ひさの乗り鉄ブログ

青春18きっぷの話題をはじめ、観光列車や風光明媚な路線の乗車記などを思うままに綴っていく乗り鉄ブログです。

【日光線~わたらせ渓谷鐵道 周遊ルート】 行き止まり路線をバスで結ぶ周遊ルート! 日光観光に渡良瀬川の渓谷美を満喫できます! ~青春18きっぷ おすすめ日帰り旅6~


青春18きっぷで日帰り旅、今回ご紹介するのは、日光へのアクセス路線「JR日光線」と、渡良瀬川の渓谷美が美しい「わたらせ渓谷鐵道」を路線バスでつないで周遊するルートです。世界遺産、日光の観光はもちろんのこと、渡良瀬川の車窓を満喫することができるおすすめのルートです。

日光観光と渡良瀬川の渓谷美、両方とも楽しんでしまう周遊ルート

f:id:kzlife:20190817130816j:plain
宇都宮駅に停車中の日光線「いろは」

宇都宮と日光を結ぶJR日光線は、世界遺産、日光へのアクセス路線です。宇都宮からは40分ほどでJR日光駅に到着します。

f:id:kzlife:20190817130854j:plain
わたらせ渓谷鐵道の終着駅、間藤駅

一方、わたらせ渓谷鐵道は、群馬県の桐生駅と栃木県日光市の間藤駅を結ぶ第三セクター路線です。渡良瀬川に沿って敷かれた鉄道で、車窓からは、渡良瀬川の上流域の渓谷美を存分に楽しむことができます。

これらの路線、いずれも、いわゆる「行き止まり路線」で、終点駅で接続する鉄道がありません。JR日光駅からは、徒歩ですぐのところに東武日光駅があり、東武日光線の乗り換えられるため、厳密には行き止まり駅とはいえないかもしれません。ただ、基本的には同じような方向に戻ることになるため、別の方向へ鉄道で抜けることができないという意味では、行き止まり路線といってもよいでしょう。

実は、この2つの路線の終着駅同士を結ぶ路線バスがあります。「日光市営バス 足尾線」です。

今回ご紹介するルートは、この2つの鉄道路線を、日光市営バス 足尾線でつないで、周遊ルートとしたものです。

日帰りの乗り鉄旅にもおすすめですし、(日帰りルートと言いつつ)日光で1泊すれば、日光の観光を存分に楽しんだあとで、わたらせ渓谷鐵道に乗って、渡良瀬川の車窓を楽しみながら帰途につくことができます。

青春18きっぷで日帰り! 「日光線~わたらせ渓谷鐵道 周遊ルート」

今回、ご紹介するルートは以下の通りです。

区間 路線 備考
東京 → 宇都宮 宇都宮線 グリーン車利用がおすすめ!
宇都宮 → 日光 日光線 観光風列車「いろは」
の乗車がおすすめ
日光駅前 → 間藤駅前 日光市営バス
足尾線
1日6往復のみ!
ダイヤを事前に確認しよう
(運賃 1,130円)
間藤 → 桐生 わたらせ
渓谷鐵道
トロッコ列車もおすすめ!
(運賃 1,110円)
桐生 → 高崎 両毛線
上越線
高崎 → 東京 高崎線 グリーン車利用がおすすめ!


東京から、栃木県、群馬県の南部を横断して戻ってくる周遊ルートです。帰路の桐生→東京は、宇都宮線経由でも構いませんが(むしろ、そのほうが近いですが)、せっかくですので、別のルートで戻る行程にしています。

また、上の行程とは逆向きのルートでも構いませんが、日光到着が午後になってしまうので、日光で観光の時間を長めに取りたい場合には、上のルートのほうがよいかもしれません。

「日光線~わたらせ渓谷鐵道 周遊ルート」の見どころ紹介!

