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単行気動車が行ったり来たりの超ミニ鉄道、関東鉄道竜ケ崎線に乗ってみました! 田園風景の中を走る気動車が印象的な路線です!

乗車レポート
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前回記事でご紹介したとおり、関東鉄道常総線に乗車して終点の取手駅についたあとは、常磐線の下り列車に乗車して佐貫(さぬき)駅を目指します。佐貫駅から、今回の目的である関東鉄道竜ケ崎線に乗車します。

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JR駅の横にひっそりと建つ関東鉄道佐貫駅

取手からは常磐線の土浦行きに乗車します。E531系の15両編成ですが、平日のお昼前の下り列車はがらがらです。ボックスを一つ占有して汽車旅を楽しみます。といっても、佐貫まではわずか8分ですが。

関東鉄道佐貫駅の入口

JRの佐貫駅は、地平ホームに、改札口が2階にある構造。その改札を抜けて、東側の階段を降りたところに、関東鉄道の佐貫駅はひっそりと建っています。乗り換えの案内表示に沿って進むと、上の写真のような入口へ。まるでマンションの裏口のようですが、この入口を入ったところに、券売機や簡易PASMO改札機が並ぶ「駅」があります。

改札を抜けると1面1線の短いホームがありました。

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関東鉄道 竜ケ崎線とは?

関東鉄道竜ケ崎線は、茨城県竜ケ崎市の佐貫駅と竜ケ崎駅を結ぶ、全長わずか4.5kmの非電化路線です。全線単線どころか、途中駅での交換設備(行き違い設備)もなく、全線が1閉塞(全線で1列車のみが走る)という超ミニ路線です。同じく関東鉄道が運行する常総線が全長51km以上、3分の1は複線化されているのと比べると、その規模の小ささがわかります。

とはいえ、始発から終電までおよそ30分に1本、ラッシュ時は1時間に3本の列車がコンスタントに走っています。全線を走っても所要時間はわずか7~8分ですので、同じ列車が行ったり来たりしています。

そのため、竜ケ崎線に所属している気動車は3両しかありません。全線で一度に走れる列車は1つだけですので、3両もあれば予備も含めて十分なのでしょう。

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お昼前の竜ケ崎行きに乗車

佐貫駅に停車中の竜ケ崎行き

改札を入ったところで待っていたのは、わずか1両の気動車。常総線で乗車した列車と同じように、片側3扉、ロングシートの車両です。

常磐線との接続が考慮されたダイヤになっていて、約4分で乗り継げます。駅の場所を知らないと少し慌てるくらいの乗り継ぎ時間しかありません。急いで写真(上の写真です)を撮って乗り込みました。

平日のお昼時ということもあってか、車内は空いていました。それでも、がらがらということはなく、ロングシートが3割くらい埋まる程度の乗車率です。

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唯一の途中駅 入地(いれじ)駅で下車

佐貫駅を出ると、列車は左にカーブしながら住宅街を抜けていきます。このあたりは佐貫駅を中心とした市街地が広がっているようです。ところが、線路が直線になると、車窓には緑色が鮮やかな田園風景が広がります。わずか4分ほどで、唯一の途中駅、入地(いれじ)駅に到着。ここで途中下車します。他に下りる乗客は誰もいません。「このひと、何でこの駅でおりるの?」という視線を感じながら(?)下車しました。

入地駅

列車が行ってしまうと、まわりはしーんと静まり返ってしまいました。駅のまわりには民家が数件ありますが、お昼時ということもあってか、人影は見当たりません。唯一、駅ホームすぐ横の民家の庭で作業をしている老夫婦がいたくらいです。

入地駅の待合室

ホームの中ほどに、小さな待合室がありました。中にはベンチがあり、壁には時刻表やさまざまな掲示物が貼られていました。

簡易PASMO改札機

ホームの出口側には、一部文字が欠けてしまっていますが「きっぷ入れ」と書かれた箱と、簡易PASMO改札機が二つ並んでいました。簡易PASMO改札機は、入場用と出場用がありました。間違えないように出場用にタッチしておきました。

ちなみに、関東鉄道では、PASMOとSuicaが利用できますが、この2つ以外の交通系ICカードは利用できないようです。そういった内容の掲示がぶら下がっていました。

入地駅の踏切から

ホームの横にある踏切(一応、構内踏切?)から、先ほどまで通ってきた佐貫駅方面を眺めてみます。気持ちよいほど真っすぐな線路に、架線や架線柱のない空が広がります。この写真だけ見ると、ど田舎のローカル線に見えますが、こんな感じなのは途中駅である入地だけで、両終点駅の佐貫と竜ケ崎は市街地の中にあります。

天気もよいので、このあと、線路沿いに竜ケ崎駅まで散策してみます(つづく)。

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この記事を書いた人
乗り鉄歴25年!
ひさ

乗り鉄歴25年! 青春18きっぷやフリーきっぷを利用して、関東甲信越、北海道、東北によく乗り鉄に出かけます。このブログでは、これまでの乗り鉄経験を活かして、おすすめの列車や路線、青春18きっぷ活用のノウハウ、お得なきっぷの情報などを掲載しています。

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