青春18きっぷ関連のコンテンツはサブブログ「青春18きっぷナビ」に移行しました
スポンサーリンク

【あしがくぼの氷柱】高さ30メートル! 迫力がありつつも神秘的な氷柱! 西武秩父線の電車と一緒に撮影もできます!

斜面一面に壁のように広がる巨大な氷柱 旅行記
本サイトでは記事内に広告が含まれている場合があります。

毎年1月~2月に公開されている「あしがくぼの氷柱」を見てきました。高さ30メートル、幅150メートル以上にも及ぶ大きな氷柱は迫力満点! 個々の氷柱は青白い輝きを放っていてとても神秘的です。西武秩父線の線路が近くを通っていて、電車と一緒に氷柱を撮影することもできます。

この記事では、「あしがくぼの氷柱」の見学記に加えて、アクセス等の情報についてもお届けします。

スポンサーリンク

「あしがくぼの氷柱」とは?

あしがくぼの氷柱

あしがくぼの氷柱

「あしがくぼの氷柱」は、埼玉県秩父郡横瀬町の芦ヶ久保駅の近くで、毎年1月~2月に公開されています。横瀬町のボランティアスタッフが毎年制作している、本当に見事な氷柱です。

あしがくぼの氷柱は、上流を流れる沢の水を取水して、会場となる山腹や斜面にホースやスプリンクラーで散水、朝の厳しい冷え込みで少しずつ成長させていくのだそうです。

水を撒いて人工的に制作するとはいえ、氷柱が成長するかは朝の冷え込み次第。実際、2020年は暖冬のために氷柱が成長せず、1月中に公開を終了してしまったそうです。

今年2023年は寒い日が続いたため、氷柱の出来がよく、2月上旬には見ごろを迎えました。2月23日まで公開されていますので、ご覧になりたい方は、早めに訪問することをおすすめします。

2023年の「あしがくぼの氷柱」の開催期間は以下のとおりです。

  • 開催期間: 2023年1月7日(土)~2月23日(祝・木)
  • 開催時刻
    • 日中: 9時~16時(最終入場16時)
    • ライトアップ(金土日祝): 17時~20時(1月)、17時45分~20時(2月)
  • 入場料
    • 日中: 中学生以上 400円、小学生 200円
    • ライトアップ: 中学生以上 500円、小学生 300円

なお、土日祝日のライトアップは予約制になっています。Webサイトからの事前予約か、西武秩父線利用者に芦ヶ久保駅で配布される整理券が必要です。

詳しくは、「あしがくぼの氷柱」のWebサイトをご確認ください。

あしがくぼの氷柱 - 歩楽~里(ぶら~り)よこぜ
寒さが厳しい冬に出会える氷の光景 あしがくぼの氷柱は、例年1月上旬から2月下旬に開催されます。高さ30m 幅2
スポンサーリンク

「あしがくぼの氷柱」は西武秩父線 芦ヶ久保駅から徒歩10分の好アクセス!

西武の特急「ラビュー」

西武の特急「ラビュー」

「あしがくぼの氷柱」は、秩父エリアで公開されている氷柱の中では最もアクセスが良く、西武秩父線の芦ヶ久保駅から徒歩で10分ほどです。

芦ヶ久保駅へは、池袋駅、飯能駅などから西武池袋線、西武秩父線が便利です。

  • 芦ヶ久保駅へのアクセス
    • 池袋駅から西武池袋線 急行飯能行きで約50分の飯能駅で乗り換え
    • 飯能駅から西武秩父線 普通列車で約40分の芦ヶ久保駅で下車

「あしがくぼの氷柱」が公開されている期間の土休日は、西武池袋線・秩父線を走る特急「ちちぶ」(ラビュー)が、芦ヶ久保駅に臨時停車します。

  • 特急「ちちぶ」(ラビュー)の芦ヶ久保駅臨時停車(2023年)
    • 運転日: 2023年1月7日(土)~2月23日(木・祝)の土休日
    • 臨時停車する列車
      • 下り(西武秩父行き): ちちぶ7号、9号、11号、13号、15号、17号、19号、21号、25号
      • 上り(池袋行き): ちちぶ30号、32号、36号、40号、44号、48号

