K'z Lifelog ~青春18きっぷと乗り鉄のブログ~

青春18きっぷの話題をはじめ、汽車旅のノウハウや鉄道関連のニュースなどを思うままに綴っていく乗り鉄ブログです。

【青春18きっぷ活用法】少しの出費で効率的な汽車旅を実現! 青春18きっぷにプラスして新幹線・特急列車も活用しよう!

おすすめ記事Pick Up! 2019年夏のおすすめ臨時列車

青春18きっぷで旅行をする場合、目的地が遠いと時間がかかってしまいます。そんなときは、全行程で青春18きっぷを利用することにこだわらず、一部区間で新幹線や特急列車を活用すると効率的に旅ができます。この記事では、青春18きっぷと合わせて、新幹線や特急列車を上手に活用して、効率的に汽車旅をする方法をご紹介します。

※2019.03.17更新(一部修正・追記・リンク追加)

青春18きっぷ+新幹線・特急列車の利用

f:id:kzlife:20171203195417j:plain

青春18きっぷは、1日あたり2,370円で、日本全国のJR線の普通列車・快速列車が乗り放題という安さが大きなメリットです。そのため、格安で鉄道旅行を楽しみたい層には人気のフリーきっぷとなっています。

一方、青春18きっぷでは、新幹線や特急列車には乗車できないという制約がありますので、長距離の移動にはとても時間がかかります。無理に青春18きっぷだけで長距離を移動しようとすると、目的地までの移動だけで旅行が終わってしまうこともあります。

そこで、青春18きっぷに加えて、新幹線や特急列車を利用する ことを考えてみます。

例えば、片道だけ新幹線を利用して一気に目的地に到着し、そこから青春18きっぷを利用開始。各地で観光やグルメを楽しみながら、普通列車を乗り継いで自宅まで戻ってくるという使い方ができます。もちろん逆でもよいですし、往復は別の交通手段を利用し、目的地周辺でのみ青春18きっぷを利用することもできます。

もちろん、青春18きっぷだけを利用する旅行に比べるとお金はかかりますが、観光など旅行本来の目的に時間をかけることができるようになりますので、結果的に満足度が高い旅行になることも多いです。

青春18きっぷの利用を前提にして、部分的に新幹線や特急列車を利用する方法としては、

  • 目的地までの片道または往復に新幹線や特急列車を利用
  • 一部区間(普通列車の本数が少ない区間、普通列車では時間がかかる区間)で新幹線や特急列車を利用

が考えられます。

以下では、それぞれの具体的な利用方法について紹介します。

目的地までの片道・往復に新幹線や特急列車を利用

最もわかりやすいのがこの使い方でしょう。個人的には、片道300㎞を超えるようなところへ行くときには、青春18きっぷだけでなく、新幹線や特急列車の利用を検討します。300㎞はあくまで目安ですが、普通列車を乗り継ぐと6時間以上かかることが多く、移動だけで1日使ってしまうためです。

東京発の場合は、

  • 東北方面: 仙台・山形より先
  • 北陸方面: 新潟より先
  • 甲信越方面: 長野・松本より先

あたりが目安でしょうか。

特に、新幹線と並行している区間では、青春18きっぷでは乗車できない第三セクターの路線を経由しなくてはならない区間 があります。第三セクターの路線に乗車することが目的ならば別ですが、そうでないなら、第三セクターの運賃を別に払うくらいなら、もう少し奮発して新幹線に乗車する ことで、貴重な時間を節約することができます。

往路・復路のどちらかで新幹線・特急列車を利用しよう

個人的によく使うのが、片道に新幹線や特急列車を利用するパターンです。往路は新幹線で一気に目的地に、その後、青春18きっぷでの乗り鉄を楽しみながら帰宅するということが多い です。

実際に、2泊3日で青森まで旅行した時には、

  • 初日は東北新幹線で一気に新青森へ
  • その後、リゾートしらかみ、きらきらうえつなどの観光列車の乗車を楽しみながら、五能線、羽越本線、上越線を経由して帰宅(青春18きっぷ3日分利用)

