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【2018年秋の臨時列車】 JR各社が運転計画を発表! 注目は秋田新幹線E6系との並走が期待できる「SLこまち号」、紅葉狩りに適した列車も多数運転されます!

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JR各社が2018年秋(2018年10月~11月)の臨時列車・増発列車の運転計画を発表しました。一番の注目は、秋田~湯沢間で運転される「SLこまち号」でしょう。E6系こまち号との並走も期待されます。また、各地で紅葉狩りに適した観光列車・臨時列車も多数運転されます。

この記事では、JR各社の2018年秋の臨時列車の中から、注目度の高い列車や、秋の観光におすすめの列車をピックアップしてご紹介します。

※2018.09.06更新(SLこまち号の詳細を追加、秋田支社・水戸支社のリリースを追加)
※2018.08.25更新(185系の臨時列車の情報を追加)

2018年秋の臨時列車・増発列車の運転計画を発表

2018年8月24日、JR各社が2018年秋(2018年10月~11月)の臨時列車、増発列車の運転計画を発表しました。

各社のリリースへのリンクは以下の通りです。

(注意)JR西日本のリンク以外はニュースリリースのPDFファイルが開きます。

「SLこまち号」、秋田新幹線こまち号との並走に期待!

9月~11月の3ヶ月間、秋田県とJR東日本秋田支社は「秋田県秋の大型観光キャンペーン」を開催します。その目玉列車が、快速「SLこまち号」です。

  • 快速「SLこまち号」
    • 運転日: 10月13日(土)、14日(日)
    • 運転時刻(上り): 秋田 07:10発 → 大曲 08:47着/08:49発 → 横手 09:16着/1138発 → 湯沢 12:09着
    • 運転時刻(下り): 湯沢 12:39発 → 横手 13:08着/14:45発 → 大曲 15:11着/15:34発 → 秋田 17:21着
    • 途中停車駅: 和田、羽後境、刈和野、大曲、横手、十文字
    • 編成: C61(蒸気機関車)+旧型客車6両+DL(ディーゼル機関車)

秋田新幹線「こまち号」との並走は?

SLの運転というだけでも期待大ですが、快速「SLこまち号」が走る奥羽本線は、秋田~大曲間で、秋田新幹線こまち号が走る線路と並んでいます。

過去に同区間をSLが走行したときには、秋田新幹線E6系電車との並走が見られました。今回も、秋田新幹線こまち号との並走に期待が高まります。

秋田新幹線の定期列車の運転時刻と比べてみましょう。

SLこまち号 秋田新幹線こまち号
上り 秋田 07:10発 → 和田 07:42発 → 大曲 08:47着 秋田 07:16発 → 大曲 07:46着
(こまち10号)
下り 大曲 15:34発 → 和田 16:41着 → 秋田 17:21着 大曲 16:33発 → 秋田 17:08着
(こまち23号)


SLこまち号の途中駅の運転時刻が詳しくわからないので、推測になってしまいますが、

  • 上りは、秋田→大曲間を走行中に、こまち10号に抜かれる
  • 下りは、大曲→秋田間を走行中に、こまち23号に抜かれる

という可能性が高そうです。

特に、上りは、6分後に秋田駅を出発するこまち10号に対して、SLこまち号は、大曲までの間で3駅に停車します。速度の差を考えても、秋田駅に近いところで抜かれるのではないでしょうか。

(2018.09.06 追記)

JR東日本秋田支社の「秋の増発列車のお知らせ」に、途中停車駅の時刻が掲載されています。

上記の表に、和田駅の発着時刻を追加しました。これによると、上り・下りともに、秋田~和田間で、SLこまち号と秋田新幹線こまち号の並走が見られそうです。

横手駅で転車台イベント?