詳しくは、西武鉄道のニュースリリースをご覧ください。

『あしがくぼの氷柱』公開にあわせ 一部の特急列車が芦ヶ久保駅に臨時停車します!
西武鉄道の『あしがくぼの氷柱』公開にあわせ 一部の特急列車が芦ヶ久保駅に臨時停車します!について。時刻表、路線図、運行情報、乗換案内、運賃表など西武沿線のご利用案内から、特急レッドアロー号・S-TRAINのご案内、レジャー情報、沿線の暮らす...

土休日に訪れるなら、特急列車の利用をおすすめします。2019年にデビューしたばかりの新型特急車両「ラビュー」は、とても快適です。車内の様子などは、以下の乗車記をご覧ください。(2019年のゴールデンウィークに運転された臨時列車の乗車記です)

西武の新型特急「Laview(ラビュー)」乗車記、ゆったりと包み込むようなシートにBGMが流れる車内は乗り心地抜群!
2019年3月にデビューしたばかりの西武鉄道の新型特急「Laview(ラビュー)」に乗車してきました。曲面の先頭デザインや、極端に大きな窓、黄色を基調としたインテリアデザインなど、先代のニューレッドアローとは一線を画した車両に仕上がっていま...
スポンサーリンク

「あしがくぼの氷柱」見学記

2023年2月4日の土曜日、西武秩父線沿線にある飯能アルプスのハイキングを楽しんだあと、午後から「あしがくぼの氷柱」を見に行きましたので、その様子をお届けします。ライトアップではなく、日中時間帯での見学です。

芦ヶ久保駅から徒歩10分で「あしがくぼの氷柱」会場へ

芦ヶ久保駅に到着した西武秩父線の普通電車

芦ヶ久保駅に到着した西武秩父線の普通電車

西武秩父線の普通電車で芦ヶ久保駅に到着しました。土曜日の14時半頃でしたが、大勢の乗客が芦ヶ久保駅で下車しました。「あしがくぼの氷柱」の人気のほどがうかがえますね。

西武秩父線の芦ヶ久保駅

西武秩父線の芦ヶ久保駅

芦ヶ久保駅です。駅前も、氷柱見学に訪れたと思われる観光客や家族連れで賑わっていました。「あしがくぼの氷柱」は、芦ヶ久保駅の駅前広場からすぐ左側へ伸びるアスファルトの道を下っていきます。

芦ヶ久保駅の駅前にある「道の駅果樹公園 あしがくぼ」

芦ヶ久保駅の駅前にある「道の駅果樹公園 あしがくぼ」

芦ヶ久保駅の駅前には、「道の駅果樹公園 あしがくぼ」があります。帰りにちょっとのぞいてみましたが、農産物やお土産を売るお店のほかに食堂などもありました。電車の時間までここでお買い物をするもの良さそうです。

「あしがくぼの氷柱」のチケット売り場への道

「あしがくぼの氷柱」のチケット売り場への道

その道の駅を右側に眺めながらアスファルトの道を下ると、突きあたりに「あしがくぼの氷柱」への入口があります。この先にチケット売り場があり、そこで400円の入場料を支払って入場します。支払いには交通系ICカードを利用することもできます。

チケット売り場から氷柱会場への道

チケット売り場から氷柱会場への道

チケット売り場からは、このような土の道を歩いてきます。行きと帰りで道が分けられています。このような道を5~6分歩いていきます。

西武秩父線の線路の向こうに氷柱が見えてきた!

西武秩父線の線路の向こうに氷柱が見えてきた!

