ひさの乗り鉄ブログ

青春18きっぷの話題をはじめ、観光列車や風光明媚な路線の乗車記などを思うままに綴っていく乗り鉄ブログです。

【青春18きっぷの基本】JR全線の普通列車・快速列車に乗車できる「青春18きっぷ」 基本的なルールについて解説します!


JR全線の普通列車・快速列車に乗車できるフリーきっぷの王様「青春18きっぷ」。使ってみたいけど購入方法や利用方法がよくわからない、どの列車に乗車できるのか知りたい、といった青春18きっぷビギナー向けに、青春18きっぷの値段や利用可能期間といった概要と、乗車できる列車や特例などの基本的なルールをわかりやすく解説します!

※2019.10.22更新(一部追記・修正)

「青春18きっぷ」とは?

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「青春18きっぷ」は、いわゆるフリーきっぷの一つです。主な特徴は以下の通りです。

  • 全国のJR線全線の普通列車・快速列車に乗り放題!(私鉄や地下鉄、JR線でも新幹線・特急列車には乗車できない)
  • 5回分(5日分)セットで12,050円(1日あたり2,410円)
  • 例年、春・夏・冬の3シーズンで利用可能

北海道から九州までの日本全国のJR線に乗り放題の、とても夢のあるきっぷなのですね。新幹線や特急列車に乗車できないという制約はありますが、1日あたりたった2,410円で乗り放題ですので、いろいろな使い方ができます。

この記事で、ルールを理解して、鉄道の旅を楽しんでみましょう!

「青春18きっぷ」の利用可能期間・発売期間

青春18きっぷはいつでも利用できるわけではなく、春、夏、冬の特定の期間に限って利用できます。例年、同じ期間に利用できます。

利用可能期間 発売期間
春季 3月1日~4月10日 2月20日~3月31日
夏季 7月20日~9月10日 7月1日~8月31日
冬季 12月10日~1月10日 12月1日~12月31日


利用可能期間と発売期間が異なるので注意が必要です。特に、利用可能期間の終わりのほうでは、発売期間が終了してしまって、青春18きっぷを購入できないということもあり得ます。利用を考えている場合は、発売期間の間に購入するようにしましょう。

2019-2020年の青春18きっぷの詳しい情報は、以下の記事をご覧ください。

www.kzlifelog.com

青春18きっぷの秋バージョン「秋の乗り放題パス」は、例年10月上旬~下旬に利用可能です。2019年版の利用可能期間、発売期間は以下の通りです。 (2019年版の情報は、発表され次第更新します)
【秋の乗り放題パス】
  • 利用可能期間:2019年10月12日~10月27日
  • 発売期間:2019年10月1日~10月25日
詳しくは以下の記事で紹介しています。
  • 「秋の乗り放題パス」 JR全線の普通・快速列車に3日間乗り放題のフリーきっぷ、北海道新幹線オプション券も発売!
  • 「青春18きっぷ」の有効期間

    青春18きっぷの有効期間は以下の通りです。

    • 5回分(5日分)

    5回分セットでの販売となり、1回分(1日分)ずつの購入はできません。

    5日間ではなく「5回分」としているのは、利用可能期間内であれば、連続した5日間でなくても利用できる ためです。例えば、夏季の青春18きっぷを以下の例のように利用することができます。

    • 8月10日~12日に2泊3日の旅行で3回分を利用
    • 8月21日に日帰り旅行で1回分を利用
    • 9月3日に日帰り旅行で1回分を利用

    ちなみに、青春18きっぷは、利用可能期間ごとに発売され、利用可能期間をまたがっての利用はできません。例えば、夏季(7月20日~9月10日)に利用可能な青春18きっぷを購入して、1日分余ってしまったからといって、冬季(12月10日~1月10日)に利用することはできません。あくまで、利用可能期間ごとに独立した別のきっぷとして発売されます。

    「秋の乗り放題パス」の有効期間は連続する3日間、「北海道&東日本パス」の有効期間は連続する7日間です。青春18きっぷとはルールが異なるので注意しましょう。


    「青春18きっぷ」のお値段

    青春18きっぷのお値段は以下の通りです。

    • 12,050円(税込)(5回分)

    前述のとおり5回分(5日分)セットでの価格ですので、1回分(1日分)あたり2,410円 ということになります。

    なお、青春18きっぷには、おとな用、こども用といった区別はありません。 こども(小学生以下)でも青春18きっぷを利用できますが、おとなと同額になる点は注意しましょう。

    「秋の乗り放題パス」(連続する3日間有効)のお値段は以下の通りです。
    • おとな用:7,850円(1日あたり2,617円)
    • こども用:3,920円(1日あたり1,307円)
    1日あたりの値段は青春18きっぷより若干高めですが、こども用があるのがメリットです。

