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【北海道&東日本パス】北海道新幹線・北海道内の特急に1日乗り放題の「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」はお得なのか? お得に活用するコツを紹介します!

ノウハウ

JR北海道とJR東日本の普通列車が7日間も乗り放題となる「北海道&東日本パス」。そのオプションとして、北海道新幹線と北海道内の在来線特急列車に乗車できる「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」が発売されています。2021-2022年も、春・夏・冬すべてで発売されます。

このオプション券、1日有効で値段が6,110円です。7日間有効で11,330円の「北海道&東日本パス」のオプション券としては、かなり割高に見えます。本当にお得なのでしょうか? また、どう使えばお得なのでしょうか?

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「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」とは?

「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」は、「北海道&東日本パス」と合わせて利用することで、北海道新幹線(立席)と北海道内の特急列車(普通車自由席)に乗車できる オプション券です。

  • 利用期間・発売期間
    • 春季
      • 利用期間: 2021年3月1日(月)~4月22日(木)
      • 発売期間: 2021年2月20日(土)~4月22日(木)
    • 夏季
      • 利用期間: 2021年7月1日(木)~9月30日(木)
        • 2021年8月1日(日)~19日(木)を除く
      • 発売期間: 2021年6月20日(日)~9月30日(木)
    • 冬季
      • 利用期間: 2021年12月10日(金)~2022年1月10日(月)
        • 2021年12月28日(火)~2022年1月6日(木)を除く
      • 発売期間: 2021年12月1日(水)~2022年1月10日(月)
  • 有効期間: 1日
  • 効力: 有効な「北海道&東日本パス」と合わせて利用することで、以下の列車・座席に乗車可能
    • 北海道新幹線 新青森~新函館北斗 相互駅間の立席(空いている座席) ※1
    • 北海道内の特急列車の普通車自由席
    • 1枚の「北海道&東日本パス」に対して組み合わせる枚数の上限はなし
  • 値段: 大人 6,110円,小児 3,050円

※1: 北海道新幹線 新青森~新函館北斗以外の区間にまたがって乗車する場合は、乗車する全区間の乗車券・特急券が必要になります。

なお、「北海道&東日本パス」については、以下の記事をご覧ください。

【北海道&東日本パス】北海道・東日本エリアの普通列車が7日間乗り放題で11,330円! 基本的な使い方・利用期間・青春18きっぷとの違いを紹介します!(2021-22年版)
「北海道&東日本パス」は、2021-2022年も春・夏・冬の3シーズンとも発売されます。青春18きっぷよりエリアは狭いですが、北海道・東日本エリアを旅するのであれば、使い勝手は断然上です。この記事では、「北海道&東日本パス」の利用期間、利用方法、青春18きっぷとの違い、どちらを利用すればよいかの判断ポイントなどをわかりやすくご紹介します。
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「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」は北海道新幹線の立席と北海道内の在来線特急列車の普通車自由席に1日乗り放題!

「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」は、「北海道&東日本パス」単体では乗車できない北海道新幹線や北海道内の在来線特急列車に、1日だけ乗り放題となるオプション券です。

オプション券ですので、「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」を利用する日に有効な(有効期間内の)「北海道&東日本パス」を持っていることが条件となります。

北海道新幹線は新青森~新函館北斗間の「立席」のみ利用可能

「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」では、北海道新幹線に乗車することができますが、以下のような制限があります。

  • 乗車できるのは北海道新幹線の新青森~新函館北斗間のみであり、これ以外の区間にまたがって乗車することはできない
    • 東北新幹線区間(新青森以南)にまたがって乗車する場合は、全区間の乗車券と特急券が必要になる
    • 改札内で別の列車に乗り継ぐことで、区間をまたがって乗車する場合も、全区間の乗車券と特急券が必要になる
  • 乗車できるのは「立席」のみ
    • 普通車の空いている座席を利用することができる
    • グリーン車やグランクラスには乗車できない(全区間の乗車券と必要な料金券が必要)

まず気を付けたいのが、乗車できるのが北海道新幹線の新青森~新函館北斗間のみ、という点です。東北新幹線区間からまたがって乗車することはできません。

例えば、東京や仙台、盛岡などから東北新幹線「はやぶさ」に乗車し、北海道新幹線の駅で下車する、という使い方はできません。この場合は、乗車駅(東京や仙台等)から下車する駅までの全区間の乗車券と特急券が必要になります。また、新青森駅等で、いったん下車して、改札内で別の列車に乗り継ぐこともできません。

