ひさの乗り鉄ブログ

青春18きっぷの話題をはじめ、観光列車や風光明媚な路線の乗車記などを思うままに綴っていく乗り鉄ブログです。

青春18きっぷ旅での座席確保のコツを紹介! 窓側座席で快適な汽車旅をしよう!


青春18きっぷで乗車できるのは普通列車のみ。一部の観光列車などを除けば、自由席のみの列車が多いです。お盆休みやお正月などの繁忙期は当然ですが、そうでなくても時間帯によっては混雑した列車にあたることがあります。そんなときでも、できるだけ座席を確保して快適に旅をしたいですよね。

この記事では、青春18きっぷの旅で普通列車の座席確保のコツをご紹介します。

※2019.06.24更新(大幅リライト)

窓側の座席を確保して快適な青春18きっぷ旅を!

青春18きっぷでは、普通列車や快速列車にしか乗車できません。一部の観光列車や通勤ライナーなどを除くと、普通列車には自由席しかありませんので、いくら長距離の列車だったとしても、座席を確保できる保証はありません。せっかくの旅なのに、1~2時間も立ちっぱなし。できれば避けたいものですね。

そして、座席を確保するならば、できるだけ車窓を眺めることができる窓側の座席を確保したいでしょう。景色の見えない夜間であればともかく、鉄道旅行の最大の魅力は、車窓を眺めながら旅ができることにあるからです。

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ところが、進行方向前向きの窓側の座席というのは数が限られています。

地方の路線に多いボックスシート(二人掛けのシートが向かい合った4人用の座席)の車両では、ボックスシートの進行方向の窓側を確保したいはずです。この時点で、該当する座席は4分の1しかありません。

さらに、海や川に沿って走る路線では、絶景の車窓が眺められるのは進行方向の左右どちらかに偏っている場合が多いです。ここまで限定してしまうと、希望に叶う座席は、全ての座席の8分の1しかないことになります。ボックスシートが並ぶ車両でも、1両に4~5席といったところでしょう。

たとえ空いている列車だったとしても、この8分の1しかない座席を確保するのは、かなり大変であることがわかります。

【まとめ】青春18きっぷ旅での座席確保のコツ!

座席確保のコツをまとめると、以下のようになります。

  • できるだけ始発駅から乗車しよう!
  • 早めにホームの正しい乗車位置に並んでおこう!
  • 途中駅での切り離しに注意しよう!
  • 列車の本数が多い区間では、1本後の列車を積極的に利用しよう!
  • たいてい空いている始発列車を活用しよう!
  • 座れなかったら、地元客・高校生のあとの座席を狙おう!
  • 譲りあって楽しい汽車旅に!

以下で、一つずつ見ていきましょう。

できるだけ始発駅から乗車しよう!

当たり前のことかもしれませんが、座席を確保するためには、列車入線時に乗客が誰も乗っていない始発駅から乗車するのが最も確実です。それも、列車がホームに入ってくる前から乗車口に並んでいれば、ほぼ確実に好みの座席を確保できるでしょう。

もっとも、こればかりは旅程次第なので、どうにもならないときもあります。それでも、少し工夫すれば、始発駅からの列車に乗ることもできるのです。

次に乗り継ぐ列車の始発駅で下車→乗り継ぎ

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東海道本線 興津始発浜松行きの電車 始発の興津駅で乗り継ごう