    「青春18きっぷ」の購入方法

    主な購入方法は、以下の2つです。

    • JRの主な駅の窓口(みどりの窓口)で購入
    • JR駅の指定券券売機などで購入

    基本的には、JRの駅での購入ということになります。駅にきっぷを販売する窓口があれば、その窓口で青春18きっぷを購入できます。

    また、窓口がなくても、新幹線や特急列車の指定券を購入できる券売機(指定席券売機)があれば、青春18きっぷを購入できます。JR各社で券売機での扱いが異なりますので、事前に各社のWebサイトなどで調べておいたほうが良いでしょう。

    新幹線や特急列車のきっぷを買うときには、「〇月×日の〇〇号、△△駅から××駅まで、指定席で」のように、乗車したい列車や座席種別を伝える必要がありますが、青春18きっぷの購入はとても簡単です。「青春18きっぷ下さい」、これだけです

    購入には、現金、クレジットカードが利用できます。ただし、クレジットカードで購入した場合、払い戻しができる場所が制限されます。基本的は、購入したのと同じ会社でしか払い戻しができません。例えば、JR東日本の駅でクレジットカードを使って購入した青春18きっぷを、JR西日本の駅で払い戻すことはできません。

    「青春18きっぷ」で乗車できる列車(基本編)

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    青春18きっぷで乗車できる列車は、以下のとおりです。

    • 全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席、BRT(バス高速輸送システム)、JR西日本宮島フェリー
    • 普通・快速列車として運転される列車の普通車指定席には、別途指定席券を購入することで乗車可能
    • 普通・快速列車として運転されるライナー列車は、ライナー券を別途購入で乗車可能
    • 普通・快速列車のグリーン車自由席は別途グリーン券購入で乗車可能(グリーン車指定席は乗車不可)

    基本的には、普通列車(各駅停車)・快速列車の普通車自由席 にのみ乗車できるということです。普通列車を「各駅停車」と案内している路線もあります。また、特別快速、新快速など、快速列車の上位版のような列車もありますが、いずれも「快速列車」の仲間ですので乗車可能です。

    「快速」「普通」として運転されている観光列車・SL列車にも乗車できる!

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    快速列車として運転されている観光列車・SL列車には、指定席券を追加すれば乗車可能!

    普通列車・快速列車の「普通車指定席」に乗車したい場合は、指定席券を購入すれば乗車することができます

    最近ですと、JR各社が力を入れている観光列車やリゾート列車、SL列車が、全車(普通車)指定席の快速列車として運転されている例が多くあります。これらの列車には、青春18きっぷ+指定席券で乗車可能です。

    なお、観光列車の中には「特急」「急行」として運転されているものもあります。こういった列車には、青春18きっぷでは乗車できません。観光列車の種別が「快速」「普通」なのか、「特急」「急行」なのか、時刻表などで確認しておきましょう。

    「グリーン車自由席」はOK、「グリーン車指定席」はダメ

    グリーン車については、少しわかりにくいので注意が必要です。

    • 普通・快速列車のグリーン車自由席: 青春18きっぷ+グリーン券で乗車できる
    • 普通・快速列車のグリーン車指定席: グリーン券を購入しても青春18きっぷでは乗車できない

    というルールになっていて、青春18きっぷでは「グリーン車自由席」にのみ乗車することができる のです。

    一部の観光列車などに、「グリーン車指定席」が連結されている場合がありますが、グリーン券を購入しても青春18きっぷでは乗車できません。

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    首都圏の普通列車のグリーン車は青春18きっぷ+グリーン券で乗車できる「グリーン車自由席」

    具体的には、首都圏の普通列車(東海道線・横須賀線・総武快速線・常磐線・高崎線・宇都宮線・湘南新宿ライン・上野東京ライン)に連結されているグリーン車(2階建ての車両)は、「グリーン車自由席」ですので、青春18きっぷでも、別途グリーン券を購入すれば乗車できます。首都圏の普通列車グリーン車については、詳しくは、以下の記事をご覧ください。

    www.kzlifelog.com

    「青春18きっぷ」で乗車できる列車(特例編)

    基本は前述のとおりなのですが、青春18きっぷには、特急列車やJR以外の路線の乗車できる特例が一部あります。

    一部の第三セクター路線には乗車可能

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    青春18きっぷでは、特例として、一部の第三セクター(三セク)路線に乗車することができます。東北新幹線や北陸新幹線の開業に伴って、従来はJR線だった路線が、第三セクターの鉄道会社に移管されています。その影響で、他のJR線と接続していない、孤立したJRの路線ができてしまっています。JR東日本の大湊線・八戸線や、JR西日本の氷見線・城端線・七尾線などが該当します。

    このような「孤立したJR線」に乗車できるようにするために、一部の三セク路線への乗車を認めています。具体的には以下の3線区です。

    鉄道会社名 青春18きっぷで乗車できる区間 下車できる駅
    青い森鉄道 青森~八戸の通過利用 青森・野辺地・八戸で下車可能
    あいの風とやま鉄道 富山~高岡の通過利用 富山・高岡で下車可能
    IRいしかわ鉄道 金沢~津幡の通過利用 金沢・津幡で下車可能