新青森以南から北海道へ向かう場合、または、北海道から新青森以南へ移動する場合には、いったん、新青森駅で改札外へ出てから、再入場する必要がある ということです。

「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」の有効な使い方の一つが、北海道新幹線に乗車することですが、この点だけは十分に注意しましょう。

また、乗車できるのは「立席」のみとなります。「立席」とはいえ、座席に座らずに立って乗らなければならない、というわけではありません。普通車の空いている座席に座ることができます。

北海道新幹線の区間は、基本的に全車指定席での運行になります。空いている席に座ることができますが、途中で、その座席の指定席券を持っている人が乗ってきたら、その席を譲らなくてはならないということです。

もっとも、北海道新幹線はめったに満席になることはありません。「空いている席に座れる」ことがほとんどでしょう。

北海道内の在来線特急列車は普通車自由席のみに乗車可能

「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」では、北海道内の在来線特急列車の普通車自由席に乗車することができます。

北海道内の特急列車には、指定席、自由席がありますので、そのうち自由席にのみ乗車できる、ということです。指定席やグリーン車に乗車することはできません。

注意したいのは、特に長距離を走る特急列車は、自由席の割合が少なめである点です。

日中時間帯は空いていることが多いですが、朝晩はそれなりに混雑する列車もあります。特急列車の始発駅から乗車する場合は問題ありませんが、途中駅から乗車する場合には、満席で座れないことがあるかもしれません。

この点はしっかりと頭の中に入れておきましょう。

お盆休み・年末年始は利用できないので注意しよう!

「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」は、お盆休みと年末年始には利用できない期間がありますので注意しましょう。

「北海道&東日本パス」は、利用期間中はいつでも利用できますが、「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券は利用できない日がありますので、盲点になりがちです。

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「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」は特急料金で比較するとお得度は低い!

この「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」は、北海道内の特急列車に乗り放題とはいえ、1日のみ有効で6,110円という結構なお値段です。本当にお得なのかを考えてみましょう。

まずは、主要な区間の特急料金(通常期)と比較してみましょう。

路線区間特急料金備考
北海道
新幹線
新青森~
新函館北斗
4,000円特定
特急券
函館本線札幌~函館2,640円自由席
函館本線札幌~旭川1,830円自由席
石北本線札幌~網走2,640円自由席
宗谷本線札幌~稚内2,640円自由席
根室本線札幌~帯広2,420円自由席
根室本線札幌~釧路2,640円自由席

単純に特急料金と比較すると、札幌から道内の主要都市まで往復しても、「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」の6,110円にはなりません。特急料金で6,110円分の元を取ろうとすると、北海道新幹線の利用が必須になってきます。

  • 新青森 (北海道新幹線)新函館北斗(特急北斗)札幌

これなら6,110円分の元が取れそうに見えますが、実はそうではありません。北海道新幹線と在来線特急列車をその日のうちに乗り継ぐ場合、在来線の特急料金が半額になるという「乗り継ぎ割引」があります。これが適用されるので、新青森から札幌までの特急料金は5,320円(在来線は自由席料金の場合)となります。

つまり、特急料金だけで6,110円のもとを取ろうとするのは、あまり現実的ではありません

では、「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」は意味がないのかといえば、必ずしもそうではありません。これを次に見ていきます。

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乗車券としての「北海道&東日本パス」は格安!

「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」は「北海道&東日本パス」とセットで利用する必要があります。つまり、乗車券としては「北海道&東日本パス」を利用することになるわけです。

「北海道&東日本パス」は、7日間有効で11,330円。7日間フルに利用すれば、1日あたり約1,618円と格安なのです

この料金は、北海道内の路線にどこまで乗車しても変わりません。つまり、特急料金としては割高な「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」も、「北海道&東日本パス」の乗車券としてのお得度を加味すると、トータルではお得なのではないか? ということになります。

ということで、早速、乗車券+特急券のトータルの料金で比較してみます。

路線区間乗車券+特急券備考
北海道
新幹線
新青森~
新函館北斗
7,190円特定
特急券
函館本線札幌~函館8,910円自由席
函館本線札幌~旭川4,690円自由席
石北本線札幌~網走10,010円自由席
宗谷本線札幌~稚内10,560円自由席
根室本線札幌~帯広7,260円自由席
根室本線札幌~釧路9,460円自由席

※「北海道&東日本パス」1日分1,618円+「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」6,110円の合計は7,728円

先ほどの特急料金だけの表と比べると、一気に値段が跳ね上がっていますね。特に、北海道の在来線特急列車は、かなり長距離を走るので、乗車券(運賃)の占める割合が高いのですね。

「北海道&東日本パス」1日分1,618円+「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」6,110円の合計7,728円と比べると、札幌から函館・網走・稚内・釧路等の主要都市へは「北海道&東日本パス+北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」 のほうが安くなることがわかります。これは片道だけですから、往復で考えるとさらに差は広がります。

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「えきねっとトクだ値」で北海道内の特急列車に安く乗れる!