通常は、「今乗車している列車の終着駅」=「次に乗り継ぐ列車の始発駅」というパターンが多いのですが、一部の路線では、このパターンに当てはまらないことがあります。

例えば、静岡県内の東海道本線では、静岡周辺の列車本数を増やすためか、島田駅や興津駅を始発・終着とする列車が多く運転されています。

このような場合、いま乗っている列車の終点まで乗車するのではなく、次に乗り継ぐ列車の始発駅で下車して乗り継ぐことによって、座席を確保できる確率がグッとあがります。

東海道本線の乗り継ぎ例については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

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地方のローカル線は乗り入れ路線の主要駅から乗車

地方のローカル線は、途中から幹線に乗り入れて、その地方の主要駅まで直通運転されていることが多いです。

例えば、JR東日本の陸羽西線(新庄~余目)は、多くの列車が余目から羽越本線に乗り入れて酒田まで直通運転されています。

陸羽本線から羽越本線の鶴岡方面(上り方面)に乗り継ぐ場合、乗換案内などで検索すると、余目で乗り換える経路しか出てきません。

この場合、新庄から乗車した列車で終点の酒田まで行き、酒田から羽越本線に乗車することで、始発駅から乗車できることになり、座席を確保できる確率も上がります。

このルートは、余目~酒田間を二重に乗車することになってしまい、余計に運賃がかかってしまうために、乗換案内では出てこないのですね。

でも、普通列車乗り放題の青春18きっぷであれば、そんな心配は無用です。

もっとも、上の例では、余目駅での乗り換えが考慮された列車もありますので、酒田で乗り換えると、1本後の列車になってしまうこともあります。時刻表を眺めながら、乗り継ぎを優先するか、座席確保を優先するか、考えるとよいでしょう。

早めにホームの正しい乗車口に並ぼう!

これも当たり前のことなのですが、正しい乗車口に並んでいないと、いくら早く並んでも意味がありません。

ローカル線の場合は、時間帯によって、1両だったり、2両や4両だったりと、両数がかなり変わることがあります。これから乗車する列車が何両編成なのかを前もって確認しておくこと が重要です。

確認方法は、以下の通りです。

  • 駅ホームの行先表示板を確認する
  • 駅員に聞く
  • 既に並んでいる地元の人(旅行者ではない人)に聞く

ターミナル駅などでは、行先表示板に「10:00 〇〇(行先)2両」などと表示されていることが多いので、「2両編成乗車口」などと書かれたところに並べば間違いありません。

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ホーム足元や電光掲示板の表示を見て正しい位置に並ぼう!

こういった表示がない場合、確実なのは駅員さんに聞くことでしょう。改札口や窓口にいる駅員さんに、「次の〇〇行きは何両編成ですか?」「次の〇〇行きに乗るにはどこに並べばよいですか?」と聞いてみましょう。

気軽に聞けそうな駅員さんがいない場合は、すでに並んでいる地元の人に聞くのがよいと思います。だいたい列車ごとに両数は決まっていることが多いので、普段乗りなれている方であれば知っていることが多いです。

途中駅での切り離しに注意しよう!

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常陸大子駅で切り離される水郡線の車両

ローカル線に限らないですが、都市部から郊外へ行く列車では、途中駅で一部の車両を切り離すことがあります。切り離しのある途中駅より先の駅まで乗車したい場合には、切り離されないほうの車両に乗車しておく必要があります。 

切り離し作業中に車両を移動することもできますが、座席を確保できるとは限りませんので、なるべく最初に乗車するときから、終点まで行く車両に乗っておくほうがよいです。

特に、青春18きっぷシーズンには、終点まで乗車する乗客が多いため、切り離し後に座席を確保できないことも多いです。

始発駅から乗車するときには、駅の案内やアナウンスをよく確認しましょう。たいていは前寄りの車両が終点まで行くことが多いので、よくわからなければ一番前の車両に乗っておくのが確実でしょう。

列車の本数が多い区間では、1本後の列車を積極的に利用しよう!

現在のJRのダイヤでは、乗車時間で1~2時間ほどの距離で列車の運転が分断されていることが多くあります。このような場合、乗り換え駅では列車の接続が考慮されたダイヤになっていることが多く、数分の乗り継ぎで次の列車に乗車できます。

効率よく乗り継いで行きたい場合にはありがたいダイヤなのですが、乗り換え駅では、次の列車の座席の争奪戦が始まります。乗り継ぐ先の列車の両数が、それまでの乗ってきた列車の両数よりも少ない場合、当然、座席を確保できない乗客が出てきます。

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東北本線の乗り継ぎは途中駅でランチを兼ねて1本落とすのがおすすめ!

