ひさの乗り鉄ブログ

青春18きっぷの話題をはじめ、観光列車や風光明媚な路線の乗車記などを思うままに綴っていく乗り鉄ブログです。

第三セクター区間、どうやって抜ける? 青春18きっぷの旅で三セク区間をお得に移動する方法をまとめて紹介します!

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青春18きっぷは日本全国のJR線に乗車できる夢のフリーきっぷです。ところが、最近はJRから経営分離された第三セクター路線が増えてきました。第三セクター路線では、基本的に青春18きっぷを利用することができません。別途、きっぷを購入することになりますが、第三セクター路線の運賃はJRよりも高め。青春18きっぷで旅をするときのハードルになってしまっています。

この記事では、青春18きっぷの旅で、第三セクター路線の区間をお得に移動する方法を紹介します。

※2019.07.12更新(「トキ鉄18きっぷ」を追加)

青春18きっぷの旅に立ちはだかる第三セクター路線

青春18きっぷで旅をするときに注意しなくてはならないのが、青春18きっぷでは乗車できない第三セクター路線です。

かつてはJRの路線、それも幹線レベルの「〇〇本線」でしたが、新幹線の開業とともに経営分離され、第三セクター会社が運営する路線となった路線がいくつかあります。

  • 道南いさりび鉄道(五稜郭~木古内,旧JR江差線)
  • 青い森鉄道(青森~目時,旧JR東北本線)
  • IGRいわて銀河鉄道(目時~盛岡,旧JR東北本線)
  • しなの鉄道(軽井沢~篠ノ井,長野~妙高高原,旧JR信越本線)
  • えちごトキめき鉄道(妙高高原~直江津,直江津~市振,旧JR信越本線・北陸本線)
  • あいの風とやま鉄道(市振~倶利伽羅,旧JR北陸本線)
  • IRいしかわ鉄道(倶利伽羅~金沢,旧JR北陸本線)
  • 肥薩おれんじ鉄道(八代~川内,旧JR鹿児島本線)

いずれも新幹線が並行して開業するくらいの需要のある区間ですので、青春18きっぷの旅でも移動ルートにあたることが多いです。

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浅間山を望む旧信越本線区間(しなの鉄道)

問題は、これらの第三セクター路線には、青春18きっぷでは乗車できない点です。別途、きっぷ(乗車券)を購入する必要があるのですが、一般に、第三セクター路線の運賃は、JR線に比べると高めです。

あえて、第三セクター路線を通らないルートを選ぶこともできますが、前述のように、かつての幹線レベルの路線ですので、迂回できたとしても大幅な時間ロスになります。それに、これらの路線も、車窓が良かったり、沿線に観光地がそろっていたりと、なかなか魅力的です。

ということで、青春18きっぷの旅で、上記の路線ごとに、どのように移動すれば少しでもお得になるかを紹介していきます。

【まとめ】 第三セクター路線別、おすすめのフリーきっぷ・割引きっぷ一覧

路線別のおすすめのフリーきっぷ、割引きっぷはこの表のようになります。一部、土休日にしか利用できないきっぷも含まれます。

路線 おすすめのきっぷ おねだん 備考
道南いさりび鉄道 北海道新幹線
オプション券
2,300円 ※1
北海道&東日本パス+
北海道新幹線特定特急券
3,930円 ※2
青い森鉄道
IGRいわて銀河鉄道
北海道&東日本パス - ※3
しなの鉄道 普通運賃 軽井沢~篠ノ井
1,440円
長野~妙高高原
830円
えちごトキめき鉄道 トキ鉄18きっぷ
トキめきホリデーフリーパス
1,000円 ※4
あいの風とやま鉄道
IRいしかわ鉄道
北陸おでかけパス 2,500円 ※5
肥薩おれんじ鉄道 おれんじ18フリーきっぷ
わくわく切符
2,060円
2,000円
※6


