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【きた北海道フリーパス】道央・道北エリアで3日間特急列車に乗り放題のフリーきっぷ!(2026年版)

ノウハウ-おトクなきっぷ
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「きた北海道フリーパス」は、道央・道北の広範囲がフリーエリアとなるフリーきっぷです。フリーエリア内の特急列車に3日間乗り放題となり、指定席にも4回まで乗車できます。宗谷本線の稚内駅までがフリーエリアに入りますので、道北エリアの観光・乗り鉄向きのきっぷです。この記事では、「きた北海道フリーパス」の概要と、使いこなしのコツをご紹介します。

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「きた北海道フリーパス」とは?

「きた北海道フリーパス」は、道央~道北の広い地域がフリーエリアとなり、普通列車・快速列車・特急列車に3日間乗り放題となるフリーきっぷです。普通車指定席にも4回まで乗車することができます。

「きた北海道フリーパス」の概要は以下のとおりです。

きっぷ名きた北海道フリーパス
利用期間~2027年4月3日(土)
※4月27日~5月6日、8月10日~19日、12月28日~1月6日は利用できない
備考
発売期間~2027年3月31日(水)
・2027年4月1日利用開始分まで発売
・有効期限の開始日は購入当日または翌日
有効期間3日間
フリーエリア・函館本線(小樽~札幌~旭川)
・宗谷本線(旭川~稚内)
・石勝線(南千歳~追分)
・根室本線(滝川~富良野)
・富良野線(旭川~富良野)
・千歳線(札幌~南千歳・新千歳空港)
・室蘭本線(岩見沢~追分)
フリーエリア
(図)
出典https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Otoku/007015/
効用・フリーエリア内の普通列車(快速含む)の普通車自由席、座席未指定券を設定している特急列車の普通車指定席の空席に乗り降り自由
・普通車指定席に4回まで乗車可能
・帰りのPeach便で利用できる機内ご利用券(1,000円分)付き
・ANA版はANA FESTAで利用できるお買物券(1,000円分)付き
・FDA版は新千歳空港4階「アミュージアムショップフライヤー」で利用できるお買物券(1,000円分)付き
発売会社JR北海道
発売箇所・新千歳空港駅の指定席券売機・話せる券売機
・U25用は新千歳空港駅の話せる券売機のみで発売(年齢を確認できる公的証明書の提示が必要、13,990円で発売)
価格(大人)16,670円
価格(小児)0円

※25歳以下の方は「きた北海道フリーパス U25版」を13,990円で購入できます。年齢を証明する身分証明書の携帯が必要です。

「きた北海道フリーパス」を購入できるのは新千歳空港駅だけです。「きた北海道フリーパス」を利用したい場合には、新千歳空港に到着する航空便で渡道するようにしましょう。

「きた北海道フリーパス」は各航空会社とタイアップしたフリーきっぷです。帰りの機内や空港のショップ等で利用できる1,000円分の利用権が付属します。2026年度は、Peach版、FDA版、ANA版が発売されます。それぞれの「ご利用権」の使用可能箇所は以下のとおりです。

  • Peach版: 新千歳空港を出発する便の機内で利用可能
  • FDA版: 新千歳空港4階「アミュージアムショップフライヤー」でFDAグッズの購入に利用可能
  • ANA版: 新千歳空港、旭川空港、稚内空港にある「ANA FESTA」で利用可能

詳しくは、JR北海道のニュースリリースをご覧ください。

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「きた北海道フリーパス」はどれくらいお得なの?

新千歳空港からフリーエリア内の主要駅への特急列車での往復料金(通常料金)と比べてみましょう。

  • 新千歳空港~稚内: 23,540円(新千歳空港~札幌は快速、札幌~稚内で特急指定席利用の往復)
  • 新千歳空港~美瑛~富良野: 15,100円(新千歳空港~札幌は快速、札幌~旭川で特急指定席利用の往復)

これだけみると、「きた北海道フリーパス」(16,670円)の元を取るのは簡単そうに見えます。特に、新千歳空港から稚内への往復に利用すれば、通常料金よりも7,000円近くもお得になりそうです。

ところが、JR北海道では、札幌から各都市への特急列車を割引で利用できる「トクだ値1」を発売しています。「トクだ値」はえきねっと限定の割引きっぷです。JR北海道では、価格変動制を採用しており、割引率は10%~55%と大きく変動します。そのため、いつでも格安料金で乗車できるとは限りませんが、それでも、「きた北海道フリーパス」のほうが高くなってしまう場合が多いです。

区間 きっぷ 価格
(往復利用)
備考
札幌~稚内 トクだ値1 12,540円~
20,540円
指定席
札幌~
音威子府
トクだ値1 9,760円~
15,980円
指定席

JR北海道のフリーきっぷについては、以下の記事をご覧ください。

【JR北海道 お得なきっぷまとめ】北海道を旅するときに利用したいフリーきっぷ・割引きっぷを紹介!(2025年版)
JR北海道は特急列車にも乗車できるお得なきっぷを発売しています。【ひさの乗り鉄ブログ】では、北海道を鉄道で旅する方向けに、おすすめのフリーきっぷや割引きっぷをまとめてご紹介します。どのように使い分ければよいかも解説しますので、どのきっぷを使えばよいか迷っている方も、ぜひ読んでみてください。
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周遊ルートが組みにくい「きた北海道フリーパス」は使い方に工夫が必要

