ひさの乗り鉄ブログ

青春18きっぷの話題をはじめ、観光列車や風光明媚な路線の乗車記などを思うままに綴っていく乗り鉄ブログです。

JR東日本の普通列車グリーン車でプチ贅沢な旅をしよう! グリーン券の購入方法、ルールなど紹介します! 青春18きっぷとの相性も抜群!

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東海道線のグリーン車

JR東日本の首都圏を走る普通列車に連結されているグリーン車を利用したことがあるでしょうか? 実は、グリーン券を購入すれば、青春18きっぷでも利用できるのです。東海道線、横須賀線、高崎線、宇都宮線、常磐線に加えて、これらの路線を都心を経由して結ぶ湘南新宿ラインや上野東京ラインには長距離を走る列車が多いので、青春18きっぷ+グリーン車の組み合わせがおすすめです!

※2019.08.17更新

普通列車のグリーン車とは?

JR東日本の東海道線、横須賀・総武線快速、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ライン、上野東京ライン、常磐線の普通列車には「グリーン車自由席」が連結されています。1編成(10両~15両)に2両の2階建てグリーン車が連結されています。

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特急の普通車と同等のリクライニングシートが並ぶ普通列車グリーン車

グリーン車といっても、新幹線や特急列車のグリーン車のような豪華な座席ではありません。座席のグレードは、特急列車の普通車と同等レベルと考えてよいでしょう。それでも、混雑している都心の列車でゆったりと座っていけるのですから、グリーン料金を払う価値はあります。

普通列車グリーン車の利用料金は?

普通列車グリーン車の利用料金は以下の通りです。

営業キロ 平日 ホリデー
50kmまで 770円 570円
51km以上 980円 780円

※ホリデーは、土休日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)

上記は事前にグリーン券を購入した場合の料金です。車内で購入する場合は260円加算されるので要注意です。必ず、事前にグリーン券を購入してから乗車する ようにしましょう。

普通列車グリーン券の購入方法は?

普通列車用のグリーン券の購入方法は以下の3通りがあります。

購入方法 支払い 必要なもの
改札外の券売機
(Suicaマーク付き)
現金・Suica 現金または
チャージされたSuica
改札内・ホーム上の
グリーン券券売機
Suicaのみ Suica(ICカード)
モバイルSuica クレジットカード
モバイルSuica
モバイルSuica


Suicaを持っていない場合は、改札外の券売機で「磁気グリーン券」を購入する必要があります。グリーン券の情報が印字された紙のきっぷです。

ICカードのSuicaやモバイルSuicaを利用する場合には、ICカード内にグリーン券の情報が記録されます。

なお、現金での購入は改札外の券売機でしかできません ので注意しましょう。改札内のグリーン券券売機はSuica(ICカード)専用です。

おすすめはモバイルSuicaです。どこでも購入できますし、料金も事前料金と同額です。購入方法は、乗車駅と降車駅を選択するだけ。とても簡単です。

普通列車グリーン車への乗車方法は?

あらかじめグリーン券を購入しておけば、あとはグリーン車に乗車するだけです。

普通列車のグリーン車は、4号車と5号車の2両が連結されています。2階建て車両になっていて、乗降扉は車両の両端(1両に2箇所)にあります。

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普通列車のグリーン車は自由席ですので、空いている席ならどこに座ってもOKです。席に座ったら、席の上部にある「グリーン券情報読み取り部」にタッチします。赤色だったランプが緑色に変わればOKです。これで、車内改札は省略されます。

磁気グリーン券(紙のきっぷ)の場合には、空いている席(ランプが赤色の席)に座り、グリーンアテンダントに磁気グリーン券手渡せばOKです。少し経つと、ランプが緑色に変わります。

どの列車にグリーン車が連結されているの?

