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高原の車窓を肴にブランチセットをいただきます! 車内設備も充実し、2時間の乗車時間はあっという間でした! ~HIGH RAIL 1375 乗車記(5)~

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野辺山を出発すると、車内は少し落ち着いてきます。そこで、いよいよ先ほど配られたブランチセットをいただくことにします。小海線は車窓だけでも十分に観光列車として成り立ちますが、このブランチやスイーツのサービスでさらに楽しみが一つ増えますね。

「HIGH RAIL 1号」のブランチセット、夏野菜がとても美味でした!

HIGH RAIL 1号のブランチ

ブランチセットはこんな感じです。

左下のミニトマトなどの夏野菜は、右上にある「クルミとみそのディップ」をつけていただきます。この夏野菜がかなり美味でした! ディップをつけなくても野菜自体の甘さで十分美味しいですし、ディップをつけていただくと、また違った風味がしました。

珍しいなと思ったのは、左上にある「信州サーモンしょうゆ麹漬け」でしょうか。「信州サーモン」って何? 長野って海ないし、海からも結構遠いよね? と思って調べてみると、

○信州サーモンとは
 長野県水産試験場が約10年かけて開発し、種苗生産や養殖を行うために水産庁に申請したマス類の新しい養殖品種です。平成16年4月26日付けで承認されました。
ニジマスとブラウントラウトをバイオテクノロジー技術を用いて交配した一代限りの養殖品種です。

※引用元: 信州サーモンってな~に?/水産試験場

とのことでした。ニジマスとマスの交配種ですが、味は確かに「サーモン」でした。

ペーパーに包まれているのが、メインの雑穀入り地粉パンのサンド(チーズ、カラフルピクルス入り)。包みを外してから写真を撮ったほうがよかったですね…。バジルペーストが塗られていて、バジルのさわやかさと、チーズのコク、野菜の甘みが組み合わさって、とてもおいしかったです。

全体的にボリュームもかなりあって大満足でした。これにペットボトルのお茶がセットになって、オプショナルプランでの料金は2,500円(税込み)です。最初は、「ちょっと高いかな。まあ、列車の中で提供されるものだし、仕方がないのかな」と思っていましたが、実際に食べてみると、十分に値段分の価値はあったと思います。

この素敵なブランチを提供してくれるのは、佐久市にある「MaruCafe」さんです。

www.maru-cafe.com

Webサイトによると、地元の素材を使ったお料理やお菓子をメインに出しているお店のようです。小海線の中込駅の近くのようです。

ちなみに、「HIGH RAIL 2号」(小諸発小淵沢行き)では「スイーツセット」(1,500円)が、「HIGH RAIL 星空」(小淵沢発小諸行き)では「特製弁当セットとオリジナルグッズ」(3,000円)が提供されます。指定席券だけ購入して乗車する場合は、いずれも事前に予約する必要がありますので、ご注意ください。詳しくは、下記の記事にまとめていますので、ご覧ください。

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野辺山~信濃川上は高原野菜の産地!

野辺山高原の風景

野辺山を出発して、次の信濃川上駅までの間は、高原の景色が続きます。見渡す限り高原野菜の畑が広がります。レタス、キャベツ、ハクサイ、ダイコンなどが主に栽培されているとのことです。

8月でも平均気温が18度くらいの野辺山は、暑さに弱いレタスなどの高原野菜の栽培に適しているそうです。高原野菜のシーズンは夏~秋とのことですので、今回乗車した7月中旬ではまだ少し早いのかもしれません。

千曲川を何度も渡る「川の路線」へ

高原っぽい雰囲気の車窓は信濃川上あたりまで。ここまで小淵沢から北東方向に進んできましたが、ここからは北向きに進路を変えます。

広々とした高原の風景から一転して、山々の間を流れる小さな川に沿って進むようになります。このあたりでは幅の狭い小さな川ですが、実はこの川は「千曲川」。新潟県に入ると「信濃川」と名前を変える日本一長い川なのです。

この「高原路線」から「川の路線」へと車窓が一変するのも小海線の魅力の一つですね。

海なし県の長野で「海」のつく駅が多い小海線

このあたりは、「佐久海ノ口」、「海尻」、そして路線名の由来にもなっている「小海」など、「海」のつく地名・駅名が多くあります。長野県は海なし県なのになぜ? と思っていると、列車内のアナウンスで説明がありました。

八ヶ岳が1000年以上前に噴火して大崩落を起こしたときに、千曲川をせき止めて、多数の湖沼ができ、それらを「海」と呼んだことから、「海」のつく地名が多くなったとのことでした。

なるほど~、とても勉強になりますね。

車内コンテンツも充実!