    注意しなくてはならないのは、前述のように、あくまで孤立したJR路線に青春18きっぷだけで乗車できるようにすることが目的ですので、特例で認められた区間を超えて乗車したり、区間内であっても指定されたJR線との接続駅以外で下車したりすることはできません。その場合は、別途、三セク路線の乗車券が必要となります。

    例えば、青森から三セクの「青い森鉄道」に乗車して、大湊線への接続駅の野辺地や、八戸線への接続駅である八戸で下車することはできますが、それ以外の「青い森鉄道」の駅で下車することはできないのです。

    少し難しいルールですが、対象となる三セク路線は、現在のところ上記の3つだけですので、これらの路線に乗車する場合には、この特例が適用されるかを気にしておけばよいでしょう。

    一部区間の特急列車には乗車可能

    青春18きっぷでは、特急列車には乗車できないと書きましたが、こちらもごく一部ですが例外があります。普通列車が走っていない、あるいは、普通列車の本数が極めて少ない区間に限って、青春18きっぷでの乗車を認めている のです。

    具体的には、以下の4区間です。

    会社名 路線 区間・乗車できる列車
    JR北海道 石勝線 新得~新夕張の特急列車
    JR東日本 奥羽本線 青森~新青森の特急列車 ※1
    JR九州 宮崎空港線 宮崎~宮崎空港の特急列車
    JR九州 佐世保線 早岐~佐世保の特急列車

    ※1: 全車指定席の普通・快速列車の普通車の空いている座席にも乗車できる

    注意点としては、特例として認められた区間内の相互発着の場合に限ってのみ有効であること です。認められた区間の外にまたがって特急列車に乗車する場合は、全区間の乗車券と特急券が必要になります。

    また、青春18きっぷのみで乗車できるのは「普通車自由席」のみ です。指定席やグリーン車に乗車する場合には、青春18きっぷは利用できません。

    北海道新幹線の一部区間に乗車できる「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」

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    青函トンネルを挟む区間については、北海道新幹線が開業したことにより、在来線の列車がなくなり、新幹線のみの運転となってしまいました。この区間を青春18きっぷで乗車したい場合には、「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」(2,490円)を別途購入することで乗車できます

    具体的には、

    • 北海道新幹線の奥津軽いまべつ~木古内間(普通車指定席の空いている席を利用可能)
    • 道南いさりび鉄道線木古内~五稜郭の普通列車(全線利用のみ・途中下車不可)

    を連続して利用する場合に利用できる「オプション券」として販売されています。オプション券1枚につき片道の利用が可能です。

    さらに、以下のルールが設定されています。

    • 「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」の利用当日に有効な青春18きっぷ(その日の日付印が押された青春18きっぷ)を携行している場合に利用可能
    • 北海道新幹線と道南いさりび鉄道線の利用行程は、同一の乗車日で連続していること
    • 道南いさりび鉄道線は、木古内~五稜郭(函館)までを乗りとおすことが条件で、途中下車する場合には、別途、道南いさりび鉄道線の運賃が必要になる

    つまり、有効な青春18きっぷを持っていて、同一日に、奥津軽いまべつ~木古内~五稜郭(函館)を通しで乗車する場合にのみ利用できる ということです。

    青森から函館までを乗り継ぐ場合には、前後のJR線を含めて、以下のような乗り継ぎになります。

    • 青森~津軽二股(津軽線の普通列車,青春18きっぷで乗車可能)
    • 津軽二股~奥津軽いまべつ(徒歩)
    • 奥津軽いまべつ~木古内(北海道新幹線,「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」で乗車可能)
    • 木古内~五稜郭(道南いさりび鉄道線, 「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」で乗車可能)
    • 五稜郭~函館(函館本線の普通列車, 青春18きっぷで乗車可能)

    もちろん、函館・五稜郭から青森方面への移動にも利用できます。

    「秋の乗り放題パス」にも、「秋の乗り放題パス 北海道新幹線オプション券」(2,490円)があります。基本的なルールやお値段は「青春18きっぷ 北海道新幹線オプション券」と同じですが、こども用の設定(おとな用の半額 1,240円)があります。


    北海道・東日本エリアを中心に旅をする場合には「北海道&東日本パス」の利用も検討しましょう。基本的なルールは青春18きっぷと似ていますが、特定特急券(新青森~新函館北斗間で4,000円)を購入すれば北海道新幹線の新青森~新函館北斗相互間に乗車できる、青い森鉄道線・IGRいわて銀河鉄道線の乗車できる など、青春18きっぷよりも使い勝手がよくなっています。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

    www.kzlifelog.com

    また、本州~北海道間を移動するためには、基本的に追加料金がかかることになりますので、それならば鉄道にこだわらず、フェリーなど別の移動手段を利用する手もあります。本州~北海道間を格安で移動する手段については、以下の記事でまとめていますので、ぜひご覧ください。

    www.kzlifelog.com

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