首都圏の以下の区間の普通列車には、基本的に連結されています。

  • 東海道線
  • 横須賀・総武線快速
  • 宇都宮線
  • 高崎線
  • 湘南新宿ライン
  • 上野東京ライン
  • 常磐線(普通列車のみ,快速・各駅停車には連結されていない)

ただし、末端区間などではグリーン車が連結されている編成が切り離されてしまうこともありますので注意しましょう。

常磐線E531系


常磐線だけは注意が必要です。取手発着の快速列車には基本的にグリーン車は連結されていません。土浦から先に行く列車に連結されています。上の写真のような青いラインが入った電車(E531系)には連結されています。

どの列車に連結されているかは、時刻表を見ればわかります。また、駅の電光掲示板などで、行先の横にグリーンマーク(緑の四葉のマーク)があればグリーン車が連結されています。グリーン車に乗車したい場合は、事前に確認してから乗るようにしましょう。

詳しくは、JR東日本の普通列車グリーン車のページをご覧ください。

普通列車グリーン車は同一方向なら1枚のグリーン券で乗り継ぎ可能!

JRのルールでは、グリーン券は、乗車する列車ごとに購入しなくてはいけないことになっています。

ところが、普通列車グリーン車には、「同一方向なら(改札を出なければ)複数のグリーン車を乗り継いでも1枚のグリーン券でOK」という特例があるのです。

同一方向の乗り継ぎとは?

「同一方向」の乗り継ぎとは何でしょうか? 厳密にはJR東日本のルールで決められているのですが、おおざっぱには以下のようになります。

  • 同じ路線の同一方向への列車を乗り継ぐ場合

これが最もわかりやすい例です。普通列車のグリーン車に乗っていて、途中駅で快速列車に抜かれる場合に、後続の快速列車に乗り換える場合や、途中駅止まりの列車から、もっと先の駅まで行く列車に乗り換える場合などが該当します。

  • 同一方向の別の路線に乗り継ぐ場合

別の路線なのに「同一方向」とは? これは少しわかりにくいのですが、地理的に元の方向に戻るような路線同士でなければ、「同一方向」ということになります。

といっても、なかなか理解しづらいので、次の節で説明します。

1枚のグリーン券で乗り継ぐことができない路線は?

1枚のグリーン券で乗り継ぐことのできる路線と、乗り継ぐことのできない路線は、なかなかわかりづらいです。

多少の例外はあるものの、ざっくりと理解するならば、以下の3グループに分けた時に、同じグループ内の路線同士の乗り継ぎはできない と覚えておくとよいでしょう。

北へ向かう路線 西へ向かう路線 南・東へ向かう路線
高崎線
宇都宮線
常磐線
東海道線 横須賀線~総武線快速


例えば、大宮駅で高崎線と宇都宮線のグリーン車を乗り継ぐ場合には、1枚のグリーン券では乗り継ぐことはできません。上野駅で、高崎線・宇都宮線(南行の上野東京ライン)から常磐線に乗り継ぐこともできません。

一方、別グループ同士の路線は、基本的に乗り継ぐことができます。東京駅や品川駅で東海道線(東京以南)と常磐線を乗り継ぐ場合には、1枚のグリーン券で乗り継ぐことができます。

ただし、前述の通り、例外があります。JR東日本のWebサイトには、1枚のグリーン券では乗り継げないパターンが掲載されていますので、引用しておきます。

※同一方向の乗り継ぎでないため、1枚のグリーン券で乗り継いでご乗車になれない区間は次のとおりです。 ・土呂以遠(東大宮方面)←大宮駅乗換→宮原以遠(上尾方面)
・十条以遠(板橋方面)←赤羽駅乗換→東十条以遠(王子方面)または尾久
・本千葉以遠(蘇我方面)←千葉駅乗換→東千葉以遠(都賀方面)
・南酒々井以遠(榎戸方面)←佐倉駅乗換→酒々井以遠(成田方面)
・浜野以遠(八幡宿方面)←蘇我駅乗換→鎌取以遠(誉田方面)
・西大井以遠(武蔵小杉方面)←品川駅乗換→大井町以遠(大森方面)
・田町以遠(浜松町方面)←品川駅乗換→大崎以遠(五反田方面)
・川崎以遠(蒲田方面)←横浜駅乗換→新川崎以遠(武蔵小杉方面)
・函南以遠(三島方面)←熱海駅乗換→来宮以遠(伊豆多賀方面)
・尾久以遠(赤羽方面)←上野駅乗換→三河島以遠(南千住方面)
・神田以遠(秋葉原方面)←東京駅乗換→新日本橋以遠(馬喰町方面)
*ただし、大船駅で藤沢以遠(茅ヶ崎方面)と北鎌倉以遠(鎌倉方面)に乗り継ぐ場合は、1枚のグリーン券で乗り継いでご乗車になれます。