※1: 北海道新幹線の奥津軽いまべつ~木古内間、道南いさりび鉄道の木古内~五稜郭間の片道に乗車可能(当日有効な青春18きっぷが必要)
※2: 道南いさりび鉄道には乗車せず、北海道新幹線で新青森~新函館北斗間を移動
※3: 北海道&東日本パスのみで乗車可能(青春18きっぷでは乗車できない)
※4: トキ鉄18きっぷは当日有効な青春18きっぷが必要(1日間有効)、トキめきホリデーフリーパスは土休日のみ利用可能(2日間有効)
※5: JR西日本が発売するフリーきっぷ。土休日のみ利用可能、3日前までに購入が必要(インターネットで3日前までに購入、利用当日受け取りも可)
※6: おれんじ18フリーきっぷは当日有効な青春18きっぷが必要、わくわく切符は土休日のみ利用可能

以下では、上の表のおすすめきっぷに加えて、他の候補も含めて、路線ごとに詳しく紹介していきます。

道南いさりび鉄道:青函トンネルと合わせて「北海道新幹線オプション券」で!

道南いさりび鉄道は、北海道新幹線(新青森~新函館北斗)開業時に、JR北海道の旧江差線を引き継いだ第三セクター路線です。

青春18きっぷの旅で、道南いさりび鉄道に乗車するのは、本州~北海道を行き来するときでしょう。そうなると、道南いさりび鉄道だけでなく、旅客列車が新幹線しか走っていない青函トンネル区間をどのように抜けるかが問題になります。

青春18きっぷ+「北海道新幹線オプション券」

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北海道新幹線オプション券で北海道新幹線に乗車!

青春18きっぷでの旅行の場合には、青春18きっぷと組み合わせて、北海道新幹線の奥津軽いまべつ~木古内間と、道南いさりび鉄道全線(木古内・五稜郭以外の駅での途中下車は不可)に片道のみ乗車できる「北海道新幹線オプション券」(2,300円)がおすすめです。

青森~函館間の移動では、青森~津軽二股(JR津軽線)、津軽二股~奥津軽いまべつ(徒歩)、奥津軽いまべつ~木古内(北海道新幹線)、木古内~函館(道南いさりび鉄道・JR函館本線)という乗り継ぎになります。

詳しくは、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

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北海道・東日本エリアの旅行なら「北海道&東日本パス」+北海道新幹線特定特急券

青春18きっぷではありませんが、旅行先がJR北海道・JR東日本エリアに収まっているなら、JR北海道・JR東日本の普通列車に連続する7日間乗り放題となる「北海道&東日本パス」がおすすめです。

「北海道&東日本パス」は、別途、特定特急券(3,930円)を購入すれば、北海道新幹線の全区間(新青森~新函館北斗)に乗車できる特例があります。

道南いさりび鉄道線には乗車できませんが、本州~北海道を行き来することが目的であれば、乗り換えの多い青春18きっぷ+北海道新幹線オプション券よりも、北海道&東日本パス+北海道新幹線の特急券のほうが早く移動できます。もっとも、特定特急券は3,930円とかなり高めですが…。

青森~函館の移動なら、青函フェリー・津軽海峡フェリー

青森~函館間の移動であれば、鉄道ではなくフェリーを利用する手もあります。

  • 青函フェリー: 8往復,所要約4時間,1,600円~2,000円(大人)
  • 津軽海峡フェリー: 8往復,所要約3時間40分,2,220円~3,190円(大人,スタンダード)

駅からフェリーターミナルまでは路線バスでの移動になります。

2,000円前後と比較的安い運賃で乗船できますし、鉄道にはない夜行便もありますので、移動時間を節約することもできます。

フェリーで本州~北海道を渡る選択肢は、他にも八戸~苫小牧、宮古~室蘭などの航路があります。以下の記事でまとめて紹介していますので、ぜひご覧ください。

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IGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道:「北海道&東日本パス」がおすすめ!