西武秩父線の線路の下をくぐると、いよいよ氷柱が公開されている会場です。

不思議な形の氷柱が立ち並ぶスポット

不思議な形の林立する氷柱

不思議な形の林立する氷柱

会場に入ると、すぐに氷柱が立ち並ぶスポットがあります。上部が丸くなった不思議な形の氷柱がたくさん林立していて、なかなかに壮観です。

ここは下に沢が流れているようで、氷柱の下の方は大きなつららになっていますね。沢の流れと氷柱を一緒に写真に収めている方が多かったです。

クラゲのような形の氷柱

クラゲのような形の氷柱

近くで見てみると、なおさら不思議な形に見えます。クラゲのような形の氷柱がいくつも並んでいて、まるで生きもののように見えます。

あしがくぼの氷柱の会場内の通路と富士浅間神社の鳥居

氷柱会場内の通路と富士浅間神社の鳥居

会場の中には通路が通っていて、その両側に氷柱が並んでいます。木の鳥居は、富士浅間神社の鳥居です。これをくぐって進みます。

ちなみに、会場内は一方通行になっていて、戻ることはできません。それぞれのスポットで、氷柱をしっかり見学してから先に進みましょう。

斜面に広がる迫力満点の氷柱の壁!

斜面一面に壁のように広がる巨大な氷柱

斜面一面に壁のように広がる巨大な氷柱

広場の先には、最大の氷柱スポットがあります。山の斜面一面に氷柱が立ち並んでいて、まさに大迫力! 近くで撮影すると、カメラの画角にとても収まりません。

下の方は上部が丸い氷柱が、上の方は木の枝にびっしりと氷が着いています。

このあたりは、東京に比べると寒いとはいえ、日中は10℃近くまで気温が上がります。見学している間にも、何度か音がして、氷の欠片が下に落ちていました。日中はどんどん溶けてしまうので、夜の寒さでまた凍らせるのでしょうね。

「あしがくぼの氷柱」の記念撮影スポット

「あしがくぼの氷柱」の記念撮影スポット

最も大きな氷柱スポットの前には、「あしがくぼの氷柱2023」と書かれた看板が掲げられていて、記念撮影スポットになっていました。

氷柱と西武秩父線の電車

氷柱と西武秩父線の電車

通路を進んでいくと、少し高いところから、西武秩父線の線路と氷柱を見渡すことができる場所がありました。普通電車がやってきたので、一緒に撮影してみました。「ラビュー」のほうが絵になるかもしれません。撮り鉄の方は、時刻表を持参しましょう。

おもてなし広場から巨大な氷柱を一望!

巨大な氷柱を俯瞰

巨大な氷柱を俯瞰

会場内の通路は、このように少し上り坂になっています。通路の途中で振り返ってみると、先ほどの巨大氷柱全体を見渡すことができました。手前の広場にいる人と比べると、やはり大きいですね。

この上には、三脚や一脚を利用できる撮影エリアがあります。日中であれば不要かもしれませんが、ライトアップを撮影するときには三脚があったほうが良さそうですね。

ストーブが焚かれている「おもてなし広場」

ストーブが焚かれている「おもてなし広場」

通路を一番上まで上がると、「おもてなし広場」があります。ストーブが焚かれていて、その周りにベンチがあります。

おもてなし広場から見下ろす巨大な氷柱

おもてなし広場から見下ろす巨大な氷柱

おもてなし広場からは、先ほどの巨大な氷柱を見下ろす形で見学することができます。何度見ても大きい! 埼玉県の、それも町に近いところで、これだけ大きな氷柱を育てるのは大変でしょうね。今年はいくら厳冬とはいっても、たまに春のように暖かい日もありますから……。

おもてなし広場の甘酒と紅茶のふるまい

おもてなし広場の甘酒と紅茶のふるまい

おもてなし広場では、甘酒と紅茶のふるまいがありました。甘酒は秩父の地酒の酒粕を利用したもの、紅茶は横瀬町産のものだそうです。

だいぶ冷えてきたので、温かい甘酒をいただきました。

温かい甘酒と氷柱

温かい甘酒と氷柱

甘酒で温まりながら、巨大な氷柱を眺めます。

こんな感じで、氷柱をまじまじと眺めたり、写真を撮ったりしていたら、あっという間に1時間も経ってしまいました。電車の時間が近づいてきたので、駅に戻ることにしました。

