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【青春18きっぷ 北海道新幹線オプション券】津軽線不通に伴う代行バス・わんタク利用の青森~函館乗り継ぎ時刻表(2023年春)

青春18きっぷ-活用法

2023年春の青春18きっぷシーズンが始まりますが、津軽線の蟹田~三厩間は昨年の大雨の影響で不通となっています。青春18きっぷ+北海道新幹線オプション券で本州~北海道を移動する場合には、蟹田駅~津軽二股駅間の移動に代行バスまたはデマンド型乗合タクシー「わんタク」を利用する必要があります。

この記事では、2023年春の青春18きっぷ+北海道新幹線オプション券での青森~函館間の乗り継ぎ時刻表を紹介します。「わんタク」は予約制での配車となるため、車両の手配がつかない等の理由で、ここで紹介する乗り継ぎができない場合がありますので、その点だけはご了承下さい。

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津軽線 蟹田~三厩間不通のため北海道新幹線オプション券は代行バス・わんタク利用に!

2022年8月の大雨被害により、2023年春の青春18きっぷシーズンも、津軽線の蟹田~三厩間が不通となっています。北海道新幹線オプション券を利用して本州~北海道を移動する場合、津軽線の蟹田~津軽二股間に乗車する必要がありますが、この区間が不通のため、代行バスまたはデマンド型乗合タクシー「わんタク」を利用する必要があります。

代行バスは1日に3往復、朝と夕方のみの運行となっていて、日中時間帯(10時~15時30分配車、4月1日以降は9時~17時)はデマンド型乗合タクシー「わんタク」を利用することになります。

「わんタク」(わんどのタクシー)は、JR東日本スタートアップ株式会社が、今別町、外ヶ浜町の一部エリアで実験的に運行しているデマンド型乗合タクシーのサービスです。蟹田駅~三厩駅の津軽線に沿ったエリアに加えて、龍飛崎までが運行エリアとなっていて、エリア内ではどこでも乗降可能となっています。

「わんタク」は1乗車500円となっていますが、JR津軽線の乗車券・定期券を持っていれば振り替え輸送として利用できます。ただし、青春18きっぷ利用者は300円の料金がかかります。

「わんタク」については、以下のWebサイトをご確認ください。予約もWebサイトからできるようです。

デマンド型乗合タクシー - JR 東日本スタートアップ株式会社
わんタクの詳細はこちら つがるんの詳細はこちら つがるんは 9/30を持ちまして 実証実験を終了いたしました。
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青春18きっぷ+北海道新幹線オプション券 青森~函館間乗り継ぎ時刻表

ここでは、青春18きっぷ+北海道新幹線オプション券で青森~函館間を移動する場合に、代行バスまたは「わんタク」を利用する乗り継ぎ時刻表を紹介します。

なお、「わんタク」はデマンド型のサービスですので、事前予約が必要です。Webサイトによると、配車時間、予約については、以下のように記載されています。

  • 配車時間(30分間隔)
    • 10:00/10:30/11:00/11:30/12:00/12:30/13:00/13:30/14:00/14:30/15:00/15:30
  • 予約

電話予約は60分前まで受け付けているようですが、以下のJR東日本のお知らせによると、乗車日の1週間前から受け付けているようです。車両の台数には限りがありますから、早めに予約をしておいたほうが良さそうです。

また、2023年4月1日から「わんタク」のサービスが拡大されます。

  • 営業時間: 午前9時~17時
  • 定時定路線タイプの「わんタク定時便」の運転を開始

「わんタク定時便」は運転される時刻・ルートが決まっている路線バスのようなタイプです。北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅、津軽線の蟹田駅、三厩駅と観光地などを結ぶルートになっています。北海道新幹線オプション券の乗り継ぎでも利用できます。

以下の乗り継ぎ時刻表では、「わんタク」のWebサイトに記載されている配車時間に、蟹田駅または奥津軽いまべつ駅で乗車できることを前提としています。また、蟹田駅~奥津軽いまべつ駅の所要時間は、Googleマップでの所要時間(約30分)に少し余裕をみて40分としています。乗合タクシーですから、途中での乗降がある場合には、さらに時間がかかる場合もあります。