もう一つの注目点は、秋田から大曲までの所要時間です。各駅に停車する普通列車でも2時間弱で走る距離ですが、SLこまち号は5時間もかかっています。

www.nikkei.com

上記の記事によると、転車台のある途中の横手駅でSLが向きを変える、とあります。秋田から湯沢までの所要時間を考えると、横手駅で長時間停車し、転車台でSLが向きを変えるのを見物するようなイベントがあるのではないでしょうか。

おそらく、秋田~横手間はSLが先頭、横手でSLの向きを変えるとともに、DLとSLを入れ替え、横手~湯沢間はDLが先頭で牽引することになるのではないかと思います。

(2018.09.06 追記)

秋田支社のリリースにより、上り/下りともに、横手駅で2時間前後の停車時間があることがわかりました。この時間を利用して、転車台でSLの向きを変えることになるのでしょう。

区間 ←秋田(編成)湯沢→
上り 秋田→横手 DL+旧型客車6両+SL> →
横手→湯沢 <SL+旧型客車+DL →
下り 湯沢→秋田 ← <SL+旧型客車+DL

※ 矢印は進行方向、SL>の">"はSLの向きを表す

こんな形になるのでしょうか? (間違っていたらごめんなさい)

鳴子峡の紅葉を楽しむ「リゾートみのり」+「風っこ湯けむり紅葉号」

仙台~新庄間を東北本線・陸羽東線経由で走る定番の観光列車「リゾートみのり」。鳴子温泉の近くにある鳴子峡は、紅葉の名所です。それ以外にも、陸羽東線は山間部を走行しますので、紅葉を眺めるのにはもってこいの観光列車です。

その「リゾートみのり」に、トロッコ形の車両「風っこ」を利用した「風っ子湯けむり紅葉号」が連結して走ります。天気が良ければ、開放感のあるトロッコ車両で紅葉を楽しむことができますね。

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「リゾートみのり」(左)と「びゅうコースター風っこ」

  • 快速「リゾートみのり」+「風っこ湯けむり紅葉号」
    • 運転日: 10月25日(木)~30日(火)、11月2日(金)~4日(日)、9日(金)~11日(日)
    • 運転時刻(下り): 仙台 09:13発 → 新庄 12:26着
    • 運転時刻(上り): 新庄 15:01発 → 仙台 17:39着
    • 車両: みのり2両+風っこ2両(4両とも全車指定席)

外見の全く異なる2つの列車が連結できるのかと思いましたが、「みのり」「風っこ」ともに、もともとはキハ48形気動車だったのですね。

この2つの列車が連結して走る様子は、なかなか見られないでしょうから、撮り鉄さんも注目でしょうか。

ちなみに、「リゾートみのり」単体(3両編成)では、同時刻で、10月6日~8日、18~21日、11月17~18日、23~25日にも運転されます。温泉と紅葉を楽しむ旅にぴったりですね。

「ばんえつ物語号」用の客車を利用した臨時列車を各地で運転!

新潟~会津若松を走るSL列車「SLばんえつ物語号」を牽引する蒸気機関車C57-180号機は、テンダー車(石炭と水を積む車両、炭水車)の車輪に不具合が発生したため、長期運休となってしまいました。

SLとしては走れないわけですが、「ばんえつ物語号」に利用される客車(12系 7両編成)を利用した臨時列車が運転されます。

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阿賀野川の車窓が美しい磐越西線

  • 快速「DLばんえつ物語」
    • 運転日: 10月7日(日)、8日(月・祝)
  • 快速「紅葉ハロウィントレイン」
    • 運転日: 10月27日(土)、28日(日)
  • 快速「紅葉ばんえつ物語」
    • 運転日: 11月3日(土)、4日(日)
  • 運転時刻(上記3列車すべて同一)
    • 運転時刻(上り): 新津 10:05発 → 会津若松 13:35着
    • 運転時刻(下り): 会津若松 15:25発 → 新津 18:40着
  • 車両: DL+ばんえつ物語用12系客車(7両編成, 全車指定席)

「DLばんえつ物語」「紅葉ハロウィントレイン」「紅葉ばんえつ物語」の3つの列車は、SL「ばんえつ物語号」と同じルート・時刻での運転です。蒸気機関車の牽引でないのは残念ですが、車窓からは阿賀野川が見え、この時期は紅葉も美しいでしょう。会津観光と、客車列車からの紅葉狩りを合わせた旅行によさそうですね。

