JR北海道は、2026年7月から最長で2027年2月末まで、釧網線に3日間乗り放題となる「釧網線フリーパス」と、花咲線に3日間乗り放題となる「地球探索鉄道花咲線フリーパス」を発売します。2026年度は「ぐるっと北海道」「JR北海道 e-Pass」に加えて「JAL MaaS」でも購入できる電子チケットとなり、道東観光や鉄道旅に便利に使えます。
釧網線・花咲線に3日間乗り放題のフリーパス!「釧網線フリーパス」「地球探索鉄道花咲線フリーパス」
JR北海道は、釧網線に3日間乗り放題の「釧網線フリーパス」と、花咲線に3日間乗り放題の「地球探索鉄道花咲線フリーパス」(以下「花咲線フリーパス」)を発売します。利用期間は2026年7月1日から2027年2月28日までです。
それぞれのフリーパスの概要は以下のとおりです。
| きっぷ名 | 釧網線フリーパス・地球探索鉄道花咲線フリーパス |
|---|---|
| 利用期間 | 2026年7月1日~2027年2月28日 |
| 備考 | |
| 発売期間 | 2026年6月26日~2027年2月26日 ※販売予定枚数が上限に達したら発売終了 ※JAL MaaSでは7月1日から発売開始 |
| 有効期間 | 3日間 |
| フリーエリア | ・釧網線フリーパス: 釧網線(釧路~網走) ・花咲線フリーパス: 花咲線(釧路~根室) |
| フリーエリア (図) | |
| 出典 | https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Otoku/007252/ |
| 効用 | ・フリーエリア内の普通・快速列車の普通車自由席に3日間乗り放題 ・指定席を利用する場合は、別途、座席指定券の購入が必要 |
| 発売会社 | 北海道旅客鉄道株式会社 |
| 発売箇所 | ・JR北海道 e-Pass ・ぐるっと北海道 ・JAL MaaS |
| 価格(大人) | 5,400円 |
| 価格(小児) | 2,700円 |
価格は以下のとおりです。
| おとな | こども | |
|---|---|---|
| 釧網線 フリーパス |
5,400円 | 2,700円 |
| 花咲線 フリーパス |
4,000円 | 2,000円 |
「釧網線フリーパス」「地球探索鉄道花咲線フリーパス」ともに、デジタルフリーパスとして発売されます。発売箇所は以下の3か所となります。
なお、これらのフリーパスは沿線協議会等の補助金を活用して発売されます。そのため、補助金の上限から算定される所定枚数を発売したら、発売終了となります。
これらのフリーパスは「ぐるっと北海道」「JR北海道 e-Pass」「JAL MaaS」で購入できる電子チケットで、駅窓口や券売機では購入できません。
詳しくは、JR北海道のニュースリリースをご覧ください。
「釧網線フリーパス」「花咲線フリーパス」は往復利用なら断然お得!
「釧網線フリーパス」の価格は5,400円、「花咲線フリーパス」の価格は4,000円です。これはどれくらいお得なのでしょうか? 各路線の主要区間の普通運賃と比べてみましょう。
| 路線 | 区間 | 普通運賃 |
|---|---|---|
| 釧網線 | 釧路~網走 | 4,400円 |
| 釧路~川湯温泉 | 2,240円 | |
| 釧路~摩周 | 2,020円 | |
| 花咲線 | 釧路~根室 | 3,080円 |
| 釧路~厚岸 | 1,210円 |
「釧網線フリーパス」(5,400円)は、全線を片道乗車しても微妙に元が取れない価格設定になっています。ただ、往復ならかなりお得になります。釧路~川湯温泉・摩周の往復では元がとれない点は注意が必要です。基本的に、全線を往復するか、途中下車しながら往ったり来たりする使い方が向いています。
「花咲線フリーパス」(4,000円)も同様に片道乗車では元が取れません。ただ、花咲線の場合は行き止まり路線ですので、片道だけ乗車する方は少ないと思います。全線の往復乗車であれば十分にお得になります。釧路周辺から根室まで足を延ばす場合には便利なきっぷです。
有効期間が3日間ありますので、起終点となる釧路駅、網走駅、根室駅近辺や、沿線の観光地・温泉地などで宿泊し、道東観光を楽しむのがよさそうです。両路線とも列車の本数が少ないので、事前に計画をしっかりと立てておきましょう。
「釧網線フリーパス」「花咲線フリーパス」は冬の道東観光・鉄道旅にぴったりのフリーきっぷ

夏の摩周湖
「釧網線フリーパス」「花咲線フリーパス」は、それぞれ釧網線・花咲線に3日間乗り放題となるシンプルなフリーきっぷです。
2026年度は夏から冬にかけて利用できますので、知床、摩周、釧路湿原、根室方面など、季節ごとに表情が変わる道東の鉄道旅に活用しやすいきっぷです。
特に、釧網線沿線では、普通列車だけでなく、夏と冬の観光シーズンを中心に観光列車も運転されています。
初夏~秋の観光シーズンには、釧路~塘路間に「くしろ湿原ノロッコ号」が運転されています。釧路湿原を眺めながら、爽やかな北海道の夏を感じることができるトロッコ列車です。2026年の運転については、JR北海道の特設ページをご確認ください。
また、冬季には、釧路~標茶間に「SL冬の湿原号」が、オホーツク海側の網走~知床斜里間には「流氷物語号」が運転されます。
これらの観光列車に乗車するには、釧網線フリーパス」に加えて、指定席券が必要となりますので、あらかじめ「えきねっと」などで購入しておくようにしましょう。
以上、「【釧網線・花咲線フリーパス】釧網線・花咲線それぞれ3日間乗り放題のフリーきっぷ!」でした。釧網線、花咲線は、ふだんは単独のお得なきっぷがない路線ですので、期間限定とはいえうれしいフリーパスの発売です。夏・冬の道東観光に活用しましょう!
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道央エリアも含めて、道東方面のフリーきっぷとしては、「ひがし北海道フリーパス」が利用できます。4日間有効で2万円と安くはありませんが、特急列車にも乗り放題ですので、札幌や新千歳空港を起点に道東まで足を延ばすのであればお得になります。

北海道外から北海道への旅行商品には、JR北海道が発売するフリーきっぷよりも安くて使いやすい「JRフリーパス」を付けられるものがあります。以下の記事で、JRフリーパスの種類や、フリーパスを付けられる旅行商品を紹介していますので、ぜひご覧ください。

JR北海道が発売するお得なきっぷ(フリーきっぷ、割引きっぷ)のまとめ記事です。主に、乗り鉄や鉄道を利用した周遊の旅に便利でお得なきっぷを紹介しています。







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