このような場合、先を急ぐ必要がなければ、1本あとの列車を待つのがおすすめです。本数が極端に少ないローカル線では厳しいですが、1時間に1本程度の本数があれば、一度改札を出てランチタイムに充てたり、お茶をしたりすれば気分転換にもなります。

そして、重要なことは、これから乗車する列車に接続する列車が到着する前にホームで並んでおくこと です。そうすれば、楽に座席を確保することができるはずです。

ずっと普通列車に乗り続けていると、いくら汽車旅が好きでも疲れてしまいます。休憩をとることを兼ねて1本あとの列車を待てば、座席も確保できて一石二鳥ですね。

たいてい空いている始発列車を活用しよう!

仙石東北ラインの始発列車@仙台駅

ローカル線で空いている列車に乗車したければ、ターミナル駅からの始発列車がおすすめです。午前5時台か6時台という朝早い時間帯になりますが、たいていは空いています。というより、発車時点ではガラガラのことも多いです。

長距離を走る列車では、途中から通勤・通学ラッシュの時間帯にかかることもありますが、座席が確保できていればそれほど気にならないでしょう。むしろ、その地方の日常を感じることができて、個人的には好んで始発列車に乗るようにしています。

朝早い列車は気分もいいですし、空気も澄んでいて車窓を眺めるのにも向いています。車窓を眺めたければ、朝早く出て、夜も早めに宿に入るとよいでしょう。

座れなかったらどうする!? 乗車後に座席を確保するコツ

これまで、いかに座席を確保するかという点について書いてきましたが、それでも、どうしても座れない場合もあります。途中駅から乗車しなくてはならない場合や、ぎりぎりの時間で乗り継いだ場合などです。

このような場合にはどうしたらよいでしょうか?

ローカル線では地元客・高校生のあとを狙おう

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ローカル線といえどもラッシュの時間帯はそれなりに混雑します。大都市の帰宅ラッシュの時間帯といえば午後6時以降ですが、地方のローカル線の帰宅ラッシュは、高校生の帰宅時間帯の午後4時~6時くらいです。

このような列車では、地元客や高校生のあとの座席を狙うとよいでしょう

高校生の帰宅時間帯の列車は始発駅からかなり混雑しますが、途中から座れることが多いです。始発駅では帰宅する高校生で満員だったのに、気がつくとがらがらになっている、ということがよくあります。

高校生の通学エリアは基本的に県内に閉じていることが多いので、県境を超える列車の場合、県境に近くなるほど乗客は減っていく傾向があります。

同じことは地元客にも言えます。通院客や買い物客の場合も、同じ県内の近くの駅で下車していくことが多いからです。

青春18きっぷ利用者が多い列車は終点まで混んていることも

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青春18きっぷシーズンは幹線の普通列車は混雑します!

夏休みなどで、青春18きっぷの利用者が多い列車の場合は、終点まで混雑していることもあります。青春18きっぷ利用者は、その路線の沿線に住んでいるわけではないので、観光地の最寄り駅や乗り換え駅でもない限り、途中下車することはほとんどありません。

格安の移動手段として利用しているか、乗り鉄を楽しんでいるかのどちらかなので、終点まで乗りとおす人が多いのです。

ローカル線の普段の利用者は、主に高校生と地元の中高年の方々ですが、そのどちらでもない乗客で混雑しそうなときは要注意です。早めにホームで並ぶなどして、座席確保に努めたほうが良いと思います。

青春18きっぷシーズンには、間違っても、大きな荷物を抱えた旅行客の前に立ってはいけません。高い確率で、終点か、他路線の乗換駅まで下車しませんので。

譲りあって楽しい汽車旅に!

地方の鉄道、特にローカル線は、前述のように、高校生と地元客が主な乗客です。地元客は中高年、特に、お年を召した方々が、病院へ通うなどの目的で利用されることが多いです。

ということで、座席を確保できたとしても、ぜひとも譲りあいの精神を忘れずにいたいものです。

ローカル線の使命は地域輸送。沿線の方々のための交通機関です。青春18きっぷなどで乗車するときには、個人的には、「ちょっとお邪魔する」くらいの感覚で乗っています。譲りあって、気持ちよく旅をしたいものですね。


以上、「青春18きっぷ旅での座席確保のコツを紹介! 窓側座席で快適な汽車旅をしよう!」でした。普通列車にしか乗車できない青春18きっぷでも、ちょっとのコツで快適に旅ができるようになりますね。

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