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【青春18きっぷ旅】春を探しに笛吹川フルーツ公園へ! ほったらかし温泉からの景色も最高!(中央本線 山梨市駅)

菜の花・チューリップの花と甲府盆地のコラボ 旅行記
菜の花・チューリップの花と甲府盆地のコラボ
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2022年春の青春18きっぷを使って、中央本線沿線を旅してきました。桜や春の花を見たかったので、山梨市駅で途中下車して、笛吹川フルーツ公園(山梨市駅)に寄り道。ほったらかし温泉で温まりながら、甲府盆地の絶景を眺めることもできて大満足でした。

青春18きっぷで笛吹川フルーツ公園へ

春の青春18きっぷの旅でおすすめの一つが、桜をはじめとする花の名所巡り。今年は中央本線の鈍行列車旅を敢行しましたが、途中、山梨市駅で途中下車して、笛吹川フルーツ公園に寄り道しました。

笛吹川フルーツ公園は、甲府盆地の高台に位置する公園で、「フルーツ公園」という名称のとおり、くだものをテーマにした公園です。甲府盆地から少し高くなったところにありますので、甲府盆地の眺望が素晴らしく、「新日本三大夜景」の一つにも認定されるほどだそうです。

山梨県笛吹川フルーツ公園
山梨県山梨市にある山梨県笛吹川フルーツ公園は、一年を通して様々なフルーツや花を楽しむことができます。広場や遊具、ショップやカフェがあり、ロードトレインも走っています。

また、笛吹川フルーツ公園からさらに高台の奥へ入ったところには、「ほったらかし温泉」があります。露天風呂から眺める甲府盆地の景色が素晴らしく、いつまでも入ったいたくなる温泉です。

ほったらかし温泉 ほーむぺーじ

今回は、午前中に訪問したため、夜景を見ることはできませんでしたが、甲府盆地や、その向こうにある富士山を眺めることができました。温泉やグルメも充実していて、青春18きっぷ旅の寄り道スポットとしておすすめです。

山梨市駅から笛吹川フルーツ公園へ

朝早く自宅の最寄り駅を出て、新宿、高尾で乗り換えて、勝沼ぶどう郷駅へ。

勝沼ぶどう郷駅前のサクラと保存されている電気機関車EF64

勝沼ぶどう郷駅前のサクラと保存されている電気機関車EF64

勝沼ぶどう郷駅の駅前には、旧勝沼駅のホームが残っているのですが、そこは「甚六桜」と呼ばれる桜の名所。ちょうど満開でしたので、途中下車してお花見がてら散策してきました。

この日は、朝方まで雨で、午後から晴れ予報だったのですが、勝沼ぶどう郷駅に着いた時にはまだ雲がとれず。桜は青空の下でないと映えないんですよねぇ。

勝沼ぶどう郷駅には、昨年3月下旬にも青春18きっぷで訪れていて、そのときはとても良いお天気でした。そのときの様子を、以下の記事にまとめていますので、よろしければご覧ください。

青春18きっぷで桜の名所めぐり! 甚六桜・大法師公園など、中央本線・身延線周遊ルートには桜の名所がたくさん!
春の青春18きっぷ日帰り旅としておすすめなのが、桜の名所を巡る旅です。当ブログでは、首都圏発のおすすめルートとして、身延線を含む周遊ルートを紹介しています。今回は、身延線周遊ルートを巡り、桜の名所で途中下車をしてお花見を楽しむ旅をしてきまし
勝沼ぶどう郷駅の桜と中央本線の列車

勝沼ぶどう郷駅の桜と中央本線の列車

25分後の次の列車に乗って、勝沼ぶどう郷駅から山梨市駅へ移動します。勝沼ぶどう郷駅は、ホームからでも桜を眺めることができます。

10分ちょっとで山梨市駅に到着。

山梨市駅から笛吹川フルーツ公園へは、山梨市営バスの路線バスがあるのですが、最初の便が1時間後の10時30分。時間がもったいないので、タクシーで移動することにしました。山梨市駅から笛吹川フルーツ公園までは、約10分、1,450円でした。