IGRいわて銀河鉄道(盛岡~目時)と青い森鉄道(目時~青森)は、東北新幹線が八戸、さらには、新青森まで延伸開業した際に、JR東日本(旧東北本線)から経営分離されて、第三セクター路線となりました。

盛岡~青森間は203.9kmもあり、普通運賃は5,480円と高額です。青春18きっぷ二日分よりも高いのですね。この区間をどれだけお得に移動できるかは、格安旅行派にとってはかなり重要です。

「北海道&東日本パス」が一番おすすめ!

旅行する範囲が、JR北海道・JR東日本エリアに含まれる場合には、「北海道&東日本パス」を利用しましょう。

「北海道&東日本パス」では、青春18きっぷでは乗車できない、IGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道の全線に乗車できます。つまり、追加の出費なしで、盛岡~青森間を移動できるわけです。

これは、青春18きっぷに対する、「北海道&東日本パス」の最大のメリットです。前述の通り、別途、きっぷを購入すると5,480円にもなります。「北海道&東日本パス」なら単体で乗車できるわけですから、この区間を乗車するのであれば、青春18きっぷではなく、絶対に「北海道&東日本パス」がおすすめです。

「北海道&東日本パス」については、以下の記事で詳しく紹介しています。

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青春18きっぷの青森~八戸の通過利用を活用

青春18きっぷを利用する場合には、青森~八戸間の通過利用の特例を活用しましょう。

青春18きっぷには、JRの他の在来線と接続しない路線に乗車できるようにするために、一部の第三セクター路線において、通過利用という特例があります。

青い森鉄道の野辺地駅からはJR大湊線(野辺地~大湊)が、八戸駅からは八戸線(八戸~久慈)が分岐していますが、この2路線は、青春18きっぷで乗車できる他のJRの在来線と接続していません。これらの路線に、青春18きっぷだけで乗車できるようにするために、青森~野辺地~八戸間の通過利用を認める という特例があります。

この特例を活用するにあたって注意しなくてはいけないのが、八戸駅でいったん下車する必要があることです。青森駅から乗車して、八戸駅よりも先まで乗車してしまうと、特例が適用されなくなってしまいます。八戸駅以南から青森駅へ乗車する場合も同様です。八戸駅で下車、改札を出て、改めて青春18きっぷか青い森鉄道の乗車券で入場しましょう。

この特例を活用すると、

  • 盛岡~青森: 5,480円
  • 盛岡~八戸: 3,040円

ですから、2,440円もお得になります。

時間短縮なら東北新幹線を利用しよう!

前述の青春18きっぷの特例と合わせて、盛岡~八戸間で東北新幹線に乗車してしまうという方法もあります。

東北新幹線の盛岡~八戸間の運賃・料金は、

  • 運賃(盛岡~八戸): 1,660円
  • 特定特急料金(盛岡~八戸): 1,840円

で、合計3,500円です。

IGRいわて銀河鉄道+青い森鉄道で移動すると3,040円ですから、プラス460円で新幹線に乗れてしまうわけです。しかも、新幹線なら所要時間は約30分。在来線だと2時間近くかかりますので、時間短縮効果も抜群です。

しなの鉄道:普通運賃が一番安い! 往復利用ならフリーきっぷも!

しなの鉄道は、しなの鉄道線(軽井沢~篠ノ井)、北しなの線(長野~妙高高原)の2路線に分かれています。途中の篠ノ井~長野間はJR篠ノ井線なので、この区間だけは青春18きっぷで乗車できます。

通り抜けるだけならしなの鉄道の普通運賃が最も安い

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しなの鉄道の片道利用は普通運賃が最も安い!