では、北海道内で在来線特急列車で長距離を移動するあれば「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」がお得! という結論になるかというと、そうならないところが難しいところです(笑)

というのも、北海道内では、片道利用でも「えきねっとトクだ値」が設定されている区間も多くあります。

同じく、札幌から主要都市への区間で比べてみましょう。

路線区間乗車券+特急券備考
北海道新幹線新青森~新函館北斗6,010円20%引き
函館本線札幌~函館8,010円
6,590円
15%引き
30%引き
函館本線札幌~旭川2,860円45%引き
石北本線札幌~網走7,360円30%引き
宗谷本線札幌~稚内7,200円35%引き
根室本線札幌~帯広6,230円
4,280円
20%引き
45%引き
根室本線札幌~釧路8,480円
5,990円
15%引き
40%引き

「北海道&東日本パス」1日分1,618円+「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」6,110円の合計7,728円と比べると、多くの区間でえきねっとトクだ値のほうが安くなります

ただし、「えきねっとトクだ値」は、前日までの購入が必要で、列車・席数限定ですので、必ず購入できるとは限りません。

また、「えきねっとトクだ値」は乗車券と特急券がセットになった割引きっぷですので、上記の区間外を普通列車で乗車する場合には、当然のことながら別途きっぷを購入する必要があります。そうなると、1日でどこからどこまで移動するかによって、「えきねっとトクだ値」を使ったほうがいいのか、北海道&東日本パス+「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」がいいのか、一概には言えなくなります。

「えきねっとトクだ値」については、以下の記事で詳しく紹介しています。

「えきねっとトクだ値」「お先にトクだ値」でJR東日本・JR北海道の新幹線・特急列車をお得に利用しよう! 購入・変更・払戻の方法、注意点を紹介します!(2021年版)
JR東日本のインターネット予約「えきねっと」限定の割引きっぷ「えきねっとトクだ値」「お先にトクだ値」を利用すれば、新幹線や特急列車が割安で利用できます。この記事では、「えきねっとトクだ値」「お先にトクだ値」の基本的な使い方や、購入方法、変更や払い戻し(キャンセル)などの注意点、上手な利用法をご紹介します。
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一気に目的地へ移動する日に「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」を使おう

ということで、さんざん比較した結果、結局、乗車する区間次第という、よくわからないという結論になってしまいました。

とはいえ、せっかくの特急乗り放題のオプション券ですから、有効に使う方法を考えてみましょう。

北海道新幹線と北海道内の在来線特急列車に乗り放題になるという特徴から、おすすめの使い方を考えてみると、

  • 「北海道&東日本パス」の有効期間7日のうち、1日か2日に限定して、目的地へ長距離移動する日に活用する

というのがよさそうです。

例えば、本州から北海道へ入って、道東を目的地とする場合、

  • 1日目:本州(出発地)~青森
  • 2日目:新青森~(北海道新幹線)~新函館北斗~(北斗)~札幌/南千歳~(おおぞら)~釧路 【北海道&東日本パス北海道線特急オプション券利用】
  • 3日目~5日目:道東で旅行や乗り鉄を満喫
  • 6日目:網走~(オホーツク)~札幌~(北斗)~新函館北斗~(北海道新幹線)~新青森 【北海道&東日本パス北海道線特急オプション券利用】
  • 7日目:青森~本州(帰着地)

のような感じで、ひたすら新幹線や特急で移動する日を設けて、その日に「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」を利用するのがよいでしょう。

北海道内は、普通列車の本数が極めて少ない区間があり、普通列車のみで主要都市間を移動するのはあまり現実的ではありません。そこを「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」が補完してくれると考えれば、移動時間を大幅に短縮でき、目的地での旅行や乗り鉄に時間を割くことができるでしょう

特に、本州から道東や道北まで足を延ばす場合には、「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」が威力を発揮しそうですね。


以上、北海道&東日本パスと同時に利用すると北海道の特急列車に乗り放題となる「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」がどのくらいお得なのか、どうすればお得に利用できるのかについて書いてみました。微妙(絶妙ともいう)な価格設定ですが、使い方次第では大きな威力を発揮しそうですので、上手に使いこなしたいところですね。

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