、2018-19年冬の臨時列車のご紹介でした。JR各社の定番となった観光列車がメインで、あまり目新しい列車は多くないようです。それでも、この季節に改めて乗車してみたい臨時列車・観光列車をピックアップしてみました。冬の鉄道旅行・乗り鉄の参考にしてみてください。