山梨市営バスの時刻表は、山梨市営バスのWebサイト「山梨循環線 時刻表・路線図」をご確認ください。

市民バス・民間バス - 山梨県山梨市オフィシャルサイト『誇れる日本を、ここ山梨市から。』
「山梨市営バス」(西沢渓谷線・山梨循環線・牧丘循環線)及び市内の民間路線バスの情報を掲載しています。

笛吹川フルーツ公園の園内を散策しながら「ほったらかし温泉」へ

笛吹川フルーツ公園の園内を散策しつつ、「ほったらかし温泉」へ向かうことにします。

笛吹川フルーツ公園バス停付近からの甲府盆地の眺め

笛吹川フルーツ公園バス停付近からの甲府盆地の眺め

タクシーを降りたのはバス停の近く。ここからの景色もなかなかのもので、甲府盆地を一望できます。富士山も見えてはいますが、雪をまとった富士山は、背景の灰色の雲に沈みがちです。

このあとは回復傾向の予報なので、景色を眺めるのもそこそこに、温泉へ急ぎます。

笛吹川フルーツ公園のハナモモの花

笛吹川フルーツ公園のハナモモの花

鮮やかなピンク色の花を咲かせているのはハナモモでしょうか。朝方まで降っていた雨で、つやつやとした瑞々しい花びらが印象的です。

笛吹川フルーツ公園は、山の斜面に作られているため、さらにその上にあるほったらかし温泉へ行くためには、それなりに坂を登っていくことになります。

あちこちにお花が植えられた園内を階段やゆるい傾斜の坂道で登り、そこから先はアスファルトの舗装路を30分くらい登っていきます。

笛吹川フルーツ公園からほったらかし温泉への道

笛吹川フルーツ公園からほったらかし温泉への道

こんな道をしばらく登っていくと、「ほったらかし温泉」に到着します。駐車場もあるので、マイカー利用なら車でここまで入ってくることができます。タクシーだと山梨市駅から約2,400円とのこと。

「ほったらかし温泉」から甲府盆地の絶景を眺める!

ほったらかし温泉の入口

ほったらかし温泉の入口

10時半ちょっと前に「ほったらかし温泉」に到着しました。ほったらかし温泉は、温泉があるだけでなく、軽食やランチを楽しめるお店も何軒かあります。温泉に入ってから、少し早めのランチにしましょう。

ほったらかし温泉の看板

ほったらかし温泉の看板

ほったらかし温泉には、「あっちの湯」と「こっちの湯」という2つの温泉があります。入浴料は大人800円、小人400円ですが、2つの温泉に入るには、それぞれ料金がかかるとのこと。上の写真の右奥の建物は「こっちの湯」です。

ほったらかし温泉「あっちの湯」の入口

ほったらかし温泉「あっちの湯」の入口

今回は、ほったらかし温泉の奥のほうにある「あっちの湯」に入ってみました。受付から先は撮影禁止なので、露天風呂からの景色を写真におさめることはできないのですが、甲府盆地の向こうに富士山を眺められる絶景は、いつまでも眺めていたくなります。露天風呂はかなりぬるめだったので、30分以上、景色を眺めながら入っていました。

ほったらかし温泉のWebサイトに、露天風呂からの景色の写真が掲載されていますので、そちらをご覧ください。

ほったらかし温泉 ほーむぺーじ

営業時間が、日の出1時間前~22時と長いので、露天風呂から日の出を眺めたり、「日本新三大夜景」の夜景を眺めたりすることができます。

ほったらかし温泉でビールとランチ

ほったらかし温泉でビールとランチ

温泉のあとは、生ビール! お蕎麦に舞茸の天ぷらで乾杯! ほったらかし温泉のあるエリアは、ちょっとした広場のようになっていて、ベンチやテーブルがたくさんおかれています。お天気が良い日は、ここで休憩したり、ランチにしたりするのがいいですね。

ほったらかし温泉からの甲府盆地と周囲の山々の絶景

ほったらかし温泉からの甲府盆地と周囲の山々の絶景

温泉に入っている間に、だいぶ雲が途切れて、青空が見えてきました。甲府盆地のまわりの山々、山頂近くはまだ雪があるようです。

ほったらかし温泉の広場の様子

ほったらかし温泉の広場の様子、休憩やランチにぴったり!

