JR各社は、2026-27年冬(2026年12月~2027年2月)の臨時列車の運転計画を発表しました。DLプッシュプル運転となる「DLクリスマストレイン」、ほぼ毎日運転の「白馬エクスプレス(あずさ83号)」、それに、初めての夜行「やくも」運転と、注目の列車が揃っています。また、JR北海道の新しい観光列車「赤い星」が2027年2月から運転を開始します。
この記事では、2026-27年冬(2026年12月~2027年2月)のJR各社の臨時列車の中から、注目の列車をピックアップしてお届けします。
JR各社の2026-27年冬の臨時列車の運転計画まとめ(2026年10月22日発表分)
※リンクをクリックするとPDFファイルが開きます。
- JR北海道
- JR東日本
- JR東海
- JR西日本
- JR四国
- JR九州
なお、定番の観光列車(JR東日本の「のってたのしい列車」、JR九州の「D&S列車」など)については、各社のWebサイトにて運転計画が公表されています。
DLのプッシュプルで「DLクリスマストレイン」を運転!

DLばんえつ物語号
磐越西線では、DLのプッシュプルによる「DLクリスマストレイン」が運転されます。
- 列車名: 快速「DLクリスマストレイン」
- 運転日:
- 2026年12月5日(土), 6日(日)
- 運転時刻(往路): 新津 10:03発 → 会津若松 13:36着
- 運転時刻(復路): 会津若松 15:28発 → 新津 18:44着
- 使用車両: DL+12系7両+DL(全車指定席)
- 編成は客車の両端にDLを配置するプッシュプル。SLでの運転ではありません。
最近は、土曜日に「SLばんえつ物語」、日曜日に「DLばんえつ物語」として、日によって牽引機を変更している「ばんえつ物語」ですが、2026年最後の運転が、この「DLクリスマストレイン」となります。
今年は、DLプッシュプルでの「DLクリスマストレイン」として運転されます。最後の運転がSLではないのは残念ですが、DLプッシュプルでの運転も見ごたえ、乗りごたえがありそうです。
特急「あずさ83号(白馬エクスプレス)」を白馬まで延長運転!

冬の大糸線の車窓
中央本線~大糸線の臨時特急「あずさ83号」が「白馬エクスプレス」として運転されます。運転日はかなり多く、12月19日~2月28日までのほぼ毎日(1月2日、3日を除く)の運転となります。
- 列車名: 特急「あずさ83号(白馬エクスプレス)」
- 運転日:
- 2026年12月19日(土)~31日(木)
- 2027年1月1日(金), 4日(月)~31日(日)
- 2027年2月1日(月)~28日(日)
- 運転時刻: 新宿 10:02発 → 白馬 14:10着
- 使用車両: 2026年12月28日(月)・29日(火)はE353系9両(全車指定席)。それ以外の上記運転日はE257系9両(全車指定席)。
大糸線直通の「あずさ」は、下りが「あずさ5号」、上りが「あずさ38号」として、新宿~白馬間で毎日1往復運転されています。「あずさ83号(白馬エクスプレス)」は、定期列車の1往復に加えての運転ということになります。
1月2日、3日を除いて、12月19日~2月末までのほぼ毎日運転ということで、首都圏から冬の大糸線沿線への誘客を目的とした列車と思われます。一方で、昨冬は運転されていた夜行特急「アルプス」は、今冬は設定されていないようです。日中時間帯の臨時列車のほうが需要があると判断したのかもしれませんね。
今冬も東北各地で風っこストーブ列車を運転
毎年恒例となりましたが、今冬も東北各地でトロッコ型気動車「風っこ」を利用したストーブ列車が運転されます。
- 列車名: 快速「ストーブなまはげ(男鹿線開通110周年記念号)」
- 運転日: 2026年12月19日(土)
- 運転時刻(往路): 秋田 10:15発 → 男鹿 11:07着
- 運転時刻(復路): 男鹿 15:00発 → 秋田 15:50着
- 列車名: 快速「ストーブ五所川原号」
- 運転日: 2026年12月20日(日)
- 運転時刻(往路): 秋田 07:50発 → 五所川原 11:36着
- 運転時刻(復路): 五所川原 11:50発 → 秋田 15:02着
12月19日、20日の週末は、秋田駅を起点に運転されます。12月19日の「ストーブなまはげ(男鹿線開通110周年記念号)」は、2026年12月16日に全線開通110周年を迎える男鹿線での運転です。
- 列車名: 快速「風っこストーブいわき号」
- 運転日:
- 2026年12月26日(土), 27日(日)
- 2027年2月13日(土), 14日(日)
- 運転時刻(往路): 郡山 10:15発 → いわき 12:05着
- 運転時刻(復路): いわき 14:30発 → 郡山 16:57着
磐越東線の郡山~いわき間では、「風っこストーブいわき号」が運転されます。
- 列車名: 快速「風っこストーブ湯けむり号」
- 運転日:
- 2027年1月9日(土), 10日(日), 11日(月)
- 2027年2月20日(土), 21日(日)
- 運転時刻(往路): 仙台 09:12発 → 鳴子温泉 11:08着
- 運転時刻(復路): 鳴子温泉 13:21発 → 仙台 15:05着
東北本線~陸羽東線では、仙台~鳴子温泉間で「風っこストーブ湯けむり号」が運転されます。下りの鳴子温泉行きは、鳴子温泉へのアクセス列車としても利用しやすい時間帯での運転です。
- 列車名: 快速「風っこストーブ冬灯り号」
- 運転日:
- 盛岡発:2027年1月23日(土), 24日(日)
- 一ノ関発:2027年1月22日(金), 23日(土), 24日(日)
- 運転時刻(盛岡発): 盛岡 13:09発 → 一ノ関 14:48着
- 運転時刻(一ノ関発): 一ノ関 18:00発 → 盛岡 20:01着
東北本線の盛岡~一ノ関では、「風っこストーブ冬灯り号」が運転されます。
- 列車名: 快速「風っこストーブ喜多方号」
- 運転日: 2027年1月30日(土), 31日(日)
- 運転時刻(往路): 郡山 10:05発 → 喜多方 12:35着
- 運転時刻(復路): 喜多方 14:08発 → 郡山 16:48着
磐越西線の郡山~喜多方では、「風っこストーブ喜多方号」が運転されます。
12月中旬から2月下旬にかけて、東北地方のさまざまな路線で「風っこ」によるストーブ列車が運転される予定になっています。雪景色を眺めつつ、だるまストーブで暖を取りながらの旅が楽しめますね。
新しい観光列車「赤い星」が運転開始!

