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JR各社の長期運休中・不通となっている路線・区間と代行バス・迂回経路まとめ(2021年夏)

青春18きっぷの旅で遠出を考えていらっしゃる方も多いでしょうが、JR各社の一部路線では、現在も、長期間にわたって運転見合わせ・不通となっている路線があります。青春18きっぷ旅の計画を立てる際には注意したいところです。

この記事では、現時点で、災害などにより長期間の運転見合わせ・不通となっている路線・区間を、JR各社ごとにまとめます。また、代行バスの有無、本数や、鉄道で迂回する経路についても紹介します。

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JR北海道

JR北海道では、以下の路線で運転見合わせとなっています。

路線区間代替交通等リンク
根室本線東鹿越~新得代行バスありJR北海道
PDF

なお、ずっと不通となっていた日高本線の鵡川~様似間は、2021年3月末をもって廃止となりました。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

運休中の日高本線 鵡川~様似間、2021年4月1日で廃止へ! 沿線7町がJR北海道と最終合意、JR北海道が鉄道事業廃止届を提出!
2015年に高波の被害を受けて運休が続く日高本線の鵡川~様似間ですが、沿線の7町長は2021年4月1日の廃止・バス転換でJR北海道と合意。JR北海道は10月27日付で鉄道事業廃止届を国交省に提出、12月28日付で廃止日を2021年4月1日に...

根室本線 東鹿越~新得の代行輸送

根室本線は、滝川~釧路~根室を結ぶ長大な路線ですが、その一部の東鹿越~新得間が運休となっています。

根室本線に沿って旅をするのであれば、代行バスを利用するのがよいでしょう。

区間本数備考
下り東鹿越→新得4本-
上り新得→東鹿越5本早朝の1本は
落合始発

2021年3月12日まで、代行バスは1日6往復運転されていましたが、3月13日のダイヤ改正で減便され、現在は1日4往復のみとなっています。東鹿越駅で滝川・富良野~東鹿越間の鉄道に接続しています。

東鹿越駅での列車の接続を含む代行バスの時刻表は、JR北海道のサイトをご確認ください。

根室本線 滝川・富良野~新得の迂回経路

根室本線の不通区間を含む滝川・富良野~新得間を経由せずに迂回する経路として、札幌・旭川から釧路方面へ向かうのであれば、

  • 札幌経由(函館本線~石勝線~根室本線)
  • 網走経由(石北本線~釧網本線)

を利用することができます。

ただし、いずれも普通列車の本数が極端に少ない区間があります。特に、石勝線の南千歳~新得間、石北本線の上川~遠軽間は、普通列車に限定すると1日に数本しかありません。

もし、この迂回経路を利用するのであれば、青春18きっぷの旅でも、一部区間で特急列車を利用するなどしたほうがよいでしょう。

なお、上記の運休区間を含む根室本線の富良野~新得間は、JR北海道の「単独では維持困難な線区」に含まれ、その中でも輸送密度が少なく、バス転換を模索している線区の一つになっています。

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JR東日本

JR東日本では、以下の路線で運転見合わせとなっています。

路線区間代替交通等リンク
只見線会津川口~只見代行バスありJR東日本
PDF

只見線 会津川口~只見の代行輸送

只見線は、2011年の豪雨の被害に寄り、会津川口~只見間で不通となっています。この区間では、列車に接続する代行バスが運転されています。

区間本数備考
下り会津川口→只見6本
上り只見→会津川口7本

代行バスは1日に6~7本運転されていますが、只見線の新潟側、只見~小出間を直通する列車が1日に3往復しかないため、只見線全線を、代行バスも含めて乗りとおすことのできる乗り継ぎは限られます。

詳しくは、以下のJR東日本のWebサイトに掲載されている代行バスの時刻表をご確認ください。

只見線 会津若松~小出の迂回経路

只見線に乗車することや、只見線沿線への旅行が目的であれば、上記の代行バスを利用するのが良いでしょう。代行バスとはいえ、前後の鉄道の区間に比べると本数は多くなっています。

一方、只見線の起終点となる会津若松~小出間を、別のルートで移動するのであれば、以下が候補となります。

  • 上越線・信越本線・磐越西線経由(小出~上越線~長岡~信越本線~新津~磐越西線~会津若松)

上越線・信越本線は列車の本数がそれなりにありますが、磐越西線の新津~会津若松間は本数が少ないので、この迂回経路を利用する場合には、あらかじめ計画を立てておきましょう。

只見線の運転再開時期は、2022年度中となっています。

  • 復旧工事完了見込み: 2022年度上半期
  • 運転境時期: 2022年度中

当初は、2021年度中の運転再開を目指していましたが、復旧工事中の第6只見川橋りょうの工法再検討等により、復旧時期が変更になりました。詳しくは、JR東日本のニュースリリースをご覧ください。

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JR九州

JR九州では、以下の路線で運転見合わせとなっています。

路線区間代替交通等リンク
日田彦山線添田~日田代行バスありJR九州
肥薩線八代~吉松一部区間
代行輸送あり
JR九州

日田彦山線 添田~日田の代行輸送

日田彦山線の運休区間の添田~日田間で代行バスが運転されています。

区間本数備考
下り添田→彦山13本※1
筑前岩屋→日田7本※1
添田→日田
(直通)
4本
上り日田→筑前岩屋6本
彦山→添田14本※2
日田→添田
(直通)
4本

※1: 添田→日田間を直通する代行バスも含む
※2: 日田→添田間を直通する代行バスも含む

添田駅を発着する代行バスは、日田彦山線を経由して田川後藤寺や小倉発着の列車に接続しています。

代行バスは本数が多そうですが、添田~彦山間の区間運転が多いだけで、添田~日田間を直通するバスは1日に4往復しかありませんので、この区間を移動する場合には、あらかじめ前後の列車を含めた行程を作っておきましょう。

添田~日田間の代行バスについては、JR九州のWebサイトをご確認ください。

日田彦山線代行バスのご案内 | 駅・きっぷ・列車予約 | JR九州
日田彦山線代行バスのご案内に関するページです。

なお、日田彦山線の添田~夜明間は、鉄路ではなく、BRTによる復旧となることが決まっています。

肥薩線 八代~吉松間の代行輸送・迂回経路

2021年6月現在、「令和2年7月豪雨」の影響で、肥薩線の八代~吉松間が運休となっています。

代行バスはありませんが、以下の区間でタクシー輸送(平日のみ)が実施されています。

  • 八代~坂本
  • 一勝地~人吉

乗降場所、ダイヤなどは、JR九州のWebサイトをご確認ください。

肥薩線タクシー輸送のご案内 | 駅・きっぷ・列車予約 | JR九州
肥薩線タクシー輸送のご案内に関するページです。

肥薩線を走る観光列車の運転状況は以下の通りです。(2021年6月時点)

  • かわせみ やませみ(熊本~人吉): 運休
  • いさぶろう・しんぺい(熊本~人吉・吉松): 運休
  • SL人吉(熊本~人吉): 運休

肥薩線の八代~隼人間を迂回するルートとしては、

  • 九州新幹線(八代~鹿児島中央) → 日豊本線(鹿児島中央~隼人)

のルートがあります。


以上、『JR各社の長期運休中・不通となっている路線・区間と代行バス・迂回経路まとめ』でした。一時期よりもだいぶ不通区間が減っていますが、「令和2年7月豪雨」の影響で、JR九州を中心に不通区間が残っています。旅行の計画を立てるときには注意しましょう。

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