車内コンテンツの説明

「HIGH RAIL 1375」の車内ではWiFiが利用できます。WiFiといっても、インターネットにアクセスできるわけではなく、WiFiを通じて、車内で提供されているコンテンツを楽しむことができるのです。

星空をテーマにした列車らしく、「いまの季節の星座」や「星空案内」、「宇宙博士を目指そう チャレンジクイズ」といった、宇宙や星に関するコンテンツがメインです。

ですが、私が注目したのは、「高原を駆け抜ける車載カメラ映像」です。列車の前方と後方にカメラが設置されていて、そのカメラのライブ映像にアクセスできるのです。自分の座席にいながら、かぶりつきの雰囲気を楽しむことができる、乗り鉄にとっては、なかなか面白いコンテンツでした。

佐久平で半数以上の乗客が下車

「HIGH RAIL 1375」の旅も終わりに近づいてきました。

物販カウンターは、途中の中込駅(12時05分着)までの営業とのアナウンスがありましたので、いそいでお土産を物色しに行きます。

HIGH RAIL 1375乗車時に購入したお土産

どこにでもよくあるようなグッズが多いですが、記念になるので買ってしまうのですよね。今回は、「HIGH RAIL 1375」の車両をデザインしたキーホルダーと、チョコウエハースクッキー、それに、上の写真にはないですが、パウンドケーキを購入しました。

北陸新幹線との乗換駅、佐久平には12時18分に到着。これまで、ほとんど下車する乗客はいなかったのですが、佐久平では一気に半数以上の乗客が下車してしまい、ここまで満席だった車内は閑散としてしまいました。

びゅうの旅行商品では、東京方面、長野方面ともに帰路は北陸新幹線利用になっていますので、旅行商品のツアーで乗車していた人たちが一気に降りてしまったのだと思います。


佐久平の車窓

佐久平駅は、高架の小海線が、北陸新幹線の上をまたぐ構造になっています。高架なので、景色がよく見えます。このあたりは佐久盆地で、「佐久平」の地名のとおり、本当に平らな土地が広がっています。佐久平の駅周辺こそ街が広がっていますが、それ以外は田園風景。野辺山高原の高原野菜の畑とは異なり、このあたりは田んぼが多いようです。

2時間の乗車時間はあっという間!

しなの鉄道(旧信越本線)の線路に合流すると、まもなく終点の小諸に到着しました。

小諸駅で並ぶHIGH RAIL 1375と普通列車

小諸駅の小海線ホームでは、この「HIGH RAIL 1号」の前を走っていたと思われる普通列車が停車していました。

右側の列車が小海線の普通列車ですが、キハ110系という形式です。「HIGH RAIL 1375」はこのキハ110系(と車長が少し短いキハ100系)を改造した列車ですが、並べてみるとそれがよくわかりますね。車体のカラーリングが違うので印象はかなり異なるのですが。

以上で、「HIGH RAIL 1375」の乗車レポートは終了です。小淵沢から小海まで、ちょうど2時間ほどかかりますが、

  • 小淵沢~野辺山の車窓のハイライト
  • 野辺山駅での5分間停車
  • 車窓を眺めながらのブランチ
  • 物販カウンターでのお買い物
  • HIGH RAIL ギャラリー、車内コンテンツ

などなど、見どころやお楽しみが盛りだくさんで、2時間の乗車時間はあっという間でした。

小海線は、普通列車で乗りとおすだけでも十分に魅力的な車窓を堪能できます。それでも、この「HIGH RAIL 1375」では、窓が大きく、座席も工夫されているので車窓が見やすいですし、上記のような楽しみもたくさん用意されています。小海線に乗車したことのない方はもちろんのこと、私のように何度も乗車したことのある方でも、是非乗車してみてほしい列車です。

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