(出典)グリーン券:JR東日本

よく読むと、すごく正確に書かれているのですが、正確さゆえに、とても分かりづらい記述になっています。路線図が頭に入っていないと、ちんぷんかんぷんですね。

グリーン車の乗り継ぎ方法

同一方向のグリーン車を乗り継ぐ場合、ICカードのSuicaかモバイルSuicaでグリーン券を購入した場合には、

  • 下車するグリーン車の「グリーン券情報読み取り部」にタッチする(ランプが緑から赤に変わる)
  • 乗り継いだグリーン車で「グリーン券情報読み取り部」にタッチする(ランプが赤から緑に変わる)

とするだけです。乗り継ぐ前のグリーン車から下車する前に、忘れずに「グリーン券情報読み取り部」にタッチしておきましょう。

一方、紙のグリーン券で乗車した場合には、

  • 乗り継ぐ前のグリーン車のグリーンアテンダントに、グリーン車を乗り継ぐことを伝える
  • 乗り継いだあとのグリーン車で、グリーンアテンダントに、グリーン車を乗り継いできたことを伝える

とすればOKです。

積極的に活用したいグリーン車の乗り継ぎ

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積極的に活用したいグリーン車の乗り継ぎルール

この普通列車グリーン車の乗り継ぎ、積極的に利用したいところです。

現在では、湘南新宿ラインや上野東京ラインといった、複数の路線を直通する列車が多く運転されていますが、普通列車グリーン車が連結されている路線のすべてで直通運転が実施されているわけではありません。

例えば、以下の路線は直通運転が実施されていません。

  • 横須賀線・総武線快速~高崎線
  • 東海道線・横須賀線~常磐線

常磐線は、現在、品川までしか直通運転が実施されていないため、品川以西から常磐線方面へ(またはその逆方向で)乗り継ぐときには、グリーン車の乗り継ぎができます。

さらに、グリーン料金は、前述のとおり、50㎞までと、51㎞以上の2段階しかありません。51㎞以上は、どこまで乗っても同じグリーン料金です。うまく乗り継ぎを使えば、200km以上も1枚のグリーン券でグリーン車に乗車することもできるのです。

普通列車グリーン車では車内販売も!

普通列車グリーン車には、グリーン券の検札や販売をするために、「グリーンアテンダント」と呼ばれる乗務員がいます。このグリーンアテンダントが、車内販売も実施しています。

ワゴンではなく、手持ちの小さなカゴに商品を入れていますので、販売されている商品は限られています。それでも、飲み物、お菓子、おつまみなどの軽食を販売していますので、のどが渇いた場合などには利用できます。

基本的には、普通列車グリーン車が連結されているすべての列車で車内販売が実施されていますが、時間帯や一部区間(主に普通列車グリーン車の運転されている区間の末端部)では実施されていない場合もあります。

普通列車グリーン車は青春18きっぷでも利用できる!

乗り鉄にとってうれしいのは、青春18きっぷでも利用できる 点です。

青春18きっぷの案内には、以下の記述があります。

・特急(新幹線を含む)・急行列車またはグリーン車等をご利用される場合は、乗車券と特急・急行券やグリーン券等を別にお買い求めください。なお、普通列車(快速含む)グリーン車自由席をご利用の場合は、別にグリーン券をお買い求めいただくとご利用になれます。

(出典)おトクなきっぷ:JR東日本

普通列車のグリーン車自由席には、グリーン券を追加で購入すれば、乗車券として青春18きっぷを利用できるということです。

本記事で紹介している路線の普通列車に連結されているのは、すべて「グリーン車自由席」ですので、青春18きっぷで利用できます。

普通列車グリーン車のおすすめ利用法は?