「あしがくぼの氷柱」の会場は、周りを氷に囲まれているせいか、駅前などと比べるとかなり温度が低いように感じました。ゆっくり見ると1時間ほどはこの会場にいることになりますので、防寒対策はしっかりとしたほうがいいです。

横瀬駅から徒歩10分の「武甲温泉」へ

西武秩父線の横瀬駅

西武秩父線の横瀬駅へ移動

芦ヶ久保駅に戻り、西武秩父行きの電車で一駅、横瀬駅で下車しました。

横瀬駅から徒歩10分ほどのところにある「武甲温泉」を目指します。氷柱を見学していて、だいぶ冷えてしまったので、温泉で温まろうという魂胆です。

以前は横瀬駅から頻繁に送迎バスがあったのですが、今は後述の氷柱会場などを結ぶシャトルバスが1時間に1本のみ。次のバスまで時間があるので、歩いてしまいました。

横瀬駅から徒歩10分のところにある武甲温泉

横瀬駅から徒歩10分のところにある武甲温泉

武甲温泉に到着しました。入館料は大人900円(土休日)ですが、「あしがくぼの氷柱」の入場券があると100円引きとのことで、800円になりました。

ちなみに、「あしがくぼの氷柱」開催期間中の土休日だけですが、氷柱会場~小松沢農園(いちご・しいたけ)~武甲温泉~横瀬駅を結ぶシャトルバスが運転されています。詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください。

土日祝日限定 氷柱シャトルバス時刻表 - 歩楽~里(ぶら~り)よこぜ
氷柱開園期間の土日祝日に限り運行します。(R6.1.6~2.25土日祝予定)氷柱・いちご農園・武甲温泉・横瀬駅

これを運行するために、横瀬駅~武甲温泉の送迎バスが運転されていないのかもしれませんね。帰りはシャトルバスに乗りましたが、車両は武甲温泉の送迎バスでしたので。

武甲温泉のビールで乾杯!

武甲温泉のビールで乾杯!

それはともかく、さっそく温泉で温まりました。泉質は単純硫黄温泉で、これといって特筆すべきことはないのですが、露天風呂は大きくて、ややぬるめなので長時間温まることができました。

ということで、湯上りは休憩室へ移動してビールで乾杯!

武甲温泉食堂の「ソースカツ丼」

武甲温泉食堂の「ソースカツ丼」

秩父らしいわらじかつが乗った「ソースカツ丼」をおいしくいただきました。

ここ数年で武甲温泉には何度か足を運んでいますが、今回はかなり賑わっていましたね。いつもは地元の年配の方が多いイメージでしたが、今回は家族連れが多く、とてもにぎやかでした。「あしがくぼの氷柱」の帰りに立ち寄る方が多いのでしょうね。

秩父湯元 武甲温泉 | 名物炭酸泉「美肌の湯」
秩父のシンボル武甲山の麓、西武鉄道・横瀬駅より徒歩約10分。名物の炭酸泉や単純硫黄温泉の露天風呂やジェットバス、サウナを完備した美肌の湯。隣接の武甲の湯別館は宿泊も可能。秩父・長瀞観光やビジネスにご利用ください。

以上、「【あしがくぼの氷柱】高さ30メートル! 迫力がありつつも神秘的な氷柱! 西武秩父線の電車と一緒に撮影もできます!」でした。駅からのアクセスが良いですし、秩父観光とセットで訪問することもできますので、ぜひ訪れてみてください。

旅行記汽車旅汽車旅-西武鉄道
スポンサーリンク
この記事を書いた人
乗り鉄歴25年!
ひさ

乗り鉄歴25年! 青春18きっぷやフリーきっぷを利用して、関東甲信越、北海道、東北によく乗り鉄に出かけます。このブログでは、これまでの乗り鉄経験を活かして、おすすめの列車や路線、青春18きっぷ活用のノウハウ、お得なきっぷの情報などを掲載しています。

ひさをフォローする
ひさをフォローする
ひさの乗り鉄ブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました