2026年秋のJR各社の臨時列車の運転計画が発表されました。2026年秋は、紅葉シーズンや各地のイベントにあわせた観光列車をはじめ、夜行特急「アルプス」や大宮発着の「伊豆大宮紀行」など、注目の臨時列車が運転されます。この記事では、JR各社から発表された秋の臨時列車の中から、筆者が気になった注目の列車をピックアップして紹介します。
JR各社の2026年秋の臨時列車の運転計画まとめ(2026年8月21日発表)
※リンクをクリックするとPDFファイルが開きます。
- JR北海道
- JR東日本
- JR東海
- JR西日本
- JR四国
- JR九州
なお、定番の観光列車(JR東日本の「のってたのしい列車」、JR九州の「D&S列車」など)については、各社のWebサイトにて運転計画が公表されています。
大宮発着の特急「伊豆大宮紀行」を運転!
11月下旬の伊豆半島の紅葉の時期にあわせて、大宮駅発着の伊豆急下田行き臨時特急「伊豆大宮紀行」が運転されます。
- 列車名: 特急「伊豆大宮紀行」
- 運転日:
- 2026年11月28日(土) 大宮発
- 2026年11月29日(日) 伊豆急下田発
- 運転時刻:
- 大宮 09:41発 → 伊豆急下田 13:00着
- 伊豆急下田 15:24発 → 大宮 18:52着
- 使用車両: E257系9両(全車指定席)
E257系での運転ということで、特急「踊り子」を大宮発着の延長運転をするような形の臨時列車です。
快速「おもいで湯けむり」を運転、2~5号は古川~鳴子温泉を往復!
仙台~鳴子温泉を結ぶ快速「おもいで湯けむり」が運転されます。
- 列車名: 快速「おもいで湯けむり」
- 運転日:
- 2026年10月3日(土), 4日(日), 17日(土), 18日(日), 24日(土), 25日(日), 31日(土)
- 2026年11月1日(日)~3日(火・祝), 7日(土), 8日(日), 14日(土), 15日(日), 21日(土)~23日(月・祝), 28日(土), 29日(日)
- 運転時刻:
- 1号: 仙台 09:37発 → 鳴子温泉 11:30着
- 3号: 古川 13:02発 → 鳴子温泉 13:37着(10月3日は13:38着)
- 5号: 古川 14:45発 → 鳴子温泉 15:23着
- 2号: 鳴子温泉 11:43発 → 古川 12:31着
- 4号: 鳴子温泉 13:50発 → 古川 14:33着
- 6号: 鳴子温泉 16:03発 → 仙台 17:40着
- 使用車両: キハ110系2両(全車指定席)
快速「湯けむり」は、仙台~鳴子温泉~新庄で運転されていましたが、陸羽東線の鳴子温泉~新庄間が2024年7月の豪雨災害で不通となっていることから、これまで、仙台~鳴子温泉間で短縮運転されていました。
2026年の秋の臨時列車では、1号、6号はこれまでどおり仙台~鳴子温泉間での運転ですが、1号と6号の間に、古川~鳴子温泉を2往復する2号~5号が新たに設定されました。
秋の観光シーズンの週末に、本数の少ない陸羽東線の普通列車を補完するとともに、東北新幹線の古川駅から鳴子温泉方面へのアクセスを確保することが狙いでしょう。
快速「湯けむり」については、以下の記事をご覧ください。

東北各地で「ひなび(陽旅)」を運転!

北東北の新しい観光列車「ひなび」
釜石線を中心に運転されている観光列車「ひなび」ですが、この秋は、東北各地のイベントや紅葉シーズンにあわせて、さまざまな路線での運転が計画されています。
- 列車名: 快速「ひなび 釜石」
- 運転日: 2026年10月3日(土), 4日(日), 17日(土), 18日(日)、11月7日(土), 8日(日), 14日(土), 15日(日), 21日(土)~23日(月・祝)
- イベント: きっとてっと 2026(10月3日・4日)、釜石まつり(10月16日~18日)、海と希望の学園祭(11月7日・8日予定)、釜石まんぷくフェス(11月21日・22日予定)
- 運転時刻(往路): 盛岡 10:09発 → 釜石 13:19着
- 運転時刻(復路): 釜石 14:18発 → 盛岡 17:45着
釜石線で運転される「ひなび釜石」の運転日には、「釜石まつり」や「釜石まんぷくフェス」などが予定されています。
- 列車名: 快速「ひなび 下北」
- 運転日: 2026年10月10日(土)~12日(月・祝)
- イベント: 恐山秋詣り(10月10日~12日)
- 運転時刻(往路): 八戸 10:54発 → 大湊 12:40着
- 運転時刻(復路): 大湊 15:59発 → 八戸 17:42着
大湊線「ひなび 下北」は、 恐山秋詣りにあわせて運転されます。
- 列車名: 快速「ひなび 錦秋湖」
- 運転日: 2026年10月24日(土), 25日(日)
- 運転時刻(往路): 北上 11:11発 → 横手 12:26着
- 運転時刻(復路): 横手 15:13発 → 北上 16:22着
北上線で運転される「ひなび 錦秋湖」は、錦秋湖周辺の紅葉シーズンに運転されます。
- 列車名: 快速「ひなび 東北(中尊寺紅葉号)」
- 運転日: 2026年10月31日(土)、11月1日(日)~3日(火・祝)
- イベント: 中尊寺「紅葉銀河」(10月24日~11月8日)、毛越寺「紅葉まつり」「秋の藤原まつり」(紅葉まつり:10月26日~11月15日、秋の藤原まつり:11月1日~3日)
- 運転時刻(往路): 仙台 13:26発 → 平泉 15:08着
- 運転時刻(復路): 平泉 18:00発 → 仙台 19:34着
東北本線で運転される「ひなび 東北(中尊寺紅葉号)」は、中尊寺や毛越寺の紅葉シーズンのお祭りやイベントにあわせて運転されます。
- 列車名: 快速「ひなび 八幡平」
- 運転日: 2026年11月27日(金)~30日(月)
- 運転時刻(往路): 盛岡 09:04発 → 大館 12:12着
- 運転時刻(復路): 大館 14:48発 → 盛岡 17:30着
なお、2026年8月現在、北上線のほっとゆだ~横手間は運転見合わせとなっています。そのため、快速「ひなび 錦秋湖」は、ほっとゆだ~横手間で区間運休が発生する可能性があるとのことです。
紅葉シーズンに東北におでかけの方、東北各地の紅葉まつりやイベントにおでかけの方は、各地で運転される「ひなび」を利用してみるのもよいのではないでしょうか。ゆったりとした座席で、車窓を眺めながら旅ができる列車です。
観光列車「ひなび」については、以下の記事もご覧ください。

夜行特急「アルプス」を1日限定で運転!
新宿発白馬行きの特急「アルプス」が2026年秋も運転されます。
- 列車名: 特急「アルプス」
- 運転日: 2026年10月9日(金)
- 運転時刻: 新宿 23:58発 → 白馬 05:50着
- 使用車両: E257系9両(全車指定席)
2026年秋の運転は、10月のスポーツの日の3連休の前日、10月9日のみの運転となります。
すっかり臨時の夜行特急として定着した感のある特急「アルプス」ですが、2026年秋の運転は1日のみと少なめです。11月上旬の文化の日の飛び石連休や、下旬の勤労感謝の日の3連休は、白馬方面の夏秋の観光シーズンは終了しているという判断なのかもしれません。
「くしろ湿原ノロッコ」ラストランを実施!