という汽車旅を実行しました。青森まで青春18きっぷでアクセスしていたら、おそらく2泊3日では、この行程は不可能でしょう。

www.kzlifelog.com

往復ともに新幹線・特急列車を利用

汽車旅の目的地が遠い場合には、往復で新幹線を利用することもあります。

例えば、2017年の夏に紀伊半島に旅行をした際には、

  • 往路・復路ともに東京~名古屋で東海道新幹線を利用
  • 青春18きっぷで紀伊半島のJR線(関西本線、参宮線、紀勢本線等)に乗車

という方法をとりました。

往復ともに新幹線を利用したことで、2泊3日の行程で、紀勢本線を全線普通列車で乗りとおしながら、伊勢神宮、紀伊勝浦や那智の滝(那智山)、潮岬などの観光もできました。

www.kzlifelog.com

東京~名古屋を、東海道本線の普通列車で乗り継いでいたら、片道で6時間以上はかかりますので、2泊3日の行程では単に列車に乗るだけの旅になってしまうでしょう。

新幹線や特急列車には、青春18きっぷでは乗車できないため、別途、運賃+特急料金が必要になります。出費が増えてしまうわけですが、特に長期の休みを取ることが難しい方には、移動時間短縮の効果は大きいでしょう。節約できた時間で、観光やグルメを楽しむことができれば、旅の満足度もグッと上がるはずです。

早めの計画でお得な乗車券を購入しよう!

新幹線や特急列車を利用する場合には、早めに旅行の計画を立てて、お得な乗車券を利用するようにしましょう。

例えば、JR東日本、JR北海道、JR東海のサービスとしては、

  • JR東日本・JR北海道(各新幹線・主要特急列車): えきねっとトクだ値(前日まで)、お先にトクだ値(21日前まで)
  • JR東海(東海道新幹線): EX早得(3日前まで)、EX早得21(21日前まで)、EXこだまグリーン早得(3日前まで)

などがあります。

JR東日本のお先にトクだ値では、列車・席数限定ながら、中には40%引き以上のきっぷも設定されています。詳しくは、以下の記事で紹介しています。

www.kzlifelog.com

また、青春18きっぷとの組み合わせでおすすめなのは、東海道新幹線の「EXこだまグリーン早得」です。こだま限定ですが、グリーン車に乗車できるうえに、普通車指定席のきっぷを普通に購入するよりもお得になるというサービスです。

実際に利用した時のレポートを含めて、以下の記事で詳しく解説しています。

www.kzlifelog.com

これらのサービスは、インターネットでの事前予約・購入が必要ですので、早めに旅行の計画を立てて、きっぷを予約することをおすすめします

一部区間で新幹線や特急列車を利用しよう(通称:ワープ)

f:id:kzlife:20171203194224j:plain

普通列車の少ない区間や、普通列車ではものすごく時間がかかる区間では、一部区間だけ新幹線や特急列車を利用することを考えましょう

ローカル線では、普通列車の乗り継ぎが悪く、次の列車まで1時間以上も待たなくてはならないことがよくあります。このような区間だけを、新幹線や特急列車に乗車することで、かなりの時間短縮になることがよくあります。青春18きっぷ業界(?)では、「ワープ」 と呼ばれている方法です。

「ワープ」の効果的な方法、「ワープ」を利用したい路線・線区、ワープにかかる費用(ワープする区間の新幹線や特急列車の運賃+自由席特急料金)を紹介しています。

www.kzlifelog.com

なお、新幹線を利用してワープするときに覚えておきたいのが、「特定特急券」の制度です。これは、新幹線の隣接駅間(一部では二駅先の区間まで)の自由席特急料金が安く設定されているという制度です。

例えば、東海道新幹線の静岡~浜松では、

  • 指定席特急券: 2,250円(通常期)
  • 特定特急券(自由席): 980円

となっています。新幹線の自由席特急料金は、指定席特急料金から520円を引いた額ですので、本来であれば1,730円なのですが、それが980円と、おおよそ半額になっています。この区間、約77kmあり、普通列車では70分以上かかりますが、東海道新幹線では、こだま利用で約25分です。

この特定特急券の制度を覚えておけば、効率的な「ワープ」が実現できます。


以上、青春18きっぷに加えて、新幹線や特急列車を活用する方法をご紹介しました。うまく利用すれば、ちょっとの出費で効率的に移動することができますので、観光に時間を割くことができ、充実した旅行になると思いますよ。