それでは、上でご紹介したルートに沿って、車窓の見どころや、ぜひ乗車したい列車、沿線の観光スポットなどを見ていきましょう。

筆者が乗車した列車・バスの時刻を参考に載せていますが、必ずしもこの時刻の列車である必要はありません。(2019年8月の平日ダイヤ)

東京 → 宇都宮(宇都宮線)

  • 東京 06:41発 → 宇都宮 08:18着(宇都宮線)

まずは、宇都宮線で宇都宮まで出ましょう。東京駅からは1時間半ほどかかりますので、普通列車に連結されているグリーン車(普通列車グリーン車)を利用するのもおすすめです。青春18きっぷ+グリーン券(平日980円、土休日780円)で利用できます。

首都圏の普通列車グリーン車については、以下の記事で詳しく紹介しています。

www.kzlifelog.com

宇都宮 → 日光(日光線)

  • 宇都宮 08:40発 → 日光 09:23着(日光線「いろは」)

日光からは、日光線に乗り換えて日光駅に向かいます。

f:id:kzlife:20190817131023j:plain
木目調の車内にボックスシートが並ぶ日光線「いろは」

日光線には、観光客向けの列車として「いろは」が運転されています。日光線の普通列車はロングシートの電車ですが、「いろは」は木目調のインテリアデザインに、ボックスシートを備えた車両です。

全車自由席の普通列車として運転されており、青春18きっぷのみで乗車できます。運転時刻は公開されていますので、タイミングがあえば、「いろは」に乗ると、観光気分も高まるでしょう。

日光線の「いろは」については、以下の乗車記もご覧ください。車内の様子など、詳しく紹介しています。

www.kzlifelog.com

宇都宮から日光までは40分ほどで到着です。

日光駅前 → 間藤駅前(日光市営バス 足尾線)

  • 日光駅前 09:35発 → 間藤駅前 10:11着(日光市営バス 足尾線)

f:id:kzlife:20190817131047j:plain
歴史のある洋風建築のJR日光駅の駅舎

JR日光駅の駅舎は大正時代に建てられた洋風の木造建築で、一見の価値があります。次に乗車する路線バスまで時間があれば、ぜひJR日光駅の駅舎を見学することをおすすめします。

f:id:kzlife:20190815195918j:plain
日光市営バス 足尾線は、コミュティバスのような小さなバス

日光市営バスの足尾線は、日光駅前の道路を渡った側のバス停から発車します。日光駅側のバス停ではありませんので、間違えないようにしましょう。

上の写真のような小さなバスですが、乗客も少ないですし、日光駅前は始発の停留所ですので、乗れないことはないでしょう。

f:id:kzlife:20190815200025j:plain
東照宮の入口近くにある「神橋」、ここを左折して国道120号線へ

途中、東照宮への入口にある「神橋」などを眺めながら進みます。

日光東照宮などを観光してから足尾へ向かいたい場合には、日光駅前から東照宮を経由する路線バスに乗り、観光後に、日光総合会館などのバス停から「日光市営バス 足尾線」に乗車することも可能です。

なお、筆者が乗車したときは、東武日光駅前や、日光の市街地からの乗車が少しあり、結果的に10名弱の乗客となりました。

f:id:kzlife:20190815200354j:plain
日光駅から40分弱で間藤駅前に到着

日光と足尾を結ぶ「日足トンネル」という長いトンネルを抜けると足尾町に入ります。日光駅前から40分弱で、わたらせ渓谷鐵道の終着駅、間藤駅に到着します。

f:id:kzlife:20190811200920j:plain
トロッコに乗って銅山の坑内を見学できる「足尾銅山観光」

「日光市営バス 足尾線」は、わたらせ渓谷鐵道の足尾駅、通洞駅も経由します。

銅山で栄えた足尾の当時の様子を見てみたいなら、「足尾銅山観光」がおすすめです。日光市営バスを「銅山観光前」で下車すると近いです。観光後は、最寄り駅の通洞駅まで徒歩5分ほどです。

「日光市営バス 足尾線」の乗車記については、以下の記事をご覧ください。

www.kzlifelog.com

間藤 → 水沼 → 桐生(わたらせ渓谷鐵道)

  • 間藤 11:31発 → 水沼 12:37着(わたらせ渓谷鐵道「トロッコわっしー2号」)
  • 水沼 14:20発 → 桐生 14:54着(わたらせ渓谷鐵道 普通列車)

f:id:kzlife:20190811195013j:plain
わたらせ渓谷鐵道の車窓を楽しむなら絶対おすすめ!「トロッコわっしー号」

わたらせ渓谷鐵道の車窓を楽しむなら、トロッコ列車「トロッコわっしー号」の乗車がおすすめです。間藤駅以外に、足尾駅、通洞駅からも乗車することができます。

主に週末を中心に、繁忙期には平日の一部でも運転されますが、毎日運転されるわけではありませんし、乗車するには「整理券」を事前に購入しておく必要があるので、注意しましょう。