この区間を片道通り抜けるだけであれば、しなの鉄道の普通運賃が最も安くなります。

しなの鉄道の普通運賃は以下の通りです。

  • 軽井沢~篠ノ井: 1,440円
  • 長野~直江津: 1,500円

軽井沢~長野であれば、前述の通り、篠ノ井~長野間は青春18きっぷで乗車できますので、軽井沢~篠ノ井間のしなの鉄道線の運賃(1,440円)のみが必要となります。

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北陸新幹線は速いですがかなり割高です

ちなみに、北陸新幹線と比較すると以下のようになります。

区間 北陸新幹線 青春18きっぷ+
しなの鉄道線
軽井沢~長野 3,160円 1,440円
軽井沢~直江津 5,100円 2,940円
長野~直江津 3,050円 1,500円

※北陸新幹線は普通車自由席の料金、直江津へは上越妙高経由(新幹線以外の区間はしなの鉄道・えちごトキめき鉄道の普通運賃)、青春18きっぷ+しなの鉄道は、しなの鉄道線のみの料金を示します

いずれも、北陸新幹線を利用すると、かなりの出費となってしまいます。もちろん、軽井沢~妙高高原あたりで北陸新幹線を利用すれば、かなりの時間短縮になることは間違いありませんが、しなの鉄道・えちごトキめき鉄道を利用するのに比べて2,000円以上も出費が増えるので、お財布との相談になりそうです。

往復利用ならフリーきっぷ利用も考えよう!

片道の利用で、しなの鉄道の区間を通り抜けるだけであれば、前述のように、ふつうに乗車券を購入するのが最も安くなりますが、往復利用や、沿線で乗り降りするのであれば、各社のフリーきっぷを利用することも考えましょう。

  • 軽井沢・長野フリーきっぷ(しなの鉄道)
    • 利用期間・発売期間: 通年
    • 有効期間: 1日
    • フリーエリア: しなの鉄道線(軽井沢~篠ノ井)、JR篠ノ井線(篠ノ井~長野)
    • おねだん: 大人 2,350円、小児 1,180円
  • 北しなの線フリーきっぷ(しなの鉄道)
    • 利用期間・発売期間: 通年
    • 有効期間: 1日
    • フリーエリア: しなの鉄道 北しなの線(長野~妙高高原)
    • おねだん: 大人 1,000円、小児 500円
  • 北しなの線リレーきっぷ (しなの鉄道)
    • 利用期間・発売期間: 通年
    • 有効期間: 1日
    • フリーエリア: しなの鉄道 北しなの線(長野~妙高高原)
    • きっぷの効力: 「軽井沢・長野フリーきっぷ」と合わせて利用すると、北しなの線(長野~妙高高原)も乗り放題となるきっぷ
    • おねだん: 大人 500円、小児 250円

しなの鉄道は、平日も含めて通年で利用できるフリーきっぷを発売しています。いずれも、片道だけでは元が取れませんが、往復利用すれば十分に元を取ることができます。

長野を起点に、しなの鉄道線の軽井沢方面、北しなの線の妙高高原方面へ往復するといった使い方が考えられます。

また、「軽井沢・長野フリーきっぷ」と「北しなの線リレーきっぷ」を組み合わせれば、合計2,850円で、軽井沢~長野~妙高高原が1日乗り放題となります。JR線を除く区間の普通運賃は、軽井沢~篠ノ井が1,440円、長野~妙高高原が830円、合計で2,270円となるため、片道利用では元が取れませんが、軽井沢から長野までの片道+妙高高原までの往復といったような使い方をすればお得になります。

えちごトキめき鉄道: 「トキ鉄18きっぷ」「トキめきホリデーフリーパス」が安い!

えちごトキめき鉄道は、旧信越本線の妙高高原~直江津間と、旧北陸本線の直江津~市振を引き継ぎました。この区間だけを乗るのであれば、「トキ鉄18きっぷ」「トキめきホリデーフリーパス」がおすすめです。

青春18きっぷ利用者のみに発売! えちごトキめき鉄道全線に1日乗り放題の「トキ鉄18きっぷ」

当日有効な青春18きっぷを保持している場合にだけ発売されるフリーきっぷが「トキ鉄18きっぷ」です。購入当日に限り、えちごトキめき鉄道の全線に乗り降り自由となるフリーきっぷです。