北海道新幹線オプション券 乗り継ぎ時刻表(~2023年3月17日)
下り(青森 → 函館)
津軽線 青森 06:16発 11:01発 15:31発
蟹田 06:58着 11:38着 16:08着
代行バス
わんタク
- 代行バス1便 わんタク 代行バス3便
蟹田 07:07発 12:00頃発 16:20発
津軽二股 07:40着 12:40頃着 16:53着
北海道新幹線 -はやて93号はやぶさ19号はやぶさ25号
奥津軽いまべつ 08:12発 14:15発 17:01発
木古内 08:46着 14:48着 17:34着
道南いさりび鉄道 09:13発 15:19発 19:15発
函館 10:13着 16:22着 20:16着
所要時間 - 3時間57分 5時間21分 4時間45分

上り(函館 → 青森)
道南いさりび鉄道 函館 06:50発 10:34発 13:36発
木古内 07:54着 11:37着 14:36着
はやぶさ18号はやぶさ28号はやぶさ34号
北海道新幹線 09:48発 13:01発 15:01発
奥津軽いまべつ 10:21着 13:34着 15:34着
代行バス
わんタク
- わんタク わんタク 代行バス6便
津軽二股 10:30頃発 14:00頃発 18:13発
蟹田 11:10頃着 14:40頃着 18:55着
津軽線 12:10発 16:25発 19:03発
青森 12:57着 17:13着 19:40着
所要時間 - 6時間7分 6時間39分 6時間4分
北海道新幹線オプション券 乗り継ぎ時刻表(2023年3月18日~)
下り(青森 → 函館)
津軽線 青森 06:16発 11:01発 15:31発
蟹田 06:58着 11:38着 16:08着
代行バス
わんタク
- 代行バス1便 わんタク1便※ 代行バス3便
蟹田 07:07発 12:10発 16:20発
津軽二股 07:37着 || 16:50着
奥津軽いまべつ - 12:50着 -
北海道新幹線 -はやて93号はやぶさ19号はやぶさ25号
奥津軽いまべつ 08:12発 14:15発 17:01発
木古内 08:46着 14:48着 17:34着
道南いさりび鉄道 09:13発 15:19発 19:15発
函館 10:13着 16:22着 20:16着
所要時間 - 3時間57分 5時間21分 4時間45分
上り(函館 → 青森)
道南いさりび鉄道 函館 06:50発 10:34発 13:36発
木古内 07:54着 11:37着 14:36着
北海道新幹線はやぶさ18号はやぶさ28号はやぶさ34号
09:48発 13:01発 15:01発
奥津軽いまべつ 10:21着 13:34着 15:34着
代行バス
わんタク
- わんタク わんタク4便※ 代行バス6便
奥津軽いまべつ 10:30頃発 15:20発 -
津軽二股 - || 18:13発
蟹田 11:10頃着 15:55着 18:47着
津軽線 12:10発 16:25発 19:03発
青森 12:58着 17:13着 19:38着
所要時間 - 6時間8分 6時間39分 6時間2分

※わんタク定期便は2023年4月1日から運転開始。それ以前は通常の「わんタク」として乗車場所を指定した配車を予約することで対応可能。

一般的に、鉄道が不通となっている区間で代行バスを利用すると、代行バスは鉄道よりも時間がかかりますので、所要時間は増えることが多いです。

ところが、津軽線の蟹田~三厩間の場合は、もともと列車の本数がとても少ない区間なので、乗り継ぎのパターンや所要時間は、代行バスや「わんタク」を利用してもあまり変わりません。

函館発06時50分の乗り継ぎでは、むしろ列車の乗り継ぎよりも所要時間が短くなっています。「わんタク」の配車が30分間隔と、列車に比べると圧倒的に頻度が高いからです。

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3月下旬~4月上旬は北海道新幹線の「お先にトクだ値スペシャル」の利用も検討しよう!

ここまで紹介してきたように、代行バスやわんタクを利用しても、青春18きっぷ+北海道新幹線オプション券の乗り継ぎはそれほど変わりません。

ただ、もともと青春18きっぷ+北海道新幹線オプション券の乗り継ぎはよくないです。上の乗り継ぎ時刻表でも紹介したように、所要時間が6時間前後かかるパターンが多いのです。

2023年3月下旬~4月上旬に、北海道新幹線の各駅相互間で、乗車券+特急券の合計が50%引きになる「お先にトクだ値スペシャル」が設定されています。

  • お先にトクだ値スペシャル(期間限定)
    • 対象列車・設定期間: 北海道新幹線(各駅相互間,2023年3月21日~4月9日)
    • 発売期間: 乗車日の1ヶ月前の午前10時~20日前の午前1時40分まで
    • 割引率: 運賃+指定席特急料金の合計が50%引き
    • 設備: 普通車指定席
    • 注意: インターネット申込限定、列車・区間・座席数限定