詳しくは、「トロッコわっしー号」の乗車記の記事をご覧ください。車内の様子や車窓に加えて、整理券の購入方法も詳しく解説しています。

www.kzlifelog.com


f:id:kzlife:20190811195334j:plain
わたらせ渓谷鐵道から眺められる渡良瀬川の渓谷美

わたらせ渓谷鐵道のメインは、渡良瀬川の渓谷美! 桐生行きの列車では、

  • 間藤~神戸間: 進行方向右側
  • 神戸~大間々間: 進行方向左側

に、渡良瀬川を眺めることができます。

大間々駅から徒歩5分でも本格的な「高津戸峡」

途中下車のおすすめ駅は、

  • 神戸(ごうど)駅: 古い東武の特急車両を利用した「レストラン清流」でお食事
  • 水沼駅: 駅舎に併設の「水沼駅温泉センター」で温泉とお食事
  • 大間々駅: 駅から徒歩5分ほどの「高津戸峡」(渡良瀬川がつくる渓谷)を散策

です。

列車の本数が少ないので、途中下車した駅から乗車する列車の時刻を確認してから、食事や散策にでかけましょう。

桐生 → 高崎 → 東京(両毛線・高崎線)

  • 桐生 15:01発 → 高崎 15:47着(両毛線)
  • 高崎 15:55発 → 東京 17:50着(高崎線・上野東京ライン)

桐生に出られれば、あとは東京に戻るだけです。

本記事のルートでは、高崎線経由としていますが、両毛線で小山に出て、宇都宮線経由のほうが少し近いです。まあ、青春18きっぷを使うなら、どちらにしろ追加の料金はかからないので、往路と同じルートではなく、別ルートのほうが楽しいでしょう。

f:id:kzlife:20190817131702j:plain
高崎線に連結されている普通列車グリーン車

高崎線の普通列車には、グリーン車が連結されています。一日、旅をして疲れているでしょうし、東京までは2時間近くかかりますので、グリーン車を利用するのがおすすめです。夕方の上り列車のグリーン車は空いていますので、車内でのんびりと過ごすことができます。

「日光線~わたらせ渓谷鐵道 周遊ルート」日帰りにも1泊旅行にもおすすめ!

「日光線~わたらせ渓谷鐵道 周遊ルート」をご紹介しましたが、前述のとおり、日帰りだけでなく、日光周辺で1泊する旅行でも使えるルートです。

列車に乗ることを目的とした「乗り鉄」や「乗りつぶし」なら日帰りでも十分ですが、観光にも時間を割こうとすると、日帰りではかなり駆け足になってしまいます。観光を楽しむなら、1泊での旅行をおすすめします。まあ、その場合、青春18きっぷは2日分使ってしまうことになりますが…。

f:id:kzlife:20190811195926j:plain
渡良瀬川の車窓は必見!

また、「青春18きっぷ日帰り旅」として紹介していますが、わたらせ渓谷鐵道と日光市営バスには青春18きっぷでは乗車できませんので、別途、運賃がかかります。合わせて2,240円。青春18きっぷ1日分と同じくらいの出費が発生しますが、鉄道旅行好きならば、わたらせ渓谷鐵道には、その料金を支払っても乗車する価値があります。


以上、『【日光線~わたらせ渓谷鐵道 周遊ルート】行き止まり路線をバスで結ぶ周遊ルート! 日光観光に渡良瀬川の渓谷美を満喫できます! ~青春18きっぷ おすすめ日帰り旅6~』でした。日帰りルートとしては乗車距離は長めですが、その分、満足度の高い旅行になりますので、ぜひ出かけてみてください。

関連記事

「青春18きっぷ おすすめ日帰り旅」の目次ページです。1日分、余ってしまった青春18きっぷを活用して、東京周辺から日帰りで旅ができるルートをたくさん紹介しています。どれも、筆者が実際に旅をしてみて、自信をもっておすすめできるルートです!

www.kzlifelog.com

青春18きっぷ関連のトップページです。最新情報に加えて、初心者向けの基本知識や、中上級者向けの使いこなしのコツまで、いろいろな記事を掲載していますので、ぜひご覧ください。

www.kzlifelog.com