  • トキ鉄18きっぷ (えちごトキめき鉄道)
    • 利用期間: 2019年7月20日(土)~9月10日(火)
    • 発売期間: 2019年7月20日(土)~9月10日(火) ※利用当日のみ発売
    • 有効期間: 1日
    • フリーエリア: えちごトキめき鉄道全線(妙高高原~直江津~市振)
    • 発売箇所: 妙高高原、関山、新井、上越妙高、高田、春日山、直江津、能生、糸魚川の窓口
    • おねだん: 大人 1,000円

妙高高原~直江津は670円、直江津~市振は970円、妙高高原~市振は1,660円ですので、直江津までの往復や、全線の片道乗車だけでも十分に元が取れます。

ただし、市振から西側、あいの風とやま鉄道(市振~倶利伽羅)や、IRいしかわ鉄道(倶利伽羅~金沢)も含めて乗車する場合には、次に紹介する「北陸おでかけパス」のほうがお得です。土休日のみ利用可能、3日前までの購入が必要と、制約がかなりありますので、「トキ鉄18きっぷ」とうまく使い分けるのがよさそうです。

土休日なら二日間有効の「トキめきホリデーフリーパス」がおすすめ!

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「トキめきホリデーフリーパス」は2日間で1000円と格安!

土休日であれば、「トキ鉄18きっぷ」と同じ1,000円で購入できるにもかかわらず、二日間有効な「トキめきホリデーフリーパス」のほうがおすすめです。

  • トキめきホリデーフリーパス (えちごトキめき鉄道)
    • 利用期間: 土・日・祝日
    • 発売期間: 通年
    • 有効期間: 土・日・祝日の連続する二日間
    • フリーエリア: えちごトキめき鉄道全線(妙高高原~直江津~市振)
    • 発売箇所: 妙高高原、関山、新井、上越妙高、高田、春日山、直江津、能生、糸魚川、泊の窓口
    • おねだん: 大人 1,000円、小児 500円

土休日のみという制約はありますが、青春18きっぷの旅で、直江津や上越妙高など、えちごトキめき鉄道線内に宿泊する場合には、「トキめきホリデーフリーパス」のほうがお得ですね。

旧北陸本線区間(直江津~金沢): 「北陸おでかけパス」がおすすめ!

北陸新幹線の金沢延伸開業時に経営分離された旧北陸本線区間は、えちごトキめき鉄道(日本海ひすいライン: 直江津~市振)、あいの風とやま鉄道(市振~倶利伽羅)、IRいしかわ鉄道(倶利伽羅~金沢)の3社が運行しています。この区間は距離が長いうえに、会社も3社にまたがっているということで、青春18きっぷの旅で通り抜けるにはなかなかやっかいです。

おすすめは「北陸おでかけパス」!

イチオシは、この区間のすべての第三セクター路線に加えて、北陸地方のJR西日本の路線もフリーエリアに含む「北陸おでかけパス」 です。

「北陸おでかけパス」は、直江津~金沢の第三セクター路線、北陸地方のJR西日本のすべての路線がフリーエリアとなっています。土休日の1日有効、2,500円です。詳しくは、以下の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。

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第三セクター路線の普通運賃(片道)と比べると、以下のようになります。

区間 普通運賃 北陸おでかけパス
直江津~金沢 3,390円 2,500円
糸魚川~金沢 2,830円 2,500円


北陸おでかけパスは土休日しか利用できませんが、この区間を通り抜けるだけでもかなりお得なことがわかります。

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旧北陸本線区間は「北陸おでかけパス」が絶対おすすめ!