乗車日の3週間前までに購入する必要がありますが、新青森~新函館北斗間が3,750円となります。北海道&東日本パスで北海道新幹線に乗車する場合の特定特急券(4,000円)よりも安くなります。

単に本州~北海道を移動するだけであれば、「北海道新幹線オプション券」(2,490円)の価格に1,260円を追加して、面倒で時間のかかる乗り継ぎを省略できる北海道新幹線の「お先にトクだ値スペシャル」を利用してもよいでしょう。

北海道新幹線を新青森~新函館北斗間で利用すれば、青森~函館の移動時間は1時間半~2時間程度となり、移動時間を劇的に短縮できます。

「お先にトクだ値スペシャル」については、以下の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。

新幹線・特急列車が30~50%引きになる「お先にトクだ値スペシャル」「お先にトクだ値」、JR東日本・JR北海道が複数の路線で設定!(2023年版)
JR東日本は、早期に購入することで乗車券+特急券が30~50%引きになる期間限定の「お先にトクだ値スペシャル」「お先にトクだ値」を発売しています。【ひさの乗り鉄ブログ】では「お先にトクだ値スペシャル」「お先にトクだ値」の最新情報をまとめています。早めの予約・購入で、新幹線や特急列車をお得に利用しましょう。
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本州~北海道の移動はフェリーも便利!

青春18きっぷの旅で本州~北海道を移動する場合には、フェリーも候補になります。

青森港~函館港を結ぶ青函フェリー、津軽海峡フェリーは所要時間が3時間半~4時間程度、お値段も北海道新幹線オプション券とそれほど変わりません。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

【青函フェリー・津軽海峡フェリー】青森~函館の移動をお得に! 青春18きっぷとの組み合わせた格安旅行にも最適です!
「青春18きっぷ 北海道新幹線オプション券」での青森~函館の移動は、乗り継ぎが良くありません。そこで、【ひさの乗り鉄ブログ】では、青森~函館間を運航するフェリーの利用を提案します。この記事では「青函フェリー」「津軽海峡フェリー」のダイヤ、料金、フェリーターミナルへのアクセス、お得なきっぷ等についてご紹介します。

また、八戸港~苫小牧港を結ぶシルバーフェリーは夜行便があります。所要時間は8時間ですので、夜行便を使えばしっかりと睡眠をとることができますし、宿代を浮かすこともできます。北海道側は苫小牧港の発着となりますので、札幌周辺や、さらに道北・道東方面へ足を延ばす場合には便利です。「シルバーフェリー」の八戸~苫小牧航路については、以下の記事をご覧ください。

【シルバーフェリー 八戸・苫小牧航路】青春18きっぷ、北海道&東日本パスと組み合わせて夜行フェリーで北海道へ! かつての夜行急行「はまなす」の代替ルートにも!
シルバーフェリーが運航する八戸港~苫小牧港を結ぶフェリーをご存知でしょうか? 夜行便も運航されていて、寝ている間に北海道~本州の間を移動できます。この記事では、シルバーフェリー「八戸・苫小牧航路」の概要やアクセスに加え、本州~北海道の乗り継ぎについて詳しく紹介します。

以下の記事では、上記以外のフェリーも含めて、青春18きっぷの旅で本州~北海道を移動する手段をまとめて紹介しています。青春18きっぷで本州~北海道を行き来する計画を立てていらっしゃる方は、ぜひご覧ください。

【青春18きっぷ 渡道ガイド(2023年版)】 本州~北海道の格安移動手段を紹介! 北海道新幹線からフェリーまで行程と予算に応じて使い分けよう!
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以上、「【青春18きっぷ 北海道新幹線オプション券乗り継ぎ】津軽線不通に伴う代行バス・わんタク利用の青森~函館乗り継ぎ時刻表(~2023年3月17日)」でした。2023年春の青春18きっぷで本州~北海道を行き来する予定の方は、参考にしてみてください。

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青春18きっぷ青春18きっぷ-活用法
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この記事を書いた人
乗り鉄歴25年!
ひさ

乗り鉄歴25年! 青春18きっぷやフリーきっぷを利用して、関東甲信越、北海道、東北によく乗り鉄に出かけます。このブログでは、これまでの乗り鉄経験を活かして、おすすめの列車や路線、青春18きっぷ活用のノウハウ、お得なきっぷの情報などを掲載しています。

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