青春18きっぷと併用できるとなれば、汽車旅に使わないともったいないですね! ここでは、おすすめの利用法を紹介します。

首都圏からの普通列車で利用

首都圏に在住の方は、首都圏から各方面への普通列車に乗車する際に利用することができます。

東京・上野・新宿あたりからであれば、宇都宮や高崎、水戸までは2時間程度かかります。東海道線の小田原や熱海でも2時間程度かかります。これだけ乗車するのであれば、グリーン料金(ホリデー780円、平日980円)を払ってもよいかなと思います。

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個人的には、青春18きっぷで旅立つ最初の列車か、汽車旅から帰宅する最後の列車にグリーン車を利用することが多いです。普通列車では、車内での飲食はなかなかしづらいですが、グリーン車であれば、駅弁を食べたり、お酒を飲んだりすることもできます。

青春18きっぷで乗車券はかなり節約できているはずなので、その分、少し贅沢する感じですね。

首都圏をスルーする普通列車で利用

もっと使いでがあるのが、首都圏をスルーする普通列車でのグリーン車利用です。

湘南新宿ライン、上野東京ラインの普通列車を利用すると、東海道線・横須賀線方面から、高崎線・宇都宮線方面へ、乗り換えなしで1本の列車でスルーすることができます。

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東海道線の小田原・熱海と宇都宮・高崎・前橋を結ぶ列車が多く運転されています。これらの列車を乗りとおすと4時間程度かかりますので、ロングシートだとつらいでしょう。しかし、グリーン車であれば、リクライニングするクロスシートでゆったりと過ごすことができますし、前述の通り飲食も可能です。

それに、上記のとおり、グリーン料金は50kmを境にした2段階になっているため、51km以上どれだけ長い区間を乗車しても料金は変わりません

ちなみに、上野東京ラインの最長距離を走る列車は、熱海発黒磯行きの列車です。(2019年3月ダイヤ改正後)

  • 熱海 18:53発 → 黒磯 23:39着

実に、静岡県から、神奈川県、東京都、埼玉県、茨城県を通って、栃木県まで、1都5県を走り抜ける普通列車です。距離は268.1kmにもなります。5時間近くもの乗車時間になりますので、ぜひグリーン車を利用したいところです。(実は隠れた長距離普通列車ですね)

普通列車グリーン車利用の注意点

最後に、グリーン車を利用する際の注意点をまとめておきます。

座席の確保は保証されない

普通列車グリーン車は、自由席のため、座席の確保は保証されていません。平日のラッシュ時などは座席が埋まっていることも多いので、混雑時間帯に乗車する場合には要注意です。ちなみに、座席に座れなくても、グリーン車のデッキなどに乗車する場合にはグリーン券が必要です。

ただ、東京、上野、品川、新宿、池袋などの首都圏のターミナル駅では、グリーン車から下車する乗客がかなりいますので、これらの駅まで待っていれば座れることも多いです。

必ず事前にグリーン券を購入する

前述の通り、グリーン料金には、事前料金と車内料金があります。グリーン車内でもグリーン券を購入することができますが、事前に駅で購入する場合と比べて260円も高くなってしまいます。必ず事前に購入しておきましょう

(参考)JRE POINTで「Suicaグリーン券」をもらおう!

JR東日本のポイントサービス「JRE POINT」のポイントで交換できる景品の中に、「(JRE POINT用)Suicaグリーン券」があります。

これは、首都圏の普通列車グリーン車に1回乗車できる券で、600ポイント(600円相当)で1枚交換することができます。

JRE POINTは、1ポイント1円でSuicaにチャージすることができますので、グリーン車の料金表と比較すると、土休日・50kmまで(570円)以外であれば、JRE POINTを直接「Suicaグリーン券」に交換したほうがお得です。

詳しくは、以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

www.kzlifelog.com


以上、普通列車グリーン車のおすすめの利用法を紹介しました。比較的長距離を走る列車が多い首都圏の普通列車。これらのグリーン車は青春18きっぷと組み合わせて使えますので、プチ贅沢をするにはもってこいです。グリーン車をうまく活用すれば、青春18きっぷの汽車旅も快適になりますよ!

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