  • 快速「EL日本海庄内号」
    • 下り(新津→酒田)
      • 運転日: 11月10日(土)
      • 運転時刻: 新津 09:09発 → 酒田 13:21着
    • 上り(酒田→新津)
      • 運転日: 11月11日(日)
      • 運転時刻: 酒田 10:10発 → 新津 13:13着
    • 停車駅: 新津・新発田・中条・坂町・村上・桑川・府屋・あつみ温泉・鶴岡・余目・酒田
    • 車両: EL(電気機関車)+ばんえつ物語用12系客車(7両編成, 全車指定席)

「EL日本海庄内号」は、羽越本線を走る客車列車ということで、注目度は高そうです。羽越本線は日本海岸に沿って走る路線で、桑川駅周辺の「笹川流れ」をはじめとして、日本海の絶景を眺められます。秋の観光シーズンに乗車してみるのもよさそうです。

上越線で紅葉シーズンの観光列車を多数運転

上越線の水上~越後湯沢間は、上越国境を超える山間部を走行しますので、この時期には素晴らしい紅葉を眺めることができます。高崎~水上を走るSL列車との接続も考慮されているようですので、SLを楽しんだ後は、観光列車で紅葉狩り、という鉄道旅行もできそうですね。

「リゾートやまどり」の車両で運転される快速「やまどりもぐら」「やまどりループ」

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座席が超ゆったりの観光列車用の車両「リゾートやまどり」

  • 快速「やまどりもぐら」
    • 運転日: 10月6日(土)~8日(月・祝),11月17日(土)~18日(日)
    • 運転時刻: 水上 12:25発 → 湯檜曽 12:33発 → 土合 12:40着/13:00発 → 越後湯沢 13:42着
  • 快速「やまどりループ」
    • 運転日: 10月6日(土)~8日(月・祝),11月17日(土)~18日(日)
    • 運転時刻: 越後湯沢 14:03発 → 土合 14:43着/14:52発 → 湯檜曽 15:09発 → 水上 15:15着

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「もぐら駅」土合に停車中の「やまどりもぐら」

おなじみの「リゾートやまどり」の車両で運転される臨時列車です。下りの「やまどりもぐら」は、トンネル内にある土合駅で20分の停車時間があり、列車から降りてトンネル駅の様子を見学することができます。

上りの「やまどりループ」は、上越国境の「清水トンネル」前後にあるループ線(高度を稼ぐためにループ状に線路が敷かれている区間のこと)を車窓から見ることができます。

「リゾートやまどり」については、以下の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。

www.kzlifelog.com

なお、10月8日を除いて、水上~高崎間を走る「SLぐんま みなかみ」と水上駅で接続します。

  • 下り(高崎→水上→越後湯沢)
    • 高崎 09:56発 → 水上 12:03着(SLぐんま みなかみ)
    • 水上 12:25発 → 越後湯沢 13:42着(やまどりもぐら)
  • 上り(越後湯沢→水上→高崎)
    • 越後湯沢 14:03発 → 水上 15:15着(やまどりループ)
    • 水上 15:20発 → 高崎 17:13着(SLぐんま みなかみ)

いずれも、全車指定席の列車ですので、事前に座席指定券を確保しておきましょう。

新潟から上越線・只見線への紅葉狩りに最適な「谷川岳紅葉号」「只見紅葉満喫号」

  • 快速「谷川岳紅葉号」
    • 運転日: 10月6日(土)~8日(月・祝)
    • 運転時刻(上り): 新潟 07:11発 → 水上 10:57着
    • 運転時刻(下り): 水上 16:30発 → 新潟 19:11着
    • 車両: リゾートやまどり(全車指定席)

新潟から上越線方面、水上まで直通で運転されるのが「谷川岳紅葉号」です。沿線の紅葉には少し早い時期かもしれませんが、列車名のとおり、谷川岳の紅葉を楽しむのが良いでしょう。

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谷川岳ロープウェイで手軽にアクセスできる天神平

谷川岳天神平へは、水上駅からバスとロープウェイでアクセスできます。新潟方面からの往復に「谷川岳紅葉号」を利用したとしても、水上駅で5時間以上の滞在時間がありますので、谷川岳・天神平の観光には十分でしょう。

谷川岳ロープウェイについては、以下の記事も参考にしてみてください。

www.kzlifelog.com

この列車も、「リゾートやまどり」の車両で運転されます。座席配置が1+2という、非常にゆったりとした列車ですし、上越国境超えのダイナミックな車窓も楽しめますので、この列車に乗るだけでも、十分に観光した気分になれると思います。