一つだけ注意があります。「北陸おでかけパス」は、利用日の3日前までに購入する必要があることと、購入・受け取り場所が北陸エリアのJR西日本の駅に限られていることです。

「e5489」で3日前までに購入しておき、利用当日に北陸エリアのJR西日本の駅で受け取るのがおすすめです。東側からフリーエリアに入る場合には、最初のJR西日本の駅は糸魚川駅(北陸新幹線)になります。上記の通り、糸魚川~金沢の片道乗車だけでも普通運賃よりも安いです。

「北陸おでかけパス」のフリーエリアの西側は、JR西日本の青郷・近江塩津・長浜までありますし、氷見線、城端線、越美北線などの枝線にも乗車できますので、青春18きっぷを利用せず、「北陸おでかけパス」だけで1日移動するのもアリでしょう。

肥薩おれんじ鉄道(八代~川内):「おれんじ18フリーきっぷ」がおすすめ! 九州内の旅行であれば「旅名人の九州満喫きっぷ」も!

鹿児島本線の八代~川内間は、九州新幹線の熊本~鹿児島中央間の開業時に、第三セクター会社、肥薩おれんじ鉄道に移管されました。この区間は約117㎞もあり、運賃もそれだけ高額になりますので、青春18きっぷの旅ではなかなかハードルが高い区間です。

青春18きっぷ利用者向けのフリーきっぷ「おれんじ18フリーきっぷ」がおすすめ!

肥薩おれんじ鉄道では、多くのフリーきっぷを発売していますが、青春18きっぷの旅であれば、

  • 平日なら「おれんじ18フリーきっぷ」
  • 土休日なら「わくわく切符」

がおすすめです。

きっぷ 運賃 備考
普通運賃 2,620円
おれんじ18フリーきっぷ 2,060円 ※1
1日フリー乗車券 2,880円 通年利用可能
わくわく切符 2,000円 土休日のみ
65歳以上は1,000円

※1: 当日有効な青春18きっぷを提示すると購入できます

八代~川内の普通運賃は2,620円。青春18きっぷを利用していれば「おれんじ18フリーきっぷ」を2,060円で購入できますので、460円お得になります。

また、土休日であれば、さらに安い「わくわく切符」(2,000円)を利用でき、620円お得になります。

ちなみに、新八代~川内間を九州新幹線で移動するときの料金は以下の通りです。

きっぷ 運賃+料金 備考
普通運賃
普通車自由席
3,550円
九州ネットきっぷ
普通車指定席
3,550円 当日購入可


日常的に利用できる割引きっぷは「九州ネットきっぷ」くらいで、自由席の料金で指定席に乗車できるくらいの割引率です

肥薩おれんじ鉄道の普通運賃と比べると、1,000円以下の差しかありませんので、フリーきっぷがなければ、九州新幹線も選択肢に入りそうです。肥薩おれんじ鉄道は、南北をJR鹿児島本線に挟まれていますので、青春18きっぷ利用者の通過利用のニーズをよく理解していますね。

九州メインの乗り鉄なら「旅名人の九州満喫きっぷ」もおすすめ!

九州内での乗り鉄で、肥薩おれんじ鉄道の区間に乗車するなら、青春18きっぷではなく、「旅名人の九州満喫きっぷ」を利用することも考えてみましょう。

「旅名人の九州満喫きっぷ」は、JR九州に加えて、九州内のすべての鉄道に3日間(3回分)乗車できるフリーきっぷです。もちろん、肥薩おれんじ鉄道の八代~川内間も乗車できます。

詳しくは、以下の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。

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「旅名人の九州満喫きっぷ」は、3回分で10,800円。1回分(1日分)は3,600円と、青春18きっぷ(1回あたり2,370円)に比べると割高です。ただ、肥薩おれんじ鉄道の全区間(2,620円)にも乗車できますので、九州メインの乗り鉄や旅行であれば、行程によっては、お得になる可能性もあります。


以上、『【青春18きっぷ】第三セクター区間、どうやって抜ける? 青春18きっぷの旅で三セク区間をお得に通過する方法を紹介します!』でした。格安旅行の代名詞、青春18きっぷの旅で、追加の運賃がかかってしまうのは痛いですが、魅力的な路線も多いので、少しでもお得に第三セクター路線に乗車して、旅を楽しんでみましょう。

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