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【乗車レポート】 東武の新型特急「リバティ会津」に乗ってみた!(乗車編) 下今市で車内の雰囲気が大きく変わる不思議な列車でした

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浅草駅に入線するリバティ

前回の設備編のレポートに続き、今回は「リバティ会津」の乗車レポートを、車内の様子を中心にお伝えしたいと思います。浅草~会津田島の全区間を乗車すると3時間半近くかかりますが、途中の下今市で車内の雰囲気が大きく変るのが印象的でした。

なお、リバティ会津の設備編のレポートは、下記の過去記事をご覧ください。

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1日4往復の「リバティ会津」、浅草~下今市はリバティけごんと併結

「リバティ会津」は、浅草から、東武スカイツリーライン・日光線・鬼怒川線、野岩鉄道線、会津鉄道線を経由して、会津田島まで、1日4往復運転されています。

浅草~下今市は、東武日光行きの「リバティけごん」と併結されて運転されます。今回乗車したのは、「リバティ会津111号」でしたが、併結相手は「リバティけごん11号」となっていて、リバティけごんの号数に100を加えたのがリバティ会津の号数になるようです。

下り列車はリバティ会津が1~3号車、リバティけごんが4~6号車

リバティの併結部

リバティは3両編成ですが、それを2編成併結して運転しています。下り列車は、前がリバティ会津で1~3号車、後ろがリバティけごんで4~6号車となっていました。

ところが、上り列車は、会津田島で見たところ、リバティ会津が4~6号車となっていましたので、上り下りともに進行方向の前から1号車、2号車、・・・となっているようでした。新幹線やJRの特急列車とは号車番号のつけ方が異なるようです。

リバティ併結部の狭い通路

ちなみに、リバティ会津とリバティけごんの間(3号車と4号車の間)は通り抜けができるようになっています。ただ、通路の幅がとても狭いので、途中でほかの人とすれ違うのは大変かもしれません。もっとも、この間を行き来する理由はほとんどないのですが…。

浅草~下今市は全席指定で落ち着いた雰囲気

リバティ会津111号は、9時ちょうどに浅草を出発します。隅田川にかかる橋を渡ると、すぐに最初の停車駅、とうきょうスカイツリー駅です。その後、10分ほどで北千住にも停車します。

北千住を出ると、複々線の急行線側を快走します。ようやく特急らしい走りになります。このあとは、春日部、新栃木、新鹿沼、下今市と停車していきます。

東武の特急列車は基本的に全席指定です。このリバティ会津111号も同様です。立ち客がいないため、車内は落ち着いた雰囲気です。この日は平日でしたが、春日部までの短距離の利用や、新栃木、新鹿沼までの利用客などもいたようで、少しずつ下車していきました。

設備編のレポートでもお伝えしたように、実用性重視の明るい車内で、上記のような落ち着いた雰囲気ですので、ビジネス利用に最適だと思います。

下今市から先は雰囲気が一変! 普通列車の補完列車の役割も

ところが、この落ち着いた雰囲気は下今市までです。

リバティの特急券の購入について書いた記事でも触れましたが、リバティ会津は、下今市~会津田島間の相互駅間利用に限り、乗車券のみで利用できる特例が設けられています。乗車券のみで乗車可能だった快速・区間快速が廃止されてしまい、このリバティ会津が代替の列車として設定されたため、特急券なしで乗車できる列車が減ってしまうことへの救済策だと思います。

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下今市で雰囲気が一変したのは、その特例を活用する乗客がとても多かったためです。おそらく、日光方面から、鬼怒川温泉や南会津へ周遊するルートで旅行をしている観光客だと思いますが、下今市で大量の乗車があり、これまで5~6割程度の乗車率だった車内が、一気に満席に。しかも、デッキにはかなりの立ち客がでるほどになってしまいました。

下今市での分割作業

下今市では、リバティ会津とリバティけごんの分割作業があります。この様子を見るためにホームに出ていたのですが、車内に戻ってきたらものすごい混雑になっていたので、びっくりしたのでした。

当然、落ち着いた雰囲気はなくなり、トイレに行くのも苦労するほどの混雑になってしまいました。

鬼怒川温泉で大量下車、その後はまた乗客の動きが少なくなりました

下今市から20分ほどで到着する鬼怒川温泉で大量の下車があって、また車内は空いてきました。

下今市からは各駅停車になるのですが、普通列車代わりに利用する客がちらほら 見られるものの、絶対数としては多くなく、車内の混雑に影響するほどではありませんでした。

新藤原から野岩鉄道線に入ったあとも同様で、乗車・下車する客は少なく、車内は落ち着いた雰囲気でした。結局、鬼怒川温泉で下車しなかった多くの乗客は、終点の会津田島まで乗りとおしたようでした。

鬼怒川温泉までは全席指定のほうがよいのでは?

今回乗車したリバティ会津111号では、下今市~鬼怒川温泉の需要が圧倒的に多かったようでした。鬼怒川温泉の観光地としての魅力が大きいことや、今回のダイヤ改正に際して東武鉄道がアピールしているように、日光~鬼怒川温泉の周遊ルートが定着してきたことなどから、このような状況になっているものと思います。

実は、東武日光・下今市~鬼怒川温泉・新藤原間には普通列車や快速列車(AIZUマウントエクスプレス)もそれなりの本数が走っています。リバティ会津111号の7分後には、下今市発鬼怒川温泉行きの普通列車が設定されています。鬼怒川温泉までの乗客をそちらに誘導してくれればよいのですが、下今市から乗ってきた乗客の話を聞いていると、特急券なしでも乗れるといわれたからという声が聞こえてきており、下今市駅でリバティ会津に乗車するように案内していたようです。

浅草・新宿~鬼怒川温泉を結ぶ特急「きぬ」「スペーシアきぬがわ」では、特急券なしで乗車できるという特例は適用されていません。であれば、リバティ会津でも同様の扱いでよいのではないかと思います。せっかく全席指定にして、車内の落ち着いた雰囲気を作っているのに、下今市~鬼怒川温泉の20分間だけで、その雰囲気を壊してしまっているのはもったいないように感じました。

あるいは、リバティ会津の数分前に普通列車を先行させるといったダイヤの工夫で、鬼怒川温泉までの短距離の乗客を普通列車に誘導するようにしてもよいと思います。

以上、リバティ会津の車内の様子を中心にレポートしました。全体的に車内は落ち着いていましたが、下今市~鬼怒川温泉の混雑だけはどうにかならないかなぁ、と思いました。