2026年でラストランとなる「くしろ湿原ノロッコ号」
釧網本線を走るトロッコ列車「くしろ湿原ノロッコ」が今シーズンで運転を終了します。10月9日は「ノロッコ川湯温泉号」が、ラストランとなる10月10日には「くしろ湿原ノロッコ1号・2号」が運転されます。
- 列車名: 普通「ノロッコ川湯温泉号」・普通「くしろ湿原ノロッコ」
- 運転日:
- 2026年10月 9日(金): ノロッコ川湯温泉号
- 2026年10月10日(土): くしろ湿原ノロッコ1・2号
- 運転時刻:
- ノロッコ川湯温泉号(往路): 釧路 11:06発 → 川湯温泉 13:32着
- ノロッコ川湯温泉号(復路): 川湯温泉 14:10発 → 釧路 16:39着
- くしろ湿原ノロッコ2号: 釧路 11:06発 → 塘路 11:51着
- くしろ湿原ノロッコ1号: 塘路 12:17発 → 釧路 13:05着
- 途中停車駅:
- ノロッコ川湯温泉号: 東釧路・釧路湿原・細岡・塘路・標茶・摩周
- くしろ湿原ノロッコ: 東釧路・釧路湿原・細岡
1989年に運転を開始した「くしろ湿原ノロッコ号」は、1998年から現在の2代目車両での運転となりました。2026年で通算38年もの運転期間となります。窓のないトロッコ車両から、雄大な釧路湿原を眺められる列車が運転終了してしまうのは残念ですね。
「くしろ湿原ノロッコ号」のラストランについては、JR北海道のニュースリリースもご覧ください。
関西⇔北信越を結ぶ臨時「はくたか」を継続運転!

北陸新幹線「はくたか」
2026年夏の臨時列車でも運転された、関西と北信越を結ぶ臨時「はくたか」「サンダーバード」が、秋の臨時列車でも運転されます。
- 列車名: 「サンダーバード95号」「はくたか668号」
- 運転日: 2026年10月10日(土), 17日(土), 24日(土), 31日(土), 11月7日(土), 14日(土), 21日(土), 28日(土)
- 運転時刻
- サンダーバード95号: 大阪 08:51発 → 京都 09:23発 → 敦賀 10:20着
- はくたか668号: 敦賀 10:30発 → 富山 11:36着 → 上越妙高 12:16着 → 長野 12:41着
関西→北信越方面の臨時列車のダイヤは、2026年夏と変更はないようです。「はくたか668号」は、珍しい長野行きの上り「はくたか」となります。
- 列車名: 「はくたか639号」「サンダーバード88号」
- 運転日: 2026年10月12日(月・祝), 18日(日), 25日(日), 11月1日(日), 8日(日), 15日(日), 23日(月・祝), 29日(日)
- 運転時刻
- はくたか639号: 東京 12:32発 → 長野 14:29発 → 上越妙高 14:53発 → 富山 16:43発 → 敦賀 16:43着
- サンダーバード88号: 敦賀 16:53発 → 京都 17:51着 → 大阪 18:24着
北信越→関西方面のダイヤは、少し修正されています。夏臨では定期列車の「サンダーバード32号」に接続していましたが、今回は臨時サンダーバードへの接続となります。
2026年夏は、3連休やお盆休みのみの設定でしたが、今回は、関西→北信越方面が毎土曜日、北信越→関西方面が毎日曜日と、運転日数が多くなっています。夏臨で好評だったのかもしれませんね。関西方面から秋の信州への旅行にちょうどよい良い列車となっています。
以上、『【2026年秋の臨時列車】「伊豆大宮紀行」「ひなび」を運転! 「くしろ湿原ノロッコ」はラストランへ!』でした。2026年秋は、紅葉や各地のイベントにあわせた観光列車を中心に、魅力的な臨時列車が多数設定されています。特に「ひなび」の各地での運転や「くしろ湿原ノロッコ」のラストランなど、今秋ならではの列車もあります。秋の旅行や乗り鉄を計画されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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