ほったらかし温泉のまわりの様子です。平日でしたが、お昼を過ぎて、少し人が増えてきました。空いている時間を狙うなら、午前中がよさそうです。

ほったらかし温泉名物「温玉揚げ」

ほったらかし温泉名物「温玉揚げ」

ほったらかし温泉名物「温玉揚げ」を購入。温玉を揚げただけですが、これが結構うまい! 180円とお手頃価格なのもうれしいですね。

ということで、ほったらかし温泉を満喫したので、笛吹川フルーツ公園に戻りましょう。

フルーツセンターから甲府盆地の眺望を楽しむ

ほったらかし温泉付近からの眺め

ほったらかし温泉付近からの眺め

かなり雲がとれて、晴れ間が広がってきました。朝はどんよりとした一面の曇り空でしたが、これなら笛吹川フルーツ公園からの眺望も楽しめそうです。

フルーツ公園近くの満開に近いソメイヨシノ

フルーツ公園近くの満開に近いソメイヨシノ

笛吹川フルーツ公園に戻る途中、ソメイヨシノがきれいに咲いているところがありました。標高が少し高いせいか、満開まであと少しという感じでしたが、青空によく映えています。

フルーツセンター近くからの桜と雪をかぶった山の眺め

フルーツセンター近くからの桜と雪をかぶった山の眺め

フルーツセンターの近くまで戻ってきました。ここからの眺めはなかなか良かったです。青空とサクラ、その向こうの山々。雪で白く見える山は大菩薩嶺です。標高2,000メートルを超える山なので、まだ雪がたくさん残っているようです。

フルーツセンターからの甲府盆地の絶景!

フルーツセンターからの甲府盆地の絶景!

フルーツセンターに寄ってみます。ここにはレストランやバーベキュー、足湯などがあります。そして、笛吹川フルーツ公園の中では一番高いところにあるので、この眺望! 手前にあるのが足湯ですが、足湯に浸かりながら、この景色を眺めることができます。

フルーツ公園内を走る「ロードトレイン」

フルーツ公園内を走る「ロードトレイン」

フルーツセンターは、笛吹川フルーツ公園の駐車場やバス停があるところからは、かなり登らないといけません。園内もかなり広いので、歩いて移動するのは大変。そんなときには、この「ロードトレイン」に乗ってみましょう。フルーツセンターを起点にして、笛吹川フルーツ公園をぐるっと一周してくれます。1乗車400円、1日乗車券600円です。

「フルーツセンター」の詳細については、フルーツセンターのWebサイトをご覧ください。

丘の駅 桃源郷 フルーツセンター|山梨県笛吹川フルーツ公園
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天気が回復した笛吹川フルーツ公園で眺望と花を楽しむ

桜と青空が美しい「フルーツパーク富士屋ホテル」

桜と青空が美しい「フルーツパーク富士屋ホテル」

フルーツセンターのすぐ下には、「フルーツパーク富士屋ホテル」というリゾートホテルがあります。

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リゾートホテルなので、お値段はかなり高めですが、ここに宿泊すれば、「日本新三大夜景」を眺めることができそうですね。