  • 快速「只見紅葉満喫号」
    • 運転日: 10月27日(土)~28日(日)
    • 運転時刻(上り): 新潟 07:11発 → 只見 10:41着
    • 運転時刻(下り): 只見 13:18発 → 新潟 16:09着
    • 車両: キハ47形 2両編成(全車指定席)

新潟から、只見線へ直通する臨時列車です。只見線の小出~只見間を走行しますが、この区間は山間部を走りますし、只見の少し手前には田子倉湖というダム湖が車窓から見えるところもあります。紅葉を眺めるには魅力的な路線でしょう。

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険しい山間部を往く只見線の只見~小出間

なお、只見線は、2011年の豪雨被害の影響で、只見~会津川口間が不通・バス代行となっています。鉄道での復旧が決まり、既に復旧工事が始まっています。2021年度には運転が再開される予定になっています。

2017年夏に只見線に乗車したときのレポートを記事にしていますので、只見線がどのような路線かを知りたい方はご覧ください。

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そろそろ見納め? 185系利用の臨時列車

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間もなく引退という噂の185系電車

国鉄型の特急車両185系は、老朽化によりE257系への置き換えが進められています。本丸の特急「踊り子」はまだですが、臨時列車用の185系車両は、既にE257系へ置き換えが始まっています。

そんな185系を利用した臨時列車が、鎌倉方面、川越方面へ運転されます。

青梅線から熱海・鎌倉へ! 「ホリデー快速あたみ号」「鎌倉紅葉号」

  • 快速「ホリデー快速あたみ号」
    • 運転日: 11月10日(土)~11日(日)
    • 運転時刻(下り): 青梅 08:41発 → 熱海 11:41着
    • 運転時刻(上り): 熱海 17:10発 → 青梅 19:54着
    • 途中停車駅: 河辺・羽村・拝島・昭島・立川・府中本町・横浜・大船・藤沢・小田原・湯河原
    • 車両: 185系 6両編成(全車指定席)
  • 快速「鎌倉紅葉号」
    • 運転日: 11月23日(金)~25日(日)
    • 運転時刻(下り): 青梅 08:41発 → 鎌倉 10:23着
    • 運転時刻(上り): 鎌倉 18:00発 → 青梅 19:54着
    • 途中停車駅: 河辺・羽村・拝島・昭島・立川・府中本町・横浜・大船・北鎌倉
    • 車両: 185系 6両編成(全車指定席)

青梅線から東海道線、横須賀線方面へ走る臨時列車です。府中本町から鶴見までは、武蔵野貨物線を経由します。中央線・青梅線から東海道線方面への臨時列車のルートとして、旅客列車もたまに通過します。貨物線の区間はほとんどがトンネルですが…。

川越まつりへのアクセス列車「川越まつり号」「おさんぽ川越号」

  • 快速「川越まつり号」
    • 運転日: 10月20日(土)~21日(日)
    • 運転時刻
      • 大船 09:29発 → 川越 11:09着
      • 川越 16:40発 → 大船 18:28着
    • 車両: 185系 6両編成(全車指定席)
  • 快速「おさんぽ川越号」
    • 運転日: 10月20日(土)~21日(日)
    • 運転時刻
      • 新習志野 09:03発 → 川越 10:29着
      • 川越 16:00発 → 新習志野 17:41着
    • 車両: 185系 4両編成(全車指定席)

10月20日~21日に開催される「川越まつり」へのアクセス列車です。

川越は、東武東上線の急行列車で池袋から30分程度と、比較的アクセスしやすいので、無理にこれらの臨時列車に乗る必要はないのですが、東海道線や武蔵野線沿線から乗り換え不要というのはメリットになりそうです。

一方、「川越まつり」が一番盛り上がる「曳っかわせ」は19時~21時ごろ。これらの臨時列車は少し時間帯が合わないようです。片道だけ利用するというのもよいかもしれませんね。


以上、2018年秋のおすすめ臨時列車をご紹介しました。「SLこまち号」の運転は注目です。紅葉シーズンに最適な観光列車・臨時列車もたくさん運転されますので、鉄道旅行で紅葉狩りにでかけてみてはいかがでしょうか。