単純往復で元が取るのが難しくても、周遊ルートであちこち乗りまわればおトクになるのではないかと思われます。実際、このきっぷの姉妹版「ひがし北海道フリーパス」では、新千歳空港~釧路~網走~札幌という周遊ルートを作ると、かなりお得になります。

【ひがし北海道フリーパス】道央~道東の広いフリーエリアで 4日間特急列車に乗り放題のお得なフリーきっぷ!
JR北海道のフリーきっぷ「ひがし北海道フリーパス」は、道央・道東エリアの広いフリーエリアで4日間も特急列車に乗り放題、指定席にも5回まで乗車できるフリーきっぷです。【ひさの乗り鉄ブログ】では、「ひがし北海道フリーパス」の概要、購入方法、おすすめの利用法や、他のお得なきっぷとの比較を紹介します。

ところが、「きた北海道フリーパス」のフリーエリアでは、周遊ルートが作りにくい のです。旭川~稚内は長大な行き止まり路線のため、鉄道だけで旅をするのであれば引き返すしかありませんが、この区間に乗らないと元を取るのは難しいです。

ということで、他の割引きっぷやフリーきっぷと比べると、「きた北海道フリーパス」を使いこなすには工夫が必要となります。

「きた北海道フリーパス」はU25対象者ならおトク度はかなりアップ!

25歳以下限定の「きた北海道フリーパス U25版」なら、おトク度はかなり上がります。

例えば、新千歳空港~稚内の往復だけでも、トクだ値1の最安値+札幌~新千歳空港の乗車券(往復)で約15,000円。一方の「きた北海道フリーパス U25版」であれば13,990円です。

おとな用と比べて2,500円以上も安くなると、だいぶお得感が増してきます。

「きた北海道フリーパス」がお得になるのは稚内~美瑛・富良野の周遊ルート?

それでは、(U25版ではない)通常の「きた北海道フリーパス」が適しているルートはないのでしょうか?

  • 1日目:新千歳空港~札幌~(特急ライラック・カムイ)~旭川~(特急サロベツ)~稚内(稚内泊)
  • 2日目:稚内観光、稚内~(特急サロベツ)~旭川~富良野(富良野泊)
  • 3日目:富良野・美瑛観光、富良野~旭川~(特急ライラック・カムイ)~札幌~新千歳空港

こんなルートで稚内と富良野を観光すれば、通常料金や割引きっぷよりもお得になります。

ただし、1日目は移動だけで終わってしまいますし、2日目、3日目の観光も午前中が中心で、午後は移動となります。2泊3日の行程では、移動に時間を割き過ぎの感が否めません。

観光よりも乗り鉄メインの道北方面への旅には「きた北海道フリーパス」がおすすめですが、観光メインの場合は元が取れない可能性がありますので、「トクだ値」などの割引きっぷとよく比較検討することをおすすめします。

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「きた北海道フリーパス」で訪れたいおすすめの路線、観光スポット

宗谷本線の雄大な車窓

宗谷本線の雄大な車窓

「きた北海道フリーパス」を利用するのであれば、長大な宗谷本線の乗車は欠かせないでしょう。広々とした丘陵地帯に広がる牧場、荒涼とした大地、蛇行する天塩川など、車窓も素晴らしい路線です。

宗谷本線の乗車記については、以下の記事をご覧ください。車窓を中心に、途中下車して立ち寄った観光スポットも紹介しています。

【宗谷本線 乗車記】広大な牧場と原野、雄大な天塩川の流れが車窓を彩る北海道らしい路線! 途中下車しての観光もおすすめ!
北海道の北部、旭川と稚内を結ぶ宗谷本線。特急が走るものの、「長大ローカル線」の様相を呈しています。それでも、北海道らしい原野や、大規模な牧場が点在する雄大な車窓は、本州ではなかなか見られません。中盤の天塩川の車窓も素晴らしく、鉄道好きなら一...

「きた北海道フリーパス」で訪れたいもう一つの路線は富良野線です。丘の町「美瑛」や、初夏のラベンダーが有名な「ファーム富田」など、観光スポットが多くある路線です。特に、初夏~夏の美瑛駅や美馬牛駅周辺でのサイクリングはおすすめです。

富良野線沿線の観光スポットと、富良野エリアへのアクセスに利用できる臨時列車の情報については、以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。

富良野・美瑛を旅しよう! 北海道の観光シーズン到来! 主要観光地へのアクセス・おすすめの臨時列車やきっぷを紹介します!(2025年版)
梅雨のない北海道では、6~7月の初夏が観光のベストシーズン! 特に、ラベンダーが咲く富良野・美瑛方面への旅行に最適な季節です。この記事では、富良野・美瑛への鉄道でのアクセスや、おすすめの臨時列車、使いやすいフリーきっぷなどについて紹介します。また、鉄道旅行でもアクセスしやすい観光ポイントも紹介します。

以上、「きた北海道フリーパス」についてご紹介しました。通常料金に比べるとかなりおトクに見える「きた北海道フリーパス」ですが、割引率が高い「トクだ値」と比べると、必ずしもおトクにならない場合もあります。「きた北海道フリーパス」が本当におトクになるのか、旅行の行程と照らし合わせて、よく検討したほうがよさそうです。

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この記事を書いた人
乗り鉄歴25年!
ひさ

乗り鉄歴25年! 青春18きっぷやフリーきっぷを利用して、関東甲信越、北海道、東北によく乗り鉄に出かけます。このブログでは、これまでの乗り鉄経験を活かして、おすすめの列車や路線、お得なきっぷの情報などを掲載しています。

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