笛吹フルーツ公園西端の桜並木

笛吹フルーツ公園西端の桜並木

フルーツ公園の西側の舗装路には、サクラが植えられていて、ちょっとした桜並木に。

笛吹フルーツ公園に咲く色鮮やかな桜

笛吹フルーツ公園に咲く色鮮やかな桜

その近くには、名前はよくわかりませんが、色鮮やかなサクラの花。

「くだもの工房」と「わんぱくドーム」

「くだもの工房」と「わんぱくドーム」、中央本線からも良く見える特徴的なドーム型の建物です

フルーツ公園の真ん中あたりに、ドーム型の建物が2つ並んでいます。手前が「くだもの工房」で、レストランや売店(マルシェ)などが入っています。奥が「わんぱくドーム」で、子どもたちが遊べるアスレチックがあるようです。

このドーム型の建物は、中央本線の車窓からも良く見えます。笛吹川フルーツ公園のシンボル的な存在ですね。

菜の花・チューリップの花と甲府盆地のコラボ

菜の花・チューリップの花と甲府盆地のコラボ

菜の花やチューリップといった春の花が咲くエリアからは、甲府盆地とその向こうの山並みを一望できます。まだ雪が残る山と、春満開のフルーツ公園。素晴らしい風景です。

色とりどりの花を咲かせるフルーツ公園の「ビオラ」

色とりどりの花を咲かせるフルーツ公園の「ビオラ」

色とりどりの鮮やかな花を咲かせていたのは「ビオラ」。スミレ科の花で、冬から春に花を咲かせます。一番にぎやかだったのが、このビオラが植えられているところでした。これだけ色がそろうと壮観ですね。

鮮やかでかわいらしいビオラの花

鮮やかでかわいらしいビオラの花

ビオラの花。花は3cmくらいで小さめですが、とても鮮やかな花を咲かせますね。

笛吹フルーツ公園内「くだもの広場」

笛吹フルーツ公園内「くだもの広場」、カフェと屋内ステージがあります

歩き疲れたので、休憩がてら、お花畑の近くにある「くだもの広場」というドーム型の建物へ。ここにはカフェと屋内ステージがあります。

笛吹フルーツ公園内くだもの広場のカフェで購入したイチゴのソフトクリーム

笛吹フルーツ公園内くだもの広場のカフェで購入したイチゴのソフトクリーム

せっかくなので、カフェでイチゴのソフトクリームを購入。濃厚でとてもおいしかったです。

笛吹フルーツ公園内駐車場近くから眺める桜と甲府盆地

笛吹フルーツ公園内駐車場近くから眺める桜と甲府盆地

13時53分のバスの時間まで、まだ少しあるので、バス停の近くを散策。フルーツ公園の下のほうですが、駐車場の近くにはサクラがたくさん咲いていました。サクラの向こうには甲府盆地と山並み。ここからの眺めもなかなかです。

甲府盆地の向こうにそびえる富士山

甲府盆地の向こうにそびえる富士山

富士山も良く見えているのですが、南の低い空にある雲に埋もれてしまって、いまいち目立ちません。雪がなければ目立つのでしょうけれど、こればかりは仕方がありません。

山梨市駅駅前の様子

山梨市駅駅前の様子

13時53分のバスに乗って、山梨市駅に戻りました。小さなバスのためか、平日にもかかわらず、バスは満員でした。写真の左下に移っているのが、笛吹川フルーツ公園から山梨市駅まで乗ってきたバスです。

ということで、笛吹川フルーツ公園とほったらかし温泉を訪ねてきました。フルーツ公園にはレストランもありますし、夕方~夜にかけては夜景を眺めることもできるので、一日遊べる施設ですね。今回は、青春18きっぷの旅の途中で立ち寄っただけでしたが、もう少し時間をとって、ゆっくりしてもよさそうだな、と思いました。


以上、「【青春18きっぷ旅】春を探しに笛吹川フルーツ公園へ! ほったらかし温泉からの景色も最高!(中央本線 山梨市駅)」でした。甲府盆地の眺望と花、そして温泉も楽しめますので、青春18きっぷ旅の途中下車スポットとしておすすめです。

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