JR北海道の新しい観光列車「赤い星」「青い星」
(出典)赤い星|青い星 JR北海道
JR北海道の新しい観光列車「赤い星」が、2027年2月から運転を開始します。
- 列車名: 特急「赤い星 オホーツクの風」「赤い星 雪華の風」
- 運転日:
- オホーツクの風: 2月3日(水), 6日(土), 8日(月), 10日(水), 13日(土), 15日(月), 17日(水), 20日(土), 23日(火), 27日(土)
- 雪華の風: 2月4日(木), 7日(日), 9日(火), 11日(木), 14日(日), 16日(火), 18日(木), 21日(日), 24日(水), 28日(日)
- 運転時刻:
- オホーツクの風: 札幌 09:07発 → 網走 15:59着
- 雪華の風: 網走 10:00発 → 札幌 17:22着
- 使用車両: 「赤い星」編成(全車グリーン車指定席)
「赤い星」は、JR北海道が2027年に運転を開始する新しい観光列車です。全車グリーン車の豪華な編成の列車です。「赤い星」の最初の運転は、札幌~網走の「赤い星 オホーツクの風」「赤い星 雪華の風」となります。
「赤い星 オホーツクの風」「赤い星 雪華の風」の乗車プランは、ランチプランと乗車のみのプランの2種類があります。ランチプランが39,000円~、乗車のみのプランが23,340円(札幌~網走間)とそれなりのお値段ですが、サロンやラウンジなども連結されていますし、乗車時間は7時間程度と長く、たっぷりと旅を楽しめそうです。
「赤い星 オホーツクの風」「赤い星 雪華の風」については、JR北海道の以下のニュースリリースもご覧ください。
スタートレイン計画~「赤い星」編成 釧路~知床斜里間運行計画と札幌~網走間追加情報~(JR北海道ニュースリリース 2026年10月1日 PDF)
特急「やくも」を初めて夜行列車として運転!
1日のみの運転ですが、2027年のお正月に、特急「やくも」が臨時夜行特急列車として運転されます。
- 列車名: 特急「やくも92号」
- 運転日: 2027年1月2日(土)(出雲市発基準)
- 運転時刻: 出雲市 21:26発 → 岡山 翌日05:30着
- 使用車両: 273系
- 途中停車駅: 松江(22:25発)・米子(23:20発)
出雲市を21時半ごろに出発して、終点の岡山駅には翌日5時半に到着するダイヤでの運転です。定期列車の「やくも」は、出雲市駅から岡山駅まで約3時間で結んでいますが、「やくも92号」はたっぷり8時間もかけて走ります。
というより、おそらくどこかの駅で長時間停車があるものと思われます。ただし、JR西日本のニュースリリースには「行き違い待ちや時間調整で他の駅に停車する場合がありますが、ドアは開きません。」と注意書きがありますので、列車から外に出ることはできません。
また、車内販売もないとのことですので、乗車される場合には、事前に飲食物を購入しておくようにしましょう。
臨時寝台特急「サンライズ出雲」は昨冬より2本多い計6本運転!

出雲市駅に到着した「サンライズ出雲」
毎年恒例の「サンライズ出雲」の臨時列車が今冬も運転されます。2026-27年冬季は、昨年よりも1往復多い3往復(計6本)の運転となります。
- 列車名: 寝台特急「サンライズ出雲91号・92号」
- 運転日:
- 91号(東京発基準):2026年12月30日(水)/2027年1月4日(月), 9日(土)
- 92号(出雲市発基準):2026年12月29日(火)/2027年1月3日(日), 8日(金)
- 運転時刻(91号): 東京 22:21発 → 出雲市 翌日13:32着
- 運転時刻(92号): 出雲市 14:20発 → 東京 翌日06:23着
毎年恒例の臨時「サンライズ出雲」ですが、今年は年末年始だけでなく、翌週末の成人の日の3連休にも運転されます。
今後の動向が気になる「サンライズ」ですが、唯一の定期夜行特急として末永く走ってもらいたいものです。
以上、『【2026-27年冬の臨時列車】DLプッシュプルの「DLクリスマストレイン」、ほぼ毎日運転の臨時特急「白馬エクスプレス」、初の夜行特急「やくも92号」を運転! JR北海道の観光列車「赤い星」も運転開始!』でした。見どころが多いラインナップとなった今冬の臨時列車です。
関連記事
筆者おすすめの関東甲信越エリアの観光列車をまとめて紹介している記事です。多くの列車は、この冬の観光シーズンにも運転されます。

JR各社の格安きっぷをまとめて紹介している記事です。現在~3か月後くらいまでの間に利用できるきっぷを、随時入れ替えて紹介していますので、今後のおでかけ・乗り鉄の参考にしてみてください。






